11 / 20
一章 私の居場所
10 諦めない
しおりを挟む
「たいっへん申し訳ございませんでしたーーー…フィンくんの姿を見てから。理性がぶっ飛びました…申し訳ない…ごめんなさーい」
翌朝、桃は土下座をしていた。
勿論、地面に膝をつけることをベンが許すはずもなく、ベッドの上だったが…
「お前…何やってんだ?そのポーズは異世界の何かなのか?」
「これは土下座と言ってだな~最上級の謝罪の意をしめすポーズでね~現代人の奥義と言っても過言ではないのだ!!」
「へー…で?…なんの謝罪なんだ?」
「それは~その~、昨日浴場で、欲情してしまったことへの謝罪といいますか~、その、不貞行為への謝罪…というか…」
「うまいこというなよ…にしてもね…ふーん
俺に欲情したんだ?」
「!?は、はぃぃ…ご、ごめんなしゃぃ…」
「どんなふうに欲情したの?俺の何見てそうなっちゃったの?ねぇ?教えて?」
「ふぇ!?あ、あの~…そのっ、」
「教えてくれたら許してあげる」(黒い笑み)
「フィ、フィンしゃん…?怒ってますか…?ちょっと顔が怖いです…」
「(ピキッ)怒ってないよ?ねー、教えて?どんなふうに欲情したの?俺の何を見てそうなっちゃったの?」
「えぇーっと、それは…」
「フィン…そのへんにしとけ」
「えー、やだよ。ねーえ、おしえて?もーも?…嫌いになっちゃうよ?」
「ひゃ、ひゃいっっ…それだけは勘弁してください…えーっと、その、こ~う、なんか頭がぼーっと熱くなって、フィンくん好きってしか考えられなくなって欲情してしまいました。」
「…へ、へ~、そうなんだ?で?何を見てそうなっちゃったの?」
「顔を真っ赤にして…プルプルしてるフィンくんに…ううん、それよりも、私のことが好きって瞳で見つめてくるフィンくんを見て欲情してしまいました!ごめんなさい!」
桃は下を向いて赤くなってプルプルしていた。
「!!!????グハッッッッッッ」
「「グハッ!!」」
「だからやめとけって言っただろうが!俺たちにまで流れ弾来ただろ!」
「フィンちゃん返り討ちにされちゃったね~」
「うるせ~!」
3人の会話は羞恥でプルプルしている桃には聞こえていなかった。
「おいもも!顔を上げろ!」
「はいーっ!」
桃が顔を上げると、顔を真っ赤にして、犬耳を高速でピルピルさせ、頬を膨らましたフィンがいた。
「グハッ!!!かわっ!!ひっひっふー、落ち着け、私の理性、ふーはーふーはー…」
「おい!その手はなんだ!」
「ごめんなさーい!でも可愛すぎるフィンくんがいけないの!」
「桃のばかっ!へんたいっ!」
「~~!!!??かわっいいーーー!」
「わぁー!ちょ、ちょ、ももっ、あぁん、んっ、ばかっ、そこは、っ~!!やめっ、べんー、たすけてー」
ベンがサッと桃を回収する。
「こら!桃…また、同じ過ちを繰り返すところだったぞ」
「はっっっ!また意識が飛んでた…うそ!フィンくんごめん!」
「っ~!!!ももなんてもうしらない!プイッ」
「ガーーーーーーーン…どうしよう…フィンくんに嫌われちゃった…」
桃の瞳からポロポロ涙が流れる。
ベンが、ヨシヨシとあやすように頭を撫でる。
「あー、フィンちゃん桃ちゃんを泣かせたー」
「桃、大丈夫だ。ヨシヨシ、ちゃんと謝れて偉いぞ」
「ひっく、うぅっ、ごめんねぇ、ふぃんきゅん…もうしなぃ…たぶん(小声)…もうしないからぁ、…たぶん(小声)嫌いにならないでぇ、」
「もも…俺もごめん…虐めすぎた…嫌いになんてならない。もも大好き。桃に触られるのは嫌じゃない、でも、あんな風に理性なくされて触られるのは…うん…やめてほしいナ…(遠い目)」
「フィンきゅぅーーん」
ベンが桃を離して地面に降ろす桃がフィンに抱きつく。
「あー、よしよし、俺が悪かったよ。ごめんごめん、ほら、腹減っただろう、朝飯食うぞ、」
◆
気を取り直し、4人は朝食をとっていた。
桃はもっきゅもっきゅとオムレツを頬張っていた。それを愛おしむ用に見つめる3人。
外の光は柔らかく差し込み、窓の外の木々がきらきらと揺れている。
「さて、みんなに話さなくちゃいけないことがある」
ロウの声はいつも通り軽やかで、でもどこか落ち着いた響きを帯びていた。
桃は手を止め、彼の方を見上げる。ベンはいつもの無表情。フィンは少し警戒したように体を固めた。
「徹夜で調べたらあったんだ。桃ちゃんの寿命を伸ばす方法」
ロウは軽く微笑んで手をひらひらさせる。桃は一瞬、言葉を失った。
「伸ばす方法…?でも昨日は…」
「昨日は確信が持てなくてね…期待して、後から違った~なんて嫌でしょ?だから徹夜で確実な方法を探したんだ」
「…ロウさん…!」
「俺だけじゃないよ、ベンも探したんだ。」
「ガーン、俺だけ…」
「フィンちゃんも誘おうと思ったんだけどね~昨日は…うん、ちょっと大変だったでしょ?だからそっとしておいたんだ…(遠い目)」
「ゔっゔん!その話はもうよそう、ほら、ロウ、はやく教えてやれ」
「そうだね。方法はひとつだけ。エルフの里に咲く、一年に一夜だけの白いアルストロメリアの花弁を食べることだ。普通のアルストロメリアは毒性があるが、特別な土で育った新鮮なものなら食べることができるんだ。」
桃の目が見開かれた。ベンもフィンも、それぞれの感情を胸に押し込めて、静かに耳を傾ける。
「その花…一夜だけ…?手に入れるの、難しそう」
「だから、準備が必要なんだ。僕たちはすぐに向かうわけじゃない。君を寿命以前に危険に晒すことなんてできないからね。」
ロウの声は優しく、けれど芯の通って安心できた。桃はその言葉に少しだけ希望の光を感じ、胸の奥が温かくなるのを感じた。
どこかで諦めていた彼らとの時間。自分が死んだ後に、また、誰かと恋に落ちてしまうのかなとか、幼い子供を残して死ぬことになるのかなとか、考えるとキリがないので心の奥に押し留めていたこと。桃は静かに涙を流した。ロウもベンもフィンも、その想いをしっかりと受け止めてくれていることを感じる。
◆
朝食が終わり、ロウがまた飄々と
「連れて行きたいところがあるんだ~!」
ロウはそう言って、馬車へと誘った。桃は少し緊張しつつも、また、ローブを深く被り、ベンとフィンの手を握りしめた。
森を抜け、馬車は次第に森へ入ってきた時とは反対側へ進んでいく。やがて、外観から不穏さを漂わせる建物が見えてきた。重厚な石造りの壁に、古びた鉄の扉。窓からは人の声や金属の鎖の音がかすかに聞こえる。
「ここ…?」
桃は息を呑んだ。ベンはすぐに警戒の構えを取り、フィンも剣の柄に手をかける。
「安心して。今日は見るだけだ」
ロウの声はいつも通り軽やかだったが、その目は確かに何かを見据えていた。
馬車を降りると、建物の中は暗く、鉄と木の匂いが混ざり合う。声の主たちが何をしているのか、扉の向こうから聞こえてくる
「ここはどこ?」
「……奴隷商だ…」 ベンが答えた。
「ロウ!どういうつもりだ!」フィンが鋭い視線で叫ぶ。
「…奴隷商?」
奴隷など馴染みのない、桃の声は小さく震えていた。
「そう、ここが見せたかった場所」
ロウは静かに扉を押し開け、桃を先に導く。
目に入った光景は、人々の悲鳴や鎖に繋がれた者たちの姿。桃は思わず目を背け、息をのむ。
「な、何のために…?」
「うーん、切符を手に入れる為に…かなぁ」
ロウの声は落ち着いていて、冷静さの中に確固たる意志を感じさせる。この言葉でベンとフィンも納得したようだ。
桃は心臓を押さえ、ベンとフィンの腕にしがみついた。三人の目が重なり合い、無言の約束が交わされる。
「大丈夫だ、桃、俺が守る」
「桃、安心しろ。他のやつなんかに指一本触れさせない。」
「桃ちゃん安心して~、何かしてきたらこの建物ごと消すから」
3人が桃を撫で撫でしながら宥める。
そんな時
「ようこそ!賢者様!至高の奴隷館へ!館長のオワ・テールです。本日はどんな奴隷をお求めでしょうか?」
胡散臭い中年のニヤニヤオヤジが出てきたのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いいね、感想ください~!!
翌朝、桃は土下座をしていた。
勿論、地面に膝をつけることをベンが許すはずもなく、ベッドの上だったが…
「お前…何やってんだ?そのポーズは異世界の何かなのか?」
「これは土下座と言ってだな~最上級の謝罪の意をしめすポーズでね~現代人の奥義と言っても過言ではないのだ!!」
「へー…で?…なんの謝罪なんだ?」
「それは~その~、昨日浴場で、欲情してしまったことへの謝罪といいますか~、その、不貞行為への謝罪…というか…」
「うまいこというなよ…にしてもね…ふーん
俺に欲情したんだ?」
「!?は、はぃぃ…ご、ごめんなしゃぃ…」
「どんなふうに欲情したの?俺の何見てそうなっちゃったの?ねぇ?教えて?」
「ふぇ!?あ、あの~…そのっ、」
「教えてくれたら許してあげる」(黒い笑み)
「フィ、フィンしゃん…?怒ってますか…?ちょっと顔が怖いです…」
「(ピキッ)怒ってないよ?ねー、教えて?どんなふうに欲情したの?俺の何を見てそうなっちゃったの?」
「えぇーっと、それは…」
「フィン…そのへんにしとけ」
「えー、やだよ。ねーえ、おしえて?もーも?…嫌いになっちゃうよ?」
「ひゃ、ひゃいっっ…それだけは勘弁してください…えーっと、その、こ~う、なんか頭がぼーっと熱くなって、フィンくん好きってしか考えられなくなって欲情してしまいました。」
「…へ、へ~、そうなんだ?で?何を見てそうなっちゃったの?」
「顔を真っ赤にして…プルプルしてるフィンくんに…ううん、それよりも、私のことが好きって瞳で見つめてくるフィンくんを見て欲情してしまいました!ごめんなさい!」
桃は下を向いて赤くなってプルプルしていた。
「!!!????グハッッッッッッ」
「「グハッ!!」」
「だからやめとけって言っただろうが!俺たちにまで流れ弾来ただろ!」
「フィンちゃん返り討ちにされちゃったね~」
「うるせ~!」
3人の会話は羞恥でプルプルしている桃には聞こえていなかった。
「おいもも!顔を上げろ!」
「はいーっ!」
桃が顔を上げると、顔を真っ赤にして、犬耳を高速でピルピルさせ、頬を膨らましたフィンがいた。
「グハッ!!!かわっ!!ひっひっふー、落ち着け、私の理性、ふーはーふーはー…」
「おい!その手はなんだ!」
「ごめんなさーい!でも可愛すぎるフィンくんがいけないの!」
「桃のばかっ!へんたいっ!」
「~~!!!??かわっいいーーー!」
「わぁー!ちょ、ちょ、ももっ、あぁん、んっ、ばかっ、そこは、っ~!!やめっ、べんー、たすけてー」
ベンがサッと桃を回収する。
「こら!桃…また、同じ過ちを繰り返すところだったぞ」
「はっっっ!また意識が飛んでた…うそ!フィンくんごめん!」
「っ~!!!ももなんてもうしらない!プイッ」
「ガーーーーーーーン…どうしよう…フィンくんに嫌われちゃった…」
桃の瞳からポロポロ涙が流れる。
ベンが、ヨシヨシとあやすように頭を撫でる。
「あー、フィンちゃん桃ちゃんを泣かせたー」
「桃、大丈夫だ。ヨシヨシ、ちゃんと謝れて偉いぞ」
「ひっく、うぅっ、ごめんねぇ、ふぃんきゅん…もうしなぃ…たぶん(小声)…もうしないからぁ、…たぶん(小声)嫌いにならないでぇ、」
「もも…俺もごめん…虐めすぎた…嫌いになんてならない。もも大好き。桃に触られるのは嫌じゃない、でも、あんな風に理性なくされて触られるのは…うん…やめてほしいナ…(遠い目)」
「フィンきゅぅーーん」
ベンが桃を離して地面に降ろす桃がフィンに抱きつく。
「あー、よしよし、俺が悪かったよ。ごめんごめん、ほら、腹減っただろう、朝飯食うぞ、」
◆
気を取り直し、4人は朝食をとっていた。
桃はもっきゅもっきゅとオムレツを頬張っていた。それを愛おしむ用に見つめる3人。
外の光は柔らかく差し込み、窓の外の木々がきらきらと揺れている。
「さて、みんなに話さなくちゃいけないことがある」
ロウの声はいつも通り軽やかで、でもどこか落ち着いた響きを帯びていた。
桃は手を止め、彼の方を見上げる。ベンはいつもの無表情。フィンは少し警戒したように体を固めた。
「徹夜で調べたらあったんだ。桃ちゃんの寿命を伸ばす方法」
ロウは軽く微笑んで手をひらひらさせる。桃は一瞬、言葉を失った。
「伸ばす方法…?でも昨日は…」
「昨日は確信が持てなくてね…期待して、後から違った~なんて嫌でしょ?だから徹夜で確実な方法を探したんだ」
「…ロウさん…!」
「俺だけじゃないよ、ベンも探したんだ。」
「ガーン、俺だけ…」
「フィンちゃんも誘おうと思ったんだけどね~昨日は…うん、ちょっと大変だったでしょ?だからそっとしておいたんだ…(遠い目)」
「ゔっゔん!その話はもうよそう、ほら、ロウ、はやく教えてやれ」
「そうだね。方法はひとつだけ。エルフの里に咲く、一年に一夜だけの白いアルストロメリアの花弁を食べることだ。普通のアルストロメリアは毒性があるが、特別な土で育った新鮮なものなら食べることができるんだ。」
桃の目が見開かれた。ベンもフィンも、それぞれの感情を胸に押し込めて、静かに耳を傾ける。
「その花…一夜だけ…?手に入れるの、難しそう」
「だから、準備が必要なんだ。僕たちはすぐに向かうわけじゃない。君を寿命以前に危険に晒すことなんてできないからね。」
ロウの声は優しく、けれど芯の通って安心できた。桃はその言葉に少しだけ希望の光を感じ、胸の奥が温かくなるのを感じた。
どこかで諦めていた彼らとの時間。自分が死んだ後に、また、誰かと恋に落ちてしまうのかなとか、幼い子供を残して死ぬことになるのかなとか、考えるとキリがないので心の奥に押し留めていたこと。桃は静かに涙を流した。ロウもベンもフィンも、その想いをしっかりと受け止めてくれていることを感じる。
◆
朝食が終わり、ロウがまた飄々と
「連れて行きたいところがあるんだ~!」
ロウはそう言って、馬車へと誘った。桃は少し緊張しつつも、また、ローブを深く被り、ベンとフィンの手を握りしめた。
森を抜け、馬車は次第に森へ入ってきた時とは反対側へ進んでいく。やがて、外観から不穏さを漂わせる建物が見えてきた。重厚な石造りの壁に、古びた鉄の扉。窓からは人の声や金属の鎖の音がかすかに聞こえる。
「ここ…?」
桃は息を呑んだ。ベンはすぐに警戒の構えを取り、フィンも剣の柄に手をかける。
「安心して。今日は見るだけだ」
ロウの声はいつも通り軽やかだったが、その目は確かに何かを見据えていた。
馬車を降りると、建物の中は暗く、鉄と木の匂いが混ざり合う。声の主たちが何をしているのか、扉の向こうから聞こえてくる
「ここはどこ?」
「……奴隷商だ…」 ベンが答えた。
「ロウ!どういうつもりだ!」フィンが鋭い視線で叫ぶ。
「…奴隷商?」
奴隷など馴染みのない、桃の声は小さく震えていた。
「そう、ここが見せたかった場所」
ロウは静かに扉を押し開け、桃を先に導く。
目に入った光景は、人々の悲鳴や鎖に繋がれた者たちの姿。桃は思わず目を背け、息をのむ。
「な、何のために…?」
「うーん、切符を手に入れる為に…かなぁ」
ロウの声は落ち着いていて、冷静さの中に確固たる意志を感じさせる。この言葉でベンとフィンも納得したようだ。
桃は心臓を押さえ、ベンとフィンの腕にしがみついた。三人の目が重なり合い、無言の約束が交わされる。
「大丈夫だ、桃、俺が守る」
「桃、安心しろ。他のやつなんかに指一本触れさせない。」
「桃ちゃん安心して~、何かしてきたらこの建物ごと消すから」
3人が桃を撫で撫でしながら宥める。
そんな時
「ようこそ!賢者様!至高の奴隷館へ!館長のオワ・テールです。本日はどんな奴隷をお求めでしょうか?」
胡散臭い中年のニヤニヤオヤジが出てきたのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いいね、感想ください~!!
137
あなたにおすすめの小説
花嫁召喚 〜異世界で始まる一妻多夫の婚活記〜
文月・F・アキオ
恋愛
婚活に行き詰まっていた桜井美琴(23)は、ある日突然異世界へ召喚される。そこは女性が複数の夫を迎える“一妻多夫制”の国。
花嫁として召喚された美琴は、生きるために結婚しなければならなかった。
堅実な兵士、まとめ上手な書記官、温和な医師、おしゃべりな商人、寡黙な狩人、心優しい吟遊詩人、几帳面な官僚――多彩な男性たちとの出会いが、美琴の未来を大きく動かしていく。
帰れない現実と新たな絆の狭間で、彼女が選ぶ道とは?
異世界婚活ファンタジー、開幕。
残念女子高生、実は伝説の白猫族でした。
具なっしー
恋愛
高校2年生!葉山空が一妻多夫制の男女比が20:1の世界に召喚される話。そしてなんやかんやあって自分が伝説の存在だったことが判明して…て!そんなことしるかぁ!残念女子高生がイケメンに甘やかされながらマイペースにだらだら生きてついでに世界を救っちゃう話。シリアス嫌いです。
※表紙はAI画像です
なんか、異世界行ったら愛重めの溺愛してくる奴らに囲われた
いに。
恋愛
"佐久良 麗"
これが私の名前。
名前の"麗"(れい)は綺麗に真っ直ぐ育ちますようになんて思いでつけられた、、、らしい。
両親は他界
好きなものも特にない
将来の夢なんてない
好きな人なんてもっといない
本当になにも持っていない。
0(れい)な人間。
これを見越してつけたの?なんてそんなことは言わないがそれ程になにもない人生。
そんな人生だったはずだ。
「ここ、、どこ?」
瞬きをしただけ、ただそれだけで世界が変わってしまった。
_______________....
「レイ、何をしている早くいくぞ」
「れーいちゃん!僕が抱っこしてあげよっか?」
「いや、れいちゃんは俺と手を繋ぐんだもんねー?」
「、、茶番か。あ、おいそこの段差気をつけろ」
えっと……?
なんか気づいたら周り囲まれてるんですけどなにが起こったんだろう?
※ただ主人公が愛でられる物語です
※シリアスたまにあり
※周りめちゃ愛重い溺愛ルート確です
※ど素人作品です、温かい目で見てください
どうぞよろしくお願いします。
獣人の世界に落ちたら最底辺の弱者で、生きるの大変だけど保護者がイケオジで最強っぽい。
真麻一花
恋愛
私は十歳の時、獣が支配する世界へと落ちてきた。
狼の群れに襲われたところに現れたのは、一頭の巨大な狼。そのとき私は、殺されるのを覚悟した。
私を拾ったのは、獣人らしくないのに町を支配する最強の獣人だった。
なんとか生きてる。
でも、この世界で、私は最低辺の弱者。
子供にしかモテない私が異世界転移したら、子連れイケメンに囲まれて逆ハーレム始まりました
もちもちのごはん
恋愛
地味で恋愛経験ゼロの29歳OL・春野こはるは、なぜか子供にだけ異常に懐かれる特異体質。ある日突然異世界に転移した彼女は、育児に手を焼くイケメンシングルファザーたちと出会う。泣き虫姫や暴れん坊、野生児たちに「おねえしゃん大好き!!」とモテモテなこはるに、彼らのパパたちも次第に惹かれはじめて……!? 逆ハーレム? ざまぁ? そんなの知らない!私はただ、子供たちと平和に暮らしたいだけなのに――!
転生先は男女比50:1の世界!?
4036(シクミロ)
恋愛
男女比50:1の世界に転生した少女。
「まさか、男女比がおかしな世界とは・・・」
デブで自己中心的な女性が多い世界で、ひとり異質な少女は・・
どうなる!?学園生活!!
異世界に転生したら溺愛されてるけど、私が私を好きでいるために努力はやめません!
具なっしー
恋愛
異世界に転生したら、まさかの超貴重種レッサーパンダ獣人の女の子「リア」になっていた元日本の女子高生・星野陽菜(ほしの ひな)。
女性の数が男性の1/50という極端な男女比のため、この世界では女性は「わがままで横暴、太っている」のが当然とされ、一妻多夫制が敷かれています。しかし、日本の常識を持つリアは「このままじゃダメになる!」と危機感を抱き、溺愛されても流されず、努力することを誓います。
容姿端麗なリアは、転生前の知識を活かし、持ち前の努力家精神でマナー、美術、音楽、座学、裁縫といったあらゆるスキルを磨き上げます。唯一どうにもならないのは、運動神経!!
家族にも、そしてイケメン夫候補たちにも、そのひたむきな努力家な面に心惹かれ、超絶溺愛されるリア。
しかし、彼女の夢は、この魔法と様々な種族が存在する世界で冒険すること!
溺愛と束縛から逃れ、自分の力で夢を叶えたいリアと、彼女を溺愛し、どこまでも守ろうとする最強のイケメン夫候補たちとの、甘くも波乱に満ちた異世界溺愛ファンタジー、開幕!
※画像はAIです
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハーレム異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーレムです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる