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7章学校
131話 授業でスキルを身に付けよう
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「みんな受け取りましたね・・・ではそのカップに入った水を凍らせて下さい」
どうもケティーです、今私は生徒たちに初級の魔法を覚えてほしくて授業をしています。
「先生俺たちは剣士系だ、どうして一緒に魔法を覚えるんだよ」
アステカルが言ってきましたけど、どうして分からないかな。
まぁ疑問に思う事は大事だけどね。
「武器に魔法を付与する為よ、自分で出来た方が早いでしょ」
それに魔法士も他の事が出来るわ、そうすれば攻撃の幅が広がるのよ。
「なるほど、確かに」
理解するの早くない!?・・・まぁ分かってくれるのはいいけどね。
「ケティー先生出来ましたわ」
「さすがカルミラね、どれどれ・・・もう少し純度を上げてみて、これじゃ直ぐに溶けちゃうわ」
氷を見たら少し目が粗かったです、これは初期によくあることなの、このまま続けていてもスキルは開眼するんだけど、魔法が少し荒くなるのよね。
冒険者を見ていると結構ばらつきがあるの、きっとイメージがちゃんとできてないんだわ。
「じゃあこれで授業を終わります、次回は剣の稽古だけど自分の物は持ってこなくていいわ」
「「「「「え!?」」」」」
みんなが驚いています、まぁ当然と言えばそうなんだけどね。
「それはどうしてですか先生」
「それはねファラン、他の武器も使えるようになってほしいの、要は補助武器ね」
「「「「おおー!」」」」
驚いてるわね、ジェヅ君がし始めたのを見て使えるって思ったからなんだけど、やってる人いないもんね。
そして私たちは教室に戻り普通の座学です。
「はいこの計算を書かないで答えてください、分かる人」
みんな手を挙げませんね、まぁ暗算は難しいもんね。
っとこんなふうに少し難しい授業をしています、これを出来るようになると頭の中で考える系のスキルが身につき易くなるのよ。
私にはなかなかつかないんだよね、どうやらマスタースキルじゃ無いから見たいなのよ、並列思考のように相当過酷な事をしないとダメみたい。
「先生少しよろしいかしら」
授業が終わりイビルディア先生の所に報告をしに行こうと、廊下を歩いていたらカルミラが止めてきました、後ろには女子が二人います、確かカルミラの護衛騎士の子と試験の時に一緒にいた子ね。
「何かしらカルミラ?それにティアールにミルミネ」
「あのですわね、どうして授業で石板に書くことをさせないのですか?」
「そ、それに魔道具に魔力を流しながら授業をしたり、訳を教えてください」
私はスキルを覚えさせるために変わったことをしています、それが疑問なのね。
それにこれをし始めてから2週間、きっと考えたけど分からなかったのかもね。
「それはねスキルを覚えてもらう為よ」
「「「え!?」」」
「あなた達は学園を卒業できるほどの学力をつけています、でも私はその先を教えてるの」
3人は驚いたままです、でもこれは過去問を調べたり、親に話せばわかる事だからきっとスキルの方で驚いてるのかな。
「私はその先を教えながらスキルも覚えてもらおうとしてるのよ」
「嘘です!授業を受けながら覚えられるスキルなんてありませんよ」
ティアールが言ってきたわ、まぁ普通はないんだけどね。
私がやってるのはなるべく気付かれないようにし、それでいて全力で教育をしてるのよ。
幸いクラスの子たちはなるべく外に情報を出さないようにしてくれてるわ、それなら私だってやるわよ。
「う~ん、嘘じゃないわよ」
「ですが、まだ誰も覚えていないではないですか」
「それは個人差があるのよ、そうねぇファランにステータスを見せてもらいなさい、あの子はすでに覚えてるわ」
ファランはあの遊戯盤をしていて複数の指示を出せるようになっています、あれは恐らく並列思考を覚えているのよ。
「そ、それではあの魔道具は何ですの、微量ながら魔力を吸われていますわ」
「あれはねもう少ししたら授業で使うのよ、自分で貯めた物の方が扱いやすいの」
今使っている玩具のロボットの少し大きい版に使う予定なの、最終的にはあれを自分たちで着るところまで行きたいのよね。
まぁそれはこの子たちではしないわ、スキルを覚えるから使ってるだけなの。
「そうだったのですか・・・すみませんでしたケティー先生」
「「すみませんでした」」
3人が頭を下げて謝ってきました、なんでかしら?
「わたくしたちはケティー先生が、あの魔道具の魔力をどこかに売ろうとしていると思ったのですわ」
「え!?」
なにそれ驚きです、確かに魔力を売ることは出来るわ、でもあれは私がマーコト商会でやり始めた事であって、この世界ではそんな事はしてなかったのよ。
「ご存知ありませんか?マーコト商会って商会が魔力を買ってくれるのですわ」
あ!私ですそれ・・・そうか私が生徒を使って金儲けをしていると思ったのね。
でもあれって同じことに使ってるんだよね、それに金額的にはそれほど高くないから、まさかそんなことを考えてるとは思わなかったわ。
「そうだったのね、安心して私はそんなことしないわ、あくまであなた達の教育の為に集めているだけよ」
「そうでしたか、ほらごらんなさいミルミネ、ケティー先生がそんなことをするはずありませんわよ」
「で、ですがカルミラ様それ以外魔力を貯めて使う事なんて考えられませんよ」
まぁそうだわね、あれだって私が今後使いたいから集め始めたんだもんね、丁度平民の人たちの稼ぎ口も出来て良かったって思ってたけど、確かに生徒や他の人を使ってやる人が出てきてもおかしくないわね、警戒しておきましょ。
「そうねぇ他の子たちもそう思っている可能性もあるわね・・・やめようかしら」
私は小声でそう呟きました、だってその可能性はあるわよね、それに真似をして誰かがほんとにやるかもしれないし。
「け、ケティー先生魔力を集めなくなりますと、どれくらい授業に支障が出ますか?」
「ん!そうねぇ」
ティアールに言われて考えました、これは魔力操作の練習でレベルを上げるのに使っています、村では最初使っていなかったの、使い始めて上がった人は増えたわ、それを考えると。
「半年が1年になるってくらいかしら?」
「そ、そうですの」
3人が考え込んでるわね、まあ当然ね、出来れば効率よく授業をしたいわよね。
まぁ授業中でなければあるんだけど、それをするのは兵士や冒険者と言った戦いの専門家がすることよ、この子たちはしなくていいわ。
「まぁ出来なくはないから、今度からそうしましょうか」
「い、いえとんでもありませんわ、このままでお願いしますわ」
カルミラがすぐにそう言ってきたわ、そうよね、分かりやすいわねカルミラ。
「そう?じゃあそうするけど」
私がそう言ったら3人は礼をして廊下を歩いて行ったわ、でもほんとにそうしてる人がいるかもね、ラットたちに調べさせましょ。
そう思いながらイビルディア先生のところに向かいました。
【所持DP】
5兆2883億7520万315P
【D P収入】
冒険者
700万P
吸収率7倍効果
700万P⇒4900万P
15日分
7億3500万P
ベルズの村
4500万P
吸収率7倍効果
4500万P⇒3億1500万P
15日
47億2500万P
兵士
8億P
村
3億P
街
7億P
仮街1
8億P
仮街2
2億P
吸収率7倍効果
28億P⇒196億P
15日分
2940億P
【DP使用】
その他
5億P
【残りDP】
5兆5873億3520万315P
どうもケティーです、今私は生徒たちに初級の魔法を覚えてほしくて授業をしています。
「先生俺たちは剣士系だ、どうして一緒に魔法を覚えるんだよ」
アステカルが言ってきましたけど、どうして分からないかな。
まぁ疑問に思う事は大事だけどね。
「武器に魔法を付与する為よ、自分で出来た方が早いでしょ」
それに魔法士も他の事が出来るわ、そうすれば攻撃の幅が広がるのよ。
「なるほど、確かに」
理解するの早くない!?・・・まぁ分かってくれるのはいいけどね。
「ケティー先生出来ましたわ」
「さすがカルミラね、どれどれ・・・もう少し純度を上げてみて、これじゃ直ぐに溶けちゃうわ」
氷を見たら少し目が粗かったです、これは初期によくあることなの、このまま続けていてもスキルは開眼するんだけど、魔法が少し荒くなるのよね。
冒険者を見ていると結構ばらつきがあるの、きっとイメージがちゃんとできてないんだわ。
「じゃあこれで授業を終わります、次回は剣の稽古だけど自分の物は持ってこなくていいわ」
「「「「「え!?」」」」」
みんなが驚いています、まぁ当然と言えばそうなんだけどね。
「それはどうしてですか先生」
「それはねファラン、他の武器も使えるようになってほしいの、要は補助武器ね」
「「「「おおー!」」」」
驚いてるわね、ジェヅ君がし始めたのを見て使えるって思ったからなんだけど、やってる人いないもんね。
そして私たちは教室に戻り普通の座学です。
「はいこの計算を書かないで答えてください、分かる人」
みんな手を挙げませんね、まぁ暗算は難しいもんね。
っとこんなふうに少し難しい授業をしています、これを出来るようになると頭の中で考える系のスキルが身につき易くなるのよ。
私にはなかなかつかないんだよね、どうやらマスタースキルじゃ無いから見たいなのよ、並列思考のように相当過酷な事をしないとダメみたい。
「先生少しよろしいかしら」
授業が終わりイビルディア先生の所に報告をしに行こうと、廊下を歩いていたらカルミラが止めてきました、後ろには女子が二人います、確かカルミラの護衛騎士の子と試験の時に一緒にいた子ね。
「何かしらカルミラ?それにティアールにミルミネ」
「あのですわね、どうして授業で石板に書くことをさせないのですか?」
「そ、それに魔道具に魔力を流しながら授業をしたり、訳を教えてください」
私はスキルを覚えさせるために変わったことをしています、それが疑問なのね。
それにこれをし始めてから2週間、きっと考えたけど分からなかったのかもね。
「それはねスキルを覚えてもらう為よ」
「「「え!?」」」
「あなた達は学園を卒業できるほどの学力をつけています、でも私はその先を教えてるの」
3人は驚いたままです、でもこれは過去問を調べたり、親に話せばわかる事だからきっとスキルの方で驚いてるのかな。
「私はその先を教えながらスキルも覚えてもらおうとしてるのよ」
「嘘です!授業を受けながら覚えられるスキルなんてありませんよ」
ティアールが言ってきたわ、まぁ普通はないんだけどね。
私がやってるのはなるべく気付かれないようにし、それでいて全力で教育をしてるのよ。
幸いクラスの子たちはなるべく外に情報を出さないようにしてくれてるわ、それなら私だってやるわよ。
「う~ん、嘘じゃないわよ」
「ですが、まだ誰も覚えていないではないですか」
「それは個人差があるのよ、そうねぇファランにステータスを見せてもらいなさい、あの子はすでに覚えてるわ」
ファランはあの遊戯盤をしていて複数の指示を出せるようになっています、あれは恐らく並列思考を覚えているのよ。
「そ、それではあの魔道具は何ですの、微量ながら魔力を吸われていますわ」
「あれはねもう少ししたら授業で使うのよ、自分で貯めた物の方が扱いやすいの」
今使っている玩具のロボットの少し大きい版に使う予定なの、最終的にはあれを自分たちで着るところまで行きたいのよね。
まぁそれはこの子たちではしないわ、スキルを覚えるから使ってるだけなの。
「そうだったのですか・・・すみませんでしたケティー先生」
「「すみませんでした」」
3人が頭を下げて謝ってきました、なんでかしら?
「わたくしたちはケティー先生が、あの魔道具の魔力をどこかに売ろうとしていると思ったのですわ」
「え!?」
なにそれ驚きです、確かに魔力を売ることは出来るわ、でもあれは私がマーコト商会でやり始めた事であって、この世界ではそんな事はしてなかったのよ。
「ご存知ありませんか?マーコト商会って商会が魔力を買ってくれるのですわ」
あ!私ですそれ・・・そうか私が生徒を使って金儲けをしていると思ったのね。
でもあれって同じことに使ってるんだよね、それに金額的にはそれほど高くないから、まさかそんなことを考えてるとは思わなかったわ。
「そうだったのね、安心して私はそんなことしないわ、あくまであなた達の教育の為に集めているだけよ」
「そうでしたか、ほらごらんなさいミルミネ、ケティー先生がそんなことをするはずありませんわよ」
「で、ですがカルミラ様それ以外魔力を貯めて使う事なんて考えられませんよ」
まぁそうだわね、あれだって私が今後使いたいから集め始めたんだもんね、丁度平民の人たちの稼ぎ口も出来て良かったって思ってたけど、確かに生徒や他の人を使ってやる人が出てきてもおかしくないわね、警戒しておきましょ。
「そうねぇ他の子たちもそう思っている可能性もあるわね・・・やめようかしら」
私は小声でそう呟きました、だってその可能性はあるわよね、それに真似をして誰かがほんとにやるかもしれないし。
「け、ケティー先生魔力を集めなくなりますと、どれくらい授業に支障が出ますか?」
「ん!そうねぇ」
ティアールに言われて考えました、これは魔力操作の練習でレベルを上げるのに使っています、村では最初使っていなかったの、使い始めて上がった人は増えたわ、それを考えると。
「半年が1年になるってくらいかしら?」
「そ、そうですの」
3人が考え込んでるわね、まあ当然ね、出来れば効率よく授業をしたいわよね。
まぁ授業中でなければあるんだけど、それをするのは兵士や冒険者と言った戦いの専門家がすることよ、この子たちはしなくていいわ。
「まぁ出来なくはないから、今度からそうしましょうか」
「い、いえとんでもありませんわ、このままでお願いしますわ」
カルミラがすぐにそう言ってきたわ、そうよね、分かりやすいわねカルミラ。
「そう?じゃあそうするけど」
私がそう言ったら3人は礼をして廊下を歩いて行ったわ、でもほんとにそうしてる人がいるかもね、ラットたちに調べさせましょ。
そう思いながらイビルディア先生のところに向かいました。
【所持DP】
5兆2883億7520万315P
【D P収入】
冒険者
700万P
吸収率7倍効果
700万P⇒4900万P
15日分
7億3500万P
ベルズの村
4500万P
吸収率7倍効果
4500万P⇒3億1500万P
15日
47億2500万P
兵士
8億P
村
3億P
街
7億P
仮街1
8億P
仮街2
2億P
吸収率7倍効果
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