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23.お菓子教室イベント(最初だけ霧谷視点)
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昼休みになって教室で一之瀬、春風、花岡と昼飯を食べていた。机をくっつけて前方には一之瀬と春風で俺の隣には花岡という並びになった。
「今日もパンか。そんなもんばっか食って栄養取れてんのか?」
春風の昼飯である菓子パンの数々を見て一之瀬が心配してか疑問を聞いた。春風は弁当ではなくいつも菓子パンのようなコンビニに売ってる食いものばっかだ。栄養面が偏りそうだよなぁ。
「確かに身体には良くないね。コンビニで腹持ちが良さそうなものを選んでたら、自然とパンを選んでたなぁ」
困ったような顔をした春風の話しに俺はそんなもんだよねー、と頷いた。高校生のお小遣いで満足できる昼飯ってパン位だよな。コンビニ弁当は値段的に手を伸ばしずらいし、量が足りない。
花岡はコンビニで飯買った事ねぇな、と話していた。お前、毎日手作り弁当だもんなぁ。
「よし、春風、口開けろ」
「え?」
一之瀬が自分の弁当に入ってるおかずの小さいハンバーグを箸で掴んで春風の口に入れる。春風は食べた後にありがとう、と笑顔で礼を言って一之瀬の頭を優しく撫でる。それ見てると、何かさー、全身がむずむずするんだよ、おじさんは。
「一之瀬、これ食べるかな? 新商品のパンなんだけど」
「おー、食う食うっ」
春風がそのパンの袋を開封して一之瀬に食べさせている。春風に餌付けされてるみたいだ。一之瀬ってば自分で食えよー。
とーちゃんとかーちゃんがいちゃつき出したぞ。一之瀬はパンを齧ってるのに集中していて気付いてないかもしれないが、春風がちゃっかり一之瀬の腰に手を回してる。最近の二人は男同士なのに距離感も近すぎておかしいよな。あ、もう一人そんな奴がいた。
「あれ、いいんか? 花岡」
「優の新商品のパンに勝てるおかずがねぇんだよ……」
一之瀬と春風の様子を黙って悔しそうに見てる花岡に聞いたけど、そういう意味で言ったんじゃねーっての。お前も一之瀬に餌付けするつもりか。
花岡の弁当のおかずは卵焼き、肉団子、豚の生姜焼き、ミニトマトなどの野菜類。相変わらず、手作り感が満載な彩り弁当だ。今でも弁当は自分で作ってんだよな。マジで女子力たけーな。
「んー、真心って大事だよなぁ。そういった意味で手作りってやっぱ最強じゃね?」
「真心? 手作り最強ってどうゆう事なんだ?」
「断然に手作り料理の方が美味いって話。手が込んでるのって愛を感じるもんなのよー」
俺の言葉に花岡はよくわかってないようで簡単に説明した。コンビニのものよりは手作りのものの方がポイントが高いと俺は思うんだよねー。別にコンビニのものが美味しくないって思ってる訳じゃない。こう、何つーか手作りの方が心が篭ってるっていうのかな。
つーかさ、一之瀬の胃袋を掴めばいいんじゃねーの? 料理出来ますアピールしねぇのかな。でもまぁ、花岡だし。そういう計算は苦手そうだもんなぁ。
「一之瀬、この生姜焼き食べるか?」
「俺が食ったらお前が食う分が足りなくなるんじゃねぇのか?」
「俺は一之瀬が食べてる顔が見てぇんだ。そんなに食べるのが嫌なのか!?」
「……食うから。よこせよ」
花岡が箸で掴んだ生姜焼きを顔を近づけた一之瀬の口に入れた。一之瀬は咀嚼してうっまぁ、と手で口を抑えて感動しているようだった。花岡は一之瀬の反応を見てだろー? と花岡は白い歯を見せる。
その様子を見た春風があまりいい顔をしていないのが気になってしまった。お前は色んな意味で重過ぎるんだよ。
(いっちーはこれから大変だなぁ……)
俺は自分が作った男飯な弁当を箸で突っついて食べる。やっぱ茶色系のおかずって最高だわー。
──……
「一之瀬、女子からのお呼び出しだぞ」
あるクラスメイトから声をかけられた。告白か? これ絶対に告白だろって淡い期待をして教室から出たら、緊迫したかのような怖い顔をした隣のクラスの女子数人が一之瀬を囲むように立っている。
(つ、ついに女子達に集団リンチされんのか……)
日頃からよく思われてないのがわかってた。隣のクラスの女子達がイケメンでリア充である霧谷と花岡と春風と普段から一緒に仲良く連んでいる平凡な一之瀬を目の敵にしてるのは一之瀬に対しての態度と視線でとっくに気付いている。妬まれても仕方ないが、特に集団で暴力は絶対に駄目だろう。
「お願いがあるんだけど、霧谷くんと花岡くんと春風くんを誘ってくれない? 勿論、三人と仲の良いアンタも絶対に参加だからね」
「……へ?」
「ぼやっとしないですぐ返事する!」
「一応、説明しておくね」
予想外の頼み事に呆然と立ち尽くした。そして女子達は理由を説明し始めた。どうも女子達は学園の普通科のお菓子教室イベントにあいつらを誘いたいらしい。
霧谷辺りはあの性格からして誘いに乗ってくれそうな雰囲気はあるが、あまり接点のない花岡と春風は断られるかもしれない。それで少しでも成功率を上げようと、あの三人と仲の良い一之瀬に頼み込んだようだ。女子軍団の物騒な空気で紛らわしい。
「わかった。その代わりに間宮さんも誘って欲しいんだが、どうだ?」
気になる異性である間宮さんがいれば、一之瀬のやる気が格段に上がると考えて女子達に提案する。
「間宮さんとアンタとは同クラでしょ? アンタが誘えばいいんじゃないの?」
「間宮さんは俺なんかより女の子に誘って貰った方が嬉しいに決まってる!」
「それもそうね」
おい、少しは否定しろ、という突っ込みは口に出さずに内心に留めておいた。
「間宮さんとは合同体育で多少交流があるし、何とか誘えるかもしれないわね」
「あっ、間宮さんって頭も良くてスポーツも出来るんだよね。体育ではいつも大活躍なんだよねぇ」
「切れのいい動きで軽やかな足取りで凄過ぎる!」
「それに顔も性格も可愛いっ」
女子達が間宮さんを思って両手を重ねて感服している。流石はプリティ天使、同性にも慕われている。
「まぁ、兎に角、私達は間宮さんをアンタは霧谷くん達を誘ってちょうだいね」
「おう、任せろ!」
一之瀬はやる気満々に快く返事をする。早速、霧谷達を誘いに向かった。
「今日もパンか。そんなもんばっか食って栄養取れてんのか?」
春風の昼飯である菓子パンの数々を見て一之瀬が心配してか疑問を聞いた。春風は弁当ではなくいつも菓子パンのようなコンビニに売ってる食いものばっかだ。栄養面が偏りそうだよなぁ。
「確かに身体には良くないね。コンビニで腹持ちが良さそうなものを選んでたら、自然とパンを選んでたなぁ」
困ったような顔をした春風の話しに俺はそんなもんだよねー、と頷いた。高校生のお小遣いで満足できる昼飯ってパン位だよな。コンビニ弁当は値段的に手を伸ばしずらいし、量が足りない。
花岡はコンビニで飯買った事ねぇな、と話していた。お前、毎日手作り弁当だもんなぁ。
「よし、春風、口開けろ」
「え?」
一之瀬が自分の弁当に入ってるおかずの小さいハンバーグを箸で掴んで春風の口に入れる。春風は食べた後にありがとう、と笑顔で礼を言って一之瀬の頭を優しく撫でる。それ見てると、何かさー、全身がむずむずするんだよ、おじさんは。
「一之瀬、これ食べるかな? 新商品のパンなんだけど」
「おー、食う食うっ」
春風がそのパンの袋を開封して一之瀬に食べさせている。春風に餌付けされてるみたいだ。一之瀬ってば自分で食えよー。
とーちゃんとかーちゃんがいちゃつき出したぞ。一之瀬はパンを齧ってるのに集中していて気付いてないかもしれないが、春風がちゃっかり一之瀬の腰に手を回してる。最近の二人は男同士なのに距離感も近すぎておかしいよな。あ、もう一人そんな奴がいた。
「あれ、いいんか? 花岡」
「優の新商品のパンに勝てるおかずがねぇんだよ……」
一之瀬と春風の様子を黙って悔しそうに見てる花岡に聞いたけど、そういう意味で言ったんじゃねーっての。お前も一之瀬に餌付けするつもりか。
花岡の弁当のおかずは卵焼き、肉団子、豚の生姜焼き、ミニトマトなどの野菜類。相変わらず、手作り感が満載な彩り弁当だ。今でも弁当は自分で作ってんだよな。マジで女子力たけーな。
「んー、真心って大事だよなぁ。そういった意味で手作りってやっぱ最強じゃね?」
「真心? 手作り最強ってどうゆう事なんだ?」
「断然に手作り料理の方が美味いって話。手が込んでるのって愛を感じるもんなのよー」
俺の言葉に花岡はよくわかってないようで簡単に説明した。コンビニのものよりは手作りのものの方がポイントが高いと俺は思うんだよねー。別にコンビニのものが美味しくないって思ってる訳じゃない。こう、何つーか手作りの方が心が篭ってるっていうのかな。
つーかさ、一之瀬の胃袋を掴めばいいんじゃねーの? 料理出来ますアピールしねぇのかな。でもまぁ、花岡だし。そういう計算は苦手そうだもんなぁ。
「一之瀬、この生姜焼き食べるか?」
「俺が食ったらお前が食う分が足りなくなるんじゃねぇのか?」
「俺は一之瀬が食べてる顔が見てぇんだ。そんなに食べるのが嫌なのか!?」
「……食うから。よこせよ」
花岡が箸で掴んだ生姜焼きを顔を近づけた一之瀬の口に入れた。一之瀬は咀嚼してうっまぁ、と手で口を抑えて感動しているようだった。花岡は一之瀬の反応を見てだろー? と花岡は白い歯を見せる。
その様子を見た春風があまりいい顔をしていないのが気になってしまった。お前は色んな意味で重過ぎるんだよ。
(いっちーはこれから大変だなぁ……)
俺は自分が作った男飯な弁当を箸で突っついて食べる。やっぱ茶色系のおかずって最高だわー。
──……
「一之瀬、女子からのお呼び出しだぞ」
あるクラスメイトから声をかけられた。告白か? これ絶対に告白だろって淡い期待をして教室から出たら、緊迫したかのような怖い顔をした隣のクラスの女子数人が一之瀬を囲むように立っている。
(つ、ついに女子達に集団リンチされんのか……)
日頃からよく思われてないのがわかってた。隣のクラスの女子達がイケメンでリア充である霧谷と花岡と春風と普段から一緒に仲良く連んでいる平凡な一之瀬を目の敵にしてるのは一之瀬に対しての態度と視線でとっくに気付いている。妬まれても仕方ないが、特に集団で暴力は絶対に駄目だろう。
「お願いがあるんだけど、霧谷くんと花岡くんと春風くんを誘ってくれない? 勿論、三人と仲の良いアンタも絶対に参加だからね」
「……へ?」
「ぼやっとしないですぐ返事する!」
「一応、説明しておくね」
予想外の頼み事に呆然と立ち尽くした。そして女子達は理由を説明し始めた。どうも女子達は学園の普通科のお菓子教室イベントにあいつらを誘いたいらしい。
霧谷辺りはあの性格からして誘いに乗ってくれそうな雰囲気はあるが、あまり接点のない花岡と春風は断られるかもしれない。それで少しでも成功率を上げようと、あの三人と仲の良い一之瀬に頼み込んだようだ。女子軍団の物騒な空気で紛らわしい。
「わかった。その代わりに間宮さんも誘って欲しいんだが、どうだ?」
気になる異性である間宮さんがいれば、一之瀬のやる気が格段に上がると考えて女子達に提案する。
「間宮さんとアンタとは同クラでしょ? アンタが誘えばいいんじゃないの?」
「間宮さんは俺なんかより女の子に誘って貰った方が嬉しいに決まってる!」
「それもそうね」
おい、少しは否定しろ、という突っ込みは口に出さずに内心に留めておいた。
「間宮さんとは合同体育で多少交流があるし、何とか誘えるかもしれないわね」
「あっ、間宮さんって頭も良くてスポーツも出来るんだよね。体育ではいつも大活躍なんだよねぇ」
「切れのいい動きで軽やかな足取りで凄過ぎる!」
「それに顔も性格も可愛いっ」
女子達が間宮さんを思って両手を重ねて感服している。流石はプリティ天使、同性にも慕われている。
「まぁ、兎に角、私達は間宮さんをアンタは霧谷くん達を誘ってちょうだいね」
「おう、任せろ!」
一之瀬はやる気満々に快く返事をする。早速、霧谷達を誘いに向かった。
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