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第5章。「魔族の血が宿りし者」
1、魔族の血が宿りし者①②③④
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--魔族の血が宿りし者(001)--
裕也は、東の地球を創った。
裕也に蘇りし者は、裕也の骨肉になり、血の縁を結び、裕也の体とリレーションした。
(魔族の力が乗り移ったのか、裕也に欲望と力が湧く。
しかし、私が魔族の理性にならねばならない)
と裕也は思った。
--魔族の血が宿りし者(002)--
裕也は、恩師であるチベットの僧アジェスタに今まであったことを報告する手紙を書くことにした。
<<内容>>
アジェスタさまへ。
私は、結局2度、死の縁に落ちました。
その話を報告します。
1度目、魔族の国に呼ばれた時、
……中略……
魔族の欲望に飲み込まれ体を切り刻まれ、
星を、ガウルが崩壊させました。
2度目は、魔族の妬みと宿業です。
……中略……
嵐が魔族の命と宿業を飲み込みました。
運命だったのでしょう。
……中略……
こうして東の地球が誕生しました。
魔族の民とリレーションし、私の民になりました。
これから何が起こるか分かりませんが、
アジェスタの教えを大切にし乗り越えていきます。
以上
愛武 裕也
--魔族の血が宿りし者(003)--
数日後、アジェスタは、裕也からの手紙を受け取った。
(裕也。無事にやり遂げたんだね。
同名天同生天は、いいアイデアだ。
総長に知らせねば)
カールネイバの僧院は、始まりの部屋が中心にあり、
五角形に祈りの部屋が配置されている。
宿坊は、西の入り口と東の入口にある。
総長室だけは、特別に作られていた。
始まりの部屋の奥にあった。
総長は、1日8時間、祈り続けている。
祈りの曼陀羅(まんだら)と横に机があり、
その横には、複数の本棚、棚には本がぎっしりしまわれていた。
入口には、扉はない。
「失礼します」
アジェスタは、喜び。総長アジェントに手紙を見せに入ってきた。
総長アジェントは、祈りをやめ立ち上がり、
アジェスタを向かい入れた。
「裕也から手紙が来ました。
総長もお読みください。
良い知らせです」
アジェスタは、手紙を渡した。
総長アジェントは、日本語を読めないので、英語の文を読んだ。
そして、アジェスタからの話も聞き、最後に手紙の署名をみて驚いた。
(ムム。この者には、悪魔の血が宿っている。
ムム。
強敵になる。危険だ)と思った。
--魔族の血が宿りし者(004)--
裕也の筆跡は、鋭く怪しく跳ね。魔力を帯びているようであった。
総長アジェントには、どうしても不安であった。
アジェスタには、何も告げずに部屋に戻らせた。
そして、3人の僧侶を呼び寄せた。
「日本に行き、裕也を暗殺せよ」
「御意」
3人の暗殺僧は、直ちに日本に向かった。
つづく。
※裕也の筆跡
裕也は、東の地球を創った。
裕也に蘇りし者は、裕也の骨肉になり、血の縁を結び、裕也の体とリレーションした。
(魔族の力が乗り移ったのか、裕也に欲望と力が湧く。
しかし、私が魔族の理性にならねばならない)
と裕也は思った。
--魔族の血が宿りし者(002)--
裕也は、恩師であるチベットの僧アジェスタに今まであったことを報告する手紙を書くことにした。
<<内容>>
アジェスタさまへ。
私は、結局2度、死の縁に落ちました。
その話を報告します。
1度目、魔族の国に呼ばれた時、
……中略……
魔族の欲望に飲み込まれ体を切り刻まれ、
星を、ガウルが崩壊させました。
2度目は、魔族の妬みと宿業です。
……中略……
嵐が魔族の命と宿業を飲み込みました。
運命だったのでしょう。
……中略……
こうして東の地球が誕生しました。
魔族の民とリレーションし、私の民になりました。
これから何が起こるか分かりませんが、
アジェスタの教えを大切にし乗り越えていきます。
以上
愛武 裕也
--魔族の血が宿りし者(003)--
数日後、アジェスタは、裕也からの手紙を受け取った。
(裕也。無事にやり遂げたんだね。
同名天同生天は、いいアイデアだ。
総長に知らせねば)
カールネイバの僧院は、始まりの部屋が中心にあり、
五角形に祈りの部屋が配置されている。
宿坊は、西の入り口と東の入口にある。
総長室だけは、特別に作られていた。
始まりの部屋の奥にあった。
総長は、1日8時間、祈り続けている。
祈りの曼陀羅(まんだら)と横に机があり、
その横には、複数の本棚、棚には本がぎっしりしまわれていた。
入口には、扉はない。
「失礼します」
アジェスタは、喜び。総長アジェントに手紙を見せに入ってきた。
総長アジェントは、祈りをやめ立ち上がり、
アジェスタを向かい入れた。
「裕也から手紙が来ました。
総長もお読みください。
良い知らせです」
アジェスタは、手紙を渡した。
総長アジェントは、日本語を読めないので、英語の文を読んだ。
そして、アジェスタからの話も聞き、最後に手紙の署名をみて驚いた。
(ムム。この者には、悪魔の血が宿っている。
ムム。
強敵になる。危険だ)と思った。
--魔族の血が宿りし者(004)--
裕也の筆跡は、鋭く怪しく跳ね。魔力を帯びているようであった。
総長アジェントには、どうしても不安であった。
アジェスタには、何も告げずに部屋に戻らせた。
そして、3人の僧侶を呼び寄せた。
「日本に行き、裕也を暗殺せよ」
「御意」
3人の暗殺僧は、直ちに日本に向かった。
つづく。
※裕也の筆跡
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