【完結】6夫の上司の家政婦をすることになった妻の運命が変わっていく。

襲来

東條商事は倒産した。
取引先は無くなっていった、、、
従業員が、居なくなった。


陸とミカさんは、一緒に暮らしてるよう。。
父の子なら、東條の子になるのだからいいんだろうけど、陸との関係が大変だろうね。



父と母の関係も、良くない。。
母は、毎日が、嫌と、、
兄のところに愚痴を言いにきてるらしい。

我慢しろと私に言ったんだから、離婚はできないよな？と兄は言ったら、黙っていたそう。
兄も忙しいからと会わないと言ってるのに、家に来るらしい。

私の中では、母は死んだもの。
まったく感情がない。

「私の家族は、晴翔さんとお兄ちゃん達、、、」


と平和な日が続いていたのに、、、

まさかのあの人達が乗り込んできた、、、

接近禁止になっているから、しばらく来なかったのに、
3人がやってきた、、


東條とおっしゃる方々きたので、応接間に通しました。
その時の会話に、かりんさんの名前が出てので、すぐに社長を呼んだほうがいいかと、、、
晴翔さんだとヤバそうな雰囲気がします、、
となかなか優秀な社員だった。

応接間に入ると3人がいた、、、

「何でしょうか？接近禁止でしょ。」

「かりんは会社にいないだろ、、」

「かりんは、社員ですよ。副社長の秘書。今更なに言ってんだか、、、」

「あいつに仕事ができるわけないだろ。」

「いや、あんたらにかりんのこと言われたくないけど、とりあえず、要件は？」

「金をくれ。」

「はあ？よく言えんな。」

「どこも雇ってもらえないし、生活できない、、、」

「贅沢な暮らしをしなければいいんじゃない？それに俺らは、あんたらとは関係ないよな？よくそれで金が欲しいって言えるな。。」

「育てて、やっただろ、、、」

「義務教育までは、親の責任。高校の分は、払ってあるはずだ。かりんの分も含めて、東條商事に還元したよ。そんなことも知らないの？」

「何を言ってる。」

「東條商事が倒産した理由は、あんたの経営がめちゃくちゃだったからな。陸が優秀と言ってたけど、どこがか理解でない。だから、簡単に倒産したんだろ。。」

「頼む、、金をくれって、俺たち生きていけないんだ、、、」

「俺は、お前たちがどうなろうと何も思わない。。」

その時コンコンとノックされた。
「この人達ですか」警官がやってきた、、

「はい。お願いします。」

「何を言ってる薫、、、」

「接近禁止って言ってるよね？」

「かりんには近づいていないだろ。」

「なに言ってんの？かりんは、この会社で働いてるのに、乗り込んでくる？」

「裕子から、かりんは仕事をしてないと聞いてたんだ、、」

「だろうな。あの人が、定期的に来る理由が、あるとは思ったけど、そんなことだったとはな、、、あほらしっ」

「接近禁止の元家族にかりんの状況なんて、おしえるわけない。バカじゃねぇ。」

「かりんはいないだろ、、、」

「なに言ってんの、そこに居るだろ、、、」

「「「え？かりん。」」」



「あら、ミカさん。お久しぶりですわね。
陸さんとの生活は、楽しんでますか？
私と違って、陸さんはミカさんのことを愛してるから、優しいですか？」

「かりんさんは、以前と違い、綺麗ですね。」


「ありがとうございます。今の生活があってるみたいですわ。」