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2章始動
20話 今更ですが2
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リサは驚いていますが私は言いましたよ。
『うふふそうなのよ、これから頻繁に使うから慣れてね』
「『え、ええ頑張るわ、それで次の階はフィールドフロアだったわよねマコッチ』」
リサは口を動かすのが止まってないね、まあ急には無理かな?頭の中で話すのって難しいようね。
『そうね、それと少し強いモンスターにもなってるわね』
「『トレントとかはたしかに厄介ね、でも囲まれなければ平気よ』」
そうなんだね、でもそれってフラグじゃないかな?心配だわ。
『うんそうかもね、それでねそろそろ夜でしょ、こっちで休まない?』
「『うーん、それでもいいんだけど、え!何よリン、いまマコッチと話してるの』」
画面で見ても、リサがリンに何やら言われているのが分かりました、周りから見たら独り言を言ってる様にしか見えないもんね。
画面を近くしてなかったから話の内容は聞こえなかったけど、リンちゃんが今何を言ってるのか大体わかるわね。
「『あのねマコッチ、そっちに行きたいから転移してくれるかしら』」
「やっぱりね」
やはりでした、予想はしてたけどね、ご飯目当てなのね、リサたちの後ろでヴェルちゃんが涎を拭いていますよ。
『オッケー今から転移しまーす』
私はリサたちを転移させて夕飯を用意しました。
「ん、ごちそうさま」
「美味かったありがとな」
「どういたしまして、はい食後のお茶です」
「ありがとーマコッチ」
「ああーこんな生活してたら、あたし冒険者出来なくなりそうね、ありがと」
みんながくつろいでいます、喜んでくれて嬉しいけど、たしかに冒険者と考えると甘やかしているかもしれないね。
「じゃあ、私は寝なくてもいいからダンジョンの事してるね、あっちにいるから何かあったら呼んでねー」
「ええ、ほんとありがとねマコッチ」
みんなはテントを出し始めました、最初は私がベットを出す予定だったの、だけど冒険者としてそれに慣れると外で野営が出来なくなるって断られました。
テントの中が広くなっている物もあるんだけど、今度にしようと思ってるわ、何かのお祝いって事であげてもいいかしらね。
みんなから離れ、私はついに先送りにしていたことを終わらせるべく、スイちゃんと話しました、まあ必要だと思うので。
「スイちゃんごめんね、ずっと先送りにしてて、話してくれるかな、私はどうしてここに来たの?」
『ステータスを見て解ってるでしょマコッチ』
やっぱりそうなのね。
「向こうで私って、死んだの?」
『うんそうだよ、そして私たちを作った創造神があなたの魂を捕まえてここに召喚したの』
なるほどね、ラノベでよくある異世界転生なのね。
でも、他に転生者がいたことを考えても、私の転生って異質な気がするわね。
『あまり驚かないんだね』
「まあね、そういったお話をよく知ってるからなのと、私は別に向こうの世界に未練が無いからかな」
こっちではゲームをあまり出来ないけど、向こうでは仕事とかをこなして、生活をただ永遠としてるって感じだったもの。
『そうなんだね・・・よかった、他のとこではこの話を聞いて、外に飛び出しちゃって消滅した人もいたんだよ、マコッチがそうならなくてほんとよかった』
「それも聞きたかったのよ、私以外であと何人残ってるの」
前に消滅したって言ってたから、もう20人ではないのは解ってるけど、情報は欲しいわ。
『それはね・・・9人だよ、マコッチを入れてね』
私はそれを聞いてちょっと悲しくなりました、20人いたのにそんなに減ったなんて。
「わかったわ、その人たちの分まで私頑張る、スイちゃん知ってる情報をちょうだい」
『いいよー』
スイちゃんの知ってることは、すでに知っていることが多くて、新しい情報はそれほど多くありませんでした。
この世界の名前がファミールベルンと言って、剣を使ったり魔法が主流でモンスターが沢山いる世界。
そして種族が人族以外にも沢山いることです。
『人族に獣人族、獣種、精霊種、魔族かな簡単に分けると』
スイちゃんが言うには、そこから更に色々な者たちに分かれるんだって、まあ獣人も色々いるもんね、猫とか犬とかね。
「なるほどね、そしてバンヨウたちは魔族や獣種と思われていると」
『そうだね、ここの領地はあまり差別が無いようなんだけど、他じゃあの子たちが行ったら戦いになってたかもね』
そうだったの!?もしかしたらあの子たちは外で戦いになってたかもしれないのね。
今村に向かわせているワンコ(ウルフマン・ミニとラビットマン・ミニ)たちはそうなるかもだけどね。
「それを聞く限り、ほんとに私、運がいいのかしらね」
『そうだと思うよ私も、でも戦いになってもあの子たちに敵う者ってそういないよ』
どうやらほんとにレアガチャはすごいようです、ちびっこしか出ないけど。
まあステータスはすごいのはわかってたけどさ、容姿がちびっこなのよねぇ、まあ可愛いからいいけどね。
『金銭はバンヨウたちが教えてくれて助かったよ、私は知らなかったから』
「まあそうかもしれないけど、ここの中じゃ使わないわよどうせ」
バンヨウからも定期連絡で色々情報が入って来ています、冒険者のランクとか食事事情とかですね、ここの通貨は紙幣が無く、硬貨のみだそうですよ。
戦貨・銅貨・大銅貨・銀貨・金貨・白金貨ですね。
戦貨10枚で銅貨1枚の価値で、それからは100枚で次の硬貨の1枚分の価値らしいわ。
『うふふそうなのよ、これから頻繁に使うから慣れてね』
「『え、ええ頑張るわ、それで次の階はフィールドフロアだったわよねマコッチ』」
リサは口を動かすのが止まってないね、まあ急には無理かな?頭の中で話すのって難しいようね。
『そうね、それと少し強いモンスターにもなってるわね』
「『トレントとかはたしかに厄介ね、でも囲まれなければ平気よ』」
そうなんだね、でもそれってフラグじゃないかな?心配だわ。
『うんそうかもね、それでねそろそろ夜でしょ、こっちで休まない?』
「『うーん、それでもいいんだけど、え!何よリン、いまマコッチと話してるの』」
画面で見ても、リサがリンに何やら言われているのが分かりました、周りから見たら独り言を言ってる様にしか見えないもんね。
画面を近くしてなかったから話の内容は聞こえなかったけど、リンちゃんが今何を言ってるのか大体わかるわね。
「『あのねマコッチ、そっちに行きたいから転移してくれるかしら』」
「やっぱりね」
やはりでした、予想はしてたけどね、ご飯目当てなのね、リサたちの後ろでヴェルちゃんが涎を拭いていますよ。
『オッケー今から転移しまーす』
私はリサたちを転移させて夕飯を用意しました。
「ん、ごちそうさま」
「美味かったありがとな」
「どういたしまして、はい食後のお茶です」
「ありがとーマコッチ」
「ああーこんな生活してたら、あたし冒険者出来なくなりそうね、ありがと」
みんながくつろいでいます、喜んでくれて嬉しいけど、たしかに冒険者と考えると甘やかしているかもしれないね。
「じゃあ、私は寝なくてもいいからダンジョンの事してるね、あっちにいるから何かあったら呼んでねー」
「ええ、ほんとありがとねマコッチ」
みんなはテントを出し始めました、最初は私がベットを出す予定だったの、だけど冒険者としてそれに慣れると外で野営が出来なくなるって断られました。
テントの中が広くなっている物もあるんだけど、今度にしようと思ってるわ、何かのお祝いって事であげてもいいかしらね。
みんなから離れ、私はついに先送りにしていたことを終わらせるべく、スイちゃんと話しました、まあ必要だと思うので。
「スイちゃんごめんね、ずっと先送りにしてて、話してくれるかな、私はどうしてここに来たの?」
『ステータスを見て解ってるでしょマコッチ』
やっぱりそうなのね。
「向こうで私って、死んだの?」
『うんそうだよ、そして私たちを作った創造神があなたの魂を捕まえてここに召喚したの』
なるほどね、ラノベでよくある異世界転生なのね。
でも、他に転生者がいたことを考えても、私の転生って異質な気がするわね。
『あまり驚かないんだね』
「まあね、そういったお話をよく知ってるからなのと、私は別に向こうの世界に未練が無いからかな」
こっちではゲームをあまり出来ないけど、向こうでは仕事とかをこなして、生活をただ永遠としてるって感じだったもの。
『そうなんだね・・・よかった、他のとこではこの話を聞いて、外に飛び出しちゃって消滅した人もいたんだよ、マコッチがそうならなくてほんとよかった』
「それも聞きたかったのよ、私以外であと何人残ってるの」
前に消滅したって言ってたから、もう20人ではないのは解ってるけど、情報は欲しいわ。
『それはね・・・9人だよ、マコッチを入れてね』
私はそれを聞いてちょっと悲しくなりました、20人いたのにそんなに減ったなんて。
「わかったわ、その人たちの分まで私頑張る、スイちゃん知ってる情報をちょうだい」
『いいよー』
スイちゃんの知ってることは、すでに知っていることが多くて、新しい情報はそれほど多くありませんでした。
この世界の名前がファミールベルンと言って、剣を使ったり魔法が主流でモンスターが沢山いる世界。
そして種族が人族以外にも沢山いることです。
『人族に獣人族、獣種、精霊種、魔族かな簡単に分けると』
スイちゃんが言うには、そこから更に色々な者たちに分かれるんだって、まあ獣人も色々いるもんね、猫とか犬とかね。
「なるほどね、そしてバンヨウたちは魔族や獣種と思われていると」
『そうだね、ここの領地はあまり差別が無いようなんだけど、他じゃあの子たちが行ったら戦いになってたかもね』
そうだったの!?もしかしたらあの子たちは外で戦いになってたかもしれないのね。
今村に向かわせているワンコ(ウルフマン・ミニとラビットマン・ミニ)たちはそうなるかもだけどね。
「それを聞く限り、ほんとに私、運がいいのかしらね」
『そうだと思うよ私も、でも戦いになってもあの子たちに敵う者ってそういないよ』
どうやらほんとにレアガチャはすごいようです、ちびっこしか出ないけど。
まあステータスはすごいのはわかってたけどさ、容姿がちびっこなのよねぇ、まあ可愛いからいいけどね。
『金銭はバンヨウたちが教えてくれて助かったよ、私は知らなかったから』
「まあそうかもしれないけど、ここの中じゃ使わないわよどうせ」
バンヨウからも定期連絡で色々情報が入って来ています、冒険者のランクとか食事事情とかですね、ここの通貨は紙幣が無く、硬貨のみだそうですよ。
戦貨・銅貨・大銅貨・銀貨・金貨・白金貨ですね。
戦貨10枚で銅貨1枚の価値で、それからは100枚で次の硬貨の1枚分の価値らしいわ。
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