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65.部屋の探索
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「ミユ 恥ずかしいの?
あんなに愛し合ったのに まだ慣れないなんて ほんと可愛いねっ♪」
「~~~っ!!
エドのエッチ!!」
「あはははっ。
本当にミユは可愛いなぁ。
じゃあ 僕は、向こうの書斎で 手紙を書いて来るから、部屋の中を探索しててね。」
そう言って風呂場から出ていくエドを追いかけて、私も書斎とやらを覗いてみた。
風呂場とは反対の 入って来た部屋を横切って 扉を開けると書斎だった。
こちらの部屋は 20畳程の部屋で、配色も同じだったが 壁紙が見えないぐらいの背の高い本棚が、ぐるりとコの字にそびえ立ち 扉から横へ10歩程 進むと、大きな机が置かれていた。
『この部屋は、窓が無いんだなー
本を傷めないようにかな?』
エドが書斎の机に向かい 手紙を書き始めたので、その部屋を後にして 隣の扉を開けてみる。
部屋に入ると ここも窓は無かった。
20畳程の部屋で、1人掛けのソファーが数脚置いてあるがこれと言って何も無い部屋だった。
その部屋の奥にも扉が有るので 開けてみた。
部屋に入る。
『ここは寝室なんだ……』
始め入って来た部屋よりは広くない。
とは言っても、30畳程の寝室だったのだが…
寝室もモスグリーンと薄いグリーンの壁紙に床と家具はダークブラウンで統一されていて、天蓋付きベッドでキングサイズより大きなベットがデデーンっと存在を主張している。
寝室には 大きな窓があり 若草色のカーテンが掛けられ、白いレースのカーテンには緑の蔦の柄が刺繍されている。
カーテンを開くと 窓の外はバルコニーになっているようだ。
まだ 他の部屋を見たい望結は、バルコニーには出ず 入口とは違う、寝室内の扉を開けた。
ゆっくり寛げそうなトイレだった。
『トイレって言っても…
私が腕と足を広げて寝れそうな広さね…』
寝室を後にし 隣の扉を開けてみる。
ここも同じ配色だったが、20畳程の縦長の部屋になっており、エドの洋服が数え切れない程ズラッっと並んでいた。
『ふーん。
ここは でっかいウォークインクローゼットかぁ。
やっぱり王子様だけあって、衣装持ちなんだなー』
望結はそう思いながら次の扉へ向かう。
クローゼットの隣の部屋の扉を開くと、他の部屋と同じ配色で そこは先程のウォークインクローゼットと同じ部屋だったが、ガランっとして何も無い部屋だった…
『この部屋もクローゼットだけど、未使用なんだな。』
未使用のクローゼットから出る。
これで片面の扉を4つ開けた事になるので、今度は反対側の風呂があった方の探索に移る。
脱衣室の隣の扉を開けてみる。
広いトイレだった。
『寝室にもトイレあったのに、もう一室トイレあるなんて…
王子様の部屋って凄いなっ!』
トイレから出て次の部屋の扉を開く。
中はとっても明るい部屋で15畳程の、エドの部屋に入ってから1番 小さい部屋だった。
『15畳程あるよね?
私の作った家の寝室より広いけど…』
その部屋は 配色は他の部屋と同じで、ダークブラウンのドレッサーがでかでかと置いてあり、大人2人がゆったりと座って化粧が出来そうだった。
その部屋の窓の近くには、丸く一段高くなった場所があり、スポットライトが当たっていた。
『……???
この場所 何に使うんだろ??』
そんな事を思っていると…
あんなに愛し合ったのに まだ慣れないなんて ほんと可愛いねっ♪」
「~~~っ!!
エドのエッチ!!」
「あはははっ。
本当にミユは可愛いなぁ。
じゃあ 僕は、向こうの書斎で 手紙を書いて来るから、部屋の中を探索しててね。」
そう言って風呂場から出ていくエドを追いかけて、私も書斎とやらを覗いてみた。
風呂場とは反対の 入って来た部屋を横切って 扉を開けると書斎だった。
こちらの部屋は 20畳程の部屋で、配色も同じだったが 壁紙が見えないぐらいの背の高い本棚が、ぐるりとコの字にそびえ立ち 扉から横へ10歩程 進むと、大きな机が置かれていた。
『この部屋は、窓が無いんだなー
本を傷めないようにかな?』
エドが書斎の机に向かい 手紙を書き始めたので、その部屋を後にして 隣の扉を開けてみる。
部屋に入ると ここも窓は無かった。
20畳程の部屋で、1人掛けのソファーが数脚置いてあるがこれと言って何も無い部屋だった。
その部屋の奥にも扉が有るので 開けてみた。
部屋に入る。
『ここは寝室なんだ……』
始め入って来た部屋よりは広くない。
とは言っても、30畳程の寝室だったのだが…
寝室もモスグリーンと薄いグリーンの壁紙に床と家具はダークブラウンで統一されていて、天蓋付きベッドでキングサイズより大きなベットがデデーンっと存在を主張している。
寝室には 大きな窓があり 若草色のカーテンが掛けられ、白いレースのカーテンには緑の蔦の柄が刺繍されている。
カーテンを開くと 窓の外はバルコニーになっているようだ。
まだ 他の部屋を見たい望結は、バルコニーには出ず 入口とは違う、寝室内の扉を開けた。
ゆっくり寛げそうなトイレだった。
『トイレって言っても…
私が腕と足を広げて寝れそうな広さね…』
寝室を後にし 隣の扉を開けてみる。
ここも同じ配色だったが、20畳程の縦長の部屋になっており、エドの洋服が数え切れない程ズラッっと並んでいた。
『ふーん。
ここは でっかいウォークインクローゼットかぁ。
やっぱり王子様だけあって、衣装持ちなんだなー』
望結はそう思いながら次の扉へ向かう。
クローゼットの隣の部屋の扉を開くと、他の部屋と同じ配色で そこは先程のウォークインクローゼットと同じ部屋だったが、ガランっとして何も無い部屋だった…
『この部屋もクローゼットだけど、未使用なんだな。』
未使用のクローゼットから出る。
これで片面の扉を4つ開けた事になるので、今度は反対側の風呂があった方の探索に移る。
脱衣室の隣の扉を開けてみる。
広いトイレだった。
『寝室にもトイレあったのに、もう一室トイレあるなんて…
王子様の部屋って凄いなっ!』
トイレから出て次の部屋の扉を開く。
中はとっても明るい部屋で15畳程の、エドの部屋に入ってから1番 小さい部屋だった。
『15畳程あるよね?
私の作った家の寝室より広いけど…』
その部屋は 配色は他の部屋と同じで、ダークブラウンのドレッサーがでかでかと置いてあり、大人2人がゆったりと座って化粧が出来そうだった。
その部屋の窓の近くには、丸く一段高くなった場所があり、スポットライトが当たっていた。
『……???
この場所 何に使うんだろ??』
そんな事を思っていると…
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