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4章陰で
閑話 ガラングランに入ろう2
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「やっと試験だ」
どうもキバルです、オイラはリオルさんとの訓練をして試験まで過ごしました。
リオルさんもかなり気功を扱えるようになり、気功弾を飛ばせるようになったんですよ、まぁまだ実戦では使えませんけどね。
「キバル君試験頑張ってね、期待してるわ」
「ありがとうございますマルマノさん、頑張ります」
受付嬢のマルマノさんに挨拶をしてオイラは二階に行きました。
部屋に入るとオイラと同じ冒険者モンスターが20人と、他の冒険者が4人いました、ここで誰かが仲良くなって、その4人とPTを組むことになるんです。
「揃っているな⁉︎また随分多いな・・・ではこれからアイアンランクの試験をする為にダンジョンに行って貰う、今回の護衛はガラングランだ、良く話を聞いておくようにな、では解散」
オイラはビックリしましたよ、だってあれだけ一緒にいたのにリオルさんから護衛の話を聞いてません。
それにいつも鞄の中にいるあの子のオーラが無かったのも気になります。
「ようキバル、驚いたか?」
リオルさんがオイラに近付いてきて聞いてきました、凄い笑顔ですね。
「それはそうですよリオルさん!どうして言ってくれなかったんですか」
「それはギルドの事情さ、試験の前に護衛のPTが分かると、良からぬことをする奴が出てくるだろ、まあお前は平気だろうけどな」
確かに、お金を渡したり、大人数で脅すって方法があるかもですね。
「そんなわけだ、これからよろしくな」
「はい、よろしくお願いします、それと少し気になったんですけどいいですか?」
オイラはあの子の事を聞くことにしました、だってリオルさんはオイラがオーラを見えることを知っています、訓練中に口を滑らせて教えてしまいました。
「チーチャムさんはいないんですね、どこか具合でも悪いんですか?」
「ああそれな・・・サボりさ」
「え!?」
話を聞いたらこうでした、どうせギルドの話し合いには参加しないから、外の花の蜜を吸いに行ったそうです。
「なんだそうでしたか、良かったです」
「な、なんだよキバル、そんなにチーチャムが気になるのか?」
「う~んそう言うわけではないんです、ただいつも鞄の中にいたから、なんでかなって感じですね、どうかしましたか?」
リオルさんが少し怒っています、なんでかな?
「まあいいか、じゃあ試験頑張れよ」
オイラたちは準備をして街の入り口で集まり出発しました、今は走っています。
「き、きついっすはぁっはぁっはぁっ」
「はぁっはぁっ・・・ど、どうして走らないといけないのよ」
普通の新人冒険者が息を切らせながら愚痴を言いって走っています、よけい疲れるのにね・・・それにこれはマコッチ様がアレイラさんたちと話し合って決めたことだそうですよ。
どうせダンジョンに行くとやらないといけませんからね。
「ほんとにチーチャムさんいますね、でも少し機嫌が悪いみたいだ」
気の流れが少し荒いです、あれは怒っている時の状態ですね、他にも流れで分かる感情があるんですよ。
まぁ常時見ている訳ではないですけどね。
「よーし今日はここまで、見張り以外は十分に体を休ませろよ」
アリトさんの号令で野営の準備を開始しました、でも普通の新人さんは足がフラフラですよ。
「アリトさんちょっといいでしょうか?」
「おう、お前がキバルか、リオルから聞いているぞ」
どうやらオイラの事を聞いていたようで、直ぐにオイラの名前を言ってくれました。
「そうでしたか、覚えてくれて嬉しいです」
「でもないぞ、リオルが心配していたんだ」
「え!?ど、どうして」
心配って何をですかね?だって戦闘の訓練ではしっかりやってましたし、リオルさんとの雑談でも心配するような事はなかったと思うんだけど。
「わからんか・・・これはホントに心配だな、いいかお前は話す時、良く口を滑らせているそうだぞ」
「・・・そんな風にリオルさんから聞いていますか」
確かにリオルさんと気功の事を話している時は結構言っています、でもそれはリオルさんだからです、他の人だったら絶対に言いませんよ。
「ああ、強さはあるのに凄く心配だと言っていた、それに」
「それに?」
「いや何でもない、試験が終わったら話すさ、それで話ってなんだ?まさか走るのがつらいとか言わないよな」
オイラが言いたかったことを言われてしまいました、オイラ達は平気ですよ、10倍の腕輪を付けたいくらいです。
でも普通の新人がちょっと辛そうだから、ダンジョンの試験で体が動かなくて危ないんじゃないかと思ったんですよ。
でも言えないなこれは。
「チーチャムさんの様子が気になったもので、どこか具合でも悪いのかなぁっと思ったんです」
「ああ、そう言えばオーラで分かるんだってな、心配ない少し機嫌が悪いだけだ、花の蜜があまりおいしくなかったんだってよ」
そうでしたか、確かに機嫌が悪いって感じでしたからね。
「じゃあこれを渡してください、ハチミツみたいに甘いですよ、メープルシロップっていいます」
「おお!すまんな助かるぞ、あいつずっと機嫌が悪いんだ、外に出たくても危険だからな」
そうですよね、ほんとならすぐにでも外に出て食事をしたいですよね。
次の日になりしっかり走ってダンジョンのあるコルル村に着き、試験が始まり順調にこなしていきました。
途中の会議の際、リオルさんたちにお菓子の差し入れをしましたよ、ホントはいけないのですけど、秘密にね。
もちろん試験は公平にってお願いしましたよ。
そしてダンジョンでの試験が終わり、ヴェルンで合格を貰って宿に戻ろうとした時、リオルさんに呼ばれました。
「どうしたんですかリオルさん」
「なぁキバル、俺たちのPTに入らないか?」
「え!?」
ビックリしました、呼ばれたので丁度いいと思ってオイラから言うつもりだったんですよ。
「お前の強さは知ってるし人柄も分かってる、それに(ゴニョゴニョ)」
最後の方は聞こえませんでした、耳がいい事を知ってると聞こえないくらいにしますよね。
「オイラでいいんですか?」
「ああ、お前は俺の師匠でもあるだろ、仲間にはちゃんと言ってある、みんな了承してるぞ」
オイラは直ぐに了承し、ガラングランの人達の所に行って自己紹介をしました。
「キバルです、よろしくお願いします」
「よろしくお願いしますアスリンです」
「私はキャスだよ、よろしくねリオルの思い人さん」
キャスさんが言ってきました、思い人?
「ば、バカ!そんなんじゃねぇよ、こいつが危なっかしいからしょうがなくだ」
「えーそうかなぁ~」
キャスさんとリオルさんが少し離れて行きました、どうしたのかな?
「全くあの二人は・・・キバル試験ご苦労さん、ほらチーチャム」
「分かってるわよ」
鞄からチーチャムさんが出てきました。
「ど、どうも初めましてチーチャムさん」
「よ、よろしく・・・それとお菓子とかありがと」
こうしてオイラはPTに入る事になりました、これから大変ですがマコッチ様の為に頑張ります。
どうもキバルです、オイラはリオルさんとの訓練をして試験まで過ごしました。
リオルさんもかなり気功を扱えるようになり、気功弾を飛ばせるようになったんですよ、まぁまだ実戦では使えませんけどね。
「キバル君試験頑張ってね、期待してるわ」
「ありがとうございますマルマノさん、頑張ります」
受付嬢のマルマノさんに挨拶をしてオイラは二階に行きました。
部屋に入るとオイラと同じ冒険者モンスターが20人と、他の冒険者が4人いました、ここで誰かが仲良くなって、その4人とPTを組むことになるんです。
「揃っているな⁉︎また随分多いな・・・ではこれからアイアンランクの試験をする為にダンジョンに行って貰う、今回の護衛はガラングランだ、良く話を聞いておくようにな、では解散」
オイラはビックリしましたよ、だってあれだけ一緒にいたのにリオルさんから護衛の話を聞いてません。
それにいつも鞄の中にいるあの子のオーラが無かったのも気になります。
「ようキバル、驚いたか?」
リオルさんがオイラに近付いてきて聞いてきました、凄い笑顔ですね。
「それはそうですよリオルさん!どうして言ってくれなかったんですか」
「それはギルドの事情さ、試験の前に護衛のPTが分かると、良からぬことをする奴が出てくるだろ、まあお前は平気だろうけどな」
確かに、お金を渡したり、大人数で脅すって方法があるかもですね。
「そんなわけだ、これからよろしくな」
「はい、よろしくお願いします、それと少し気になったんですけどいいですか?」
オイラはあの子の事を聞くことにしました、だってリオルさんはオイラがオーラを見えることを知っています、訓練中に口を滑らせて教えてしまいました。
「チーチャムさんはいないんですね、どこか具合でも悪いんですか?」
「ああそれな・・・サボりさ」
「え!?」
話を聞いたらこうでした、どうせギルドの話し合いには参加しないから、外の花の蜜を吸いに行ったそうです。
「なんだそうでしたか、良かったです」
「な、なんだよキバル、そんなにチーチャムが気になるのか?」
「う~んそう言うわけではないんです、ただいつも鞄の中にいたから、なんでかなって感じですね、どうかしましたか?」
リオルさんが少し怒っています、なんでかな?
「まあいいか、じゃあ試験頑張れよ」
オイラたちは準備をして街の入り口で集まり出発しました、今は走っています。
「き、きついっすはぁっはぁっはぁっ」
「はぁっはぁっ・・・ど、どうして走らないといけないのよ」
普通の新人冒険者が息を切らせながら愚痴を言いって走っています、よけい疲れるのにね・・・それにこれはマコッチ様がアレイラさんたちと話し合って決めたことだそうですよ。
どうせダンジョンに行くとやらないといけませんからね。
「ほんとにチーチャムさんいますね、でも少し機嫌が悪いみたいだ」
気の流れが少し荒いです、あれは怒っている時の状態ですね、他にも流れで分かる感情があるんですよ。
まぁ常時見ている訳ではないですけどね。
「よーし今日はここまで、見張り以外は十分に体を休ませろよ」
アリトさんの号令で野営の準備を開始しました、でも普通の新人さんは足がフラフラですよ。
「アリトさんちょっといいでしょうか?」
「おう、お前がキバルか、リオルから聞いているぞ」
どうやらオイラの事を聞いていたようで、直ぐにオイラの名前を言ってくれました。
「そうでしたか、覚えてくれて嬉しいです」
「でもないぞ、リオルが心配していたんだ」
「え!?ど、どうして」
心配って何をですかね?だって戦闘の訓練ではしっかりやってましたし、リオルさんとの雑談でも心配するような事はなかったと思うんだけど。
「わからんか・・・これはホントに心配だな、いいかお前は話す時、良く口を滑らせているそうだぞ」
「・・・そんな風にリオルさんから聞いていますか」
確かにリオルさんと気功の事を話している時は結構言っています、でもそれはリオルさんだからです、他の人だったら絶対に言いませんよ。
「ああ、強さはあるのに凄く心配だと言っていた、それに」
「それに?」
「いや何でもない、試験が終わったら話すさ、それで話ってなんだ?まさか走るのがつらいとか言わないよな」
オイラが言いたかったことを言われてしまいました、オイラ達は平気ですよ、10倍の腕輪を付けたいくらいです。
でも普通の新人がちょっと辛そうだから、ダンジョンの試験で体が動かなくて危ないんじゃないかと思ったんですよ。
でも言えないなこれは。
「チーチャムさんの様子が気になったもので、どこか具合でも悪いのかなぁっと思ったんです」
「ああ、そう言えばオーラで分かるんだってな、心配ない少し機嫌が悪いだけだ、花の蜜があまりおいしくなかったんだってよ」
そうでしたか、確かに機嫌が悪いって感じでしたからね。
「じゃあこれを渡してください、ハチミツみたいに甘いですよ、メープルシロップっていいます」
「おお!すまんな助かるぞ、あいつずっと機嫌が悪いんだ、外に出たくても危険だからな」
そうですよね、ほんとならすぐにでも外に出て食事をしたいですよね。
次の日になりしっかり走ってダンジョンのあるコルル村に着き、試験が始まり順調にこなしていきました。
途中の会議の際、リオルさんたちにお菓子の差し入れをしましたよ、ホントはいけないのですけど、秘密にね。
もちろん試験は公平にってお願いしましたよ。
そしてダンジョンでの試験が終わり、ヴェルンで合格を貰って宿に戻ろうとした時、リオルさんに呼ばれました。
「どうしたんですかリオルさん」
「なぁキバル、俺たちのPTに入らないか?」
「え!?」
ビックリしました、呼ばれたので丁度いいと思ってオイラから言うつもりだったんですよ。
「お前の強さは知ってるし人柄も分かってる、それに(ゴニョゴニョ)」
最後の方は聞こえませんでした、耳がいい事を知ってると聞こえないくらいにしますよね。
「オイラでいいんですか?」
「ああ、お前は俺の師匠でもあるだろ、仲間にはちゃんと言ってある、みんな了承してるぞ」
オイラは直ぐに了承し、ガラングランの人達の所に行って自己紹介をしました。
「キバルです、よろしくお願いします」
「よろしくお願いしますアスリンです」
「私はキャスだよ、よろしくねリオルの思い人さん」
キャスさんが言ってきました、思い人?
「ば、バカ!そんなんじゃねぇよ、こいつが危なっかしいからしょうがなくだ」
「えーそうかなぁ~」
キャスさんとリオルさんが少し離れて行きました、どうしたのかな?
「全くあの二人は・・・キバル試験ご苦労さん、ほらチーチャム」
「分かってるわよ」
鞄からチーチャムさんが出てきました。
「ど、どうも初めましてチーチャムさん」
「よ、よろしく・・・それとお菓子とかありがと」
こうしてオイラはPTに入る事になりました、これから大変ですがマコッチ様の為に頑張ります。
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