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アリナの語り3 アリナ視点
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エルレーンの就任式……今日は神剣を盗む日だ……丁度いいことに、シュヴァルツたちに飲みに誘われた……いい機会だ……少し距離を縮めておこう……それに二人を神剣から遠ざけておける……
ラーオークが妙に密着してくる……本当にやめて欲しい……突き放したいけど、私は我慢して笑顔で対応する……太ももを触ってきた……ゾワゾワと不快感が襲う……流石に我慢ができずに姿勢を直すフリをしてそれを回避した……それでもラーオークは諦めてないのか腰に手を回してきた……手を払って退けようかと思った瞬間、爆発音が聞こえた……メイフィルだ……私はラーオークから逃げるように神剣を持って、爆発の方へと向かった……
メイフィルは上手く逃げたようだ……私は追跡を諦めるように皆に伝えた……そして話の流れから自然と聖女の話を持ち出した……
上手くいった……聖女の力を借りる為に私たちは大聖堂院へと向かうことが決まった。最初は六英雄から二人、聖騎士から五人という編成で提案されたが、私が反対した……そして少数精鋭を理由に、六英雄だけの四人で向かうことで決まった。
出発前にヒュレルが遠くでも対話ができる道具を渡してきた……こんな発明までして私を思ってくれる気持ちがすごく嬉しかった……でも……旅先で私は彼を裏切る行為をするつもりだ……そんなの悟られたくない……話をすると……どうしても彼を思い出してしまう……決意が鈍るのが凄く怖かった……
大聖堂院への旅……初日……シュヴァルツが宿の女将に手を出した……本当に見境のない男である……人間としては悪い人ではないと思うけど、女性の敵なのは間違いないだろ……こんな男に抱かれるつもりだと思うと気が重くなる……
旅の二日目……ラーオークとシュヴァルツが恋人がいる女の子たちに手を出そうとしている……最悪の行動に注意したいが……それで関係が悪くなるのは避けなければ……助言を求めたエルレーンには適当な言い訳で納得してもらった……
夜、エルレーンをお風呂に誘った……そろそろ彼女との距離を縮める必要がある……少し軽いスキンシップをしてみたが、やはり彼女は性に対して免疫が弱い……ここをつけばもしかしたら安全にこちらに取り込めるかもしれない……今後の方向性が見えてきた。
それからラーオークとシュヴァルツに遊ばれた姉妹の、恋人だという男の子がお風呂を覗いてきた……あの姉妹が遊ばれたのは私の都合もあるし……可哀想になって、少しだけ私の裸を見せてあげた……ごめんね、これで許して……
そのあと、さらにエルレーンとの関係を深める為に彼女との時間を作った……話をしていると、隣から声が聞こえる……ラーオークがあの姉妹と行為を始めたのはすぐにわかった……
性に免疫のない彼女のウィークポイント……そこを突けばエルレーンの心の壁を崩せるかもしれない……私はラーオークの性行為を見るように話を持っていた……
行為を見た彼女……少しだけ心の動揺が見える……こうやって少しづつ揺さぶっていけば……彼女の倫理の形を変えれると思った……
ラーオークが妙に密着してくる……本当にやめて欲しい……突き放したいけど、私は我慢して笑顔で対応する……太ももを触ってきた……ゾワゾワと不快感が襲う……流石に我慢ができずに姿勢を直すフリをしてそれを回避した……それでもラーオークは諦めてないのか腰に手を回してきた……手を払って退けようかと思った瞬間、爆発音が聞こえた……メイフィルだ……私はラーオークから逃げるように神剣を持って、爆発の方へと向かった……
メイフィルは上手く逃げたようだ……私は追跡を諦めるように皆に伝えた……そして話の流れから自然と聖女の話を持ち出した……
上手くいった……聖女の力を借りる為に私たちは大聖堂院へと向かうことが決まった。最初は六英雄から二人、聖騎士から五人という編成で提案されたが、私が反対した……そして少数精鋭を理由に、六英雄だけの四人で向かうことで決まった。
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大聖堂院への旅……初日……シュヴァルツが宿の女将に手を出した……本当に見境のない男である……人間としては悪い人ではないと思うけど、女性の敵なのは間違いないだろ……こんな男に抱かれるつもりだと思うと気が重くなる……
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夜、エルレーンをお風呂に誘った……そろそろ彼女との距離を縮める必要がある……少し軽いスキンシップをしてみたが、やはり彼女は性に対して免疫が弱い……ここをつけばもしかしたら安全にこちらに取り込めるかもしれない……今後の方向性が見えてきた。
それからラーオークとシュヴァルツに遊ばれた姉妹の、恋人だという男の子がお風呂を覗いてきた……あの姉妹が遊ばれたのは私の都合もあるし……可哀想になって、少しだけ私の裸を見せてあげた……ごめんね、これで許して……
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