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神様との秘め事(NL/身体検査/絶頂/お尻/強引)
*おかしな身体_3
しおりを挟むノイは今、過去に感じたことのない快感に包まれていた。
違和感といえばそれまでだが、ウタが指を動かす度に、ゾクゾクとした感覚に襲われる。そのゾクゾクとした感覚が秘部を濡らし、呼吸を荒げていた。
「ねぇ、面白いなぁ。こっちも動いてる。欲しいのかな?」
ウタが指差したのはノイの秘部であった。アナルを指で刺激すると、秘部がヒクヒクと動くのだ。出すつもりの無い声が喉奥から漏れ、口が開いたままになる。
「ホラホラ、二本目でしょ? 三本目も入るかなぁ? ……ふふっ、柔らかくて、不思議な感じ」
「あっあっ──やぁ……っ……」
ズププ──と飲み込まれた指。容易く三本も飲み込み、痛みもなく、それどころか快楽しか感じない。
私は一体どうしてしまったのか、と、ノイはぼんやり考えていた。
「──あ、う──?」
「……此処? 此処が、良いの?」
「ひっ……いっ……あああああ──」
走り抜けた快感は、脳と子宮を揺さぶった。どこが気持ち良いのか、もう判らない。それでも、絶頂を迎えたのだ。
「んん、よしよし。オッケーだね」
そう言いながらも、ウタは指を抜こうとしない。
「世の中にはさ、どっちにも入れちゃうなんてモノ好きもいるんだよね。ノイは、大丈夫かなぁ?」
「え……あ……や……っ……」
「どうして? 耐えられる身体、だよ?」
ウタはペロッと舌を出し、秘部を空いた指で弄る。
「僕も二本はついてないからなぁ。お尻はこのまま、指で我慢してね?」
濡れたままのソコを確認すると、ウタは自分のモノを一気に押し込んだ。
「──ぅぅ──あっ──!」
今までにないほど、大きく仰け反る。そして、そのまま果てた。気絶するほどではない。しかし、強い強い刺激だった。
「早いなぁ。まっ、仕方ないか。感度も上がって、更にイキ易い。容易に広がるし、そうそう、入ったものに合わせて、グニグニするから、相手も気持ち良いはずだよ。特別な身体、に、なっちゃったもんねぇ」
荒い呼吸のノイを、そのまま突いた。
神様というものは、本当に容赦がない。
「う……あ……あぁ……」
数え切れないほど絶頂を迎えたノイは、『もういいかな?』と言ったウタの言葉にようやく解放された。
「──僕は君の死を望まない。だから、この世界で、君が死ぬことはない。痛みは感じる。身体と心の危機だからね」
「ふぅ……ふぅ……」
ノイは、落ち着くことを許されないまま、ウタの話を聞いていた。
「もしかしたら、今より大きいかもしれないし、小さいかもしれない。一人じゃなくて、複数かもしれない。挿れるかもしれないし、挿れないかもしれない。人間かもしれないし、人間じゃないかもしれない。男かもしれないし、女かもしれない。誰でも、何でも良い」
「……ぁっ……いい、加減……ね……」
一瞬驚いた顔をして、そのままウタはカラカラと笑った。
「そうだよ、いい加減だ。でも、僕はこの本を創りたい。さぁ、イってらっしゃい。僕に愛されたノイ。原作には無い、君だけの物語を、紡いで僕に見せておくれ──」
「な……あっ……」
「君は物語の主人公。男にでも女にでも、人にでも異種族にでも、大人にでも子供にでもなれる。面白い、時間を過ごしてね」
ノイは意識が遠のいた。
なんて、いい加減で、自分勝手な神様。
段々と消えゆく意識の中で、自分の未来を憂い、泣きそうになりながら、ゆっくりと呼吸した。
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