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第18話 第1回イベント開催
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結局トウカが自我を取り戻し、周りも落ち着いた頃には時刻は11時45分になっていた。
「それでは皆さん。そろそろ落ち着いた頃ですし、まずはパーティーを組みましょう。トウカ様。お願いします。」
「あっ、はい!じゃあみんなパーティー招待送るね!」
そんなこんなで無事にパーティーを組むことができた。そして、これからも連絡を取るかもしれない。という事で皆とフレンド登録もした。
慣れない操作だった為、多少時間がかかってしまたが、イベント開始まで時間はまだある。
「ねぇ、トウカ!ジークからはなんもきいてないんだけど、今日は何するの?」
「そうだねぇ、僕もとりあえず来いとしか言われてないから。説明欲しいなぁ。」
「そうですね。いつも突然ですし、予定空けるのも大変なんですから。」
「えっ…ジーク…?」
「お?言ってなかったか!悪いな!ガハハハハハ!」
ジトー
そうトウカがレアお得意のジト目で見てる。
普段されている側の為、やり方をよく分かっている。
「んっん」
そして、咳払いをして皆の注目を集めて説明を始める。
「まずは突然呼び出してごめんなさい。あと、突然の事なのに来てくれてありがとうございます!」
「別に良いわよ。元々怒ってないし、ジークの突飛な行動はいつもの事だから、誰も気にしてないと思うわ。」
「あぁ、そうだ。トウカ様もお気になさらず。」
「どっちにしろ僕には拒否権ないからねぇ。」
「ガハハハハハ!」
みんな優しくて、許してくれたみたいだ。なんか、ランスロットが悲しい事言ってたけど、とりあえずジークは後で殴る!うん!
「まずはこのイベントなんだけど、私達、異邦人に向けてのものなの。誰でも参加出来るって事だからジーク達にお願いしたの。」
「それで、内容が特殊なフィールドに飛ばされて3日間のサバイバルを行うんだけど、凶悪なモンスターやダンジョンがあって、中にはとてもレアなアイテムや装備があるんだって!」
「なるほど。つまりトウカ様はサバイバルの知識を持っていなくて、私達プロ、ジークのような外で生きていける人を頼りにしたと…。そして、凶悪なモンスター、これらからの護衛やダンジョン攻略。アイテムや装備の確保。たしかに、ジークを頼るのは正解です。・・・これは久しぶりに腕がなるな。」
(すごい!そこまで言っていないのに、なんで分かるんだろ。てか最後なんかすごい顔してなかった?気の所為だよね?ね?)
アーサーは本来は国王であるため、幼い頃から政治の事や他の事でよく揉みに揉まれていた。腹の探り合いや表情から内心を読むこと等が得意である。その反面、ストレス発散の為にモンスターを狩りまくっていた時期があり、その影響で実はここに居る誰よりも戦闘狂である。
「アーサーすごい!全部その通りだよ!?あと、この噴水広場に居たらワープさせられるんだけど、そこはランダムでどこにでるか分からないんだって!」
「なるほど…。では着いたらまずは安全確保を行う。ジーク、ランスロットは周囲の確認を。ジャンヌは拠点作成を行ってくれ。今は時間が無い。私は現地に着いたらトウカ様と今後の事について話し合うつもりだ。」
「おう!任せとけ!」
「わかったよぉ。」
「わかりましたわ。」
「トウカ様なや話を聞く限り、着いてすぐに戦闘となる可能性もあるのだ。その場合、危険度にもよるが基本はジャンヌとランスロットが守れ。私とジークで敵を殲滅する。」
「「「了解!!」」」
「もしも大量のモンスターや強大なモンスター、ドラゴン等が出てきた場合、私の固有スキルで殲滅する。ジーク、ジャンヌ、ランスロット。3人は命を賭してでもトウカ様を守るのだ!!」
「大丈夫だ!そんなに固くなるなよ。何年の付き合いだと思ってんだ!ガハハハハハ!」
「ほんとに。らしくないと思ったけど、いつも通りでよかったわ。」
「そうだねぇ、終わったら女の子紹介してよぉ。」
(# ゜皿 ゜⊂彡))Д´)・∵. グハッ!!
「ほわ~」
4人が話し合っている中トウカは話に着いていけずアホになっていた。
ちなみに、ランスロットは変な事を言ったせいかジャンヌに殴られていた。
現在の時刻は11時55分
イベント開始のための説明が始まる。
突然、噴水広場の中央にある噴水の上に女の子が現れて説明を始める。
辺りの雰囲気も変わり、その場所にライトアップされている。
『はいはーーい!みんなーーー!!お待たせしましたー!!!』
『今回のイベントを進行させていただくフィーリアだよ~~!宜しくね!!!』
「「「「うぉぉおおおおおお!!!!」」」」
「待ってましたー!!」
「やったー!楽しみー!!」
そう言った女の子は、このゲームのPVにも出ていたマスコットキャラクターであるフィーリアだ。
AIではあるがネットアイドルとしても活躍しており、一部には熱狂的なファンもいるぐらいだ。
さっき騒いでいたのがそのファン達だろう。
なんか変な踊りをしてる人達もいるし・・・
『はいはーーい!先に通知も行ってるから知ってると思うけど、この第1回イベントは特殊なフィールドで行う1週間のサバイバルだよ!!!』
『海、山、森、火山、氷山など色々なフィールドがあって、それぞれが生態系を形成している無人島!!!』
『そこには夢や希望!悪夢や絶望が待っているからね!!』
『運が良ければいきなり目の前にお宝も!?逆に悪ければ目の前に超凶悪なドラゴンが!?』
『これから待ち受けているのは夢や希望か悪夢や絶望。何も無い平穏な土地。全て起きることは君たちの運次第!!』
『実力に自信があるなら凶悪なモンスター達を倒し、素材を入手するも自由!!隠されているお宝を探すも自由!!ダンジョンを攻略するのも君たちの自由だ!!!』
『さらに!至る所に隠されているこの碧玉のオーブを集めたらイベント終了後に様々なアイテムと交換できるのだ!!!それこそ!初心者向けアイテムや装備からエンドコンテンツの物まで!!』
『そして、イベントフィールドの攻略した場所によっては所有権が一時的に与えられ、そのパーティーのみ入れるセーフティエリアにする事も可能!』
『そう言う所の攻略はかなり難しいから気をつけてね!実力を理解して無理をしないこと!最後まで生き残ったら、ご褒美があるからね!!』
『ご褒美については、ひ・・・み・・・つ・・・』
「「「「うぉぉおおおおおお!!!!」」」」
『そして最後に注意事項だよ!!』
『仲良く楽しく冒険すること!!!イベント中のPKやアイテム等の横取りは禁止!!!発覚した場合は即リタイアでイベント中に入手した物も剥奪だからね!!1つしか入手できなくても話し合いで解決すること!また、何が起きても自己責任!即リタイアしても運営から保証も無いしクレームも受け付けません!!』
『これだけは守ってね!ニコッ』
「「「「うぉぉおおおおおお!!!!」」」」
『それじゃあみんな!!残り30秒でイベントフィールドに転送だからね!!広場から出ないように気をつけてね!!』
『みんなでイベントを楽しもーーー!!!!!』
フィーリアからの説明が終わった。
そして 最後にとても可愛い笑顔になって一部の人達が雄叫びを上げていた。意味がわからん…。
『それじゃあカウントダウン!いってみよー!!!』
『「「「「10!!!」」」」』
『「「「「9!!!」」」」』
『「「「「8!!!」」」」』
『「「「「7!!!」」」」』
『「「「「6!!!」」」」』
『「「「「5!!!」」」」』
『「「「「4!!!」」」」』
『「「「「3!!!」」」」』
『「「「「2!!!」」」」』
『「「「「1!!!」」」」』
『「「「「0!!!」」」」』
カウントダウンが0になった瞬間ログイン、ログアウトした時みたいに視界が光に包まれる。
トウカは慣れているため驚きは無かったが、ジーク、アーサー、ジャンヌ、ランスロットは驚いているだろうとチラって見てみたが特に反応はなさそうだった。
(まぁ、転移魔法も同じ演出だもんね…。)
そんな事を考えていたら、いつの間にか見た事の無い場所にいた。
「それでは皆さん。そろそろ落ち着いた頃ですし、まずはパーティーを組みましょう。トウカ様。お願いします。」
「あっ、はい!じゃあみんなパーティー招待送るね!」
そんなこんなで無事にパーティーを組むことができた。そして、これからも連絡を取るかもしれない。という事で皆とフレンド登録もした。
慣れない操作だった為、多少時間がかかってしまたが、イベント開始まで時間はまだある。
「ねぇ、トウカ!ジークからはなんもきいてないんだけど、今日は何するの?」
「そうだねぇ、僕もとりあえず来いとしか言われてないから。説明欲しいなぁ。」
「そうですね。いつも突然ですし、予定空けるのも大変なんですから。」
「えっ…ジーク…?」
「お?言ってなかったか!悪いな!ガハハハハハ!」
ジトー
そうトウカがレアお得意のジト目で見てる。
普段されている側の為、やり方をよく分かっている。
「んっん」
そして、咳払いをして皆の注目を集めて説明を始める。
「まずは突然呼び出してごめんなさい。あと、突然の事なのに来てくれてありがとうございます!」
「別に良いわよ。元々怒ってないし、ジークの突飛な行動はいつもの事だから、誰も気にしてないと思うわ。」
「あぁ、そうだ。トウカ様もお気になさらず。」
「どっちにしろ僕には拒否権ないからねぇ。」
「ガハハハハハ!」
みんな優しくて、許してくれたみたいだ。なんか、ランスロットが悲しい事言ってたけど、とりあえずジークは後で殴る!うん!
「まずはこのイベントなんだけど、私達、異邦人に向けてのものなの。誰でも参加出来るって事だからジーク達にお願いしたの。」
「それで、内容が特殊なフィールドに飛ばされて3日間のサバイバルを行うんだけど、凶悪なモンスターやダンジョンがあって、中にはとてもレアなアイテムや装備があるんだって!」
「なるほど。つまりトウカ様はサバイバルの知識を持っていなくて、私達プロ、ジークのような外で生きていける人を頼りにしたと…。そして、凶悪なモンスター、これらからの護衛やダンジョン攻略。アイテムや装備の確保。たしかに、ジークを頼るのは正解です。・・・これは久しぶりに腕がなるな。」
(すごい!そこまで言っていないのに、なんで分かるんだろ。てか最後なんかすごい顔してなかった?気の所為だよね?ね?)
アーサーは本来は国王であるため、幼い頃から政治の事や他の事でよく揉みに揉まれていた。腹の探り合いや表情から内心を読むこと等が得意である。その反面、ストレス発散の為にモンスターを狩りまくっていた時期があり、その影響で実はここに居る誰よりも戦闘狂である。
「アーサーすごい!全部その通りだよ!?あと、この噴水広場に居たらワープさせられるんだけど、そこはランダムでどこにでるか分からないんだって!」
「なるほど…。では着いたらまずは安全確保を行う。ジーク、ランスロットは周囲の確認を。ジャンヌは拠点作成を行ってくれ。今は時間が無い。私は現地に着いたらトウカ様と今後の事について話し合うつもりだ。」
「おう!任せとけ!」
「わかったよぉ。」
「わかりましたわ。」
「トウカ様なや話を聞く限り、着いてすぐに戦闘となる可能性もあるのだ。その場合、危険度にもよるが基本はジャンヌとランスロットが守れ。私とジークで敵を殲滅する。」
「「「了解!!」」」
「もしも大量のモンスターや強大なモンスター、ドラゴン等が出てきた場合、私の固有スキルで殲滅する。ジーク、ジャンヌ、ランスロット。3人は命を賭してでもトウカ様を守るのだ!!」
「大丈夫だ!そんなに固くなるなよ。何年の付き合いだと思ってんだ!ガハハハハハ!」
「ほんとに。らしくないと思ったけど、いつも通りでよかったわ。」
「そうだねぇ、終わったら女の子紹介してよぉ。」
(# ゜皿 ゜⊂彡))Д´)・∵. グハッ!!
「ほわ~」
4人が話し合っている中トウカは話に着いていけずアホになっていた。
ちなみに、ランスロットは変な事を言ったせいかジャンヌに殴られていた。
現在の時刻は11時55分
イベント開始のための説明が始まる。
突然、噴水広場の中央にある噴水の上に女の子が現れて説明を始める。
辺りの雰囲気も変わり、その場所にライトアップされている。
『はいはーーい!みんなーーー!!お待たせしましたー!!!』
『今回のイベントを進行させていただくフィーリアだよ~~!宜しくね!!!』
「「「「うぉぉおおおおおお!!!!」」」」
「待ってましたー!!」
「やったー!楽しみー!!」
そう言った女の子は、このゲームのPVにも出ていたマスコットキャラクターであるフィーリアだ。
AIではあるがネットアイドルとしても活躍しており、一部には熱狂的なファンもいるぐらいだ。
さっき騒いでいたのがそのファン達だろう。
なんか変な踊りをしてる人達もいるし・・・
『はいはーーい!先に通知も行ってるから知ってると思うけど、この第1回イベントは特殊なフィールドで行う1週間のサバイバルだよ!!!』
『海、山、森、火山、氷山など色々なフィールドがあって、それぞれが生態系を形成している無人島!!!』
『そこには夢や希望!悪夢や絶望が待っているからね!!』
『運が良ければいきなり目の前にお宝も!?逆に悪ければ目の前に超凶悪なドラゴンが!?』
『これから待ち受けているのは夢や希望か悪夢や絶望。何も無い平穏な土地。全て起きることは君たちの運次第!!』
『実力に自信があるなら凶悪なモンスター達を倒し、素材を入手するも自由!!隠されているお宝を探すも自由!!ダンジョンを攻略するのも君たちの自由だ!!!』
『さらに!至る所に隠されているこの碧玉のオーブを集めたらイベント終了後に様々なアイテムと交換できるのだ!!!それこそ!初心者向けアイテムや装備からエンドコンテンツの物まで!!』
『そして、イベントフィールドの攻略した場所によっては所有権が一時的に与えられ、そのパーティーのみ入れるセーフティエリアにする事も可能!』
『そう言う所の攻略はかなり難しいから気をつけてね!実力を理解して無理をしないこと!最後まで生き残ったら、ご褒美があるからね!!』
『ご褒美については、ひ・・・み・・・つ・・・』
「「「「うぉぉおおおおおお!!!!」」」」
『そして最後に注意事項だよ!!』
『仲良く楽しく冒険すること!!!イベント中のPKやアイテム等の横取りは禁止!!!発覚した場合は即リタイアでイベント中に入手した物も剥奪だからね!!1つしか入手できなくても話し合いで解決すること!また、何が起きても自己責任!即リタイアしても運営から保証も無いしクレームも受け付けません!!』
『これだけは守ってね!ニコッ』
「「「「うぉぉおおおおおお!!!!」」」」
『それじゃあみんな!!残り30秒でイベントフィールドに転送だからね!!広場から出ないように気をつけてね!!』
『みんなでイベントを楽しもーーー!!!!!』
フィーリアからの説明が終わった。
そして 最後にとても可愛い笑顔になって一部の人達が雄叫びを上げていた。意味がわからん…。
『それじゃあカウントダウン!いってみよー!!!』
『「「「「10!!!」」」」』
『「「「「9!!!」」」」』
『「「「「8!!!」」」」』
『「「「「7!!!」」」」』
『「「「「6!!!」」」」』
『「「「「5!!!」」」」』
『「「「「4!!!」」」」』
『「「「「3!!!」」」」』
『「「「「2!!!」」」」』
『「「「「1!!!」」」」』
『「「「「0!!!」」」」』
カウントダウンが0になった瞬間ログイン、ログアウトした時みたいに視界が光に包まれる。
トウカは慣れているため驚きは無かったが、ジーク、アーサー、ジャンヌ、ランスロットは驚いているだろうとチラって見てみたが特に反応はなさそうだった。
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皆様ありがとうございます😘
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ありがとうございます💞
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