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第100話 サリアのアビリティ②
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ウェールズ湖行が明日に迫り、朝からサリアさんは料理をつくることだったので、食材を持っている僕も一緒にキッチンへ立っている
「それじゃあこっちの皮むきやってもらっていい?」
「はい」
隣でサリアさんの様子をみていると、料理のアビリティは手際が良くなるようだと分かった
トントントンとリズムよく包丁の音がなり、いろんな料理を同時進行で作り上げて行っている
出来た物からイベントリへしまいこみ・・・サリアさんならパンも作ってくれるのではないかと思った
「サリアさんってパンも焼けますか?」
「パン?窯がないわね~・・・窯があれば凝ったのは出来ないけど作れるわ」
「窯か・・・」
「パン好きなの?」
「はい!それにシスレーやティアも好きですよ」
「そっか、みんな喜んでくれるなら作ってあげたいわ」
「なるほど・・・ちょっと考えておきますね」
窯をどこに作るかはシスレーに相談しなきゃなと思い、サリアさんは次々と料理を作っていった
「あっおいしそうな匂いがすると思ったら二人で料理してたのー?」
「サリアさんすっごい料理の手際いいんですよ、明日アルに喜んでもらう為に作ってます」
「へー、私も食べたいな」
「あっじゃあ味見してくれる?ノエルも食べてみて感想きかせて欲しいわ」
そこで一度休憩がてら、時間もよかったのでお昼ごはんになった
アルとシスレーは春の陽気にまだ起きてくる気配もなかった
「このシチューお店のよりおいしいよ」
「ですね!こっちの魚の塩焼きも焼き加減も味も丁度いいです」
「二人とも大げさだってー」
サリアさんの料理は大げさでは無く本当に美味しい料理だった。これはアルの胃袋を掴めるのではないかと思ってしまうほどだ
「これ明日も食べれるの?」
「うんアルフレッド様に喜んでもらえるように作ったけど、皆にも食べて貰いたいから多めに作ったの」
「やったー」
「ティアそれにですよ!窯があればパンも焼けるそうなので僕は今度窯を買いに行きますよ!」
「うそー!?それは絶対買った方がいいね。うんサリアはもう祝福の一員として必要不可欠な存在になったね」
「まさか料理で認めて貰えるとは思わなかったわ・・・」
「ううん、料理こそだよ。だってこのPTノエル君一人いれば金銭面や生活面は困らないもん」
「ティアさんがそこまで言うのなら本当にノエルは優秀なんだ・・・ありね」
「ありねじゃないですよ、ティアもそれはほめ過ぎです。あっそういえば前シスレーと少し話になったんですけど、リーダーはアルですよね。副リーダーってきまってないですけどティアかナタリーですよね?」
シスレーとの会話を思い出し、このPTで2番目に長いティアに聞いてみた
「え?ノエル君じゃないの?」
「私もノエルだと思ってたけど、ティアさんなの?」
「えーティアまで僕だと思ってました?ティアの方が長いじゃないですか」
「長いっていったって3週間ほどだよ。アルだってノエル君の事相棒っていうんだから、そうかと」
「あー私もそうかも、今は腰ぎんちゃくではなく右腕って感じに見えているわ」
「なるほど・・・アルのせいですか、シスレーとも話してたんですけど、今後2PTに分けて動くことが多くなりそうなのでちゃんと決めておいて欲しいですね」
「ノエル君でいいじゃん、私はアルよりノエル君についてくよー」
「嫌ですよ、僕は自由要員でいたいですもん」
「ティアさんがノエルの所なら、思う存分私はアルフレッド様の横にいけるわ」
「ふふ、サリアもそのうち旅はノエル君と行きたくなるから」
「それはないわ。ノエルも優秀かもしれないけど、それでもアルフレッド様と比べたら勝ち目はないわね」
「ふ~ん、まぁライバルが減るなら嬉しいからいいけどね」
トントントンと階段を降りる音がして
「あーよく寝たー。お腹ぺこぺこ」
「シスレー、こっち座ってサリアさんのご飯食べましょう。美味しいですよ」
椅子をひくと、ひゅっとすわり
「サリアさんは料理できるの?」
「もちろん、女たるもの殿方の胃袋をつかんでこそよ」
「へーー・・・あっ美味しい」
料理が出来ないシスレーにとって意味が分からない話だろう
「シスレー、サリアさん窯があればパンも焼けるみたいなんですよ。どこに窯置けばいいか考えてくれません?」
「・・・寝起きにめんどくさいこと頼まれた」
「シスレー、美味しいパン食べれるよ。私の為にがんばって」
「書いてくれたら、僕もシスレーのいう事聞きますよ」
「もう、仕方ないなー」
そんな事を言っても、ご飯食べながら頭の中では考え始めてる様子な表情は僕の好きな真剣な表情で、見とれそうになる
「みんな何かノエルに甘いわね」
「ノエル君がうちらに甘くしてくれるからねー」
「だね、みてこのネックレスとシスレーの指輪。ノエル君からのプレゼントなんだよ」
ティアは首についたネックレスを見せて、シスレーの手を取りサリアに見せつけている
「それ気になってたのよ、2人が美人だからっていうのもあったけどやけに似合う素敵な物つけてるなって・・・羨ましい」
「しかもこれ装飾品なんだよ、能力値あがるのしかも+2!オーダーメイド!」
ティアは上機嫌に自慢していた、こんなティアを見るのは初めてだった
「DランクPTが+2の装飾品!?ありえないわ・・・それも2人にって・・・」
「ううん、ナタリーにも渡してるよ。ブレスレット見なかった?」
「みたわ・・・あれも・・・皆似合ってるわ・・・えっセイクリッドストーンのアルマンドじゃないわよね?」
サリアさんは王都暮らしでもメルさんのことはしっているようだった
「そうそうそれだよー、メルさんとノエル君が仲良しで優遇してくれるみたい」
「うぅー・・・世の中にこんなDランクやEランクがいたなんて・・・」
シスレーはこの話にのってきそうだが、指輪をみせた後、もくもくと窯の位置を考えて絵を描いてくれていたので静かだった
やっとドカドカと足音がしてアルが起きてきた
「あー寝すぎたぜ・・・だりー・・・おっ旨そうなもん食ってるな」
「あっはい!アルフレッド様、私がつくりましたの!お口にあうか分かりませんが、食べてください!」
「へー、サリア料理できるんだな」
料理の匂いに目を覚ましたようだ
席に着くや否や、サリアさんは給仕のごとくアルの前に料理を並べ次々と食べていく
「うめーな。これ全部サリアが?」
「そうですわ」
「ノエルの料理と比べ物にならねーな!うめぇ」
「そうでしょうが、言い方!」
昼ご飯を食べ終わり、一服となったが・・・アルに昨日頼んでいた件は忘れているのだろうかと思い、少し催促を
「アル、昨日の」
「あっあぁそうだったな」
アルは自分の部屋に戻り、小箱を一つもってきた
それを少し、ぽんっと投げるようにサリアさんへ渡す
「それやるよ」
「えっ嬉しいです!なんでしょうか?」
「へーアルがプレゼントって珍しいねー」
「まあな、サリアあけてみろよ」
サリアさんは大事そうに箱を開けると、桃色の宝石がついた装飾品だ。効果はMP+5と力+1となっている
「え!?え!?これは・・・先ほどお話していた装飾品のような・・・」
「よかったですねサリアさん」
「わー可愛いねー、これ絶対メルさんの作品だよ」
「嬉しい・・・アルフレッド様ありがとうございます!」
「あぁよく似合ってるぜ。これから活躍してくれよな」
サリアさんは嬉しそうに指輪をつけて、指輪をつけていない手を添えだくように喜んでいた
「アル、これ装飾品だよね?効果は?」
「・・・実はノエルが俺から渡してくれっていうから渡しただけで、しらねーんだよ」
・・・
沈黙の間が流れた
「アルばかですか!?なんでそれをしゃべるの!?」
「じゃあなんて答えればよかったんだよ。効果も俺につたえとけよな」
「えっノエルが用意してくれたの?」
「・・・アルがバカですいません。はい僕が作って貰ってアルが渡した方が喜んでもらえると思って・・・」
「へーノエル君は女心をちゃんと理解してるっていうのに、アルときたら・・・」
「何でおれなんだよ・・・」
「ううん、2人から貰えた気分で嬉しいからいいわ。それにこのデザイン素敵ね、宝石の色も私の好きな色で気に入ったわ」
「よかったです、それも僕がサリアさんのイメージを伝えて作ってもらったオーダーメイドなので」
「・・・ほんとに嬉しい」
サリアさんを見ると、泣いてはいないが少しうるめになっていた
「よかったねー、ほらねノエル君もいいでしょ」
「ティアそれどんな慰め方ですか?喜んでもらえてよかったです」
「それもあるけど・・・なんかやっとPTの一員になれたって気がして・・・」
まぁ・・・PT活動してないならただの同居人だもんね。そう思うのも仕方ないと思う
「まぁそんなの無くてもサリアはもうPTの一員だぜ」
アルが言うことも、もっともだった
「アルの言う通りですね」
しばらくサリアさんが落ち着くのを待ち
「ここまで歓迎されたPTは初めてだわ、ノエル、アルフレッド様ありがとうございますわ」
「いえいえ」
「おう期待してるからな。でっその装飾品の効果はなんだ?それにいくらした?」
「うわっデリカシーないやつがいるっ」
「は?だって気になるだろ・・・」
「ノエル教えて貰ってもいい?アルフレッド様が値段もきになっているようなので、よかったらそっちも」
正直値段はいいたくなかったが仕方ないかと思い
「えっと、効果はMP+5と力+1です。値段は金貨30枚ですね」
僕の説明を聞いてアルはガタっと椅子から立つと
「おいノエル!!だから効果黙ってたんだな!サリア頼むそれ譲ってくれ」
「金貨30!?クラクラするわ・・・アルフレッド様・・・申し訳ございませんがこれは・・・」
「すごい奮発してるねー、アル駄目だよ取ったら」
「だって宝石持ってなかったので宝石から買う必要があったんですよ。それにアルはいいこといいましたが、やっぱり女性は形があるほうが分かりやすくて好きだと思うのであげたかったんですよ。PTの一員の意味もこめてね」
「うわぁアルと違ってノエル君かっこいいー」
「お前・・・本当は俺に渡す気ねーな!くっそ・・・」
「アルはホーク火山の約束してるじゃないですか、ほらサリアさんもこんなに喜んでくれてるのに」
「ずっと付けとくわ!ノエル困ったことがあれば何でも言ってね!私に作って欲しい料理もなんでもつくるからね」
「ありがとうございます」
その後は丸く収まったが、部屋に戻った時にシスレーに無駄に優しくして勘違いさせるような事を慎むことと、明日から討伐にでるのに2時間も説教をされたのだった
「それじゃあこっちの皮むきやってもらっていい?」
「はい」
隣でサリアさんの様子をみていると、料理のアビリティは手際が良くなるようだと分かった
トントントンとリズムよく包丁の音がなり、いろんな料理を同時進行で作り上げて行っている
出来た物からイベントリへしまいこみ・・・サリアさんならパンも作ってくれるのではないかと思った
「サリアさんってパンも焼けますか?」
「パン?窯がないわね~・・・窯があれば凝ったのは出来ないけど作れるわ」
「窯か・・・」
「パン好きなの?」
「はい!それにシスレーやティアも好きですよ」
「そっか、みんな喜んでくれるなら作ってあげたいわ」
「なるほど・・・ちょっと考えておきますね」
窯をどこに作るかはシスレーに相談しなきゃなと思い、サリアさんは次々と料理を作っていった
「あっおいしそうな匂いがすると思ったら二人で料理してたのー?」
「サリアさんすっごい料理の手際いいんですよ、明日アルに喜んでもらう為に作ってます」
「へー、私も食べたいな」
「あっじゃあ味見してくれる?ノエルも食べてみて感想きかせて欲しいわ」
そこで一度休憩がてら、時間もよかったのでお昼ごはんになった
アルとシスレーは春の陽気にまだ起きてくる気配もなかった
「このシチューお店のよりおいしいよ」
「ですね!こっちの魚の塩焼きも焼き加減も味も丁度いいです」
「二人とも大げさだってー」
サリアさんの料理は大げさでは無く本当に美味しい料理だった。これはアルの胃袋を掴めるのではないかと思ってしまうほどだ
「これ明日も食べれるの?」
「うんアルフレッド様に喜んでもらえるように作ったけど、皆にも食べて貰いたいから多めに作ったの」
「やったー」
「ティアそれにですよ!窯があればパンも焼けるそうなので僕は今度窯を買いに行きますよ!」
「うそー!?それは絶対買った方がいいね。うんサリアはもう祝福の一員として必要不可欠な存在になったね」
「まさか料理で認めて貰えるとは思わなかったわ・・・」
「ううん、料理こそだよ。だってこのPTノエル君一人いれば金銭面や生活面は困らないもん」
「ティアさんがそこまで言うのなら本当にノエルは優秀なんだ・・・ありね」
「ありねじゃないですよ、ティアもそれはほめ過ぎです。あっそういえば前シスレーと少し話になったんですけど、リーダーはアルですよね。副リーダーってきまってないですけどティアかナタリーですよね?」
シスレーとの会話を思い出し、このPTで2番目に長いティアに聞いてみた
「え?ノエル君じゃないの?」
「私もノエルだと思ってたけど、ティアさんなの?」
「えーティアまで僕だと思ってました?ティアの方が長いじゃないですか」
「長いっていったって3週間ほどだよ。アルだってノエル君の事相棒っていうんだから、そうかと」
「あー私もそうかも、今は腰ぎんちゃくではなく右腕って感じに見えているわ」
「なるほど・・・アルのせいですか、シスレーとも話してたんですけど、今後2PTに分けて動くことが多くなりそうなのでちゃんと決めておいて欲しいですね」
「ノエル君でいいじゃん、私はアルよりノエル君についてくよー」
「嫌ですよ、僕は自由要員でいたいですもん」
「ティアさんがノエルの所なら、思う存分私はアルフレッド様の横にいけるわ」
「ふふ、サリアもそのうち旅はノエル君と行きたくなるから」
「それはないわ。ノエルも優秀かもしれないけど、それでもアルフレッド様と比べたら勝ち目はないわね」
「ふ~ん、まぁライバルが減るなら嬉しいからいいけどね」
トントントンと階段を降りる音がして
「あーよく寝たー。お腹ぺこぺこ」
「シスレー、こっち座ってサリアさんのご飯食べましょう。美味しいですよ」
椅子をひくと、ひゅっとすわり
「サリアさんは料理できるの?」
「もちろん、女たるもの殿方の胃袋をつかんでこそよ」
「へーー・・・あっ美味しい」
料理が出来ないシスレーにとって意味が分からない話だろう
「シスレー、サリアさん窯があればパンも焼けるみたいなんですよ。どこに窯置けばいいか考えてくれません?」
「・・・寝起きにめんどくさいこと頼まれた」
「シスレー、美味しいパン食べれるよ。私の為にがんばって」
「書いてくれたら、僕もシスレーのいう事聞きますよ」
「もう、仕方ないなー」
そんな事を言っても、ご飯食べながら頭の中では考え始めてる様子な表情は僕の好きな真剣な表情で、見とれそうになる
「みんな何かノエルに甘いわね」
「ノエル君がうちらに甘くしてくれるからねー」
「だね、みてこのネックレスとシスレーの指輪。ノエル君からのプレゼントなんだよ」
ティアは首についたネックレスを見せて、シスレーの手を取りサリアに見せつけている
「それ気になってたのよ、2人が美人だからっていうのもあったけどやけに似合う素敵な物つけてるなって・・・羨ましい」
「しかもこれ装飾品なんだよ、能力値あがるのしかも+2!オーダーメイド!」
ティアは上機嫌に自慢していた、こんなティアを見るのは初めてだった
「DランクPTが+2の装飾品!?ありえないわ・・・それも2人にって・・・」
「ううん、ナタリーにも渡してるよ。ブレスレット見なかった?」
「みたわ・・・あれも・・・皆似合ってるわ・・・えっセイクリッドストーンのアルマンドじゃないわよね?」
サリアさんは王都暮らしでもメルさんのことはしっているようだった
「そうそうそれだよー、メルさんとノエル君が仲良しで優遇してくれるみたい」
「うぅー・・・世の中にこんなDランクやEランクがいたなんて・・・」
シスレーはこの話にのってきそうだが、指輪をみせた後、もくもくと窯の位置を考えて絵を描いてくれていたので静かだった
やっとドカドカと足音がしてアルが起きてきた
「あー寝すぎたぜ・・・だりー・・・おっ旨そうなもん食ってるな」
「あっはい!アルフレッド様、私がつくりましたの!お口にあうか分かりませんが、食べてください!」
「へー、サリア料理できるんだな」
料理の匂いに目を覚ましたようだ
席に着くや否や、サリアさんは給仕のごとくアルの前に料理を並べ次々と食べていく
「うめーな。これ全部サリアが?」
「そうですわ」
「ノエルの料理と比べ物にならねーな!うめぇ」
「そうでしょうが、言い方!」
昼ご飯を食べ終わり、一服となったが・・・アルに昨日頼んでいた件は忘れているのだろうかと思い、少し催促を
「アル、昨日の」
「あっあぁそうだったな」
アルは自分の部屋に戻り、小箱を一つもってきた
それを少し、ぽんっと投げるようにサリアさんへ渡す
「それやるよ」
「えっ嬉しいです!なんでしょうか?」
「へーアルがプレゼントって珍しいねー」
「まあな、サリアあけてみろよ」
サリアさんは大事そうに箱を開けると、桃色の宝石がついた装飾品だ。効果はMP+5と力+1となっている
「え!?え!?これは・・・先ほどお話していた装飾品のような・・・」
「よかったですねサリアさん」
「わー可愛いねー、これ絶対メルさんの作品だよ」
「嬉しい・・・アルフレッド様ありがとうございます!」
「あぁよく似合ってるぜ。これから活躍してくれよな」
サリアさんは嬉しそうに指輪をつけて、指輪をつけていない手を添えだくように喜んでいた
「アル、これ装飾品だよね?効果は?」
「・・・実はノエルが俺から渡してくれっていうから渡しただけで、しらねーんだよ」
・・・
沈黙の間が流れた
「アルばかですか!?なんでそれをしゃべるの!?」
「じゃあなんて答えればよかったんだよ。効果も俺につたえとけよな」
「えっノエルが用意してくれたの?」
「・・・アルがバカですいません。はい僕が作って貰ってアルが渡した方が喜んでもらえると思って・・・」
「へーノエル君は女心をちゃんと理解してるっていうのに、アルときたら・・・」
「何でおれなんだよ・・・」
「ううん、2人から貰えた気分で嬉しいからいいわ。それにこのデザイン素敵ね、宝石の色も私の好きな色で気に入ったわ」
「よかったです、それも僕がサリアさんのイメージを伝えて作ってもらったオーダーメイドなので」
「・・・ほんとに嬉しい」
サリアさんを見ると、泣いてはいないが少しうるめになっていた
「よかったねー、ほらねノエル君もいいでしょ」
「ティアそれどんな慰め方ですか?喜んでもらえてよかったです」
「それもあるけど・・・なんかやっとPTの一員になれたって気がして・・・」
まぁ・・・PT活動してないならただの同居人だもんね。そう思うのも仕方ないと思う
「まぁそんなの無くてもサリアはもうPTの一員だぜ」
アルが言うことも、もっともだった
「アルの言う通りですね」
しばらくサリアさんが落ち着くのを待ち
「ここまで歓迎されたPTは初めてだわ、ノエル、アルフレッド様ありがとうございますわ」
「いえいえ」
「おう期待してるからな。でっその装飾品の効果はなんだ?それにいくらした?」
「うわっデリカシーないやつがいるっ」
「は?だって気になるだろ・・・」
「ノエル教えて貰ってもいい?アルフレッド様が値段もきになっているようなので、よかったらそっちも」
正直値段はいいたくなかったが仕方ないかと思い
「えっと、効果はMP+5と力+1です。値段は金貨30枚ですね」
僕の説明を聞いてアルはガタっと椅子から立つと
「おいノエル!!だから効果黙ってたんだな!サリア頼むそれ譲ってくれ」
「金貨30!?クラクラするわ・・・アルフレッド様・・・申し訳ございませんがこれは・・・」
「すごい奮発してるねー、アル駄目だよ取ったら」
「だって宝石持ってなかったので宝石から買う必要があったんですよ。それにアルはいいこといいましたが、やっぱり女性は形があるほうが分かりやすくて好きだと思うのであげたかったんですよ。PTの一員の意味もこめてね」
「うわぁアルと違ってノエル君かっこいいー」
「お前・・・本当は俺に渡す気ねーな!くっそ・・・」
「アルはホーク火山の約束してるじゃないですか、ほらサリアさんもこんなに喜んでくれてるのに」
「ずっと付けとくわ!ノエル困ったことがあれば何でも言ってね!私に作って欲しい料理もなんでもつくるからね」
「ありがとうございます」
その後は丸く収まったが、部屋に戻った時にシスレーに無駄に優しくして勘違いさせるような事を慎むことと、明日から討伐にでるのに2時間も説教をされたのだった
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