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蠢く闇
黒い蝶は空を舞う―Ⅶ―
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目の前の光景に言葉が出ない。
泣き叫びながらも逃げることの出来ない恋歌は両手に男の陰茎をシュコシュコと動かし、口や後孔にも太い核を咥え混んでいる。
僕はベッドに腰掛け、その様子を見せられていた。
隣には彩葉がいて、ニコニコと楽しそうに話しかけてくる。
「気持ちよさそうだね。彼、そういうの向いていたのだと思うけど……雪君はそうは思わなかったのかな?不機嫌そうだね」
どうかしている。こんな状況で、トラウマの元凶であるこの男と一緒にいてご機嫌なはずがない。
「うるさい……早く僕らを解放してよ。恋歌君はもういいだろ」
声は震える。この男にされてきたことを思えば当然のことだろう。
「全く……雪君は外には出さないよ?けど、彼なら少しは考えてあげてもいい」
彩葉は僕の頬に指を這わせ、撫であげれば胸をトン、と押してベッドに押し倒す。
「雪君と俺は死ぬまでここで愛し合うんだから」
耳元で囁かれればぞわりと鳥肌が立つ。しかしここで抵抗してしまったら恋歌がどうなるかわかったものじゃない。拒否権はない。
「……恋歌君を解放してくれるなら」
きっと秋良先生達が見つけてくれる。
先生。先生。助けて……。
シャツをゆっくりと脱がされれば白い肌が顕になった。
「相変わらず綺麗……」
胸板に頬を擦り寄せられ、桃色に熟れた胸の飾りを口に含めば舌先で転がすように弄ぶ。
「っ……」
ちゅ、ちゅ、と赤ん坊のように乳首に吸い付いている口とは別に、自分よりも多少大きな手はズボンの中に手を滑り込ませ、全く反応もしていない芯に触れる。軽く揉まれれば少し熱を持ったのかニチャ、ニチャと微かに音が聞こえてきた。
「気持ちいいね……雪君……雪君……」
耳元で囁かれる。彩葉は僕のズボンを下着と共に下ろせば自身も下を脱ぎ、完全に反り勃ったモノと僕の熱を持ち始めたばかりのモノも手中に収め、同時に動かし始める。
気持ちがいいね、とずっと耳元で囁かれれば例え気持ちが良くなくても少しづつそのような気持ちになってくる。
しだいに行きは荒くなり、白濁とした液体が自身のモノをかけ上って来ることを感じ取れば声を上げる。
「やっ、だっ……!出るっ、から、っ……!」
「いいよ、雪君。好きなだけイッて。これが1回目だよ」
より一層締め付けられた内部により、彩葉は重々しく息を詰めると僕の中に欲を吐き出した。
それと同時に、僕自身も熱を放ち、力なく項垂れた。
泣き叫びながらも逃げることの出来ない恋歌は両手に男の陰茎をシュコシュコと動かし、口や後孔にも太い核を咥え混んでいる。
僕はベッドに腰掛け、その様子を見せられていた。
隣には彩葉がいて、ニコニコと楽しそうに話しかけてくる。
「気持ちよさそうだね。彼、そういうの向いていたのだと思うけど……雪君はそうは思わなかったのかな?不機嫌そうだね」
どうかしている。こんな状況で、トラウマの元凶であるこの男と一緒にいてご機嫌なはずがない。
「うるさい……早く僕らを解放してよ。恋歌君はもういいだろ」
声は震える。この男にされてきたことを思えば当然のことだろう。
「全く……雪君は外には出さないよ?けど、彼なら少しは考えてあげてもいい」
彩葉は僕の頬に指を這わせ、撫であげれば胸をトン、と押してベッドに押し倒す。
「雪君と俺は死ぬまでここで愛し合うんだから」
耳元で囁かれればぞわりと鳥肌が立つ。しかしここで抵抗してしまったら恋歌がどうなるかわかったものじゃない。拒否権はない。
「……恋歌君を解放してくれるなら」
きっと秋良先生達が見つけてくれる。
先生。先生。助けて……。
シャツをゆっくりと脱がされれば白い肌が顕になった。
「相変わらず綺麗……」
胸板に頬を擦り寄せられ、桃色に熟れた胸の飾りを口に含めば舌先で転がすように弄ぶ。
「っ……」
ちゅ、ちゅ、と赤ん坊のように乳首に吸い付いている口とは別に、自分よりも多少大きな手はズボンの中に手を滑り込ませ、全く反応もしていない芯に触れる。軽く揉まれれば少し熱を持ったのかニチャ、ニチャと微かに音が聞こえてきた。
「気持ちいいね……雪君……雪君……」
耳元で囁かれる。彩葉は僕のズボンを下着と共に下ろせば自身も下を脱ぎ、完全に反り勃ったモノと僕の熱を持ち始めたばかりのモノも手中に収め、同時に動かし始める。
気持ちがいいね、とずっと耳元で囁かれれば例え気持ちが良くなくても少しづつそのような気持ちになってくる。
しだいに行きは荒くなり、白濁とした液体が自身のモノをかけ上って来ることを感じ取れば声を上げる。
「やっ、だっ……!出るっ、から、っ……!」
「いいよ、雪君。好きなだけイッて。これが1回目だよ」
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それと同時に、僕自身も熱を放ち、力なく項垂れた。
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