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2=落とし物=
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「落としましたよ」
背後からそう声をかけられて、美奈子は足を止めて振り返った。
薄く微笑んだ男性が何かをこちらに差し出しており、美奈子はその手に掴まれた物体を確認する。
ワインレッドで、滑らかそうな卵形の球体だ。
しかし……
「?」
見覚えのあるモノではない。
それどころか、何を持っているのかも分からない。分からないが…………
「あ、それ、あたしのじゃないです」
顔も見ずに言うと、素早く踵を返し再び歩みを再開した。
「えっ、ちょっと待ってよ」
背後から追いかけてくるような気配。
「君から落ちたのを見たんだよ」
新たな勧誘の手口だろうと思っていた美奈子は、必死に説明する口調に違和感を感じて再び足を止めた。
すぐに追いついてきた男に顔を向けると、改めて人物を観察した。
ダークブルーのスーツ姿の男で、髪は長すぎず短すぎず。華やかな顔ではないが、誠実そうかと問われるとそれも違う。ネクタイをしていないせいか、少しだけ夜の香りがした。
「キャッチとかじゃないから、そんなに警戒しないで」
男はそう言うと、手に持っている物を美奈子の目線に持ち上げる。
しかし見知らぬ物体を受け取るわけにもいかず、再びを首を振って否定した。
「ほんとにあたしのものじゃないんです」
「え、でも……」
「見間違えだと思いますよ。それ、何か分かりませんけど、見たこともないものなんで」
まだ疑っている美奈子はワザと眉を寄せてそう言った。
男は左右を見回すと、手に持った物を隠すように両手で包み、すっと美奈子に近寄って小声で言う。
「配慮が足りなくて申し訳ない。慣れとは恐ろしいものですね」
するりと滑るように美奈子の手に渡ったそれ。手に持ってみてもまだ分からない美奈子は、首を傾げながら男を見る。
「誰にも言いませんから、大丈夫です」
何が大丈夫なのか不明だ。
しかし男は美奈子の反応を待たずに離れようとしている。
「ちょっと待って!」
美奈子は慌てて引き留め、手に渡された物を男の前に突き出す。
「ほんとにあたしのじゃないし、これが何かも分からないのよ。何これ」
そしてどうしてそのような態度なのかも知りたい。
男は美奈子の顔をしばらく見てから手に視線を落とし、両手で美奈子の手を掴んで下げさせる。
「これはマッサージ機ですよ」
「え?」
すべすべでつるんとした表面。スイッチらしきものすら美奈子には発見できない。
「……全然効果なさそう」
呆れたように言った美奈子に、男は興味深そうな顔をした。
「どうしてそう思うんですか?」
美奈子は少し首を傾げると男を見て回答する。
「どうしてって……こんなに小さかったらね」
「どうやら、本当に貴女のものではなさそうですね」
男は美奈子にすいっと近寄ると、顔を近づけて囁いた。
「家で試してみてください。一人の時に、じっくりと」
美奈子は手にワインレッドの球体を握りしめたまま、唖然とその後ろ姿を見送った。
「ふぅ……」
シャワーで手早く入浴し、濡れた髪のままタオルを体に巻きつけた状態で、一人掛けのソファーに座った美奈子。
ペットボトルで水を飲むと、はぁっと大きく息を吐き出て天井を見上げ、しばしぼんやりする。
ふとさきほどの出来事を思い出してカバンへ手を伸ばした。
かさごそとあさってワインレッドの球体を取り出し、それを掲げて眺める。
「これがマッサージ機?」
くるくる回してみると、薄い模様が入っている場所に気がついた。
「二重丸?」
そこに気がつくと、すぐ横にプラスとマイナスの記号がある事にも気がついた。
「あ、これが電源?」
二重丸を長押し見てみると、ゆるく震える球体。
それを肩に当ててみたが、弱すぎて気持ち良く無い。一度肩から外し、プラスを押してみると振動が変わった。
連続して振動するのではなく、小刻みに途切れて振動している。
それでようやく気がついた。
「こ、これって……」
美奈子は電源を長押しすると一度振動を止めた。
「…………」
しばし離して眺めていたが、そろそろと手を伸ばした。
躊躇いを見せながら、再び長押しして電源を入れる。
連続した振動が再開され、これから自分がやろうとしている事に思わず息を呑んだ。
『家で試してみてください。一人の時に、じっくりと』
耳元で囁かれた男の声が鮮明に蘇る。
美奈子はタオルを少し捲る。肌けた足の付け根にその球体を近づけると、まだしっとりと濡れた素肌に軽く押し当てる。
「っ……!」
ぴくり、と肩が跳ねる。初体験の刺激に、目を閉じて顔を仰け反らせた。
「あっ……」
勝手に声が漏れて我に返る。しかし強烈な快感に電源を落とすことができなかった。
「ん……っんん……」
ヴヴヴヴヴッと小さく鳴る音に、美奈子の下腹部がぎゅっと答えるように動く。
愛衣蘭と楽しんだあの夜以降、忘れていた感覚だった。
「あ……あぁ……」
ゆるゆると競り上がってくる感覚。そこに集中しているのに、まだ何かが足りないのか、いくことができない。
「ん……ん……」
同僚の桜に執着していた、あの樹という男の愛撫を思い出してみる。
「んん……」
あの晩は何度もいったせいで、翌日からしばらく筋肉痛に悩まされた。複数の男が交互に美奈子の下腹部を舐めて行ったが、一番気持ち良かったのがなんと女性である愛衣蘭だった。
「あ……」
愛衣蘭の愛撫を思い出すと、快感が増すような気がした。
「あ、くる……あっ!」
がくがくと腰を震わせて、美奈子は球体を恥丘に押し当てたままいった。
「え、愛衣蘭ちゃんの……」
ランチを”マーレ”で摂っている時だった。同僚の桜から愛衣蘭の名前を聞いた美奈子は、昨晩の一人行為を思い出してドキッとした。
「シークレットで、誕生日のお祝い?」
桜に悟られぬよう水を飲み、平静を装ってそう聞いた。
「うん、勤務先のバーでね、こっそりやろうって店長とオーナーが盛り上がってたんだって。澄人がそれを聞いて、男ばっかりだと愛衣蘭ちゃんから文句がでそうだって言ったら、女性も数人呼んでほしいって言われて」
「いいよ。愛衣蘭ちゃんのお祝いなら。参加費とかいくらぐらいなんだろ?」
「オーナーさんが出すみたいで、いらないって。にぎやかしに来てって言ってた」
「やった!何人くらい参加するの?」
美奈子の質問に、桜は指を折りながら答える。
「えっと、私に美奈子に、愛衣蘭ちゃんと、澄人と阿澄」
澄人と阿澄は双子の兄弟で桜の彼氏だ。どっちが彼氏でどっちが兄か弟か、すでに美奈子の記憶からは消えている。名前も顔もよく似ているし、一度入れ替わるという悪戯をされたおかげで余計に分からなくなった。弟が彼とキスしているところは見たので、桜の彼氏は兄なんだろうとは思っているが、その名前がどっちだったのかもう不明だった。
「それにオーナーさんと店長さん、常連の弁護士さんと、愛衣蘭ちゃん」
「オーナーと店長は男の人?」
「うん、そう聞いてる」
男五人に女三人だ。
「ね、その中にフリーの人いる?」
「えっと……オーナーと弁護士さんは彼女がいるって。店長さんは聞いておくね」
お願いと言おうとして、別の考えに至る美奈子。
「ひょっとして、愛衣蘭ちゃんが狙っているのが店長だったりして」
美奈子の言葉に、桜は少しだけ首を傾げて考える。ややして首を横に振って言った。
「たぶん違うと思う。阿澄の話ぶりだと、わりとしっかりした人みたいだし」
しっかりした人なら、なお可能性があるのではないかと美奈子は桜を見た。
「あ……そっか。愛衣蘭ちゃんの言葉を借りるとね、ちょっとクズ男が好みなんだって。だから好みの男性が間に合えば、オーナーさんか店長さんが追加で連れてくるみたい」
「クズって、どんなレベルのクズ?」
美奈子の問いに、桜は首を横に振る。
「詳しくは分からないけど、ゴミみたいな男はダメだって言ってた。聞いた話だと、うっかり二股かけちゃう男とか、流されて浮気する男とか、そんな感じらしいよ」
「え、愛衣蘭ちゃんて変わった趣味なんだね」
「うん、それは私も思った」
桜はそう言うと食後のコーヒーを啜る。
「でも、頼り甲斐のある人だよ」
その桜の言葉には、美奈子も大きく頷いた。
背後からそう声をかけられて、美奈子は足を止めて振り返った。
薄く微笑んだ男性が何かをこちらに差し出しており、美奈子はその手に掴まれた物体を確認する。
ワインレッドで、滑らかそうな卵形の球体だ。
しかし……
「?」
見覚えのあるモノではない。
それどころか、何を持っているのかも分からない。分からないが…………
「あ、それ、あたしのじゃないです」
顔も見ずに言うと、素早く踵を返し再び歩みを再開した。
「えっ、ちょっと待ってよ」
背後から追いかけてくるような気配。
「君から落ちたのを見たんだよ」
新たな勧誘の手口だろうと思っていた美奈子は、必死に説明する口調に違和感を感じて再び足を止めた。
すぐに追いついてきた男に顔を向けると、改めて人物を観察した。
ダークブルーのスーツ姿の男で、髪は長すぎず短すぎず。華やかな顔ではないが、誠実そうかと問われるとそれも違う。ネクタイをしていないせいか、少しだけ夜の香りがした。
「キャッチとかじゃないから、そんなに警戒しないで」
男はそう言うと、手に持っている物を美奈子の目線に持ち上げる。
しかし見知らぬ物体を受け取るわけにもいかず、再びを首を振って否定した。
「ほんとにあたしのものじゃないんです」
「え、でも……」
「見間違えだと思いますよ。それ、何か分かりませんけど、見たこともないものなんで」
まだ疑っている美奈子はワザと眉を寄せてそう言った。
男は左右を見回すと、手に持った物を隠すように両手で包み、すっと美奈子に近寄って小声で言う。
「配慮が足りなくて申し訳ない。慣れとは恐ろしいものですね」
するりと滑るように美奈子の手に渡ったそれ。手に持ってみてもまだ分からない美奈子は、首を傾げながら男を見る。
「誰にも言いませんから、大丈夫です」
何が大丈夫なのか不明だ。
しかし男は美奈子の反応を待たずに離れようとしている。
「ちょっと待って!」
美奈子は慌てて引き留め、手に渡された物を男の前に突き出す。
「ほんとにあたしのじゃないし、これが何かも分からないのよ。何これ」
そしてどうしてそのような態度なのかも知りたい。
男は美奈子の顔をしばらく見てから手に視線を落とし、両手で美奈子の手を掴んで下げさせる。
「これはマッサージ機ですよ」
「え?」
すべすべでつるんとした表面。スイッチらしきものすら美奈子には発見できない。
「……全然効果なさそう」
呆れたように言った美奈子に、男は興味深そうな顔をした。
「どうしてそう思うんですか?」
美奈子は少し首を傾げると男を見て回答する。
「どうしてって……こんなに小さかったらね」
「どうやら、本当に貴女のものではなさそうですね」
男は美奈子にすいっと近寄ると、顔を近づけて囁いた。
「家で試してみてください。一人の時に、じっくりと」
美奈子は手にワインレッドの球体を握りしめたまま、唖然とその後ろ姿を見送った。
「ふぅ……」
シャワーで手早く入浴し、濡れた髪のままタオルを体に巻きつけた状態で、一人掛けのソファーに座った美奈子。
ペットボトルで水を飲むと、はぁっと大きく息を吐き出て天井を見上げ、しばしぼんやりする。
ふとさきほどの出来事を思い出してカバンへ手を伸ばした。
かさごそとあさってワインレッドの球体を取り出し、それを掲げて眺める。
「これがマッサージ機?」
くるくる回してみると、薄い模様が入っている場所に気がついた。
「二重丸?」
そこに気がつくと、すぐ横にプラスとマイナスの記号がある事にも気がついた。
「あ、これが電源?」
二重丸を長押し見てみると、ゆるく震える球体。
それを肩に当ててみたが、弱すぎて気持ち良く無い。一度肩から外し、プラスを押してみると振動が変わった。
連続して振動するのではなく、小刻みに途切れて振動している。
それでようやく気がついた。
「こ、これって……」
美奈子は電源を長押しすると一度振動を止めた。
「…………」
しばし離して眺めていたが、そろそろと手を伸ばした。
躊躇いを見せながら、再び長押しして電源を入れる。
連続した振動が再開され、これから自分がやろうとしている事に思わず息を呑んだ。
『家で試してみてください。一人の時に、じっくりと』
耳元で囁かれた男の声が鮮明に蘇る。
美奈子はタオルを少し捲る。肌けた足の付け根にその球体を近づけると、まだしっとりと濡れた素肌に軽く押し当てる。
「っ……!」
ぴくり、と肩が跳ねる。初体験の刺激に、目を閉じて顔を仰け反らせた。
「あっ……」
勝手に声が漏れて我に返る。しかし強烈な快感に電源を落とすことができなかった。
「ん……っんん……」
ヴヴヴヴヴッと小さく鳴る音に、美奈子の下腹部がぎゅっと答えるように動く。
愛衣蘭と楽しんだあの夜以降、忘れていた感覚だった。
「あ……あぁ……」
ゆるゆると競り上がってくる感覚。そこに集中しているのに、まだ何かが足りないのか、いくことができない。
「ん……ん……」
同僚の桜に執着していた、あの樹という男の愛撫を思い出してみる。
「んん……」
あの晩は何度もいったせいで、翌日からしばらく筋肉痛に悩まされた。複数の男が交互に美奈子の下腹部を舐めて行ったが、一番気持ち良かったのがなんと女性である愛衣蘭だった。
「あ……」
愛衣蘭の愛撫を思い出すと、快感が増すような気がした。
「あ、くる……あっ!」
がくがくと腰を震わせて、美奈子は球体を恥丘に押し当てたままいった。
「え、愛衣蘭ちゃんの……」
ランチを”マーレ”で摂っている時だった。同僚の桜から愛衣蘭の名前を聞いた美奈子は、昨晩の一人行為を思い出してドキッとした。
「シークレットで、誕生日のお祝い?」
桜に悟られぬよう水を飲み、平静を装ってそう聞いた。
「うん、勤務先のバーでね、こっそりやろうって店長とオーナーが盛り上がってたんだって。澄人がそれを聞いて、男ばっかりだと愛衣蘭ちゃんから文句がでそうだって言ったら、女性も数人呼んでほしいって言われて」
「いいよ。愛衣蘭ちゃんのお祝いなら。参加費とかいくらぐらいなんだろ?」
「オーナーさんが出すみたいで、いらないって。にぎやかしに来てって言ってた」
「やった!何人くらい参加するの?」
美奈子の質問に、桜は指を折りながら答える。
「えっと、私に美奈子に、愛衣蘭ちゃんと、澄人と阿澄」
澄人と阿澄は双子の兄弟で桜の彼氏だ。どっちが彼氏でどっちが兄か弟か、すでに美奈子の記憶からは消えている。名前も顔もよく似ているし、一度入れ替わるという悪戯をされたおかげで余計に分からなくなった。弟が彼とキスしているところは見たので、桜の彼氏は兄なんだろうとは思っているが、その名前がどっちだったのかもう不明だった。
「それにオーナーさんと店長さん、常連の弁護士さんと、愛衣蘭ちゃん」
「オーナーと店長は男の人?」
「うん、そう聞いてる」
男五人に女三人だ。
「ね、その中にフリーの人いる?」
「えっと……オーナーと弁護士さんは彼女がいるって。店長さんは聞いておくね」
お願いと言おうとして、別の考えに至る美奈子。
「ひょっとして、愛衣蘭ちゃんが狙っているのが店長だったりして」
美奈子の言葉に、桜は少しだけ首を傾げて考える。ややして首を横に振って言った。
「たぶん違うと思う。阿澄の話ぶりだと、わりとしっかりした人みたいだし」
しっかりした人なら、なお可能性があるのではないかと美奈子は桜を見た。
「あ……そっか。愛衣蘭ちゃんの言葉を借りるとね、ちょっとクズ男が好みなんだって。だから好みの男性が間に合えば、オーナーさんか店長さんが追加で連れてくるみたい」
「クズって、どんなレベルのクズ?」
美奈子の問いに、桜は首を横に振る。
「詳しくは分からないけど、ゴミみたいな男はダメだって言ってた。聞いた話だと、うっかり二股かけちゃう男とか、流されて浮気する男とか、そんな感じらしいよ」
「え、愛衣蘭ちゃんて変わった趣味なんだね」
「うん、それは私も思った」
桜はそう言うと食後のコーヒーを啜る。
「でも、頼り甲斐のある人だよ」
その桜の言葉には、美奈子も大きく頷いた。
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