1 / 50
1章 転生
1話 コネを使って入学
しおりを挟む
「やっぱりダメか」
分かっていたけど、それでも何度も試している僕の名前はアルサと言って、前世は魔法のない世界で暮らしていた平民です。
そんな僕は、前世の記憶を持ち本やゲームで見た魔法に今でも憧れてた。
前は色々と危険な研究をしていて、それが原因で命を落としてこの体に転生したけど、魔法のある世界に来れた事は幸運と喜んだんだ。
「平民が魔力を持ってないのは同じで貴族しか使えない・・・僕はその平民なんだから、使えないのはわかってるけど、もしかしたらっと思うよね」
赤ん坊の頃に気づいていた僕は、10歳になった今でも試していて、その都度ガッカリしていた。
だけど、その程度で諦める夢ではなく、今回の人生では魔法は存在しているのだから、絶対成し遂げようと決心していた。
前と同じく難しい問題ではある、だけどこちらには前と違う技術が存在し、僕はそこに光明があると思っていたんだ。
「魔法が使える魔道具、絶対完成させるよ」
世界のいたるところに存在している遺跡で手に入り、この世界の生活を支えていて、僕はそれを使って魔法を使おうと考えていた。
モンスターが生息している危険な場所だから、赤ん坊の頃からずっと気と闘気の訓練をして準備し、次の段階として10歳から入れる魔法学園のテストを受ける為に列に僕は並んでいる。
その中で僕が一番興奮してて、魔力があるかもっと緊張してる他とは違ったよ。
「魔法が使えないと読み書き計算と剣術しか習えない一般科にしか入れないけど、図書館には魔法の参考書があるからね、きっと役に立つ」
魔法の魔の字も分かってない今の状況では失敗するだろうことはわかっていて、家の魔道具をバラした7年前の失敗を反省して一歩ずつ進むことにしていた。
明かりの魔道具を分解したあの時、元に戻すことができずに魔道具を使えなくしてしまったから、母さんと父さんにこっぴどく叱られたのもあるけど、魔道具を動かしている魔法陣の原理が理解できなかったんだ。
「今は仕組みもなんとなくわかるのに、それでも魔法陣がどうして作動するのか分からないんだよね」
少しずつ列が進んでいく中、僕はため息を付いて悩んでいました。
前の世界にあった電池やバッテリーの代わりに魔石を使っている魔道具は、魔力を注ぐと動くから機械と大差ないと思ってたのに、それでも組み立てられず明かりを灯す魔道具は直せなかったんだ。
「魔力の補充をしてくれる魔術師さんが簡単に組み立てて直してくれたけど、そもそも僕が組み立ててくっつけても外れて組めなかったんだよね」
壊したわけではないとその時の魔術師さんは言ってて、魔力で魔法陣を起動させくっつけているのが分かり、僕は学園で調べる事を思いついたんだ。
それからは、商人の知り合いを作り学園に入る為に商品を作ってお金を稼いできたけど、それがいよいよ身を結ぶと笑顔で待ってた。
「ねぇアルサ、さっきから何をぶつぶつ言ってるのよ」
僕がコネを作った商人、アネモルさんの娘さん【アネモネ】ちゃんが横から顔を覗いてきて、僕は咳ばらいして「なんでも無い」っと誤魔化しました。
商品開発の時に仲良くなった彼女も同い年で、一緒に一般科で頑張ろうと約束していたんだ。
「それでアルサ、次の商品は何を作るのよ」
「遊び道具は大体作ったし、何を作ろうか」
「それならさ、また化粧品を作ってよ、アタシ新しいのが欲しいわ」
そっちが本命だったのかと、僕は即答で却下しました。
そもそも化粧品は生産効率が悪く、今でも品薄になっていて、ここで更に新商品を出したら大変な事態になると伝えて止めた。
「ええ~何でよアルサ~」
「新たな商品を作ったら、品薄の商品すら作れなくなるよ、アネモネちゃんお店をつぶしたいのかな?」
「うっ!それは困るわ」
「じゃあ止めようねアネモネ、学園にも入るしお勉強が先だよ」
げっ!っと嫌がるアネモネだけど、僕たちの本業はお勉強だし、その為に学園に入学しようとしているんだ。
商人を目指しているアネモネには、他にも貴族様とのコネを作る機会だし、将来化粧品のお店を自分で作るという夢に繋がると伝えた。
「そうよね、父さんが出来なくてもアタシがお店を作れば出来るのよね」
「そうさアネモネ、その為の準備期間だよ」
「うん・・・その時は、アルサも店員として雇ってあげるわ」
「それは何度も断ってるでしょ、僕は遺跡探索をしたいんだよ」
それぞれの夢は別々で、アネモネのお誘いは手伝い程度で断り続けていました。
それでも何度も誘ってくれる良い友達で、これからもそんな関係を続けたいと思ってたんだ。
「じゃ、じゃあ・・・アタシと結」
「次の方、前にどうぞ~」
「おっと、僕たちの番が来たよアネモネ」
やっと出番が来て、僕はアネモネの手を取り受付に走りました。
受け付けは簡易的なテーブルが置かれたテントで、魔力を測定する水晶玉が置かれているだけでした。
僕たちは手を水晶に置く様に言われ、無意味な測定を行ったよ。
「まぁ学園のきしたりだから仕方ないけど、平民で魔力持ちはそうそういないんだよね」
1万人に一人は存在していて、その子たちを見つけて教育する為でもあった。
でも、確率としては更に低くなっていて、僕の友達にもいたけど、僕がいなければ赤ん坊の時に魔力が暴走して死んでいただろうと結論が出ていたんだ。
「測定値ゼロ、魔力は無しですね」
「はい、一般科に入ろうと思っています」
「そうなのね、じゃあ座学次第ね」
頑張ってと受付の先生に言われ、僕はにっこりして受付の横に移動しました。
次のアネモネも同じように先生に言われ僕の後に続き、横に準備されていた机の前に座りテストの紙を書き始めた。
「ふむ、学園のテストと言っても、僕がいた元の世界の小学1年生程度だね」
これなら、一緒に勉強してたアネモネも合格できると安心して記入して行きました。
制限時間は30分だったけど、10分で書き終わりテスト用紙を先生に渡して試験は次に移りましたね。
「では、剣術試験を始めるが、平民や商人の子供であるお前たちは、剣を持った事もない者がほとんどだろう」
木剣を持っている先生は、あまりやる気がないのか素振りだけで良いと言ってきました。
剣術はそれだけで合格を貰える様で、僕は安心して木剣を握ったんだ。
「やったねアルサ、合格間違いなしだよ」
「そうだねアネモネ、こんなに簡単ならアネモルさんに裏取引の手配をしてもらわなくても良かったかもね」
「え!」
最後の手段として、学園の先生の一人をお金で懐柔していたんだけど、どうやらそれもいりませんでした。
素振りを数回行うと、剣士らしき先生は止めてきて、その場で合格を貰う事が出来たんだよ。
「これで試験はおしまいだ、3日後に結果が受付の場所に張られるから、合格者はその時入学の手続きをするようにな」
解散を言い渡され、木剣を返して僕たちは学園を離れる事になりました。
3日後の発表の日までのんびりと過ごし、アネモネと一緒に大きな掲示板を見たけど、見事に僕たちの名前が記載されていたよ。
「まぁそうよね、不合格なわけないわよね」
「そうだねアネモネ、頑張ってきたんだから当然さ」
他の子もそうかもしれないけど、平民は家庭教師なんて雇えないから、僕が教えた事で他の子たちとは差が生まれ、当然という結果だった。
来年は僕の教えた子たちは入学出来そうで、そこは安心して入学の手続きに入れたよ。
「記入が終わったら、制服を貰って明日からここの学生です、しっかりと自覚してくださいね」
担当の先生に少々注意され、僕たちは次の日に入学する事が決まりましたが、アネモネはかなり怒ってた。
入学式は、前世の時の体験したのと同じだったけど、僕たち新入生の代表挨拶はこの国の王子様だったよ。
「代表って、テストの最優秀者がするのよね、あれが本当に?」
挨拶を聞いたアネモネが僕の横で首を傾げてきて、僕も同じく不思議でした。
内容が典型的な文章だったからで、あれなら誰でも出来ると二人で思ってしまったんだ。
「もっと、個性に溢れた内容はないのかしら?」
「仕方ないよアネモネ、相手は王子様だからね」
「でも、アルサならもっとあったでしょう」
それはそうだけど、貴族でもない僕たちには挨拶なんて大役は回ってこないから、気にするのを止めて終わるのを待った。
長いお話が色々な先生と生徒によって行われ、僕たちはぐったりして教室に移動したのだけど、そこは校舎の本館ではなく、ちょっと離れた旧館でぼろい状態校舎に中も勿論オンボロ教室だったよ。
分かっていたけど、それでも何度も試している僕の名前はアルサと言って、前世は魔法のない世界で暮らしていた平民です。
そんな僕は、前世の記憶を持ち本やゲームで見た魔法に今でも憧れてた。
前は色々と危険な研究をしていて、それが原因で命を落としてこの体に転生したけど、魔法のある世界に来れた事は幸運と喜んだんだ。
「平民が魔力を持ってないのは同じで貴族しか使えない・・・僕はその平民なんだから、使えないのはわかってるけど、もしかしたらっと思うよね」
赤ん坊の頃に気づいていた僕は、10歳になった今でも試していて、その都度ガッカリしていた。
だけど、その程度で諦める夢ではなく、今回の人生では魔法は存在しているのだから、絶対成し遂げようと決心していた。
前と同じく難しい問題ではある、だけどこちらには前と違う技術が存在し、僕はそこに光明があると思っていたんだ。
「魔法が使える魔道具、絶対完成させるよ」
世界のいたるところに存在している遺跡で手に入り、この世界の生活を支えていて、僕はそれを使って魔法を使おうと考えていた。
モンスターが生息している危険な場所だから、赤ん坊の頃からずっと気と闘気の訓練をして準備し、次の段階として10歳から入れる魔法学園のテストを受ける為に列に僕は並んでいる。
その中で僕が一番興奮してて、魔力があるかもっと緊張してる他とは違ったよ。
「魔法が使えないと読み書き計算と剣術しか習えない一般科にしか入れないけど、図書館には魔法の参考書があるからね、きっと役に立つ」
魔法の魔の字も分かってない今の状況では失敗するだろうことはわかっていて、家の魔道具をバラした7年前の失敗を反省して一歩ずつ進むことにしていた。
明かりの魔道具を分解したあの時、元に戻すことができずに魔道具を使えなくしてしまったから、母さんと父さんにこっぴどく叱られたのもあるけど、魔道具を動かしている魔法陣の原理が理解できなかったんだ。
「今は仕組みもなんとなくわかるのに、それでも魔法陣がどうして作動するのか分からないんだよね」
少しずつ列が進んでいく中、僕はため息を付いて悩んでいました。
前の世界にあった電池やバッテリーの代わりに魔石を使っている魔道具は、魔力を注ぐと動くから機械と大差ないと思ってたのに、それでも組み立てられず明かりを灯す魔道具は直せなかったんだ。
「魔力の補充をしてくれる魔術師さんが簡単に組み立てて直してくれたけど、そもそも僕が組み立ててくっつけても外れて組めなかったんだよね」
壊したわけではないとその時の魔術師さんは言ってて、魔力で魔法陣を起動させくっつけているのが分かり、僕は学園で調べる事を思いついたんだ。
それからは、商人の知り合いを作り学園に入る為に商品を作ってお金を稼いできたけど、それがいよいよ身を結ぶと笑顔で待ってた。
「ねぇアルサ、さっきから何をぶつぶつ言ってるのよ」
僕がコネを作った商人、アネモルさんの娘さん【アネモネ】ちゃんが横から顔を覗いてきて、僕は咳ばらいして「なんでも無い」っと誤魔化しました。
商品開発の時に仲良くなった彼女も同い年で、一緒に一般科で頑張ろうと約束していたんだ。
「それでアルサ、次の商品は何を作るのよ」
「遊び道具は大体作ったし、何を作ろうか」
「それならさ、また化粧品を作ってよ、アタシ新しいのが欲しいわ」
そっちが本命だったのかと、僕は即答で却下しました。
そもそも化粧品は生産効率が悪く、今でも品薄になっていて、ここで更に新商品を出したら大変な事態になると伝えて止めた。
「ええ~何でよアルサ~」
「新たな商品を作ったら、品薄の商品すら作れなくなるよ、アネモネちゃんお店をつぶしたいのかな?」
「うっ!それは困るわ」
「じゃあ止めようねアネモネ、学園にも入るしお勉強が先だよ」
げっ!っと嫌がるアネモネだけど、僕たちの本業はお勉強だし、その為に学園に入学しようとしているんだ。
商人を目指しているアネモネには、他にも貴族様とのコネを作る機会だし、将来化粧品のお店を自分で作るという夢に繋がると伝えた。
「そうよね、父さんが出来なくてもアタシがお店を作れば出来るのよね」
「そうさアネモネ、その為の準備期間だよ」
「うん・・・その時は、アルサも店員として雇ってあげるわ」
「それは何度も断ってるでしょ、僕は遺跡探索をしたいんだよ」
それぞれの夢は別々で、アネモネのお誘いは手伝い程度で断り続けていました。
それでも何度も誘ってくれる良い友達で、これからもそんな関係を続けたいと思ってたんだ。
「じゃ、じゃあ・・・アタシと結」
「次の方、前にどうぞ~」
「おっと、僕たちの番が来たよアネモネ」
やっと出番が来て、僕はアネモネの手を取り受付に走りました。
受け付けは簡易的なテーブルが置かれたテントで、魔力を測定する水晶玉が置かれているだけでした。
僕たちは手を水晶に置く様に言われ、無意味な測定を行ったよ。
「まぁ学園のきしたりだから仕方ないけど、平民で魔力持ちはそうそういないんだよね」
1万人に一人は存在していて、その子たちを見つけて教育する為でもあった。
でも、確率としては更に低くなっていて、僕の友達にもいたけど、僕がいなければ赤ん坊の時に魔力が暴走して死んでいただろうと結論が出ていたんだ。
「測定値ゼロ、魔力は無しですね」
「はい、一般科に入ろうと思っています」
「そうなのね、じゃあ座学次第ね」
頑張ってと受付の先生に言われ、僕はにっこりして受付の横に移動しました。
次のアネモネも同じように先生に言われ僕の後に続き、横に準備されていた机の前に座りテストの紙を書き始めた。
「ふむ、学園のテストと言っても、僕がいた元の世界の小学1年生程度だね」
これなら、一緒に勉強してたアネモネも合格できると安心して記入して行きました。
制限時間は30分だったけど、10分で書き終わりテスト用紙を先生に渡して試験は次に移りましたね。
「では、剣術試験を始めるが、平民や商人の子供であるお前たちは、剣を持った事もない者がほとんどだろう」
木剣を持っている先生は、あまりやる気がないのか素振りだけで良いと言ってきました。
剣術はそれだけで合格を貰える様で、僕は安心して木剣を握ったんだ。
「やったねアルサ、合格間違いなしだよ」
「そうだねアネモネ、こんなに簡単ならアネモルさんに裏取引の手配をしてもらわなくても良かったかもね」
「え!」
最後の手段として、学園の先生の一人をお金で懐柔していたんだけど、どうやらそれもいりませんでした。
素振りを数回行うと、剣士らしき先生は止めてきて、その場で合格を貰う事が出来たんだよ。
「これで試験はおしまいだ、3日後に結果が受付の場所に張られるから、合格者はその時入学の手続きをするようにな」
解散を言い渡され、木剣を返して僕たちは学園を離れる事になりました。
3日後の発表の日までのんびりと過ごし、アネモネと一緒に大きな掲示板を見たけど、見事に僕たちの名前が記載されていたよ。
「まぁそうよね、不合格なわけないわよね」
「そうだねアネモネ、頑張ってきたんだから当然さ」
他の子もそうかもしれないけど、平民は家庭教師なんて雇えないから、僕が教えた事で他の子たちとは差が生まれ、当然という結果だった。
来年は僕の教えた子たちは入学出来そうで、そこは安心して入学の手続きに入れたよ。
「記入が終わったら、制服を貰って明日からここの学生です、しっかりと自覚してくださいね」
担当の先生に少々注意され、僕たちは次の日に入学する事が決まりましたが、アネモネはかなり怒ってた。
入学式は、前世の時の体験したのと同じだったけど、僕たち新入生の代表挨拶はこの国の王子様だったよ。
「代表って、テストの最優秀者がするのよね、あれが本当に?」
挨拶を聞いたアネモネが僕の横で首を傾げてきて、僕も同じく不思議でした。
内容が典型的な文章だったからで、あれなら誰でも出来ると二人で思ってしまったんだ。
「もっと、個性に溢れた内容はないのかしら?」
「仕方ないよアネモネ、相手は王子様だからね」
「でも、アルサならもっとあったでしょう」
それはそうだけど、貴族でもない僕たちには挨拶なんて大役は回ってこないから、気にするのを止めて終わるのを待った。
長いお話が色々な先生と生徒によって行われ、僕たちはぐったりして教室に移動したのだけど、そこは校舎の本館ではなく、ちょっと離れた旧館でぼろい状態校舎に中も勿論オンボロ教室だったよ。
10
あなたにおすすめの小説
魔道具頼みの異世界でモブ転生したのだがチート魔法がハンパない!~できればスローライフを楽しみたいんだけど周りがほっといてくれません!~
トモモト ヨシユキ
ファンタジー
10才の誕生日に女神に与えられた本。
それは、最強の魔道具だった。
魔道具頼みの異世界で『魔法』を武器に成り上がっていく!
すべては、憧れのスローライフのために!
エブリスタにも掲載しています。
スキル【収納】が実は無限チートだった件 ~追放されたけど、俺だけのダンジョンで伝説のアイテムを作りまくります~
みぃた
ファンタジー
地味なスキル**【収納】**しか持たないと馬鹿にされ、勇者パーティーを追放された主人公。しかし、その【収納】スキルは、ただのアイテム保管庫ではなかった!
無限にアイテムを保管できるだけでなく、内部の時間操作、さらには指定した素材から自動でアイテムを生成する機能まで備わった、規格外の無限チートスキルだったのだ。
追放された主人公は、このチートスキルを駆使し、収納空間の中に自分だけの理想のダンジョンを創造。そこで伝説級のアイテムを量産し、いずれ世界を驚かせる存在となる。そして、かつて自分を蔑み、追放した者たちへの爽快なざまぁが始まる。
現代錬金術のすゝめ 〜ソロキャンプに行ったら賢者の石を拾った〜
涼月 風
ファンタジー
御門賢一郎は過去にトラウマを抱える高校一年生。
ゴールデンウィークにソロキャンプに行き、そこで綺麗な石を拾った。
しかし、その直後雷に打たれて意識を失う。
奇跡的に助かった彼は以前の彼とは違っていた。
そんな彼が成長する為に異世界に行ったり又、現代で錬金術をしながら生活する物語。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
【完結】異世界で魔道具チートでのんびり商売生活
シマセイ
ファンタジー
大学生・誠也は工事現場の穴に落ちて異世界へ。 物体に魔力を付与できるチートスキルを見つけ、 能力を隠しつつ魔道具を作って商業ギルドで商売開始。 のんびりスローライフを目指す毎日が幕を開ける!
【改訂版】槍使いのドラゴンテイマー ~邪竜をテイムしたのでついでに魔王も倒しておこうと思う~
こげ丸
ファンタジー
『偶然テイムしたドラゴンは神をも凌駕する邪竜だった』
公開サイト累計1000万pv突破の人気作が改訂版として全編リニューアル!
書籍化作業なみにすべての文章を見直したうえで大幅加筆。
旧版をお読み頂いた方もぜひ改訂版をお楽しみください!
===あらすじ===
異世界にて前世の記憶を取り戻した主人公は、今まで誰も手にしたことのない【ギフト:竜を従えし者】を授かった。
しかしドラゴンをテイムし従えるのは簡単ではなく、たゆまぬ鍛錬を続けていたにもかかわらず、その命を失いかける。
だが……九死に一生を得たそのすぐあと、偶然が重なり、念願のドラゴンテイマーに!
神をも凌駕する力を持つ最強で最凶のドラゴンに、
双子の猫耳獣人や常識を知らないハイエルフの美幼女。
トラブルメーカーの美少女受付嬢までもが加わって、主人公の波乱万丈の物語が始まる!
※以前公開していた旧版とは一部設定や物語の展開などが異なっておりますので改訂版の続きは更新をお待ち下さい
※改訂版の公開方法、ファンタジーカップのエントリーについては運営様に確認し、問題ないであろう方法で公開しております
※小説家になろう様とカクヨム様でも公開しております
チート魅了スキルで始まる、美少女たちとの異世界ハーレム生活
仙道
ファンタジー
ごく普通の会社員だった佐々木健太は、異世界へ転移してして、あらゆる女性を無条件に魅了するチート能力を手にする。
彼はこの能力で、女騎士セシリア、ギルド受付嬢リリア、幼女ルナ、踊り子エリスといった魅力的な女性たちと出会い、絆を深めていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる