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2章始動
28話 領主との話し合い3
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みんなが金塊を見て驚いて固まっています。
多かったかしら?領主様だから見慣れてるかと思って多めに出したけど貴族だろうしね、それとも。
「足りないかしらアレンさん?」
「い、いや十分だ、すごいな君は、これほどの金塊を見たのは初めてだ」
まだこの十倍は余裕であるんだけど、ワンコたちを更に追加したガチャ(100万P使いました)をした時、ポーションだとかと一緒に出てきたのよねぇ。
ふっふっふ、これで少しは解ったでしょアレン君、それとアレイラとアレンには連絡をすぐに取れるようにしておきたいわね。
「じゃあ場所が決まったらこの子に伝えてくれる?」
私は探索スズメを召還し肩に乗せました。
「「あら!可愛い」」
ノンとガランネの声が重なったね、まあいいけど。
「この子たちに声をかけてくれれば私に届くの、その後私がスキルで通信をするわ、よろしくね」
「なるほどな」
「危険はないようだな」
アレンとアレイラの肩にスズメが飛んでいき、ノンとガランネが目を輝かせています。
二人は可愛い物が好きよねー。
「では話し合いは終わりでいいかな」
「いえまだなのよアレン、実はこっちが私としては本題なの」
「なんだ?まだ何かあるのか?」
私は東と南の村の件を話しました、これで反対されたら私は勝手にやらせてもらうけど、きっとこの人なら分かってくれるわ、そんな気がするの。
まぁまだ村を作ったとは言わないわ、それは了承を貰ってからね。
「っと言う事があったのよ、単独でしちゃったけど、急がないとあの人たちは助からなかったから、ごめんね」
両手を合わせて、ごめんねのポーズを取るとアレンは赤くなっていました。
「そ、そうか、ま、まぁあそこらへんの領主は金の事しか考えない連中だからな」
「ほんとほんと、長く見ればそんなことしても意味が無い事くらいわかりそうなのにね、それ位あたしだってしないわよ」
ガランネがそう言ったらみんなも頷いています、良かった了承してくれそうね。
「それでね、もうダンジョンに村人を救出して連れてきてるの、もちろん見つからないようにしたわ、それでこれからもどんどん連れてくるつもり」
「なるほどな、それで私たちは何をすればいいんだマコッチ、話してくれたのだ協力するぞ」
「戦闘かしら、それならあたしに任せて、あなたの為なら頑張っちゃうわよ」
アレンとガランネがそう言ってくれました、いい人たちだなー・・・でも、これは私が個人でしてることだし、きっとこれは大きくなるわ、1人の領主が対応できないほど・・・だから。
「ありがとうね二人とも、じゃあ私のする事を見なかったことにしてくれる?」
「「「「「!?」」」」」
アレンとガランネだけじゃなくて、アレイラとノンとローグルムさんまで驚いていました。
「先を考えるとそれが一番いいの、アレンたちの気持ちはうれしいのよ、でも二つの領地・・・ううん、もしかしたらもっとかも知れないわ、そんなことにみんなを巻込めないよ、話したのは私なりの礼儀ってだけ、危なくなったら逃げてほしいの」
みんな黙ってしまったわね、でもこの方が良いのよ、きっととんでもなく大きくなる、その分DPは増えるから対策は立てられるけど、外のみんなはきっと全部は守れないもん。
「見くびってもらっては困るなマコッチ」
「え!?」
下を向いたままでアレンが言ってきました。
驚きますよね、顔を上げたらすごい生き生きした顔なんだもん。
「そうよマコッチ、あたし達を誰だと思ってるの」
「そうだぞ!ガランネはな、戦争で一番会いたくない相手と恐れられてるんだ、私だってダンジョンの一つや二つ守って見せるぞ」
凄く自信をもってアレンが言っています、いい人達なんだねみんなは。
「ちょっとアレン、何よそれ!私だって言われたくてそうなったわけじゃないのに」
クリスにいきなり切りかかろうとしていた人だもんねガランネは、なんかわかる気がするわね。
中身は可愛い物好きのいい子なのにね。
「おれたちだってそうだ、なあノン」
「ええそうよ、これでも冒険者としてかなりの実力なのよ」
「それは知ってるよ、ダンジョンで戦ってるのを見てたもん・・・そうかぁみんなありがとね」
みんなが何処まで先を読んだのかは分からないけど、なんだか嬉しいわ。
これは私が頑張らないとね、もっと探索スズメと密偵ラットを使って情報を集めないと、他にも何か作っておこうかしらね。
「じゃあみんなにお願い」
「おう!何でも言えマコッチ」
「そうね、武器を持ってきましょうか」
「それはダメ」
ガランネがローグルムに止められています、ローグルムさんってもしかしてこれの為についてきたのかな?話し合いには入ってこないし、後でお礼を渡さないとね。
「こらこらガランネ」
「もう、ガランネは」
笑いながらアレイラとノンがローグルムの加勢に入ってガランネを止めています、なんだかなごみますね、ほんと。
「これからも私のダンジョンに人をいっぱい呼んでね」
「「「「「・・・」」」」」
私の望みは今の所それだけなの、DPがあれば対処も出来るもん。
今のうちに貯めれるだけ貯めるわ、戦争になったらどれだけ使うか解らないもん、足りないってことになったら大変なことになるわ。
まぁ勝てないようなら最終手段を取るけど、戦略ゲームで負けるつもりはないわよ私。
「なんだ、今と変わらんではないか」
「いいじゃないアレン、これからも仲良くしましょって事よ、それと無理だけはしないでね」
私はそういって手を差し出しました。
「・・・ふぅ、まあいいか、何時でも困ったら言ってくれ、すぐに駆けつけるからな」
私とアレンは握手をして、そのあと村を作っている事と交易をどうするのかを話し合いました。
多かったかしら?領主様だから見慣れてるかと思って多めに出したけど貴族だろうしね、それとも。
「足りないかしらアレンさん?」
「い、いや十分だ、すごいな君は、これほどの金塊を見たのは初めてだ」
まだこの十倍は余裕であるんだけど、ワンコたちを更に追加したガチャ(100万P使いました)をした時、ポーションだとかと一緒に出てきたのよねぇ。
ふっふっふ、これで少しは解ったでしょアレン君、それとアレイラとアレンには連絡をすぐに取れるようにしておきたいわね。
「じゃあ場所が決まったらこの子に伝えてくれる?」
私は探索スズメを召還し肩に乗せました。
「「あら!可愛い」」
ノンとガランネの声が重なったね、まあいいけど。
「この子たちに声をかけてくれれば私に届くの、その後私がスキルで通信をするわ、よろしくね」
「なるほどな」
「危険はないようだな」
アレンとアレイラの肩にスズメが飛んでいき、ノンとガランネが目を輝かせています。
二人は可愛い物が好きよねー。
「では話し合いは終わりでいいかな」
「いえまだなのよアレン、実はこっちが私としては本題なの」
「なんだ?まだ何かあるのか?」
私は東と南の村の件を話しました、これで反対されたら私は勝手にやらせてもらうけど、きっとこの人なら分かってくれるわ、そんな気がするの。
まぁまだ村を作ったとは言わないわ、それは了承を貰ってからね。
「っと言う事があったのよ、単独でしちゃったけど、急がないとあの人たちは助からなかったから、ごめんね」
両手を合わせて、ごめんねのポーズを取るとアレンは赤くなっていました。
「そ、そうか、ま、まぁあそこらへんの領主は金の事しか考えない連中だからな」
「ほんとほんと、長く見ればそんなことしても意味が無い事くらいわかりそうなのにね、それ位あたしだってしないわよ」
ガランネがそう言ったらみんなも頷いています、良かった了承してくれそうね。
「それでね、もうダンジョンに村人を救出して連れてきてるの、もちろん見つからないようにしたわ、それでこれからもどんどん連れてくるつもり」
「なるほどな、それで私たちは何をすればいいんだマコッチ、話してくれたのだ協力するぞ」
「戦闘かしら、それならあたしに任せて、あなたの為なら頑張っちゃうわよ」
アレンとガランネがそう言ってくれました、いい人たちだなー・・・でも、これは私が個人でしてることだし、きっとこれは大きくなるわ、1人の領主が対応できないほど・・・だから。
「ありがとうね二人とも、じゃあ私のする事を見なかったことにしてくれる?」
「「「「「!?」」」」」
アレンとガランネだけじゃなくて、アレイラとノンとローグルムさんまで驚いていました。
「先を考えるとそれが一番いいの、アレンたちの気持ちはうれしいのよ、でも二つの領地・・・ううん、もしかしたらもっとかも知れないわ、そんなことにみんなを巻込めないよ、話したのは私なりの礼儀ってだけ、危なくなったら逃げてほしいの」
みんな黙ってしまったわね、でもこの方が良いのよ、きっととんでもなく大きくなる、その分DPは増えるから対策は立てられるけど、外のみんなはきっと全部は守れないもん。
「見くびってもらっては困るなマコッチ」
「え!?」
下を向いたままでアレンが言ってきました。
驚きますよね、顔を上げたらすごい生き生きした顔なんだもん。
「そうよマコッチ、あたし達を誰だと思ってるの」
「そうだぞ!ガランネはな、戦争で一番会いたくない相手と恐れられてるんだ、私だってダンジョンの一つや二つ守って見せるぞ」
凄く自信をもってアレンが言っています、いい人達なんだねみんなは。
「ちょっとアレン、何よそれ!私だって言われたくてそうなったわけじゃないのに」
クリスにいきなり切りかかろうとしていた人だもんねガランネは、なんかわかる気がするわね。
中身は可愛い物好きのいい子なのにね。
「おれたちだってそうだ、なあノン」
「ええそうよ、これでも冒険者としてかなりの実力なのよ」
「それは知ってるよ、ダンジョンで戦ってるのを見てたもん・・・そうかぁみんなありがとね」
みんなが何処まで先を読んだのかは分からないけど、なんだか嬉しいわ。
これは私が頑張らないとね、もっと探索スズメと密偵ラットを使って情報を集めないと、他にも何か作っておこうかしらね。
「じゃあみんなにお願い」
「おう!何でも言えマコッチ」
「そうね、武器を持ってきましょうか」
「それはダメ」
ガランネがローグルムに止められています、ローグルムさんってもしかしてこれの為についてきたのかな?話し合いには入ってこないし、後でお礼を渡さないとね。
「こらこらガランネ」
「もう、ガランネは」
笑いながらアレイラとノンがローグルムの加勢に入ってガランネを止めています、なんだかなごみますね、ほんと。
「これからも私のダンジョンに人をいっぱい呼んでね」
「「「「「・・・」」」」」
私の望みは今の所それだけなの、DPがあれば対処も出来るもん。
今のうちに貯めれるだけ貯めるわ、戦争になったらどれだけ使うか解らないもん、足りないってことになったら大変なことになるわ。
まぁ勝てないようなら最終手段を取るけど、戦略ゲームで負けるつもりはないわよ私。
「なんだ、今と変わらんではないか」
「いいじゃないアレン、これからも仲良くしましょって事よ、それと無理だけはしないでね」
私はそういって手を差し出しました。
「・・・ふぅ、まあいいか、何時でも困ったら言ってくれ、すぐに駆けつけるからな」
私とアレンは握手をして、そのあと村を作っている事と交易をどうするのかを話し合いました。
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