婚約者は聖女様と結婚するそうですが、森の中に逃げ込んだ私は最高の生活と出会っちゃいました!

たぬきち25番

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  ダンテさんに手を引かれて、住居棟まで来た。

「突然、ごめん」

 そしてダンテさんが呟くように言った。

「いえ、でも何かあったのですか?」

 ダンテさんに尋ねると、ダンテさんが困ったように言った。

「君がいなくなると思ったら、勝手に身体が動いてた……」

 私はダンテさんを見ながら言った。

「私はいなくなったりしません。ここにいたいです」

「うん……勝手なことして、ごめん……」

 項垂れるダンテさんに私はそっと自分の魔力を流した。

「え?」

 ダンテさんがそれに気付いて顔を上げたので、私は正直な気持ちを言った。

「ダンテさんと、こうして手をつなぐの嬉しいです。心がぽかぽかあたたかくなります。だから――いつでも手をつないで下さい!!」

 そう言って笑った瞬間、ダンテさんが手をつないで無い方の手を自分の顔に当てて、下を向いた。

「どうしたのですか?」

 顔を覗き込むと真っ赤な顔のダンテさんが片手の指の隙間から私の顔を見ながら言った。

「可愛いなって」

「え!?」

 そして真っ赤な顔で言った。

「……抱きしめたいって……思った」

「ええ!?」

 今度は私の方が真っ赤になっていた。
 二人で無言で赤くなっていると、ダンテさんが耳元で言った。

「抱きしめてもいい?」

 全身が熱い。
 熱が回る。
 うなずくと、ダンテさんはつないだ手はそのままで反対側の手で私を抱き寄せて、背中に手を回した。
 ドクドクドクと早い心臓の音が聞こえる。
 魔力を流しているわけではないのに、全身でダンテさんの熱を感じた。
 居心地が良くて思わず目を閉じた。

「離しがたいな……」

 頭上からダンテさんの声が聞こえた。

「私もそう思ってました……」

 思っていたことを口にするとダンテさんが私の耳元に顔を近付けて言った。

「また、抱きしめてもいい?」

「……はい」

 返事をするとダンテさんが小さく笑って言った。

「ありがとう、じゃあ、あと3数えたら手を離す」

 私は心の中でダンテさんは口に出して数えた。

「1・2・3……」

(1・2・3……)

 3数えたが、身体が離されることはなかった。

「ごめん」

「いえ……」

 そうして少し力を入れて抱きしめた後にゆっくりと離れた。
 名残惜しく思いながらダンテさんを見上げると、ダンテさんが優しく微笑んだ。

「それじゃあ、また後で」

「はい」

 そしてダンテさんが住居棟を出て行った。
 私は出て行ったダンテさんの背中を見送った後に、身体の力が抜けてペタリと床に座り込んでしまった。








 次の日、私たちは全員でシン君のダンジョン前に集結していた。

「行くぞ」

 サクさんの言葉にうなずいて、岩の中を通ってシン君のいる場所に入った。

「待っていた」

 シン君が声を上げると、クレアさんが私を見た。

「いい?」

「はい!!」

 そしてクレアさんがシン君を見た。

「シン」

「ああ」

 シン君は大きな身体をどんどん小さくした。身体を小さくすると、なんだかとても苦しそうだ。そんなシン君の首にクレアさんが首輪を着けた。
 そして、私は自分の首に首輪を着けた。
 私とシン君が首に首輪を着けると、クレアさんが叫んだ。

「行くわよ!!」

 すると冒険者の皆さんが声を上げた。

「いつでもいいぜ」

「任せろ!!」

 そして私はシン君を抱きしめた。そしてシン君の身体中に感じるたくさんの石のように固い塊を『分解』を使って溶かしていく。
 私が『分解』に使う魔力は首輪を使うことで無尽蔵の魔力を持つシン君の魔力を私が代わりに使うことができるので、私の魔力が切れることはない。
 塊が解けるとすぐにシン君から次々に魔物が飛び出した。

「うわっ!! いきなり、フレイムラドンか~~来たかいがあるぜ!!」

「こっちは、カルキノスだ!! くそ、援護頼む」

 シン君から瘴気を分解すると次々に凶悪な魔物が外に出て来た。
 小さな身体で瘴気を受け止めるのは苦しいようでシン君が顔を歪めていた。私は早く助けてあげたくてみんなを信じて、ひたすら分解を続けた。
 分解を続けて、シン君の身体の中の塊が半分くらいになった時だった。

「ライラ、シン、危ない」

「え?」

 魔物の魔法攻撃がこちらに向かって飛んで来た瞬間、ダンテさんの背中が見えた。

「ダンテさん!!」

 思わず声を上げると、ダンテさんの前に風の壁が出現していた。

「風……」

 ダンテさんが、不思議そうに声を上げた。
 すると、クレアさんが叫んだ。

「ダンテ、ありがとう!! 助かったわ。風魔法が発現したのね!!」
 
 ダンテさんは、信じれないと言った顔をした後に言った。

「風魔法、これでライラを守れる」

 そして私とシン君を包むように風の壁が出現した。

「強化」

 さらに風の壁を強化して、何も寄せ付けない防御壁が完成した。
 私は、集中してシン君の中の瘴気の分解を続けた。
 目の前では冒険者とクレアさんが激しい戦闘を繰り広げている。
 サクさんは、回復薬を準備して傷ついた仲間に配っていた。
 そして私はダンテさんに守られて、必死で分解を続けた。

「これで最後です!!」

 そしてとうとう最後の塊が解き放たれた。
 ふと腕の中を見ると、シン君は真っ白になっていた。そして私を見ながら目を細めた。

「ライラ、感謝する。楽になった……」

「いえ、シン君が無事でよかった」

 シン君と話をしているとダンテさんが風の壁を消した。
 額には汗が流れ、ぐったりとしていた。だが、私たちに向ける笑顔は優しかった。

「終わったみたいだ。ライラ、シン。お疲れ様」

 私も笑みが零れた。

「シン!!」

 そしてクレアさんが走って来てシン君を見た。私が手離すと、クレアさんがシン君を抱きしめた。

「シン、よかった。瘴気が消えてる!! 本当によかった」

 私はほっとして首に着けていた首輪を取り、クレアさんに渡した。

「これ、ありがとうございました」

 するとクレアさんは首輪を受け取ると、シン君に言った。

「シン、幻術を解除して」

「ああ」

 するとシン君から岩に向かって太い線のような物が見えた。
 クレアさんは、その線の先の岩に私が着けていた首輪をつないだ。そしてその首輪とシン君の首輪に触れながら声を上げた。

「構築」

 すると、シン君と岩を繋いでいた線が切れた。

「やった、やったわ!!」

 クレアさんは大きな声を上げて、シン君を見た。

「シン、外に出ましょう!!」

 シン君は「ああ」と言ってゆっくりと外に出て目を細めた。

「ああ、いい空気だ……」

 ようやく外に出ることが出来たシン君と、クレアさんを見ていると、サクさんが冒険者の皆さんに向かって言った。

「みんな、ありがとな!!」

 すると冒険者たちは、「貴重な魔石を手に入れられて、こっちこそ感謝だ」とか「本当によかったな」と笑顔だった。
 大規模なスタンピート級の魔物を相手にしたにも関わらず、擦り傷などはあったが、重傷者はゼロだった。

「いや~~賢者クレアの魔法はすげぇな」

「ゲオルグの剣技もさすがだった」

「シリウスの魔法剣も真似できねぇな~~」

「俺もまだまだだな」

「私も……」

 冒険者たちはお互いの戦いを見て刺激を受けたようだった。

 今回の作戦は、シン君の本来つながれるはずだった場所に『代替』が付与された首輪をつけることで、シン君がその場にいなくても、遠隔でシン君の集めた瘴気をダンジョン内に流せるようにしたのだ。
 こうして、ダンジョンを作る魔物を自由にするという史上初の試みは成功に終わった。









それから……

「ふむ、貴殿、目が高いではないか。その商品はおすすめだ。これと併用すると効果が倍増だぞ? 倍増だ。つまり二倍の価値だ」

 シンは今日も元気に冒険者相手に商品を販売していた。

「本当ですか? では、買い占めます」

「ふむ、いい買い物をしたと思うぞ」

(シン君すごいな~~)

 お店の後ろを通りかかったついでに、次々に商品を売るシン君の接客を感心しながら見ていると、同じく通りかかったサクさんが楽しそうに言った。

「はは、シンが店番するようになって店の売上が急増だ。クレアも新商品開発に没頭してるからな~~」

 クレアさんはシン君を助ける方法を探す方法ではなく、今度は新商品の開発に興味を持った。始めたばかりの新商品開発は楽しいようで、部屋からほとんど出てこないほど没頭している。

「クレアさんの作るものって、ついつい欲しくなっちゃいますからね」

「はは、まぁ、クレアは根っからの研究バカだからな~~」

 サクさんと笑っていると、ほうきを持ったダンテさんが走って来た。

「サク、大発見だ!!」

 サクさんがダンテさんを見ながら尋ねた。

「ダンテ、どうした?」

 ダンテさんはサクさんにほうきを渡しながら言った。

「ほうきで飛ぶ件だけどさ、ほうきの柄の部分じゃなくて、ほうきの穂と柄の付け根に乗れば痛くない!!」

 何の話なのかよくわからないが、ダンテさんの話を聞いてサクさんまで興奮したように言った。

「あ、なるほど!! 確かに!! そうか、そこに乗ればいいのか!!」

 ダンテさんがほうきをサクさんに手渡しながら言った。

「俺が浮遊魔法使うから、ほうきに付与して、ちょっと乗ってみて」

「おう、ありがとうな!!」

 サクさんはダンテさんの浮遊魔法をほうきに付与すると、柄と穂の間に乗って浮かび上がった。

「うわ~~痛くない!! ダンテ、天才か!? やっぱ、ほうき最高!!」

 サクさんはほうきに乗って空に浮かび上がった。
 とても楽しそうなサクさんを見上げて私は小さく笑った。

「ふふふ、楽しそう」

「ああ、ずっとほうきに乗りたいって言ってたし……」

 ダンテさんと二人で楽しそうに空を飛び回るサクさんを見上げた。
 するとダンテさんがそっと私の手を取って呟いた。

「今日の空もきれいだな」

 私も笑顔で「そうですね」と答えた。
 今日も空は晴れていた。

 





【ライラ編 完】





――――――――――――





 最後までお読み頂き、本当にありがとうございました。
 またどこかで皆様にお会いできますことを楽しみにしております。


 たぬきち25番


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感想 3

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みんなの感想(3件)

ponpoko
2025.09.28 ponpoko

SANZOさん、お礼 申しあげます m(_ _)m
感想見るなり探しました p(^^)q
今、ダンテ編 読みかけてます。
クレア編(?)1話目にしおり挟みました (^^)b
王子がアバズレちゃんな聖女様を選んだ理由が謎なんですが、その謎はいつか解けるんでしょうか?
ダンテ編、読み進めるのが楽しみです。
ありがとうございます (^ヮ^)

2025.09.28 たぬきち25番



いつも読者皆様の感想欄に助けられています!
皆様、本当にありがとうございます。

王子と聖女に興味を持ってくれる方なんているかな?
と思いながらも少しだけ登場してもらいました、チャラ王子。

……謎は解けます。


……いつか。


どうぞ、また遊びに来て下さったら幸いです♪

解除
sanzo
2025.09.15 sanzo

そうなんです!
気づいちゃいましたっ!

今んとこダンテ編を読んでます!

クレアのが時間軸的に先なのだと思いましたが、掲載はダンテ編が先なので、先に読んでます😊
いやもー、ダンテが素直すぎで可愛くて仕方ありません!

洗剤(プププ💨)
いやぁ、潜在がアチラ世界では変換されないとか、そこもウケる🤣
夕飯の片付けとか終わったら、続き!読みますね〜😆

あ、承認はお任せっ!

2025.09.15 たぬきち25番



承認のお任せありがとうございます。
そんなのしますよ。
するに決まってるじゃないですか!
素敵な感想ありがとうございます!!

ダンテを可愛いと言って下さってありがとうございます。
彼も働き出した当初よりは成長したかな、と。

今後ともよろしくお願いいたします!

解除
sanzo
2025.09.15 sanzo

ああ!
なんということでしょう!
サクのとかダンテのとか有るじゃないっすか!
今から読みます!

先程のとこの感想は、承認不要で大丈夫です!

2025.09.15 たぬきち25番

ああ!
なんということでしょう!
よくぞ気付いて下さいました!!
誰か気づいてくれたらいいな~~という感じで
運営しておりますが、楽しんでいただけますと幸いです。

時間軸としましては……

・こちらダンジョン前、賢者と異世界人の魔化学反応な共同生活
【クレア編】

・同僚は規格外の異世界人~斜め上行く大賢者~
【ダンテ編】

をご用意しております。


追記

この感想も承認不要でした!!
大変申し訳ございません!!
なんか、昨日、今日、文章書き過ぎてぼんやりしてました(汗)
これに懲りずまた感想いただけましたら幸いです。

解除

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