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13=ゴミとクズの寄り集まり=
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そんな美奈子を他所に、桜は冷たい声音を隠そうともせずに言った。
「どんな事がしてみたいか、一応聞いていいですか?答えられるかどうかは別ですが、希望だけは伺っておきます」
興奮しているからか、男達は桜の声音などまるで気がつかない様子だった。
「あ、首輪つけたい」
「それなら俺は手枷かな」
「口は?あのボールみたいなやつ、一回見てみたいな」
三者三様の言葉に、桜が冷静に返す。
「道具類は持ってきているのですか?」
「いや……でも買っていけばいいじゃん」
なるほどと頷いて桜が続きを促す。
「他には何かありますか?」
男の一人がだらしない顔で答える。
「二人と同時に絡みたいな」
「待てよ、それじゃ俺ら、ただ待ってるだけにならねぇ?」
「そこは絡み方の工夫でなんとか……」
工夫の仕方でも考えているのか、一沙が腕を組んで何か呟いている。すると別の男が発言した。
「やっぱちょっとしたSMには興味あるな。着るものとか、道具とか」
「おもちゃも買って行こう」
「いいね」
一沙と隣の男は盛り上がって酒を煽る。
桜は出された食事をパクパク食べ続け、美奈子はアルコールの入ったグラスを手に持ったまま固まっていた。
「場所はどうするつもりですか?」
一通り食べ終えた桜は、箸を置きながら誰にともなく聞く。
それには一沙が答える。
「一応おさえてるよ」
「週末なのに凄いですね」
桜がそう言うと、樹の友人が得意げに言った。
「いやぁ、苦労したよ。何しろ急だったからな」
樹の仲間なのだから、用意したのはホテルだろうと美奈子は思った。それと同時に、不快な気持ちで男達を眺める。
「仮の話なんですけど」
桜がそう言うと、男達はいっせいに注目して口を噤む。
「抱けると思った女性が、他の男性と絡んでいる姿を見るのって、どんな気持ちになりますか?」
「え、何それ……?」
一沙が訝しげな表情で桜に問い返す。
「ショーの一種だと思ってください。そうですね……ストリップ劇場の出演者と観客ではどうですか?」
「ストリッパーとやれるならいいんじゃない?」
同僚の男が半分だけ笑いながら言う。
「いえ、触れることはできません。ただ、ステージ上の出来事を見守るだけです」
「ショーなら楽しいに決まってる」
桜は頷いて続ける。
「それなら、私……いえ、彼女がステージ上の主役です。観客はあなたがた。彼女は愛しい人に抱かれます。それをガラス越しに眺めることはできても、手出しできない。しかも興奮しても誰も慰めてくれないとしたらどうですか?」
男達はしばし考え、ややして一沙が代表するように言った。
「嫌だね。でも個室なら、仕方ないから一人でやるかも」
桜が両手を打って嬉しそうに言う。
「お一人だなんて勿体無い。それなら人を手配しますね」
「?」
首を傾げた一沙に、桜は続けて問いかける。
「それで嫌な事の話に戻りますが、こちらは怪我をしたり、汚い行為を強要されるのはNGとさせていただきます。あなた方は何かNGありますか?」
「いや、俺らは……」
同僚の男が考えながら首を横に振る。しかし桜はそれを見て確認するように言った。
「本当に何もありませんか?それでは聞きますが、男同士の絡みを私達がリクエストしたらやってくれます?」
「うえっ」
「それはっ」
「無理だね」
それぞれが答えて桜は頷く。
「ノリが悪いですね。キスも?」
一沙が困ったように頭を掻き、それでもなんとか答える。
「ま、それくらいはいいけど、濃厚なのは無理だな。気持ち悪い」
「それなら、女同士も絡ませないって事ですね」
「あ、いや……それは……女同士は綺麗だからいいって事で」
なんだその理屈はと、美奈子は呆れ顔で一沙を見た。
「ではキスはしませんが、お尻を使うのはどうですか?男性が三人連なっている姿は、女には実現できない貴重な経験でしょう?」
桜の言葉に全員がひいている。美奈子は桜の顔をまじまじと見てしまった。こんな事を言うなんて、今までの桜のイメージから激しく逸脱している。
「いや、ごめん。プレイを楽しむ過程で男の裸を見るのはいいとしても、絡むのは嫌だな」
同僚の男がそう言って眉を寄せた。
「掘られるのは反対」
一沙もそう言って嫌そうな顔をした。
「同感」
樹の友人もそう言って腕を組む。
「そうですか」
桜はそう言うと、小鉢の酢の物を食べ、酒をぐいっと煽った。
「さて、そろそろ移動しましょうか」
さっさと立ち上がって移動しそうな桜に、周りが慌ててドリンクを飲み干したり、荷物を確認したりしている。
美奈子はもう何を言っていいのか分からなくなって、ただ桜の背を追いかけるようにして移動した。
「うちの子、返してもらいますね~」
店を出てすぐの場所だった。
双子のどちらか分からないが、歩いていた桜の肩を横から浚い、男達に手を振って軽快に言っている。
桜はスマホを取り出すと、タップして言った。
「やっと通話切れるね。後は任せてもいいの?」
「うん、ご苦労様」
双子の片割れは桜の頭を優しく撫でると、背後に控えていたもう一人に目配せした。
「先に帰ってて」
「うん。夜食いる?」
「ん~、欲しいような気もするけど、何時に終わるか分からないからいいや」
「簡単にできるもの、一応用意しとくね。お仕事頑張って。じゃあ美奈子、また月曜日ね」
桜はそう言うと、さっさとその場から離れる。双子のもう一人と共に。
「さて」
にんまり笑った双子の一人。
「一沙さんはどの人?」
あっけに取られていた男達の間から、一沙がおずおずと手を挙げる。
「あれ、見たことある気が……ま、いっか。愛衣蘭から伝言。残念です~、だって」
「何が……」
「あと美奈子ちゃん」
反射的に双子を見た美奈子。
「優斗から伝言。澄人の指示に従うようにって」
自らを指差しながら言う事で、こちらは澄人であると分かった。
「店閉めたら合流するって。さ、行こっ」
澄人は美奈子を案内するように歩き始める。
「ちょっと、彼女どこに連れていくんだよ」
「そりゃ楽しいところだよ。君達も一緒に来て。楽しむんでしょ?」
振り返りながら言う澄人に、顔を見合わせていた男達。だが一沙が大丈夫だと言った事で、着いてくる事にしたようだ。
澄人の用意したタクシーで二つに分かれて移動した。
澄人と美奈子で一台。男達だけで一台だ。
タクシーを降りると住宅地で、澄人の誘導で移動する。
「ようこそ、深海のサーナへ!」
目的地に着いたのか、澄人はそう言って両手を広げる。しかしそこはただの広い空き地で、辺りには建物らしきものが何もない。車が数台止まっているのが美奈子には不気味に映った。
「さて、お願いしま~す」
その声で、車から人が出てきた。男が十人ほどで、五人を取り囲んだ。
「なに、この人達……」
美奈子は不安から思うわずそう呟いていた。それには澄人が小さな声で答える。
「大丈夫、心配しないで」
一緒に移動してきた男達が取り囲まれ、美奈子は澄人に誘導されて再び移動した。
空き地からほど近い所に、その入口はあった。
「ここから入って」
澄人の誘導で中に入った美奈子。
「とりあえず優斗がくるまで待ってて。あ、シャワー浴びてたほうがいいかも。優斗の我慢が限界に近いから」
それはすぐに抱きたいということなのだろうかと思い、美奈子はうっすら頬を染めた。
「あの、ここは……?」
「ショー会場。今日の主役は君だよ」
「え……」
「観客はさっきのあいつら」
「……」
澄人は笑って教えてくれる。
「二度と手出し出来ないように、あいつらに恐怖を与えながら美奈子ちゃんとの絡みを見せつけるつもりだと思う。でも美奈子ちゃんが嫌なら優斗はやらないから、自分で決めたらいいよ」
やるとかやらないとか、何を指しているのかよく分からない。首を横に傾けていると、澄人は苦笑しながら言った。
「詳しくは聞かないほうがいいと思うけど、あの人達の前で優斗に犯されると思ったらいいよ。見せつけるって言ってたし」
「あの人達が……見てる前で?」
美奈子の呟きのような言葉に、澄人は頷いて言った。
「でも安心して。あいつらは絶対手出しできない場所にいるから」
澄人はそう言って美奈子の背後を指差す。
「シャワーはあっち。着替えは優斗が何か用意してるみたいだよ。じゃ、僕はさっきの男達を監視しくいくから。誰にあたるか分からないけど、掘ってメロメロにさせてやろうかな」
ウィンクしながら扉を開ける澄人を、美奈子はただ黙って見送った。
「どんな事がしてみたいか、一応聞いていいですか?答えられるかどうかは別ですが、希望だけは伺っておきます」
興奮しているからか、男達は桜の声音などまるで気がつかない様子だった。
「あ、首輪つけたい」
「それなら俺は手枷かな」
「口は?あのボールみたいなやつ、一回見てみたいな」
三者三様の言葉に、桜が冷静に返す。
「道具類は持ってきているのですか?」
「いや……でも買っていけばいいじゃん」
なるほどと頷いて桜が続きを促す。
「他には何かありますか?」
男の一人がだらしない顔で答える。
「二人と同時に絡みたいな」
「待てよ、それじゃ俺ら、ただ待ってるだけにならねぇ?」
「そこは絡み方の工夫でなんとか……」
工夫の仕方でも考えているのか、一沙が腕を組んで何か呟いている。すると別の男が発言した。
「やっぱちょっとしたSMには興味あるな。着るものとか、道具とか」
「おもちゃも買って行こう」
「いいね」
一沙と隣の男は盛り上がって酒を煽る。
桜は出された食事をパクパク食べ続け、美奈子はアルコールの入ったグラスを手に持ったまま固まっていた。
「場所はどうするつもりですか?」
一通り食べ終えた桜は、箸を置きながら誰にともなく聞く。
それには一沙が答える。
「一応おさえてるよ」
「週末なのに凄いですね」
桜がそう言うと、樹の友人が得意げに言った。
「いやぁ、苦労したよ。何しろ急だったからな」
樹の仲間なのだから、用意したのはホテルだろうと美奈子は思った。それと同時に、不快な気持ちで男達を眺める。
「仮の話なんですけど」
桜がそう言うと、男達はいっせいに注目して口を噤む。
「抱けると思った女性が、他の男性と絡んでいる姿を見るのって、どんな気持ちになりますか?」
「え、何それ……?」
一沙が訝しげな表情で桜に問い返す。
「ショーの一種だと思ってください。そうですね……ストリップ劇場の出演者と観客ではどうですか?」
「ストリッパーとやれるならいいんじゃない?」
同僚の男が半分だけ笑いながら言う。
「いえ、触れることはできません。ただ、ステージ上の出来事を見守るだけです」
「ショーなら楽しいに決まってる」
桜は頷いて続ける。
「それなら、私……いえ、彼女がステージ上の主役です。観客はあなたがた。彼女は愛しい人に抱かれます。それをガラス越しに眺めることはできても、手出しできない。しかも興奮しても誰も慰めてくれないとしたらどうですか?」
男達はしばし考え、ややして一沙が代表するように言った。
「嫌だね。でも個室なら、仕方ないから一人でやるかも」
桜が両手を打って嬉しそうに言う。
「お一人だなんて勿体無い。それなら人を手配しますね」
「?」
首を傾げた一沙に、桜は続けて問いかける。
「それで嫌な事の話に戻りますが、こちらは怪我をしたり、汚い行為を強要されるのはNGとさせていただきます。あなた方は何かNGありますか?」
「いや、俺らは……」
同僚の男が考えながら首を横に振る。しかし桜はそれを見て確認するように言った。
「本当に何もありませんか?それでは聞きますが、男同士の絡みを私達がリクエストしたらやってくれます?」
「うえっ」
「それはっ」
「無理だね」
それぞれが答えて桜は頷く。
「ノリが悪いですね。キスも?」
一沙が困ったように頭を掻き、それでもなんとか答える。
「ま、それくらいはいいけど、濃厚なのは無理だな。気持ち悪い」
「それなら、女同士も絡ませないって事ですね」
「あ、いや……それは……女同士は綺麗だからいいって事で」
なんだその理屈はと、美奈子は呆れ顔で一沙を見た。
「ではキスはしませんが、お尻を使うのはどうですか?男性が三人連なっている姿は、女には実現できない貴重な経験でしょう?」
桜の言葉に全員がひいている。美奈子は桜の顔をまじまじと見てしまった。こんな事を言うなんて、今までの桜のイメージから激しく逸脱している。
「いや、ごめん。プレイを楽しむ過程で男の裸を見るのはいいとしても、絡むのは嫌だな」
同僚の男がそう言って眉を寄せた。
「掘られるのは反対」
一沙もそう言って嫌そうな顔をした。
「同感」
樹の友人もそう言って腕を組む。
「そうですか」
桜はそう言うと、小鉢の酢の物を食べ、酒をぐいっと煽った。
「さて、そろそろ移動しましょうか」
さっさと立ち上がって移動しそうな桜に、周りが慌ててドリンクを飲み干したり、荷物を確認したりしている。
美奈子はもう何を言っていいのか分からなくなって、ただ桜の背を追いかけるようにして移動した。
「うちの子、返してもらいますね~」
店を出てすぐの場所だった。
双子のどちらか分からないが、歩いていた桜の肩を横から浚い、男達に手を振って軽快に言っている。
桜はスマホを取り出すと、タップして言った。
「やっと通話切れるね。後は任せてもいいの?」
「うん、ご苦労様」
双子の片割れは桜の頭を優しく撫でると、背後に控えていたもう一人に目配せした。
「先に帰ってて」
「うん。夜食いる?」
「ん~、欲しいような気もするけど、何時に終わるか分からないからいいや」
「簡単にできるもの、一応用意しとくね。お仕事頑張って。じゃあ美奈子、また月曜日ね」
桜はそう言うと、さっさとその場から離れる。双子のもう一人と共に。
「さて」
にんまり笑った双子の一人。
「一沙さんはどの人?」
あっけに取られていた男達の間から、一沙がおずおずと手を挙げる。
「あれ、見たことある気が……ま、いっか。愛衣蘭から伝言。残念です~、だって」
「何が……」
「あと美奈子ちゃん」
反射的に双子を見た美奈子。
「優斗から伝言。澄人の指示に従うようにって」
自らを指差しながら言う事で、こちらは澄人であると分かった。
「店閉めたら合流するって。さ、行こっ」
澄人は美奈子を案内するように歩き始める。
「ちょっと、彼女どこに連れていくんだよ」
「そりゃ楽しいところだよ。君達も一緒に来て。楽しむんでしょ?」
振り返りながら言う澄人に、顔を見合わせていた男達。だが一沙が大丈夫だと言った事で、着いてくる事にしたようだ。
澄人の用意したタクシーで二つに分かれて移動した。
澄人と美奈子で一台。男達だけで一台だ。
タクシーを降りると住宅地で、澄人の誘導で移動する。
「ようこそ、深海のサーナへ!」
目的地に着いたのか、澄人はそう言って両手を広げる。しかしそこはただの広い空き地で、辺りには建物らしきものが何もない。車が数台止まっているのが美奈子には不気味に映った。
「さて、お願いしま~す」
その声で、車から人が出てきた。男が十人ほどで、五人を取り囲んだ。
「なに、この人達……」
美奈子は不安から思うわずそう呟いていた。それには澄人が小さな声で答える。
「大丈夫、心配しないで」
一緒に移動してきた男達が取り囲まれ、美奈子は澄人に誘導されて再び移動した。
空き地からほど近い所に、その入口はあった。
「ここから入って」
澄人の誘導で中に入った美奈子。
「とりあえず優斗がくるまで待ってて。あ、シャワー浴びてたほうがいいかも。優斗の我慢が限界に近いから」
それはすぐに抱きたいということなのだろうかと思い、美奈子はうっすら頬を染めた。
「あの、ここは……?」
「ショー会場。今日の主役は君だよ」
「え……」
「観客はさっきのあいつら」
「……」
澄人は笑って教えてくれる。
「二度と手出し出来ないように、あいつらに恐怖を与えながら美奈子ちゃんとの絡みを見せつけるつもりだと思う。でも美奈子ちゃんが嫌なら優斗はやらないから、自分で決めたらいいよ」
やるとかやらないとか、何を指しているのかよく分からない。首を横に傾けていると、澄人は苦笑しながら言った。
「詳しくは聞かないほうがいいと思うけど、あの人達の前で優斗に犯されると思ったらいいよ。見せつけるって言ってたし」
「あの人達が……見てる前で?」
美奈子の呟きのような言葉に、澄人は頷いて言った。
「でも安心して。あいつらは絶対手出しできない場所にいるから」
澄人はそう言って美奈子の背後を指差す。
「シャワーはあっち。着替えは優斗が何か用意してるみたいだよ。じゃ、僕はさっきの男達を監視しくいくから。誰にあたるか分からないけど、掘ってメロメロにさせてやろうかな」
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