旦那様に離縁をつきつけたら

cyaru

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溺れた王子の末路②

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溺れた王子の末路 のタイトル連続3話ございますが、
大変に お下劣 な表現が点在しております。

不快な文字列になっていると感じる読者の方が多いと思いますので
スクロールして読まれる際は、十分にご注意ください。




読んで後悔しないと思われるかたのみ
スクロールをお願いいたします。













本当に読みますか?
引き返すなら今です。
















後悔は先に立ちませんよ?
本当に読みますか?

大丈夫だと強い心のかたのみ
この先をお楽しみください
*********************

第二王子は、1人非常に悩んでいた。

今日は格別に決済する書類が多かった。
しかし悩みは書類ではない。自分の体であった。

3か月ほど前から妻である王子妃の目を盗んで高級娼婦の娼館に
何度か通っていた。

貴族の令嬢は爵位関係なく、されるがままである。
時折、濃いサービスのある令嬢もいるがそれでもどちらかと言えば
男性側が汗をかくことが多い。
その点娼館はなすがままである。第二王子はソレに嵌っていた。

しかし、先月あたりから体に異変が出始めた。
尻から大事な部分までがとにかく痒いのである。
気の済むまでかきむしると、皮膚が傷んだ。
しかし、それでも痒みが止まらないのだ。

痒み止めだという薬草も貼ったばかりはヒンヤリして
痒みを忘れるが1時間もすれば痒くなる。
今日の書類の山は痒みとの格闘でもあった。

兎に角痒い部分をかきたくて、中身も読まずにサインだけをする
書類は大量にあった。
だが、第二王子にとってはサインよりも
痒みをどうにかしたい気持ちが勝っていた。

その中に妻である王子妃との離縁と離籍の書類があった。
侯爵家の息がかかる文官は30分ほど第二王子を拘束した。
次官を数人連れて説明を始めたのである。
まさか、尻を掻きむしりたいので中断してくれとは王子は言えない。
頭の中の9割5分は痒み。のこり5分は説明を早く終われという焦り。
文官はほくそ笑んだ。主である侯爵の要望通りの満点回答を叩きだした。

そして夜になっても第二王子は痒みと戦う。
湯あみをして執拗に洗ったが、石鹸が染みる。
この頃になると、色素が沈着し陰部附近の肌はどす黒くなっていた。
かく事で、なんとも表現しがたい臭いが常時するようにもなっていた。
臭いを隠すために強い香水をふるが、それも染みてしばらく動けない。

この夜はさらに第二王子を悩ませる事が重なる。

痒みの事があり、もう2か月ほど精を出していないのだ。
しかし、女性を呼べばカサブタだらけの股間が見られてしまう。
娼館に行くとしても病気を疑われれば断られる。

痒み止めの薬草を両手に擦り付けて、
その手で昂ぶりをおさめようと耽る。
息が荒くなり、あと少し‥‥と言うとき寝所の扉が開いた。
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