上 下
17 / 158
1章

戦闘終結

しおりを挟む
 ぽよ~さん改め、エレンさんが見せてくれたのはスカ〇ター……?

え~~~~、これが魔道具?これ装備したら、 戦闘能力たったの5か……ゴミめ とか言いたくなる形状をしている。

「あの、これがステータスを測る魔道具?」
「はい、モノクル君です」
「モノクル君?何というか・・楽し気な名前ですね?」
「そうなんですよ、制作者であるマーカス・スタンプ様が生み出す魔道具は必ず~君と付くんです」

ん?生み出すって言った?そのマーカス様って現役なのか? 
 後、転生者なのかもしれないな、偶然とは思ええない男心をくすぐる、あのスカ〇ウターの形状、是非装着してみたい……などと思案していたら、フレッシュをかけた人達が目覚めて起きだしてきた。


「調子どうですか?気分悪いとか無いですか?」
「あ、そうか、MP切れで……ん?なんか随分MP回復してるな?」
「MPの回復魔法をかけましたの多少ですが、いつもより回復量が上がってますよ」
「ほーそんな魔法を、ありがとよ。動けるようになったし、もうひと稼ぎしてくるかな」
「今から戻るんですか、MP万全じゃないのに?」
「前線までは行かねーよ、近くにいれば直ぐ動けるしな」
 結局みんな戦場に戻っていた。みんなタフだなー
 
 
 魔道具とマーカスって人の事もっと聞きたいけど後回しだな。
「エレンさんさっきの魔道具とかの話、続き聞きたいのでこの戦いが終わって落ち着いたら、聞かせて欲しいのですけど」
「はい、マーカス様の事だったら是非私に聞いて下さい」近い近い興奮しすぎだ、どんだけマーカス様好きなんだよ。


 戦場に出ていた冒険者達が交代で戻って来た。

 冒険者達は、特に大きな怪我をしてる人などはいなかったので、みんな食事や飲み物を供給している休憩所の方に行っているそうだ。
 来れるようなら休憩所まで来て欲しいと、俺よりも若い新米冒険者の子が伝えに来てくれた。
エレナさんに断ってから休憩場に移動する。


休憩所に着くとワイワイとにぎわっていた。
親玉のオーク共は全員倒したそうだ、今はゴブリン共の殲滅をしてるらしい。

怪我なのか返り血なのかわからないが、平気な顔をして飯を食べている冒険者たちに向かって大きな声で

「みなさん、お疲れさまでした。ヒールをかけますのでちょっとこちらに集まって下さーい」

「お、何々回復魔法かけてくれるの?」
「おぉー回復魔法とか初めてだ」
「早くやってくれ」
 等々みんな話ながら集まってきてくれた
「はい、いきますよー」《エリアヒール》みんなの体がほんのり光りだす。

「おぉー気持ちいいなこれ」
「わぁー傷跡が消えた」
「お、なんか元気が出てきたぞ」

 これでおおむね終わりかなと休憩所を見渡してると、

「ヒデさんお疲れ様です」「ヒデさんお疲れー」カルナさんとマナさんが話かけてきた。

「お疲れ様、2人とも怪我してない?大丈夫?」
「大丈夫、大丈夫怪我してないよー」
「そうか、良かった」
「殲滅戦は終わったの?」
「うん、後はゴブリン共の死体を焼いて埋めれば終わりかな」
「ギルマスが向こうで大きな穴魔法で掘ってたから、早く終わりそうですよ」
 相変わらず凄いなギルマス。

「ここではもうやる事無いかな・・・?じゃーゲン達のとこ戻ろうかな、2人はどうする?」
「一緒に戻るけどもう少し休ませて」
「わかった、俺も診療所に挨拶してくるから」
2人に《ランヒール》をかけてから診療所に戻る。


 診療所のテントに戻るとエレンさんとローブの女性が座って話している。

「ただいま戻りました。目覚めましたか?体の調子はどうですか?」
「はい、大丈夫です。こんなに早くMPが回復するなんてどんな魔法なのですか?あの、厚かましいお願いですけど、もしよろしければこの魔法を、お教えていただけないでしょうか?」
「いいですよ」
「もちろん、できる限りのおれいは……え?いいのですか?」 

「はい、じゃーさっそくコツを教えますね、魔力の流れを少しだけ早めるようにするんですそして、《フレッシュ》と唱えて下さい。まず、自分で試してみるのが一番解りやすいですよ」

「はい、やってみます。まず、魔力の流れを感じて……よし……少しだけ後押しをする感じで・・《フレッシュ》・・」体がほんのり光りだす。
「おぉー、出来ましたね」

「凄い、私、MPが多く無いので直ぐにMP切れを起こしてしまってて」

「そうでしたか、出来ればこのまほ……」
ん?ローブの女性から何か黒いものが……

「でもこれで、フフフ……これであの男を見返せるついに、ついに、ホーホッホッホッ」

一歩後ろに下がって「あの、じゃー頑張ってください(魔法の方)」

ニッコリ「はい頑張ります(復讐を)」

なんか話がかみ合ってない気がする……

「この素晴らしい魔法を教えてくれた、お礼の方なんですけども……」

「あ、お礼は要りませんよ、どうしてもお礼がしたかったら、この魔法を教えてほしいと頼まれたら教えてあげて下さい」

さっきまでの黒い笑顔でなく、優しい笑顔になって「わかりました、私と同じようにMPで悩んでる人に広めていきます」

「はい、お願いします」


エルサさんの方を向いて「一度村の人達の所に戻りますね、後、街に戻って落ち着いたらさっきの続きを聞かせて下さい」
「喜んで。落ち着いたらお誘いますね」

 ナイスボディーの美女に誘うとか言われてちょっとドキッとしたのはナイショだ。


さて、あの三人大人しくしてっかなー?
しおりを挟む