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270.エドの専属執事
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それに 望結から伝わる感情から触られはしても、ドミニクとの粘膜の接触は無いと分かったとか……
でも 建物の上階を吹き飛ばした直後、目に入った光景が……
肌を触られる望結を目にしたと。
その瞬間に、頭が沸騰して我を忘れたらしい……
愛されてます……私……
エドからの番の契約後の出来事を、あらかた聞き終わったと思えば……
タイミング良く石牢の鉄格子のあった向こう側の通路から、足音と何か重い物を引きずる様な音が聞こえて来ました。
暫くその音がこちらへ近付くのを聞いていると、1人の青年がこの部屋へやって来た。
そしてその青年の足元には、太い縄で簀巻きにされた、テレシアが気を失って転がって居たのです。
「エドラフェイルク様っ!
お待たせしましたぁ!
しっかり拘束して、テレシアを捕えて参りましたぁ~!!」
何とも緊張感の無い、言葉遣いの人だった………
エドがその青年の近くへ寄り、ポンポンッと肩を叩いて、私の方を向き言った……
「ミユ。コイツがさっき言って居た、僕の専属執事で名前がシオンだ。
ちょっと抜けてる様な喋り方をする奴だが、それ以外の仕事は丁寧だし、僕に忠実なので 言葉遣いだけ多目にみてやってくれ。
そして…シオン。
あの子が僕の番の”望結”だ。
僕 同様…嫌っ! 僕よりも大切に精一杯 勤めてくれ。」
「了解でーす!
あっ! ミユ様~
初めましてぇ~♪
ようやくお会い出来ましたぁ♪
オレ シオンって言いまぁす♪
これから長い付き合いになりますが、ヨロシクでーす!」
「あっ!…は…はいっ!
ミユです。こちらこそ宜しくお願いしますね。」
「エドラフェイルク様。
ちっちゃくて何とも可愛い方ですねぇ~♪」
「僕のだから、お前はあんまり見んなっ!
ミユが減るっ!!」
『いやいや……減りませんよ……エドさん……』
シオンさんは、見た目30歳前半に見える豹の獣人さんらしい。
サラサラの紫色の髪の毛で少し長目の短髪・黒色の丸い耳と細長いしっぽ・柳眉・ピンクトルマリンの様な少し紫掛かったピンク色の瞳・やや垂れ目・スッと伸びた鼻筋に形の良い鼻・厚くも薄くもないちょうど良い唇・輪郭はシャープで、身長はエドよりやや高い・肌の色は薄い褐色・体型は、細マッチョ。
言葉遣いからしてちょっとチャラ男に見える人だなと思った。
「はいはい…わっかりましたぁ~!
あっ! この子捕まえましたけどぉ~
どぉされますぅ~?!
城へ連れ帰るのかぁ ココで処分かぁ、教えて欲しいっす♪」
チャラい言葉に似合わない、なにやら不穏な言葉が聞こえた気がする……
でも 建物の上階を吹き飛ばした直後、目に入った光景が……
肌を触られる望結を目にしたと。
その瞬間に、頭が沸騰して我を忘れたらしい……
愛されてます……私……
エドからの番の契約後の出来事を、あらかた聞き終わったと思えば……
タイミング良く石牢の鉄格子のあった向こう側の通路から、足音と何か重い物を引きずる様な音が聞こえて来ました。
暫くその音がこちらへ近付くのを聞いていると、1人の青年がこの部屋へやって来た。
そしてその青年の足元には、太い縄で簀巻きにされた、テレシアが気を失って転がって居たのです。
「エドラフェイルク様っ!
お待たせしましたぁ!
しっかり拘束して、テレシアを捕えて参りましたぁ~!!」
何とも緊張感の無い、言葉遣いの人だった………
エドがその青年の近くへ寄り、ポンポンッと肩を叩いて、私の方を向き言った……
「ミユ。コイツがさっき言って居た、僕の専属執事で名前がシオンだ。
ちょっと抜けてる様な喋り方をする奴だが、それ以外の仕事は丁寧だし、僕に忠実なので 言葉遣いだけ多目にみてやってくれ。
そして…シオン。
あの子が僕の番の”望結”だ。
僕 同様…嫌っ! 僕よりも大切に精一杯 勤めてくれ。」
「了解でーす!
あっ! ミユ様~
初めましてぇ~♪
ようやくお会い出来ましたぁ♪
オレ シオンって言いまぁす♪
これから長い付き合いになりますが、ヨロシクでーす!」
「あっ!…は…はいっ!
ミユです。こちらこそ宜しくお願いしますね。」
「エドラフェイルク様。
ちっちゃくて何とも可愛い方ですねぇ~♪」
「僕のだから、お前はあんまり見んなっ!
ミユが減るっ!!」
『いやいや……減りませんよ……エドさん……』
シオンさんは、見た目30歳前半に見える豹の獣人さんらしい。
サラサラの紫色の髪の毛で少し長目の短髪・黒色の丸い耳と細長いしっぽ・柳眉・ピンクトルマリンの様な少し紫掛かったピンク色の瞳・やや垂れ目・スッと伸びた鼻筋に形の良い鼻・厚くも薄くもないちょうど良い唇・輪郭はシャープで、身長はエドよりやや高い・肌の色は薄い褐色・体型は、細マッチョ。
言葉遣いからしてちょっとチャラ男に見える人だなと思った。
「はいはい…わっかりましたぁ~!
あっ! この子捕まえましたけどぉ~
どぉされますぅ~?!
城へ連れ帰るのかぁ ココで処分かぁ、教えて欲しいっす♪」
チャラい言葉に似合わない、なにやら不穏な言葉が聞こえた気がする……
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