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第五章 バ美肉、ダンジョンへ
第35話 ダンジョン攻略
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「はい、というわけでですねぇ。日を改めて、いよいよ本格的なダンジョン攻略と鳴ります!」
「いえーい」
七人全員で拍手をする。
「つばさちゃん、装備のチェックを」
「はい。みんなでお金をかき集めて、準備した装備品は、こちらになります」
【戦士 つばさ】
ショートソード、てつのむねあて、かわのたて
【サムライ ひかり】
ロングソード、てつのむねあて
【僧侶 ゆーな】
こんぼう、ぬののローブ、かわのたて
【魔法使い アカヤ】
まほうのつえ、ぬののローブ
「こうなっております」
「非戦闘員の装備は、こちら」
【盗賊 レバっち】
キーピック、七つ道具、鑑定用モノクル
【レンジャー なしこ】
ナイフ、スコップ、無限地図、ポーション各種
【踊り子 ブーちゃん】
タンバリン、金の耳飾り、非常食
「服を着ていないんですね?」
アカヤことOYA・KATAが、いい質問をしてくる。
「いいことを聞いてくださいました。OYAKATA! 実はこのゲーム、普段着はカウントしていないんですよ。防御力ゼロなので」
防具として機能しない衣服、ただ身につけているだけの装飾品は、装備とみなさない。
「ええか? なしこの持っとる【無限地図】って、なんや?」
「それもいい質問ですよ、社長。【無限地図】があると、なしこが踏破したエリアのマップが埋まります」
ただ、全部埋めるには罠もすべて踏まなければならないため、地獄を見る。
「えっぐいアイテムやなあ。非常食は、なくなると死ぬんか?」
「死にません。このゲーム、食事の概念ないので。昼食休憩用の、フレーバーアイテムです」
ともあれ、これで有り金全部使った。
「それではみなさん、ダンジョンに潜りますよー」
七人仲良く、ダンジョンへ潜る。
ススーウと、画面が進んでいく。
足踏みしているだけで歩けるのって、楽でいい。
「第一モンスター発見です。ゴブリンですね」
戦闘パーティだけで、応戦する。
最初は、チュートリアルだ。
前衛が殴って、数を減らしていく。
「【ファイアボール】」
「もう撃つんですか?」
「撃ちます」
リソースを考えて、前衛に任せるかなと思っていたんだが。
あ、後ろにアーチャーがいた。
ファイアボールが、背後のゴブリンアーチャーヒットする。
危ない。レベルがまだ一だから、遠くまで視認できていなかった。
「さっきのように、このゲームは、レベルに応じて認識できる領域が限られています」
一匹しかいないと思っていたら、囲まれていた、ってことも。
「アカヤ、ありがとうございます」
オレが言うと、アカヤは「うす」と会釈する。
「ポーション使いますか~?」
なしこが、マジックポーションを用意する。魔力を回復できるアイテムだ。
「まだ、大丈夫っす。うっす」
「さて、宝箱を落としました」
しかし、このゲームの箱には罠がある。それを解除しなければ。
「いえーい」
七人全員で拍手をする。
「つばさちゃん、装備のチェックを」
「はい。みんなでお金をかき集めて、準備した装備品は、こちらになります」
【戦士 つばさ】
ショートソード、てつのむねあて、かわのたて
【サムライ ひかり】
ロングソード、てつのむねあて
【僧侶 ゆーな】
こんぼう、ぬののローブ、かわのたて
【魔法使い アカヤ】
まほうのつえ、ぬののローブ
「こうなっております」
「非戦闘員の装備は、こちら」
【盗賊 レバっち】
キーピック、七つ道具、鑑定用モノクル
【レンジャー なしこ】
ナイフ、スコップ、無限地図、ポーション各種
【踊り子 ブーちゃん】
タンバリン、金の耳飾り、非常食
「服を着ていないんですね?」
アカヤことOYA・KATAが、いい質問をしてくる。
「いいことを聞いてくださいました。OYAKATA! 実はこのゲーム、普段着はカウントしていないんですよ。防御力ゼロなので」
防具として機能しない衣服、ただ身につけているだけの装飾品は、装備とみなさない。
「ええか? なしこの持っとる【無限地図】って、なんや?」
「それもいい質問ですよ、社長。【無限地図】があると、なしこが踏破したエリアのマップが埋まります」
ただ、全部埋めるには罠もすべて踏まなければならないため、地獄を見る。
「えっぐいアイテムやなあ。非常食は、なくなると死ぬんか?」
「死にません。このゲーム、食事の概念ないので。昼食休憩用の、フレーバーアイテムです」
ともあれ、これで有り金全部使った。
「それではみなさん、ダンジョンに潜りますよー」
七人仲良く、ダンジョンへ潜る。
ススーウと、画面が進んでいく。
足踏みしているだけで歩けるのって、楽でいい。
「第一モンスター発見です。ゴブリンですね」
戦闘パーティだけで、応戦する。
最初は、チュートリアルだ。
前衛が殴って、数を減らしていく。
「【ファイアボール】」
「もう撃つんですか?」
「撃ちます」
リソースを考えて、前衛に任せるかなと思っていたんだが。
あ、後ろにアーチャーがいた。
ファイアボールが、背後のゴブリンアーチャーヒットする。
危ない。レベルがまだ一だから、遠くまで視認できていなかった。
「さっきのように、このゲームは、レベルに応じて認識できる領域が限られています」
一匹しかいないと思っていたら、囲まれていた、ってことも。
「アカヤ、ありがとうございます」
オレが言うと、アカヤは「うす」と会釈する。
「ポーション使いますか~?」
なしこが、マジックポーションを用意する。魔力を回復できるアイテムだ。
「まだ、大丈夫っす。うっす」
「さて、宝箱を落としました」
しかし、このゲームの箱には罠がある。それを解除しなければ。
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