愛を知らない僕は死んじゃう前に愛を知りたい

番外編 愉快な精霊六人組＋きらきらバカ

第186回 ぶっちゃけどっちが悪いの会議

こんにちは！！
しおりんごんです！

ついに精霊たちが本編に登場しましたね！！！

彼らはルティを守り、幸せにするためにこれからもたくさん登場するのですが


これまたキャラが多いし
個性が強い！！！！！


彼らがどんな関係性なのかとかを
本編ではうまく取り入れることが
難しいかもなので､､､

ルティと出会う前の彼らのわちゃわちゃを、番外編として書いていくことにしました！！

基本的には闇の精霊ヨミの視点で
進めていきたいと思います！！

本編には話の関係性はないので
飛ばしていただいても構いませんが
彼らのことを知りたい方は
ぜひぜひ見ていただけると嬉しいです！

それでは！番外編1話目！！
よろしくお願いします😆








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､､､､､､､､､
空気が、重い



会議と聞いたから集まったのに､､､
誰も話さないなら始まらないよ､､､


僕は闇の精霊ヨミ

精霊界で暮らして、契約者が現れるまで
のんびりしてる

それは他のみんなも一緒

基本的に契約者がいないと
やるべきこともないからのほほーんと
精霊界で過ごしてる


きらきらバカという例外はいるけど








､､､みんな寝てるの？
ルシーが呼び出したのに

ルシー､､､なんか黙ってるけどめちゃ怒ってるし

トンファは、なんか溜まりまくってた
依頼報告書作り出したし､､､

いつのやつしてるんだろ､､､
50年前のやつ一昨日作ってたよ

ドンは､､､､､､､､､

本当に寝ちゃってるし


もー始まらないならさっき見かけた
猫さん探したいのにー


周りを見てみると､､､僕は今回の会議の議題が何かを察してしまった


ぶっちゃけどっちが悪いの会議だ､､､


ぶっちゃけどっち､､､長いから「ぶっちゃ」って呼ぼう


ぶっちゃというのは、フローラとサンティスが喧嘩した時に必ずおきる会議のこと

今回で確か､､､186回目？ぐらい


この会議はフローラとサンティスが喧嘩中におきるから、二人は今、すごく睨み合ってる

二人の間に座ってるドンは寝てるから気づいてないけど
ドンの席じゃなくて本当によかった



「､､､で？今回はなぜこの会議が始まったのですか？」


いつもより強い口調でルシーが話す

「このバカがね！！！僕の描いた花の絵をめちゃくちゃにバカにしてきたの！！！！ひどくない？！？！こいつだってうまくないのに！」
「このクソガキが！！！花の絵を見せて俺の前な描いたクマの絵をバカにしてきたからバカに仕返してやったんだよ！！こいつだってうまくないのに！！」


「チッ！！」
「チッ！！」



､､､すごい､､､
同じタイミングで喋り出して
最後のところは完璧に被ってた
舌打ちも同じタイミング､､､

打ち合わせでもしてたのかな

ていうか、ここまできたら
もう仲良しじゃん


「またそんなつまらない理由ですか！！そんなので喧嘩するのはやめてください！！創造神様がとても心配していらっしゃったのですよ！！！」

創造神様はやっぱりお優しい

「つまらなくなんてないよ！！！
僕の美しい花の絵をバカにするなんて
最低最悪でしょ！！
熊の絵だって、僕アドバイスしてあげたんだよ？！？！」

「何がアドバイスだよ！！！
お前、見た瞬間に「ヘドロのお化けかと思った」とか、失礼極まりないこと言ってきただろ！！！
あの絵こそ史上最高の出来だったのに！！！！！」

「もうもう！！落ち着いて！
トンファも何か言ってやってください！」

「8652-32＝4596？？あれ～一昨日した計算と違うじゃーん
2563だったのに～はぁー？」

一昨日の報告書､､､まだ終わってなかったんだ
期限過ぎてるどころじゃないよ
多分もうその報告書他の誰かが出し終わってるよ､､､50年前に

「はぁ？！それをいうならお前だって！こないだ僕のクッキー粉々にしたでしょ！！！後三枚残ってたのに！」

「三枚ぐらい無いのと一緒だろ！！
お前は未開封のポテトチップス踏んづけただろうが！！！」

「もうー！二人とも！！」

カオスってこの場にぴったりな言葉だな



がたんっ！！！


！！！びっくりした､､､

あ､､､ドンが起きちゃったんだ
二人とも終わったな

バシン！バシン！
ドンがフローラとサンティスに
お目覚め後のビンタを繰り出した

「うるさい」

フローラとサンティスは口が空いてる
､､､これ第185回　ぶっちゃ
でも同じこと起きてたよ


「もぉー二人とも喧嘩はダメー
仲良くみんなでお昼寝しよぉ～､､､」

また眠ってしまった､､､

あーあフローラとサンティス
ちょっと涙目じゃん
､､､面白い


「もう！二人とも自業自得ですよ！
お互いにごめんなさい！！！」

ルシーが二人を宥める

「､､､ごめんなさい」
「､､､ごめんなさい」

､､､声ちいさっ！！


とりあえず、お互いにごめんなさいしたので、会議はお開きになった

前回も前々回も同じ流れで終わった

僕､､､来た意味ある？？

毎回同じことを思いながら
猫さんを探すのをはじめた






2日後、第187回　ぶっちゃ会議
が始まった