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結婚式
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そしてついにやって来た結婚式当日の朝。
私は朝早く起きて早速準備に取り掛かる。
まず式場に行く前にネットでBLチェック。
あと気に入った同人誌を予約。
あとお気に入りのBL本を2冊瞬殺した後ゆっくり部屋を出る。
早朝5時過ぎの私の行動内容。
あ、これは私にとって欠かせない日課なのであしからず。
「茜さん。そろそろ出ないと準備に間に合わないくなります」
「すみません。もう出れます」
「では行きましょう」
「はい」
彼が手を差し伸べ私はその手を取る。
二人で玄関に向かい彼はいつもの革靴、私はパンプスを履き部屋を後にした。
車に乗り込んでまだ薄暗い朝空をぼーっと見つめているとふいにラジオから今日結婚するカップルの紹介をするDJの声が耳に入った。
『本日結婚されるという26歳男性から。いつも傍に居てくれてありがとう。今日結婚式を迎えられたことを嬉しく思うよ。本当に有難う。大好きです。と言うことです。おめでとうございまぁす。えっとコンビニで出会ったさんからでしたぁ~』
「え……? コンビニ……?」
「ふふふ。すみません。僕です」
「ええっ!! あのメールって涼太さんですか!?」
「はい。仕込んじゃいました。僕の会社がここのラジオ番組のスポンサ―をしてて。権力行使ってやつです。初めて使いましたけど」
何と言う……粋な事をしてくれちゃって。
こんな彼に私は凄い嬉しいと思っちゃってる。
だけどこんなことをする人だとは思わなかった。
正直これから私が彼をリードしていくとばかり思っていたけれど、最近の彼の行動力には驚くことばかり。
こんなサプライズするなんて性格変わっちゃったのかって思うくらい。
「茜さん。本当に有難う御座います。正直僕が結婚するなんて思ってませんでした。この数か月間の同居生活も正直うまくいくわけないって思ってました」
「涼太さん。私も同じことを思ってました。まさか彼氏いない歴イコール年齢の私に結婚が出来るわけないって」
「それでも僕は貴女と言う存在に出会えたことを嬉しく思っています」
「私もです」
「これからずっと仲良くって言うわけにはいかないと思いますがどうか末永く宜しくお願いします」
「こちらこそです」
「茜さん」
「涼太さん」
ハンドルを握る涼太さんの横顔が凄くかっこよく見えて赤信号で車が止まると誰も横断歩道を歩いてない外にお構いなく彼の頬をそっと掴んで彼の唇にキスをした。
触れるだけのキスの後私から舌を彼の口内へ彼の舌を絡ませながら交互に顔を傾けちゅっちゅっとリップ音が車内に響き渡った。
青信号に変わると私は再び助手席に座り頬を赤らめて下を向いていると彼が私の頭を優しく撫でてくれた。
「今日一日、貴女と僕が主役のショータイムです」
「はい。一杯楽しみましょうね」
「ええ。一生忘れることのないショーをしましょうっ」
私は朝早く起きて早速準備に取り掛かる。
まず式場に行く前にネットでBLチェック。
あと気に入った同人誌を予約。
あとお気に入りのBL本を2冊瞬殺した後ゆっくり部屋を出る。
早朝5時過ぎの私の行動内容。
あ、これは私にとって欠かせない日課なのであしからず。
「茜さん。そろそろ出ないと準備に間に合わないくなります」
「すみません。もう出れます」
「では行きましょう」
「はい」
彼が手を差し伸べ私はその手を取る。
二人で玄関に向かい彼はいつもの革靴、私はパンプスを履き部屋を後にした。
車に乗り込んでまだ薄暗い朝空をぼーっと見つめているとふいにラジオから今日結婚するカップルの紹介をするDJの声が耳に入った。
『本日結婚されるという26歳男性から。いつも傍に居てくれてありがとう。今日結婚式を迎えられたことを嬉しく思うよ。本当に有難う。大好きです。と言うことです。おめでとうございまぁす。えっとコンビニで出会ったさんからでしたぁ~』
「え……? コンビニ……?」
「ふふふ。すみません。僕です」
「ええっ!! あのメールって涼太さんですか!?」
「はい。仕込んじゃいました。僕の会社がここのラジオ番組のスポンサ―をしてて。権力行使ってやつです。初めて使いましたけど」
何と言う……粋な事をしてくれちゃって。
こんな彼に私は凄い嬉しいと思っちゃってる。
だけどこんなことをする人だとは思わなかった。
正直これから私が彼をリードしていくとばかり思っていたけれど、最近の彼の行動力には驚くことばかり。
こんなサプライズするなんて性格変わっちゃったのかって思うくらい。
「茜さん。本当に有難う御座います。正直僕が結婚するなんて思ってませんでした。この数か月間の同居生活も正直うまくいくわけないって思ってました」
「涼太さん。私も同じことを思ってました。まさか彼氏いない歴イコール年齢の私に結婚が出来るわけないって」
「それでも僕は貴女と言う存在に出会えたことを嬉しく思っています」
「私もです」
「これからずっと仲良くって言うわけにはいかないと思いますがどうか末永く宜しくお願いします」
「こちらこそです」
「茜さん」
「涼太さん」
ハンドルを握る涼太さんの横顔が凄くかっこよく見えて赤信号で車が止まると誰も横断歩道を歩いてない外にお構いなく彼の頬をそっと掴んで彼の唇にキスをした。
触れるだけのキスの後私から舌を彼の口内へ彼の舌を絡ませながら交互に顔を傾けちゅっちゅっとリップ音が車内に響き渡った。
青信号に変わると私は再び助手席に座り頬を赤らめて下を向いていると彼が私の頭を優しく撫でてくれた。
「今日一日、貴女と僕が主役のショータイムです」
「はい。一杯楽しみましょうね」
「ええ。一生忘れることのないショーをしましょうっ」
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