美形×平凡 短編BL小説集2

鯛田オロロ

文字の大きさ
14 / 42
夜の淵にて(オメガバース・ファンタジー)※

夜の淵にて※

しおりを挟む
美貌揃いの一族にあって、私は器量が悪い。

しかし、両親である皇帝と皇妃に、すぐ上の兄弟から十歳離れた末っ子の私は猫可愛がりされて育った。兄たちも姉たちも私を可愛がってくれた。

器量の悪いオメガの私に良い伴侶を見つけてやろうと、両親も兄姉らもは躍起になった。

そして、目をつけたのが、山あいの小国の王太子で、アルファのエリオスだ。

当然、断れる立場でなかっただろう。泣く泣く承知したに違いない。

かわいそうなエリオス。

彼とはじめて話したのは、はエリオスが初めて帝国のパーティーに来たときのことだった。あれが全ての元凶だった。

その日、まだいくらか少年らしさの残る、若木のようにしなやかで瑞々しい美青年のエリオスは女性陣の注目を一身に集めていた。女性たちは盛んに秋波を送っていた。そのダンスの男らしく、かつ優雅なこと。

私はいつものようにそういう華やかな場が好きではないのでこっそり抜け出して、帝国自慢の温室に逃げ込んでいた。

はるか遠方の熱帯地方から持ってこさせたエキゾチックな植物が繁茂するそこはまるで別世界だ。晩秋でも汗ばむほどだ。上着もベストも脱ぎクラバットも解いて、南国の植物の香りを吸い込み、ベンチに寝転んで時が過ぎて行くのを待っていた。

そこにやってきたのが、エリオスだった。

私は慌てて起き上がる。鍵を締め忘れていた。

「す、すみません、立派な温室でしたので、見学させていただこうと」

エリオスがあまりにだらしない私の様子から目を逸らした。

「ああ、いえいえ、大丈夫ですよ」

私はあわてて服装を正して、出ていこうとするエリオスを引き止めた。なぜ引き止めたのか、自分でもよくわからない。

「帝国自慢の温室ですから、良ろしければご案内いたしましょう」

「ここは……あなたが管理を?」

「はい、私が管理しております」

エリオスはどうやら私を温室の管理人とでも思ったようだったので、それも面白いと否定しないことにした。ここを本物の管理人とともに日々土いじりして世話しているのも事実だったからだ。

「マンゴラもリーチもパイラもバナムの実も、ここで育ててお客様にお出ししています。もう召し上がりました?」

「いえ、まだ頂いていません」

「それではまたあとで是非ご賞味ください」

「ええ、必ず」

それから温室の中の珍しい植物と、設備を紹介してまわった。エリオスはしげしげと植物を見ていた。

その女性を虜にする端正で完璧な横顔につい見惚れてしまう。

見惚れるついでに、石畳の段差につまずいたところを支えられた。

「も、申し訳ありません」

「いえ」

胸が高鳴るのを感じた。転びかけたことによる動悸に違いなかった。口がいやに回って、説明が早口になる。

一周して、エリオスに話を聞いてくれた礼を言った。エリオスも微笑む。

「あなたは大層な植物の知識をお持ちだ、こちらこそ楽しい時間をありがとう」

エリオスが私の両手を彼の両手で包み込んだ。

「よろしければ名前を」

「セシルと申します、殿下」

「セシル……? また会おう、セシル」

何かかすかに脳裏をよぎったようだが、それが皇子の名前だとは、目の前にいるのが皇子だとは思い至らなかったらしい。

「光栄です、殿下」

去っていくエリオスをぼうと見送った。彼は最後まで私が美貌で知られた皇室の一員だとは気づかなかった。私は、温室の管理人としての役割を果たせたわけだ。

「あら、セシル。こんなところにいたのね」

「姉様!」

公爵に嫁いで公爵夫人となっている姉は、叔母と連れだって、にやにやと人の悪い笑みを扇で隠している。

「今の方は、アルフェンのエリオス殿下ね」

「温室を案内したまでですよ」

「それにしても、噂に違わぬ美青年ね、エリオス殿下は。あら、セシル、顔が赤くてよ」

「温室の中は暑いからね。姉様、お願いだから余計なことはしないでくださいよ」

「余計なことって?」

「私に相手を見繕ってやろうということですよ。私は結婚なんてしませんから」

「ああ、セシル! そんな悲しいことを言わないでちょうだい!」

「そうよ、セシル。あなたは私の世界一かわいい甥っ子なのよ」

侯爵夫人の叔母まで悲しそうな顔をする。私は私を猫かわいがりする親族のせいで、自分の器量が悪いということに気づくのが遅くなったほどだ。

私は深々とため息をついた。

その後、夜の舞踏会で、エリオスは私がとうとう皇子だと気づいたようで、父であるアルフェン国王と王妃と顔を見合わせ何やらささやきあうと、さっと青ざめていた。

私は、いたずらの成功にひそかに笑い、気にしないでくださいと手を振った。

あれは騙すようで悪いことをした。が、しばらく思い出しては愉快な気持ちになれた。一生独身で温室や宝物庫の管理人として置いてもらうのも悪くないと思った。



しかし、姉が両親に余計なことを吹き込んだのだろう。おおかた、私がエリオスを気に入ったとでも。縁談は私の知らないところで早急に進められた。

私が知ったときには、もう相手の同意も取り付けてしまっていた。これを破棄しては、帝国の恥となるし、アルフェン側にも非礼になると。

私は父母相手に激怒したが、もう遅い。父母はすっかりしょげてしまったが、演技なのはわかっている。

あれよあれよと輿入れの準備は進められ、品位を保つために多額の持参金を持たされた。

連れて行く従者は必要最低限とした。

救いなのは、アルフェンが一夫多妻が認められている国だと言うことだ。そうでなければ、少しばかり私なんかと関わったばっかりにこんな不器量を押し付けられたエリオスがあまりに不憫だ。

結婚式は帝国の教会で厳かに執り行われた。

夫となるものがひざまずき、指輪を交換する。交換を終えると、妻の手にキスをする。

唇の触れたところから、得体のしれない感覚が走った。



その後、華々しく盛大な披露宴が皇城で開かれた。

疲れ果てて帝国で一夜を明かし、翌朝アルフェンへと向かった。

アルフェンでも祝宴が催された。帝国から王太子のもとに嫁いできた男に、アルフェンの王族も貴族たちも表向きは丁重だが、帝国、そして私に疑念があるのが見て取れた。

私も帝国も、決して侵略の意図がないことを証明していかねばなるまい。

それに、アルフェンは標高が高く、土地は痩せ、平地もほとんど無く耕作地に乏しい。資源も目立つものがなく、戦時や交易の要衝と言うわけでもなく、産業もなく、旨味のない土地だ。

夜が訪れた。これが実質的な初夜となる。

エリオスがベッドに腰掛け、私は向かいの椅子に腰掛け、エリオスに話しかけた。

「こちらは一夫多妻のお国でしょう。今までの慣習は続けてくださってもちろん構いません。私を形式的には正妃にしていただくことにはなりましょうが」

エリオスが首を傾げた。私はそのまま続けた。

「私はあなたとの間に愛も望みませんし、子も望みません。しかし、あなたとは、良き友人になりたいと思っています。世継ぎはこちらの妃をお迎えになってお作りになられて結構です」

エリオスが眉を寄せ、苦しげにうめいた。

「……それはどういうことです?」

「私はあなたの友人になりたい、それだけです」

「……友人に、ですか」

「ええ、そうです。ただ、性交渉がまったくないと思われるのも面倒ですから、ベッドは適当に荒らして置きましょう。それでは、おやすみなさい」

私は、適当にベッドを荒らすと、二間を繋ぐ扉を開け、王太子妃の寝室へ入り扉を閉じた。



私達夫婦は、初夜も性行為はしなかったし、その後も私は発情の期間中はわずかな従者を連れて山奥の離宮に行って引きこもった。人の目を欺くためにしばしばエリオスには離宮に寄ってもらった。

政務に余裕のあるときは国の隅々を動植物を見て回り、鉱物を集め、博物学的関心を満たした。村々を回り、文化を絵と文に書き留めていった。

調べてみると、この山あいの小さな国の高山には希少な植物が多く生えていることがわかった。薬の材料として、他国では高値で取引されている。山岳に住む民だけが薬の効能を知り、古くから利用していたとのことだった。

「エリオス、あそこは宝の山だったぞ!」

山を降りて喜び勇んで報告すると、エリオスからあんな危険なところに行くなんてと叱られた。



私が公式な外交の場と政務の合間にあちこちの山を歩き回っているうちに、エリオスは国内の有力貴族の娘カタリナを妃に迎えた。

楚々とした美貌のカタリナは、エリオスと私の縁談が持ち上がる前、ほとんど妃となることが決まっていたのだそうだ。カタリナとエリオスははとこで、幼い頃からお互いをよく知っているのだという。

それを私が来たところで、変更する必要はない。私は彼らを邪魔をするつもりはなかった。

姉は、エリオスが妃を迎えたことが面白くなかったようで、「かわいそうなセシル!」とわざわざ私を慰めにやってきたのだが。

それからすぐ、エリオスとカタリナは二人の娘を授かった。実に仲睦まじい家族で、私は彼らの伯父のような存在となっていた。

王宮の庭の芝生の上で今日はピクニックをしている。

三歳のオリガが口のまわりに木苺のジャムをつけたのを、私はナプキンでぬぐってやった。

「セシル様! また帝国の踊りを教えて!」

「ああ、いいよ」

八歳になった上の娘タチアナをくるくると回す。下のオリガもやってきて、三人で歌い踊った。

その様子を、エリオスとカタリナが笑みを浮かべて見ていた。上の娘の家庭教師も下の娘の子守も天使のような二人の少女の愛らしい仕草に満足気に笑っている。

これでいい。私の人生は、彼らを守ることに捧げよう。



結婚から十年。アルフェンの王が亡くなり、エリオスが王に即位した。私は王妃になった。

エリオスとカタリナは男児をもうけようとしたが、第三子もまた女児で、カタリナは産褥熱のために幼子三人を残してこの世を去った。

ずっと生死をさまよって意識を朦朧とさせていたカタリナは皆が見守る中、束の間意識を取り戻した。

カタリナは死の床で私の手を強く握った。

「セシル様、エリオスとタチアナ、オリガ、アンナをどうかお守りください」

妃は、私に夫と娘たちを託して呆気なく逝ってしまった。

完璧だった日々は、突如終わりを迎えた。



妃の葬儀を終え客を見送り、エリオスはしたたかに酔っていた。

「そんなに飲んでは体に障るよ」

「今日ぐらい、いいでしょう……好きに飲ませてください」

「いや、考えることは山程あるんだ。以前にも言ったことだが、女王を認めるように国の法を改めるべきだろう」

「諸外国が女を国王と認めるでしょうか」

それは難しいだろう、というのが現状だ。女に相続権はないと主張して、国内は乱れるかもしれないし、姻戚関係のある勢力が外から介入してくる恐れもある。

「帝国が認めるといえば、他も認めざるを得ないだろう。私から口添えしよう」

「王子がいない場合は娘を女王としましょう。セシル、あなたから帝国にも掛け合ってくれればありがたい。だが、同時に男児をもうける努力もすべきでしょう」

「それなら、妃の選定をしないと」

「何故?」

「家柄の良い、美しく健康で聡明で心の優しい娘でなければ。あの子たちを可愛がってくれる娘でないと。私なりにリストにして見たんだがどうだろう」

エリオスはリストを受け取ると、床に放った。

妃と死別したばかりの男に酷なことをしてしまった。

「悪かった、私が無神経だった」

「……何故、あなたではいけないのです」

「エリオス?」

私を見るエリオスの目は、暗く淀んでいた。

「知っていますか、重臣たちの中には帝国とよりよき関係を築くため、あなたに世継ぎを産んでもらいたいと言っているものが前々からいるのを」

「それは知っているよ、同じくらい私の存在を疎ましく思うものがいることも」

「セシル、何故、私は正式な妻を抱いてはいけないのです?」

「私と君は友人だろう」

「そんなに私はあなたにふさわしくありませんか?」

私が君にふさわしくないのだ。

君は私を押し付けられたに過ぎない。悲しみと酒のせいで、彼はまともに思考回路が働いていないようだった。

「飲み過ぎだ、エリオス。もう寝ろ」

エリオスは、彼の肩に手を置いた私の腕を強く引き、ベッドに押し倒した。

「エリオス!?」

口を口で塞がれた。

エリオスは何をしている?

気が動転しているうちに、衣服を剥ぎ取られて行く。

「あなたは私の妻だ、私のものだ、そうでしょう?」

「はっ、うっ……!!」

エリオスが私の首すじに吸い付いた。

カタリナが天に召されてすぐだというのに。いや、送ったばかりだからか。寂しくて人肌を求めてしまうのかもしれない。それが、間違った判断だとしても。

カタリナのものを奪うのか。あの良き妻で賢い母だったカタリナの愛する夫を。お前ごときが。

「やめてくれ、君は今、正常じゃない」

「自分の妻を抱くのが正常じゃないと?」

「君はカタリナを亡くしたばかりじゃないか!」

「言うな……!」

再び口を塞がれる。

「んっ……うっ……」

体が熱くなっていくのが分かる。口を重ねながら、エリオスの大きな手が肌をまさぐる。燃えるように熱い。

「いやだ、だめだ、エリオス」

「感じやすい体だ」

きゅっとエリオスが、胸のとがりを摘んだ。

「はうっ……!!」

同時に、怒張した自身で、私のものをぐりぐりと圧迫した。

「ふぐっ、エリ、オス……!!」

「気持ちがいい?」

私はせめてもの抵抗に、首を横に振った。

エリオスは胸のとがりを口に含んだ。舌で弾かれ、甘噛され、音を立てて吸われた。

「はっ、あっ……!! だ、め、だめっ……!!」

もう一方の乳首を指先でもてあそばれる。かりかりと引っかかれ、転がされ、潰され、つねられ、引っ張られた。

下半身に熱が溜まって、どうしようもなくうずく。これは、カタリナを裏切ることに他ならないのに。

オメガの淫乱な肉体は意に反して、快楽に逆らえなくなっていた。

「エリオス、お願いだ、いやだ、もう、やめて、はうっ……!!」

ぼろぼろと流れる涙をエリオスが舐め取った。

エリオスは私の下半身を覆う布をすべて取り払うと、尻の間に指を滑らせた。

「もう濡れていますよ、セシル」

「や、いやだ、エリオス!」

指が一本、中に根本まで押し込まれた。発情の時に自分を慰めるため玩具を入れたことはあるが、人の肉体の一部を入れたのは初めてだった。

「はうううっ……!!!」

「よく濡れて、熱い。抱かれるための体だ」

「違っ……!」

指が二本に増やされて、中を探った。弱点はあっという間に見つけ出された。

「ここだ」

「あうっ! ひっ、あっ、ああっ……!!」

面白いくらい簡単に跳ねさせられ、簡単に絶頂させられた。

充血したそこを優しく押し込まれ、くりくりとなぞられ、掻き出すようされる。

じゅぶじゅぶと腸液が音を立て耳を犯した。

あまりに快感に目の前を火花が散る。私は快楽を少しでも逃がそうと首を横に振った。

「ふぎっ! はっ、あうっ、あ゛あ゛っ……!! やめ、やめへっ……!! ん゛あ゛~~~ッッ!!!」

「セシル、私を受け入れて」

指を抜かれると、すぐにむき出しの怒張をあてがわれた。

「ひっ、エリオス、だめだ、いけない、本当に! やめっ……」

めりめりと、こじ開けられていく。

「ひぐぅっ、はっ、あ゛、は、ひぎッッ!」

大きな熱い硬い杭が、打ち込まれていく。

「い゛~~~ッッ!!」

苦しいのに、エリオスに満たされた肉壁は快楽を生み出して行く。

ずっと封印してきた。見て見ぬふりをしていた。ここのところは、偽った心を本当の心だと自分自身、信じ込んでいた。

私は、エリオスが好きだ。初めて言葉を交わした日から、どうしようもなく。

私は外見ばかりか、内面まで醜い。カタリナを裏切った。

奥まで達したエリオスが、ゆっくりと律動を開始する。奥をとんとんと優しく揺すられる。

「そこ、ら、らめっ……はうっ、ああ、あ゛あ゛~~ッッ!! うぐううっ、ふっ、んぎっ、あっ、あうっ、ああっ……!」

これは、良くないことだ。間違っている。

それなのに、奥を捏ねられ、耐えがたいほどの快楽に自我が押し流されていく。

「やめっ、だめっ……! ふぎゃっ、ん゛あ゛ああ~~~ッッ!! ~~~ッッ……!!」

「セシル、セシル……ずっと、こうしたかった」

私は、聞くともなしに、聞いた。

エリオスが、私の唇を吸った。

抜き差しが速められ、エリオスがひときわ奥を突き上げだ。

奥で熱いものが迸るのを感じた。

それは、長い夜の始まりだった。



おわり



初出:2023/12/16
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

鬼ごっこ

ハタセ
BL
年下からのイジメにより精神が摩耗していく年上平凡受けと そんな平凡を歪んだ愛情で追いかける年下攻めのお話です。

ヤンデレBL作品集

みるきぃ
BL
主にヤンデレ攻めを中心としたBL作品集となっています。

普通の男の子がヤンデレや変態に愛されるだけの短編集、はじめました。

山田ハメ太郎
BL
タイトル通りです。 お話ごとに章分けしており、ひとつの章が大体1万文字以下のショート詰め合わせです。 サクッと読めますので、お好きなお話からどうぞ。

やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。

毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。 そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。 彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。 「これでやっと安心して退場できる」 これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。 目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。 「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」 その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。 「あなた……Ωになっていますよ」 「へ?」 そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て―― オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。

BL短編まとめ(現) ①

よしゆき
BL
BL短編まとめ。 冒頭にあらすじがあります。

【BL】捨てられたSubが甘やかされる話

橘スミレ
BL
 渚は最低最悪なパートナーに追い出され行く宛もなく彷徨っていた。  もうダメだと倒れ込んだ時、オーナーと呼ばれる男に拾われた。  オーナーさんは理玖さんという名前で、優しくて暖かいDomだ。  ただ執着心がすごく強い。渚の全てを知って管理したがる。  特に食へのこだわりが強く、渚が食べるもの全てを知ろうとする。  でもその執着が捨てられた渚にとっては心地よく、気味が悪いほどの執着が欲しくなってしまう。  理玖さんの執着は日に日に重みを増していくが、渚はどこまでも幸福として受け入れてゆく。  そんな風な激重DomによってドロドロにされちゃうSubのお話です!  アルファポリス限定で連載中  二日に一度を目安に更新しております

ビッチです!誤解しないでください!

モカ
BL
男好きのビッチと噂される主人公 西宮晃 「ほら、あいつだろ?あの例のやつ」 「あれな、頼めば誰とでも寝るってやつだろ?あんな平凡なやつによく勃つよな笑」 「大丈夫か?あんな噂気にするな」 「晃ほど清純な男はいないというのに」 「お前に嫉妬してあんな下らない噂を流すなんてな」 噂じゃなくて事実ですけど!!!?? 俺がくそビッチという噂(真実)に怒るイケメン達、なぜか噂を流して俺を貶めてると勘違いされてる転校生…… 魔性の男で申し訳ない笑 めちゃくちゃスロー更新になりますが、完結させたいと思っているので、気長にお待ちいただけると嬉しいです!

R指定

ヤミイ
BL
ハードです。

処理中です...