水平線の向こう側

 プロのカメラマンである宮田俊司は、出先にて夕暮れの海を撮影している時にサーファーの青年・落合臨と出会う。

 海に対してあるトラウマを抱えつつも、被写体としては一番好きだと語る俊司は、臨からしてみれば掴みどころのない、どこか危うげな印象。

 臨もまた、語りはせずとも海に対して複雑な思いを抱えていた。

 彼らの視線に映る、水平線の向こうの景色とは。


※本作は多少のLGBT要素が含まれます。
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