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アイラと廉
その4-02
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* * *
「アイラ、そろそろ起きなよ」
肩を軽く揺さぶられる感触で、アイラの片目だけが薄っすらと開けられた。
視界の端ではかなり明るくなった部屋の中に差し込んでくる日差しが目に入って来る。
「――今日は週末。寝まくるのよ」
「十分、寝ただろう?」
「いいじゃない」
「もう10時過ぎだけど。まあ、10時半近くにはなってるかな」
「そう。でも、いいじゃない、週末だもん」
そして、まだ枕に顔を埋めたままの状態で、アイラは起き上がる気配がない。
「ブランチ用のベーグル買ってきたから、食べれば? まだ、温かいうちに」
「――あとで、レンジで温め直すわよ」
一応は、朝食、いやブランチのことも考えてみたようである。
昨日から、この廉のせいでしっかりとベッドの中で運動をさせられたので、普段の朝食の時間を過ぎてしまっている今、お腹は空きだしている。
いや、空いている。ベッドに当たるお腹が、グーとなってもおかしくはない。
でも、今から張り切って起き上がるのも面倒だ。
それで、アイラはお腹の虫を無視することにして、傍にいる廉も無視することにした。
だが、廉は朝の“健康的な”運動を終わらせてから、普通に起きて朝の支度も済ませている。
外に出て軽食は買ってきたが、その後は、アイラもいなくてすることもなし。暇なのである。
それで、暇なものだから、寝室で寝ているアイラにちょっかいをかけにきているのだ。
「アイラ、そろそろ起きたらどう?」
「うるさい、レン」
その一言で、あっち行ってよ、と無言で言いつけている。
その程度の抵抗など全く気にしていない廉は、全く動く様子がないアイラを見下ろし、ベッドの端に腰をかけた。
「アイラ」
「うるさい、レン」
「暇だから」
「私はね、暇つぶしじゃないのよ」
さっきから、しっかりと返答できている辺り、もうアイラだって目は覚めているのだ。
それなら、いつまでも寝ている必要もないじゃないか。
うつ伏せに横になっているアイラの背からベッドの掛けを少しまくり上げ、廉の唇がまだ裸のままのアイラの素肌に届いていた。
それと同時に、シーツに手を滑らせて廉の両手がアイラの胸にも届く。
「ちょっと、レン」
「寝てれば?」
無理矢理、シーツとアイラの躰に割り込んで来た廉の両手が、やわやわとアイラの柔らかな丸みを揉みこんで行く。
ツーっと、濡れた舌先が首裏から真っ直ぐに背中を滑り落ちていく。
「――っあ……ぁ……」
すぐに固くとがって来た先端が摘ままれる。
せっかく、の~んびりするはずのアイラの前で、これ、またもやる気である。
昨日から廉のペースに嵌められてばっかりだ。
もう、渋々にアイラが起き上がっていた。
わざと廉を押し返すように起き上がったのに、そのアイラの抵抗も気にした風もなく、廉の両手はまだアイラの胸にしっかりとくっついたままだ。
おまけに、手の平一杯で揉みしだきながら、尖った先端を指で弄りまわしている。
廉に主導権を握られてばかりじゃない。
そんなの、アイラが許しておくわけもない。
ベッドの上で起き上がったアイラは、しっかりと体を回し、廉の手を外させていた。
「レン、朝から随分元気ねぇ。そんなに足りなかったの?」
そして、微かに瞳を細めたかと思うと、スリスリと長い腕を伸ばし廉にすり寄っていく。
「――アイラ」
廉に絡みついてきたアイラの手が、躊躇いもなく座っている簾のズボンを滑り落ちていく。
しっかりと存在を明らかにしている股の間で、器用にアイラの手が動き、裸のままのアイラがの艶めかしい躰をスリスリと寄せてくる。
廉の片腕がアイラの細い腰を囲い、廉が少し屈みながら大きく口を開いた場で、アイラの柔らかな丸みを加え込んだ。
「……あぁ……ぁ……」
赤く尖った先端だけでなく、その周りの肌一杯を口に加え込んで甘噛みするかのように、軽く歯が立てられた。
それで、アイラの口から艶めかしい吐息が吐き出される。
その間も、アイラの手の動きは止まない。
「お腹が空いた」
「そう。後で食べれば」
「それから、シャワー」
「そう。後ですれば」
「いやよ。今するの」
そう言うや否や、アイラがスルッと廉の腕から抜け落ちて、簡単にベッドから飛び降りていた。
裸である自分の姿のことだって気にした様子はなく、首だけを回し廉を見下ろす。
「ねえ、ベーグルしかないの?」
微かに嫌そうに顔をしかめた廉は、アイラをちょっとだけ睨め付ける。
「それ、仕返し?」
「さあねん」
それで、素肌を隠しもせず、自分の裸を見せびらかしながら、アイラは颯爽と寝室を後にしてしまった。
まったく……、と廉の嫌そうなぼやきも、呆れも、そんなことはアイラも百も承知である。
それを知っていて、わざわざと――中途半端に熱くさせて、男をさっさと放ったらかしにするなんて、アイラもいい性格をしている。
「お腹空いたぁ」
シャワーを浴び終えたアイラが颯爽とダイニングルームに戻って来た。
アイラの借りているアパートは都心に近い場所にする為、部屋数は多くない。
アイラの寝室が一つ、ダイニングとキッチンが一緒の居間、バスルームに、小さな勉強部屋だ。勉強部屋は、勉強机が置けて、まあ、小さな本棚が置ける程度の、本当に小さなものだ。
キッチンもそれほど大きくはなかったが、それでも、カウンターテーブルに使えるようなキッチンベンチはシンクと向かい合って並んでいる。
「ベンチの上にベーグルがある」
「そう、ありがとん。ねえ、たくさん?」
「クリームのと、チーズの混ざったやつ。マフィンも買ってきたよ」
「あら、ありがとん」
ふふん、と鼻歌を歌いながら、アイラがキッチンに入っていく。
ベンチの上の紙袋を開けると、ベーグルが4つほど並んでいた。その隅に、マフィンもある。
今はお菓子じゃなくて、ちょっと塩気のあるチーズ味のベーグルからにしよう。
ゴソゴソと紙袋を開けてベーグルを取り出し、パクリ、とおいしそうにアイラがベーグルに被りつく。
廉がカウチから立ち上がり、キッチンの方に入って来た。
「そういう格好も、家でするの?」
「出かける時は上に羽織るけどね。いいでしょう、これ。普段用に買ったけど、それでも悪くないわ」
「そうだね」
アイラは肩だしの黒のタンクドレスを着ていた。
ポコポコの生地で、一見したら気軽な可愛いドレス――と見えがちなのだろうが、アイラが着ると、その普通のドレスも全く違うものとなってしまう。
布地がピッタリとアイラの体の線を強調していて、太腿あたりにスカートが下りても、かなり短いドレスになっていて、素足の裸足で立っているアイラの脚が、全部さらけ出されていて、とてもではないが可愛いドレス――などで、終わっているものではなかった。
スーッと、アイラの太腿が撫で上げられて、ビクッ――と、アイラの躰が、一瞬、震えていた。
「レン――」
振り返りかけたアイラの後ろから、廉がしっかりと抱きついてきて、その唇が露になった首筋におりてきた。
そして、片方の腕がアイラの胸に届き、もう片方の腕が、アイラの太腿を撫で上げていく。
「レン――ちょっと……、邪魔しないで。ご飯食べてるんだから」
「食べてていいよ」
そんなことを抜け抜けと言っている廉の腕が、アイラのドレスを胸から下げおろし、ドレスの裾はゆっくりと上にまくられ出していた。
「アイラの――下着の趣味は、いいな――」
「んっ……」
いきなり廉が片腕だけをアイラの胸に残し、唇を一気に首筋から背中へ、背中からその丸みがかったお尻へと滑り落としていったのだ。
それと同時に、足元を蹴飛ばされた感じでアイラの足が開き、その空いた場所に、下着の上から廉が唇を寄せてきた。
「あっ……――」
とてもではないが、ベーグルを食べれる状態ではなくなってしまい、それでも、廉に抵抗しようとはするが、その熱い舌がアイラの下着を割って中に入り込んできた。
「アイラ、そろそろ起きなよ」
肩を軽く揺さぶられる感触で、アイラの片目だけが薄っすらと開けられた。
視界の端ではかなり明るくなった部屋の中に差し込んでくる日差しが目に入って来る。
「――今日は週末。寝まくるのよ」
「十分、寝ただろう?」
「いいじゃない」
「もう10時過ぎだけど。まあ、10時半近くにはなってるかな」
「そう。でも、いいじゃない、週末だもん」
そして、まだ枕に顔を埋めたままの状態で、アイラは起き上がる気配がない。
「ブランチ用のベーグル買ってきたから、食べれば? まだ、温かいうちに」
「――あとで、レンジで温め直すわよ」
一応は、朝食、いやブランチのことも考えてみたようである。
昨日から、この廉のせいでしっかりとベッドの中で運動をさせられたので、普段の朝食の時間を過ぎてしまっている今、お腹は空きだしている。
いや、空いている。ベッドに当たるお腹が、グーとなってもおかしくはない。
でも、今から張り切って起き上がるのも面倒だ。
それで、アイラはお腹の虫を無視することにして、傍にいる廉も無視することにした。
だが、廉は朝の“健康的な”運動を終わらせてから、普通に起きて朝の支度も済ませている。
外に出て軽食は買ってきたが、その後は、アイラもいなくてすることもなし。暇なのである。
それで、暇なものだから、寝室で寝ているアイラにちょっかいをかけにきているのだ。
「アイラ、そろそろ起きたらどう?」
「うるさい、レン」
その一言で、あっち行ってよ、と無言で言いつけている。
その程度の抵抗など全く気にしていない廉は、全く動く様子がないアイラを見下ろし、ベッドの端に腰をかけた。
「アイラ」
「うるさい、レン」
「暇だから」
「私はね、暇つぶしじゃないのよ」
さっきから、しっかりと返答できている辺り、もうアイラだって目は覚めているのだ。
それなら、いつまでも寝ている必要もないじゃないか。
うつ伏せに横になっているアイラの背からベッドの掛けを少しまくり上げ、廉の唇がまだ裸のままのアイラの素肌に届いていた。
それと同時に、シーツに手を滑らせて廉の両手がアイラの胸にも届く。
「ちょっと、レン」
「寝てれば?」
無理矢理、シーツとアイラの躰に割り込んで来た廉の両手が、やわやわとアイラの柔らかな丸みを揉みこんで行く。
ツーっと、濡れた舌先が首裏から真っ直ぐに背中を滑り落ちていく。
「――っあ……ぁ……」
すぐに固くとがって来た先端が摘ままれる。
せっかく、の~んびりするはずのアイラの前で、これ、またもやる気である。
昨日から廉のペースに嵌められてばっかりだ。
もう、渋々にアイラが起き上がっていた。
わざと廉を押し返すように起き上がったのに、そのアイラの抵抗も気にした風もなく、廉の両手はまだアイラの胸にしっかりとくっついたままだ。
おまけに、手の平一杯で揉みしだきながら、尖った先端を指で弄りまわしている。
廉に主導権を握られてばかりじゃない。
そんなの、アイラが許しておくわけもない。
ベッドの上で起き上がったアイラは、しっかりと体を回し、廉の手を外させていた。
「レン、朝から随分元気ねぇ。そんなに足りなかったの?」
そして、微かに瞳を細めたかと思うと、スリスリと長い腕を伸ばし廉にすり寄っていく。
「――アイラ」
廉に絡みついてきたアイラの手が、躊躇いもなく座っている簾のズボンを滑り落ちていく。
しっかりと存在を明らかにしている股の間で、器用にアイラの手が動き、裸のままのアイラがの艶めかしい躰をスリスリと寄せてくる。
廉の片腕がアイラの細い腰を囲い、廉が少し屈みながら大きく口を開いた場で、アイラの柔らかな丸みを加え込んだ。
「……あぁ……ぁ……」
赤く尖った先端だけでなく、その周りの肌一杯を口に加え込んで甘噛みするかのように、軽く歯が立てられた。
それで、アイラの口から艶めかしい吐息が吐き出される。
その間も、アイラの手の動きは止まない。
「お腹が空いた」
「そう。後で食べれば」
「それから、シャワー」
「そう。後ですれば」
「いやよ。今するの」
そう言うや否や、アイラがスルッと廉の腕から抜け落ちて、簡単にベッドから飛び降りていた。
裸である自分の姿のことだって気にした様子はなく、首だけを回し廉を見下ろす。
「ねえ、ベーグルしかないの?」
微かに嫌そうに顔をしかめた廉は、アイラをちょっとだけ睨め付ける。
「それ、仕返し?」
「さあねん」
それで、素肌を隠しもせず、自分の裸を見せびらかしながら、アイラは颯爽と寝室を後にしてしまった。
まったく……、と廉の嫌そうなぼやきも、呆れも、そんなことはアイラも百も承知である。
それを知っていて、わざわざと――中途半端に熱くさせて、男をさっさと放ったらかしにするなんて、アイラもいい性格をしている。
「お腹空いたぁ」
シャワーを浴び終えたアイラが颯爽とダイニングルームに戻って来た。
アイラの借りているアパートは都心に近い場所にする為、部屋数は多くない。
アイラの寝室が一つ、ダイニングとキッチンが一緒の居間、バスルームに、小さな勉強部屋だ。勉強部屋は、勉強机が置けて、まあ、小さな本棚が置ける程度の、本当に小さなものだ。
キッチンもそれほど大きくはなかったが、それでも、カウンターテーブルに使えるようなキッチンベンチはシンクと向かい合って並んでいる。
「ベンチの上にベーグルがある」
「そう、ありがとん。ねえ、たくさん?」
「クリームのと、チーズの混ざったやつ。マフィンも買ってきたよ」
「あら、ありがとん」
ふふん、と鼻歌を歌いながら、アイラがキッチンに入っていく。
ベンチの上の紙袋を開けると、ベーグルが4つほど並んでいた。その隅に、マフィンもある。
今はお菓子じゃなくて、ちょっと塩気のあるチーズ味のベーグルからにしよう。
ゴソゴソと紙袋を開けてベーグルを取り出し、パクリ、とおいしそうにアイラがベーグルに被りつく。
廉がカウチから立ち上がり、キッチンの方に入って来た。
「そういう格好も、家でするの?」
「出かける時は上に羽織るけどね。いいでしょう、これ。普段用に買ったけど、それでも悪くないわ」
「そうだね」
アイラは肩だしの黒のタンクドレスを着ていた。
ポコポコの生地で、一見したら気軽な可愛いドレス――と見えがちなのだろうが、アイラが着ると、その普通のドレスも全く違うものとなってしまう。
布地がピッタリとアイラの体の線を強調していて、太腿あたりにスカートが下りても、かなり短いドレスになっていて、素足の裸足で立っているアイラの脚が、全部さらけ出されていて、とてもではないが可愛いドレス――などで、終わっているものではなかった。
スーッと、アイラの太腿が撫で上げられて、ビクッ――と、アイラの躰が、一瞬、震えていた。
「レン――」
振り返りかけたアイラの後ろから、廉がしっかりと抱きついてきて、その唇が露になった首筋におりてきた。
そして、片方の腕がアイラの胸に届き、もう片方の腕が、アイラの太腿を撫で上げていく。
「レン――ちょっと……、邪魔しないで。ご飯食べてるんだから」
「食べてていいよ」
そんなことを抜け抜けと言っている廉の腕が、アイラのドレスを胸から下げおろし、ドレスの裾はゆっくりと上にまくられ出していた。
「アイラの――下着の趣味は、いいな――」
「んっ……」
いきなり廉が片腕だけをアイラの胸に残し、唇を一気に首筋から背中へ、背中からその丸みがかったお尻へと滑り落としていったのだ。
それと同時に、足元を蹴飛ばされた感じでアイラの足が開き、その空いた場所に、下着の上から廉が唇を寄せてきた。
「あっ……――」
とてもではないが、ベーグルを食べれる状態ではなくなってしまい、それでも、廉に抵抗しようとはするが、その熱い舌がアイラの下着を割って中に入り込んできた。
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