月が沈めば、日が昇る

自ら旅する本を、聞いたことがありますか?
その本は、読み手を自ら選び、語りの内容を変えると言う

あなたが今、手にした「これ」
それは、そういうもの

今回、本があなたに選んだ内容は




ここではない、どこか遠くの
まだ誰も知らない冒険譚

偉業もなく、才もなく
強くもなく、財もない

とはいえ、それは、今はまだ

何かを成すかもしれないし
成さないかもしれない

何せ、その彼らは、まだ若く、まだ駆け出し
手に汗を握るような旅も戦いも、経験はない
だからなのか、ページも、まだ白紙のページの方が多いありさま
今綴られている内容も、日々の生活に、おまけで冒険譚と言った方が正しいかもしれない

物語や読み物、小説

胸踊る冒険譚の方が、きっと素晴らしいそれらになるだろう
語るべきその世界では、そういう話を集めるのに、苦労はしないはず


そこを避け、本が何故、あなたにそれを見せたいのかは、わからない

綴られるページが増えた時
白紙のページが埋まった時
もしかしたら、わかるかも、しれない
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