愛を知らない僕は死んじゃう前に愛を知りたい

しおりんごん

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番外編 愉快な精霊六人組+きらきらバカ

6つの物を7人で分けるとかできるわけないだろ

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今日は創造神様に依頼の報告を終えて
さらに褒美として、とある国で人気な
「プリン」をいただいた

実は、プリンをいただいたのは2回目で
初めて食べた時のあの衝撃は
いまだに思い出すことができる

あの衝撃は、、、やばいよ
ずっとプリンだけ食べていたい

創造神様はお優しい方なので
精霊界に住む6人分を渡してくださった


本当にありがたい、、、
1人分足りないとかだったら
また家に被害が及ぶかもしれなかったからね

ボクは久しぶりにスキップをしながら
家に帰った


夜ご飯を食べ終わった後、、、
みんなの目はキラキラしていた

食後のデザートがプリンだって知っていたからだ


ルシーがみんなにスプーンを渡し
さぁいただこう!!となったその瞬間



ピカッ!!!!!!!!


眩しっ!!!

はっ!!やばい!!!!
あいつ帰ってきた?!?!


「みんなぁー!
ただいま~みんな大好きカジくんだよ~
あっれ?それプリン?
え?!みんなボクのために買っててくれたのぉ~?!」

その瞬間
「第二次プリン争奪戦争」
の火蓋が落とされた

「お前の分はねーよ!!!!
帰れ!!ハウス!!!!」
「いやここがボクの家ですけれども?!」
「ウルセェ、、、いつも遊び呆けてるくせに都合いい時だけ帰ってくんなよ!」
「どうせまた契約者から契約解除されたんでしょ
なに?今度はなんで怒らせたの?」


「いや、魔法がうまく使えないのボクのせいにしてきたからさ、、、つい
『ウルセェ、お前の実力が足りねぇんだよ、努力すらしてもねぇのに、ボクに責任なすりつけなんなバカが
無駄に魔力は溜まってんのに
脳みそは足りねーんだな、あほがよ』
って言ったら国王にチクられて
追放された、、、」

「もう!毎回言っているでしょう?!
口が悪いんですよ!
相手の方も態度が悪いのはわかりますけど、、、一国の王子に向かってそれはダメです!」
「いや、だって全部ボクのせいとか
意味わかんないじゃん?そっちも頑張れよって話」
「だからってここに逃げんじゃねーよ!オメェのプリンねぇから!!!!」
「可哀想なボクに慰めの品を買っててくれたんじゃないの?!?!
ボクをお迎えしてくれたんじゃないのぉー、、、ねぇヨミ!!」

いや、こっちに話振んなよ

「、、、プリンはボク達の
それにお前がどこで何してるかとか
知んねーし、、、
そもそも帰ってくるとか思わねーよ」
「ごめんって~お兄ちゃんに会えなくて寂しかったんだなぁー、、、」

💢💢💢💢💢💢💢

「お前の脳みそも王子とどっこいどっこいだろ、、、
今すぐでてけ」
「えぇ~なんでそんなこと言うんだよー!もうほらぎゅー!」
「うわっ!こっち来んな!」
「おい!!俺を巻き込むなよ!!
ちょっと!!ルシー!こいつら離せ!!」
「もぅー!落ち着いてください!!!
一旦離れて!」
「ちょっと?!?!僕の髪飾り誰か踏んでるんだけど?!」






その時誰も気づいていなかった
戦争が始まり醜い言い争いが繰り広げられ、ついには乱闘が始まった中
ドンが全てプリンをたいらげていたことを、、、




つづかない
ちゃんちゃん♪
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