君と僕の世界に色が灯るまでの八十八日間

かつてイラストレーターを目指していた小鳥遊千隼は、あるトラウマにより自分の世界から『色』を失い、無気力な高校生活を送っていた。
高一の冬、千隼は病院で入院中の同級生・雪谷紬と出会う。
脳の病気による色覚異常で色が見えない彼女には『小説家になりたい』という夢があり、偶然彼女の夢と病状を知った千隼は、ひょんなことから夢《千隼の挿画で紬が書籍化》を共有する事となるのだが、彼女には寿命が迫っていて――。


※本作品は『ノベマ!』にも掲載中です。
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