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穢れ祓い 其の二
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雷電丸と沼野先輩は額を衝突させた後、二人はほぼ同時にお互いのまわしを掴み上げた。以前の取り組みでは、雷電丸が沼野先輩を腰投げで土俵の外に放り投げてしまい圧倒的な実力差を見せつけた。
今回もそうなるだろう、と私は怪我でもしないだろうかと、沼野先輩の身を案じた。しかし、それは大きな間違いであることを思い知らされた。
雷電丸の表情から笑みが消失する。二人は互いのまわしを掴み取ったまま身動き一つせずしばしの間硬直状態に陥った。それは雷電丸が力を抜いているのではなく、お互いの力が拮抗しているからであると、私の目にもすぐに分かった。
以前の沼野先輩とは明らかに違うわ。もしかして、あの時、沼野先輩は力を抜いていたのだろうか?
いや、そんなはずはない。あの時の沼野先輩は間違いなく全力を出していたはずだ。その上で雷電丸に見事な腰投げを決められ部室の外まで放り投げられてしまったのだ。
私は相撲で雷電丸が相手を圧倒しない光景を初めて垣間見た。今の雷電丸は間違いなく全力で沼野先輩と組み合っていた。そもそも雷電丸が相撲で力を抜くなんてことはあり得ないと私は確信していた。
私は沼野先輩の瞳が青白く光っているのを思い出す。あれは間違いなく、木場先生が見せた瞳の色と同じだった。木場先生の時も瞳に青白い炎の様な光が迸ったと同時に、爆発的な力を発揮させて腕相撲とはいえ雷電丸を圧倒したのだ。
「ほう、デカい口を叩くだけあって流石だの、錦よ! この儂とまともに組み合える者など随分と久し振りじゃわい!」雷電丸はそう言いながら頬を緩ませた。
「お前こそ、神氣を使ったオレと互角とは流石だ! 前言撤回しよう。お前は木場先生のおっしゃる通り特別だ!」沼野先輩は何処か嬉し気にそう言った。
「神氣とな!? アザミといいお前といい、この時代にも覚醒者は存在しておるのか。天晴じゃぞ!」雷電丸はそう言うと、嬉しそうにガハハハハ! と豪快な笑いを上げる。
神氣って何だろう? 多分、沼野先輩の瞳の輝きに関係することなんだろうけれども、私にはさっぱりだった。どうやら雷電丸も神氣とやらを知っている様子だけれども……。
「その様子だと高天、お前も神氣に目覚めているのか⁉ なら、出し惜しみせずとっとと使え。さもないと、今度はオレがお前を土俵外に放り投げてしまうぞ⁉」
二人の周囲には目に見えない土俵があるように私は錯覚した。
沼野先輩はそう言うと、更に瞳を青白く輝かせる。すると、徐々にだが雷電丸の身体が後ろに押し出されていった。
まさか雷電丸が劣勢に立たされるなんて!? 私は大きく目を見開き、驚きのあまり口を両手で覆った。
そして、たちまち雷電丸は土俵際まで追い詰められてしまった。
「さあ! 早くお前の神氣をオレに見せてみろ!」
沼野先輩の雷電丸のまわしを掴む力が更に強まる。
すると、雷電丸は口元に嬉し気な笑みを浮かべた。
「見事じゃ、錦よ。おかげで儂も数百年ぶりに本気を出せるぞ」
「何?」一瞬、沼野先輩の表情が驚きに固まる。
次の瞬間、雷電丸の瞳が紅く光り輝いたのを私は垣間見た。
そして、私が気付いた時には沼野先輩の巨体が宙を舞っていた。
沼野先輩は頭から地面に落ちて行く。激しい衝突音が響き渡り、沼野先輩は呻き声を発しながら地面にうずくまった。
「な、何が起きたんだ?」沼野先輩は苦痛に顔を歪めながら呆然と呟いた。
「錦よ、大丈夫かの?」雷電丸はニカッと微笑みながら沼野先輩に手を差し伸べる。
沼野先輩は呆然としながら雷電丸の差し出した手を掴んだ。
「高天、今のはいったい……?」沼野先輩は雷電丸を呆然と凝視しながら呟く。
「お前の望み通り神氣を使ったまでじゃよ。大したものじゃ。儂に神氣を使わせた力士はお前で何人目じゃったかの?」雷電丸は沼野先輩を立ち上がらせると、顎に指を当てながらうーんと考え込んだ。
「高天、お前、本当に何者なんだ? 本気を出すのは数百年ぶりとかって……うぐ!?」
突然、沼野先輩は顔を歪ませると右足を手で押さえながら倒れそうになる。
『沼野先輩、大丈夫ですか⁉ もしかして今の取り組みで足を捻挫したんじゃ!?』
「錦よ、もしかして足をやってしもうたのかの?」
「心配は無用だ。オレなら大丈夫だ。今はそれよりも国譲りの儀に専念するんだ」そう言って沼野先輩は穏やかな微笑を浮かべると雷電丸の肩に手を置いた。「全力でやってくれて感謝する」そう呟くと、沼野先輩は片足を引きずるように鬼門の前に行く。
沼野先輩は静かに鬼門に手を置く。
すると、次の瞬間、鬼門の口が大きく開かれたかと思うと、私達は眩い光りに覆い包まれた。
今、何が起きたの?
眩い光りがおさまった後、私は目の前に広がる光景を見て唖然となる。いつの間にか私達は土俵のある場所に佇んでいたからだ。
『こ、これは、両国国技館? いえ、とても似ているけれども何処か違うわ』
一瞬、私は自分達が両国国技館にいつの間にか移動してしまったかのように思った。広間の中央には土俵があり、その上には吊り屋根があった。その周囲には何百人も座れる客席も見えた。
「ここが国譲りの儀を執り行う儀式の間だ」沼野先輩は土俵を見つめながら呟いた。
『ここで国譲りの儀を執り行うのね?』ごくり、と私は息を呑んだ。
「おうおう、どうやら穢れどものお出ましの様じゃ」にやり、と雷電丸はほくそ笑む。
すると、突然、周囲に霧状の黒いモヤの様なものが現れる。それは次第に人の形を作り上げると、髷を結ったまわし姿の力士の姿になった。
『どうしてここに私達以外の人間がいるの?』私は突如として現れた力を見ながら呆然と呟く。
「違うぞ、双葉よ。あ奴らこそが『穢れ』なんじゃよ」雷電丸は忌々し気に吐き捨てると、鋭い眼光を放った。
彼等が、穢れですって? それってどういう意味なの?
私が驚きに返す言葉を失っていると、目の前に現れた力士達の姿が歪な変化を遂げた。
たちまち彼等は異形の姿に豹変し、獰猛な唸り声を上げ始めたのだ。その姿はまわしをまとった魔獣そのものだった。
「神を裏切り、悪神に寝返った力士どものことを儂等は『穢れ』と呼んでいるのじゃ。もはやあ奴らは人間ではなく、妖よりも汚れきった不浄なる存在に成り果てたのじゃよ」
私達の敵がかつての人間であることを知った私は、ただただ絶句するのであった。
今回もそうなるだろう、と私は怪我でもしないだろうかと、沼野先輩の身を案じた。しかし、それは大きな間違いであることを思い知らされた。
雷電丸の表情から笑みが消失する。二人は互いのまわしを掴み取ったまま身動き一つせずしばしの間硬直状態に陥った。それは雷電丸が力を抜いているのではなく、お互いの力が拮抗しているからであると、私の目にもすぐに分かった。
以前の沼野先輩とは明らかに違うわ。もしかして、あの時、沼野先輩は力を抜いていたのだろうか?
いや、そんなはずはない。あの時の沼野先輩は間違いなく全力を出していたはずだ。その上で雷電丸に見事な腰投げを決められ部室の外まで放り投げられてしまったのだ。
私は相撲で雷電丸が相手を圧倒しない光景を初めて垣間見た。今の雷電丸は間違いなく全力で沼野先輩と組み合っていた。そもそも雷電丸が相撲で力を抜くなんてことはあり得ないと私は確信していた。
私は沼野先輩の瞳が青白く光っているのを思い出す。あれは間違いなく、木場先生が見せた瞳の色と同じだった。木場先生の時も瞳に青白い炎の様な光が迸ったと同時に、爆発的な力を発揮させて腕相撲とはいえ雷電丸を圧倒したのだ。
「ほう、デカい口を叩くだけあって流石だの、錦よ! この儂とまともに組み合える者など随分と久し振りじゃわい!」雷電丸はそう言いながら頬を緩ませた。
「お前こそ、神氣を使ったオレと互角とは流石だ! 前言撤回しよう。お前は木場先生のおっしゃる通り特別だ!」沼野先輩は何処か嬉し気にそう言った。
「神氣とな!? アザミといいお前といい、この時代にも覚醒者は存在しておるのか。天晴じゃぞ!」雷電丸はそう言うと、嬉しそうにガハハハハ! と豪快な笑いを上げる。
神氣って何だろう? 多分、沼野先輩の瞳の輝きに関係することなんだろうけれども、私にはさっぱりだった。どうやら雷電丸も神氣とやらを知っている様子だけれども……。
「その様子だと高天、お前も神氣に目覚めているのか⁉ なら、出し惜しみせずとっとと使え。さもないと、今度はオレがお前を土俵外に放り投げてしまうぞ⁉」
二人の周囲には目に見えない土俵があるように私は錯覚した。
沼野先輩はそう言うと、更に瞳を青白く輝かせる。すると、徐々にだが雷電丸の身体が後ろに押し出されていった。
まさか雷電丸が劣勢に立たされるなんて!? 私は大きく目を見開き、驚きのあまり口を両手で覆った。
そして、たちまち雷電丸は土俵際まで追い詰められてしまった。
「さあ! 早くお前の神氣をオレに見せてみろ!」
沼野先輩の雷電丸のまわしを掴む力が更に強まる。
すると、雷電丸は口元に嬉し気な笑みを浮かべた。
「見事じゃ、錦よ。おかげで儂も数百年ぶりに本気を出せるぞ」
「何?」一瞬、沼野先輩の表情が驚きに固まる。
次の瞬間、雷電丸の瞳が紅く光り輝いたのを私は垣間見た。
そして、私が気付いた時には沼野先輩の巨体が宙を舞っていた。
沼野先輩は頭から地面に落ちて行く。激しい衝突音が響き渡り、沼野先輩は呻き声を発しながら地面にうずくまった。
「な、何が起きたんだ?」沼野先輩は苦痛に顔を歪めながら呆然と呟いた。
「錦よ、大丈夫かの?」雷電丸はニカッと微笑みながら沼野先輩に手を差し伸べる。
沼野先輩は呆然としながら雷電丸の差し出した手を掴んだ。
「高天、今のはいったい……?」沼野先輩は雷電丸を呆然と凝視しながら呟く。
「お前の望み通り神氣を使ったまでじゃよ。大したものじゃ。儂に神氣を使わせた力士はお前で何人目じゃったかの?」雷電丸は沼野先輩を立ち上がらせると、顎に指を当てながらうーんと考え込んだ。
「高天、お前、本当に何者なんだ? 本気を出すのは数百年ぶりとかって……うぐ!?」
突然、沼野先輩は顔を歪ませると右足を手で押さえながら倒れそうになる。
『沼野先輩、大丈夫ですか⁉ もしかして今の取り組みで足を捻挫したんじゃ!?』
「錦よ、もしかして足をやってしもうたのかの?」
「心配は無用だ。オレなら大丈夫だ。今はそれよりも国譲りの儀に専念するんだ」そう言って沼野先輩は穏やかな微笑を浮かべると雷電丸の肩に手を置いた。「全力でやってくれて感謝する」そう呟くと、沼野先輩は片足を引きずるように鬼門の前に行く。
沼野先輩は静かに鬼門に手を置く。
すると、次の瞬間、鬼門の口が大きく開かれたかと思うと、私達は眩い光りに覆い包まれた。
今、何が起きたの?
眩い光りがおさまった後、私は目の前に広がる光景を見て唖然となる。いつの間にか私達は土俵のある場所に佇んでいたからだ。
『こ、これは、両国国技館? いえ、とても似ているけれども何処か違うわ』
一瞬、私は自分達が両国国技館にいつの間にか移動してしまったかのように思った。広間の中央には土俵があり、その上には吊り屋根があった。その周囲には何百人も座れる客席も見えた。
「ここが国譲りの儀を執り行う儀式の間だ」沼野先輩は土俵を見つめながら呟いた。
『ここで国譲りの儀を執り行うのね?』ごくり、と私は息を呑んだ。
「おうおう、どうやら穢れどものお出ましの様じゃ」にやり、と雷電丸はほくそ笑む。
すると、突然、周囲に霧状の黒いモヤの様なものが現れる。それは次第に人の形を作り上げると、髷を結ったまわし姿の力士の姿になった。
『どうしてここに私達以外の人間がいるの?』私は突如として現れた力を見ながら呆然と呟く。
「違うぞ、双葉よ。あ奴らこそが『穢れ』なんじゃよ」雷電丸は忌々し気に吐き捨てると、鋭い眼光を放った。
彼等が、穢れですって? それってどういう意味なの?
私が驚きに返す言葉を失っていると、目の前に現れた力士達の姿が歪な変化を遂げた。
たちまち彼等は異形の姿に豹変し、獰猛な唸り声を上げ始めたのだ。その姿はまわしをまとった魔獣そのものだった。
「神を裏切り、悪神に寝返った力士どものことを儂等は『穢れ』と呼んでいるのじゃ。もはやあ奴らは人間ではなく、妖よりも汚れきった不浄なる存在に成り果てたのじゃよ」
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