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第22話 記念写真
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世界樹…その名の通り、ひとつの世界の様にとても大きく神秘的である。
大きな幹、それに連なる枝、葉っぱにより影が出来ると思うが、木漏れ日により明るい。
葉は舞い落ち、風により木がザワザワと揺れている。
そして、世界樹の根元には大きな地龍が丸まって眠り込んでいる。
しかし、眠っているとはいえその佇まいは堂々としており、世界樹を守る守護龍にも見える。
「すごい景色だね!!私はこういう所に来たかったんだよ!!」
トウカが元々このゲームの中で期待していた事は世界を楽しむ事。
他にもあるが、その中でも現実世界では到底見ることの出来ない絶景を見て写真を撮る事や、現実世界では存在しない様な可愛い動物を愛でる事が目的としてあったのだ。
「ほんとすごいね!!なにこれ!?えっ!えぇっ!?」
そして今回、すぐそこに存在する地龍よりもかなり大きな存在感のある世界樹へと気を取られて、子供みたいに興奮して騒ぐ。
「トウカ?はしゃぐのは良いけど、まずはあの地龍を倒してからにしましょうね?」
「へ?うわぁ!何あれ!!えっ!えぇ!?」
「なんだトウカ!子供みたいに騒いで気づかなかったのか?ガハハハハハ!」
(うぅ…ついはしゃいじゃって気づかなかった・・・)
トウカは世界樹に気を取られて興奮してしまい、地龍にきづかなかったのだ。
そして、子供みたいにはしゃいでしまったのを見られて赤面してしまう。
そして今回、トウカのこのゲームでの目的の1つ。
世界を見て周り、様々な絶景、秘境・・・そういったものを見たい。
それがたった今、現実では到底ありえない大きく神秘的な木。そこに佇むドラゴン。
ひとつの世界とそれを守る守護者。
そんな絶景が今、目の前にあるのだ。
はしゃがずには居られなかった。
(あっ、たしかこのゲームってスクショしたのをケータイに送れるんだったよね?せっかくだし撮りたいなぁ)
そんな事を思いひとりで勝手に近づいていく。
「トウカ様?危ないのでお下がりください。」
近づこうとしたらガシッと腕を掴まれ注意された。
「あっ、ごめん。スクショ…写真?を撮りたくてね・・・」
「写真を撮りたかったのですか?それは良いのですが、ここからでは危険です。」
「そう?でもあの地龍は眠っているように見えるけど?」
トウカの言う通り、見る限り地龍は大きな世界樹の根元で眠っている様にしか見えない。
「そうですね。ここまで近づいても起きないところを見るに、恐らく深い眠りについているのでしょう。」
「じゃあ大丈夫じゃないの?」
トウカはアーサーの言っている事が矛盾しているように思えて首を傾げる。
「いいえ。他の生物でしたら大丈夫かと思いますが、今回の相手は地龍です。飛べないドラゴンと言っても、れっきとしたドラゴンである事に変わりは有りません。その危険性は並みの生物とは格が違います。」
「ほぇー」
相槌の仕方は何も分かっていなさそうだが、とりあえずドラゴンはやばいって事はトウカに伝わった。
しかし、アーサーには伝わっていなかったみたいで長々と説教されてしまう。
10分後・・・
「—————という事です。わかりましたか?」
「はい!!!わかりました!!それはもう十分以上に!!!」
トウカはまた説教されては堪らないので、今度ははっきりと無駄に大きく返事をする。
「・・・まぁ、いいでしょう。」
アーサーはその無駄に大きな返事に本当にわかっているのかこいつ。と言いたげな表情をしつつも納得してくれた。
「ところで、トウカ様は写真を撮りたかったのではありませんか?」
「はっ!?そうだった!!写真だよ!写真!!」
さっきまではその写真を撮りたいと言う気持ちで一杯だったのにアーサーの説教ですっかり忘れてしまっていた。
「とりあえず、写真を撮りたいのであれば良い感じの場所までお連れしますね。」
アーサーはそう言うといきなりトウカを抱き抱える。
抵抗する間も無く軽々と抱えられた。
「うひゃっ!?」
突然の事でビックリして変な声が出てしまった。
そして、突然抱えられたと思ったらお姫様抱っこされていて恥ずかしくなって少し赤面してしまう。
「危ないので口を閉じていて下さいね。」
「へ?」
危ない?何のことだろう。そんなことを思っていると・・・
「うわぁぁぁぁ!?」
急に地面が遠くなる感覚にビックリして悲鳴をあげる。
どうやらアーサーがトウカをお姫様抱っこしたまま高く飛び上がったみたいだ。
そのままアーサーに連れてこられたのは近くにあった高い木の上だった。
かなり高いのに2.3回ジャンプしただけで辿り着いた。高レベルなだけあって身体能力も凄いらしい。
—ちなみに、この高さならトウカがスキル【飛行】を使えば余裕で来れる場所である。—
木の上にたどり着く。
するとそこはとても高い場所であり、下を見るととても高くて足がすくみそうだ。
もしアーサーに抱っこされていなければ怖くて動けなくなっていたかもしれないし、ゲームの世界だと割り切って平気だったかもしれない。
今トウカの感じてる高さをイメージすると、7階建マンションの屋上の縁に座り込んでいる感覚と言えば誰だってかなりの恐怖を感じるだろう。
この現実に近い感覚をゲームと割り切るのは簡単なようで難しいのだ。
トウカは観覧車や床がガラス張りのような高い所は安全と分かっているため平気だが、今のような状況だと多少なりとも恐怖を感じてしまう。
「トウカ様。ここからなら良い写真が撮れるかと。」
「えっ?」
恐怖であまり辺りを見ることが出来ていなかったが、アーサーに言われて改めて辺りを見ると、先程の景色とは全然違った。
トウカが今いる場所は世界樹の周り四方にそびえ立つとても高い4本の木の1つらしく、目の前には高くそびえる世界樹がある。
その世界樹は下から見上げてる時は見えなかった全体像が見える。
それは太陽の光で照らされてキラキラとして美しかった。まるでおとぎ話の世界に紛れ込んだような感覚である。
そして下を見ると、世界樹の麓には地龍が佇んでいる。その様子はまるで親に寄り添う子供のようにも見える。
下から見た時は世界樹の全体像が見えない上、地龍の迫力も遥かに大きくあったが、個人的にはこっちの方が幻想的で好きだ。
「きれい・・・」
写真を撮ることを忘れて声が零れる。
「・・・・・・トウカ様?」
「――はっ!写真撮らなくちゃ!?」
感動してつい呆然としてしまったが、アーサーの声に我に返って写真を撮る。
写真は一人称視点と三人称視点があり、一人称視点は今見てる景色が。三人称視点は自分を含めた景色が撮れる。
まずは一人称視点の写真を撮る。
「ねぇアーサー。あっちの方向いて。」
世界樹と反対の方を指差す。
「あちらですか?分かりました。」
少し戸惑いつつもしっかりと向いてくれる。
その状態で三人称視点の写真を撮る。
「ありがとう!おかげで良い写真が撮れたよ!!」
「いえいえ。」
後になって写真を確認する時に気づくが、お姫様抱っこされたままだった・・・
その時になって悶えるのが想像つくが、それを知らない今は幸せなのだった。
大きな幹、それに連なる枝、葉っぱにより影が出来ると思うが、木漏れ日により明るい。
葉は舞い落ち、風により木がザワザワと揺れている。
そして、世界樹の根元には大きな地龍が丸まって眠り込んでいる。
しかし、眠っているとはいえその佇まいは堂々としており、世界樹を守る守護龍にも見える。
「すごい景色だね!!私はこういう所に来たかったんだよ!!」
トウカが元々このゲームの中で期待していた事は世界を楽しむ事。
他にもあるが、その中でも現実世界では到底見ることの出来ない絶景を見て写真を撮る事や、現実世界では存在しない様な可愛い動物を愛でる事が目的としてあったのだ。
「ほんとすごいね!!なにこれ!?えっ!えぇっ!?」
そして今回、すぐそこに存在する地龍よりもかなり大きな存在感のある世界樹へと気を取られて、子供みたいに興奮して騒ぐ。
「トウカ?はしゃぐのは良いけど、まずはあの地龍を倒してからにしましょうね?」
「へ?うわぁ!何あれ!!えっ!えぇ!?」
「なんだトウカ!子供みたいに騒いで気づかなかったのか?ガハハハハハ!」
(うぅ…ついはしゃいじゃって気づかなかった・・・)
トウカは世界樹に気を取られて興奮してしまい、地龍にきづかなかったのだ。
そして、子供みたいにはしゃいでしまったのを見られて赤面してしまう。
そして今回、トウカのこのゲームでの目的の1つ。
世界を見て周り、様々な絶景、秘境・・・そういったものを見たい。
それがたった今、現実では到底ありえない大きく神秘的な木。そこに佇むドラゴン。
ひとつの世界とそれを守る守護者。
そんな絶景が今、目の前にあるのだ。
はしゃがずには居られなかった。
(あっ、たしかこのゲームってスクショしたのをケータイに送れるんだったよね?せっかくだし撮りたいなぁ)
そんな事を思いひとりで勝手に近づいていく。
「トウカ様?危ないのでお下がりください。」
近づこうとしたらガシッと腕を掴まれ注意された。
「あっ、ごめん。スクショ…写真?を撮りたくてね・・・」
「写真を撮りたかったのですか?それは良いのですが、ここからでは危険です。」
「そう?でもあの地龍は眠っているように見えるけど?」
トウカの言う通り、見る限り地龍は大きな世界樹の根元で眠っている様にしか見えない。
「そうですね。ここまで近づいても起きないところを見るに、恐らく深い眠りについているのでしょう。」
「じゃあ大丈夫じゃないの?」
トウカはアーサーの言っている事が矛盾しているように思えて首を傾げる。
「いいえ。他の生物でしたら大丈夫かと思いますが、今回の相手は地龍です。飛べないドラゴンと言っても、れっきとしたドラゴンである事に変わりは有りません。その危険性は並みの生物とは格が違います。」
「ほぇー」
相槌の仕方は何も分かっていなさそうだが、とりあえずドラゴンはやばいって事はトウカに伝わった。
しかし、アーサーには伝わっていなかったみたいで長々と説教されてしまう。
10分後・・・
「—————という事です。わかりましたか?」
「はい!!!わかりました!!それはもう十分以上に!!!」
トウカはまた説教されては堪らないので、今度ははっきりと無駄に大きく返事をする。
「・・・まぁ、いいでしょう。」
アーサーはその無駄に大きな返事に本当にわかっているのかこいつ。と言いたげな表情をしつつも納得してくれた。
「ところで、トウカ様は写真を撮りたかったのではありませんか?」
「はっ!?そうだった!!写真だよ!写真!!」
さっきまではその写真を撮りたいと言う気持ちで一杯だったのにアーサーの説教ですっかり忘れてしまっていた。
「とりあえず、写真を撮りたいのであれば良い感じの場所までお連れしますね。」
アーサーはそう言うといきなりトウカを抱き抱える。
抵抗する間も無く軽々と抱えられた。
「うひゃっ!?」
突然の事でビックリして変な声が出てしまった。
そして、突然抱えられたと思ったらお姫様抱っこされていて恥ずかしくなって少し赤面してしまう。
「危ないので口を閉じていて下さいね。」
「へ?」
危ない?何のことだろう。そんなことを思っていると・・・
「うわぁぁぁぁ!?」
急に地面が遠くなる感覚にビックリして悲鳴をあげる。
どうやらアーサーがトウカをお姫様抱っこしたまま高く飛び上がったみたいだ。
そのままアーサーに連れてこられたのは近くにあった高い木の上だった。
かなり高いのに2.3回ジャンプしただけで辿り着いた。高レベルなだけあって身体能力も凄いらしい。
—ちなみに、この高さならトウカがスキル【飛行】を使えば余裕で来れる場所である。—
木の上にたどり着く。
するとそこはとても高い場所であり、下を見るととても高くて足がすくみそうだ。
もしアーサーに抱っこされていなければ怖くて動けなくなっていたかもしれないし、ゲームの世界だと割り切って平気だったかもしれない。
今トウカの感じてる高さをイメージすると、7階建マンションの屋上の縁に座り込んでいる感覚と言えば誰だってかなりの恐怖を感じるだろう。
この現実に近い感覚をゲームと割り切るのは簡単なようで難しいのだ。
トウカは観覧車や床がガラス張りのような高い所は安全と分かっているため平気だが、今のような状況だと多少なりとも恐怖を感じてしまう。
「トウカ様。ここからなら良い写真が撮れるかと。」
「えっ?」
恐怖であまり辺りを見ることが出来ていなかったが、アーサーに言われて改めて辺りを見ると、先程の景色とは全然違った。
トウカが今いる場所は世界樹の周り四方にそびえ立つとても高い4本の木の1つらしく、目の前には高くそびえる世界樹がある。
その世界樹は下から見上げてる時は見えなかった全体像が見える。
それは太陽の光で照らされてキラキラとして美しかった。まるでおとぎ話の世界に紛れ込んだような感覚である。
そして下を見ると、世界樹の麓には地龍が佇んでいる。その様子はまるで親に寄り添う子供のようにも見える。
下から見た時は世界樹の全体像が見えない上、地龍の迫力も遥かに大きくあったが、個人的にはこっちの方が幻想的で好きだ。
「きれい・・・」
写真を撮ることを忘れて声が零れる。
「・・・・・・トウカ様?」
「――はっ!写真撮らなくちゃ!?」
感動してつい呆然としてしまったが、アーサーの声に我に返って写真を撮る。
写真は一人称視点と三人称視点があり、一人称視点は今見てる景色が。三人称視点は自分を含めた景色が撮れる。
まずは一人称視点の写真を撮る。
「ねぇアーサー。あっちの方向いて。」
世界樹と反対の方を指差す。
「あちらですか?分かりました。」
少し戸惑いつつもしっかりと向いてくれる。
その状態で三人称視点の写真を撮る。
「ありがとう!おかげで良い写真が撮れたよ!!」
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