ワケあって女に転生したのだが、10年来の部下(男)の様子がどうもおかしい。
どこからどう見ても年若い淑女にしか見えないレイラーニは、半年前まで男だった。性転換手術をしたわけでも心が女だったわけでもなく、戦で身体を失った彼は、献体に転生したのだった。レイラーニは魔導師だったが、軍人だった。彼──いや、彼女には腹心の部下アーベルがいたが、レイラーニが女性になってからというもの、様子がおかしくなっていた。
アーベルは以前からレイラーニのことを深く敬愛していたものの、尊敬する上官がこの度めでたく女になり、自分の気持ちを抑えられなくなっていたのだ。そうとは知らないレイラーニは『アーベルも若い男だし、一回寝れば気が済むだろう』とベッドに誘い込むことを画策する。
◆成人向けの小説です。強い性描写回には※あり。ご自衛ください。
アーベルは以前からレイラーニのことを深く敬愛していたものの、尊敬する上官がこの度めでたく女になり、自分の気持ちを抑えられなくなっていたのだ。そうとは知らないレイラーニは『アーベルも若い男だし、一回寝れば気が済むだろう』とベッドに誘い込むことを画策する。
◆成人向けの小説です。強い性描写回には※あり。ご自衛ください。
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