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8章聖戦?
142話 始動
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『うんうん順調に訓練出来てるのね』
『はいマコッチ様、ですがまだ先は長そうです』
う~ん確かにレベルもそれほど上がってないみたいだしね。でもブロンズランクだからダンジョンには来れないんだよね。
『うんゆっくり教育してあげてね』
私はそう言って通信を切りました、あのPTがこっちに来る前に魔装を完成させたいね、シオンちゃんにお願いしてるけど、難しいみたいなんだよね。
「新人の教育はうまく行ってるわ、後はあっちね」
『もうそろそろ始まるねマコッチ』
中立国のトウチーノアで戦争が始まろうとしています、まあ小競合いは頻繁にあったみたいだけどね。
ついに本格的に始まってしまうの、今進軍してるから1週間したら開戦ね。
《そして一週間が経ちました》
「結構な数がいるわね」
画面に映っている数はフクロウに聞いて5000だそうですよ。
対するこっちの数はなんと500人、少なすぎるわ。
『戦争反対派だからって戦力が少なすぎるよね』
「まあね、でもしょうがないわよ、じゃあ行ってきます」
私はマジックバトラーに人形を乗せて転移させました。
量産機には誰も乗ってないの、私のスキルで指示を出して動かしてるのよ、さすがにあの数を操作は出来ないからね。
《反対派の陣地では》
「王女様使者が帰ってきました、やはりもう止められません」
どうも私はトリオス・トア・アーティルトと言います。
「そうですか、仕方ありませんね」
中立国トウチーノア国の1つ、ノートス国の姫でした、そうこの戦争が始まる際に王女になってしまったんです。
そして戦争反対派であるノアルラ国とノバン国3つを集めた責任者でもあります。
ほんとはノアルラとノバン国の王様どちらかが責任者をするはずだったのですが、私が選ばれてしまいました。
選ばれて直ぐエントロス国に援軍を求めに行きましたけど、まさか帰ってきたらノアルラとノバン国が向こう側に寝返っているとは思いませんでしたよ。
「出来れば話し合いで済ませたかったのですが、では皆に知らせてください、神からの使者を待ち戦闘を開始すると」
「はっ畏まりました(まったく王女はどうかしているんじゃないのか)」
兵士長がブツブツ言いながら外に出て行きました、気持ちはわかります普通に考えれば私たちは敗れるでしょう、戦力差がありますからね。
ですが私のお願いした援軍が来てくれれば逆転できるのです、そのはずです。
「無理もないわ、私だって現実なのかわからないって思っていますものね」
そう、凄く現実味のない話なのです・・・そんなことを呟いているとピエロ様が現れました。
「順調なようやな」
「ええ今の所ですけど、戦闘が開始され神の騎士が降臨しないと・・・」
私はそう言って黙りました、だってほんとに来てくれるのかわかりませんもの、もし来なければ我々は全滅です。
「それは大丈夫でっせ、マコッチ様はもうすでに準備を終わらせておまっせ、開戦したらすぐに空から参上しますさかい」
「そうですか、では作戦通り私たちは砦で待ちます」
「おう!」
そう言ってピエロ様は消えていきました、あの人はとても頼りになります、国に戻る時も襲撃があったのですが、軽く敵を倒してくれました。
「皆覚悟は良いですね」
私は開戦前の演説をしています、皆恐怖で顔が硬いです、無理もない事ね、向こうは5000でこっちは500人、とても太刀打ちできる数ではないですから。
「我々は砦で神の騎士を待ちます、皆しっかりと見るのですよ」
砦の高い場所で私は待ちました、どうか来てください。
「あれはなんだ!!」
1人の兵士が大声を出し、皆でその方向を見ると、空を飛んでいる騎士?が沢山来ました。
「すごい数です王女様」
「ええほんとね、それに先頭の者は少し形が変よ、あれは人というより鳥?」
遠いので見にくいですが、少し尖った兜を付けていて人というより鳥?って感じなんです。
今は私たちの正面に並んで浮いています、やはり鳥って感じの兜です、体は人ですね、先頭の騎士様はさっきと違った型の気もしますが、気のせいでしょう、後ろの騎士様たちの白い鎧がとても美しいですね。
「綺麗ね」
「こ、これが神の騎士様ですか」
私の知っている物語でも白い鳥が神の使いでした、これはきっとその鳥が人の形になった者たちなんだわ。
「ええきっとそうですわ、皆安心しなさい!神の騎士たちが降臨しました、わたくしたちは助かります」
私がそう宣言したら歓声が上がりました、さっきまでの空気がさっぱり消えましたね。
「王女!先頭の騎士がこちらに近づいてきます」
型の違う桃色の鎧を纏った騎士が近づいてきました、きっと隊長の方ね。
「お待たせしましたトリオス王女、女神の戦士6000機参上いたしました」
女性の声で宙に浮いたまま跪いています。
「あ、ありがとうございます、必ず来てくれると信じていましたよ」
「もちろんです王女様、約束は破りませんよ、では我々は鉄槌を下してきます」
私はそこで思いました、神の力を振るわれたら向こうの方たちは命を落とすのではないかと。
「騎士様!出来れば無益な殺生は」
「安心してください王女、我々の武器はある程度ダメージを受けると神の教育場に転移される物なのです、命は取りませんよ」
そう言って飛んで行ってしまいました。
『はいマコッチ様、ですがまだ先は長そうです』
う~ん確かにレベルもそれほど上がってないみたいだしね。でもブロンズランクだからダンジョンには来れないんだよね。
『うんゆっくり教育してあげてね』
私はそう言って通信を切りました、あのPTがこっちに来る前に魔装を完成させたいね、シオンちゃんにお願いしてるけど、難しいみたいなんだよね。
「新人の教育はうまく行ってるわ、後はあっちね」
『もうそろそろ始まるねマコッチ』
中立国のトウチーノアで戦争が始まろうとしています、まあ小競合いは頻繁にあったみたいだけどね。
ついに本格的に始まってしまうの、今進軍してるから1週間したら開戦ね。
《そして一週間が経ちました》
「結構な数がいるわね」
画面に映っている数はフクロウに聞いて5000だそうですよ。
対するこっちの数はなんと500人、少なすぎるわ。
『戦争反対派だからって戦力が少なすぎるよね』
「まあね、でもしょうがないわよ、じゃあ行ってきます」
私はマジックバトラーに人形を乗せて転移させました。
量産機には誰も乗ってないの、私のスキルで指示を出して動かしてるのよ、さすがにあの数を操作は出来ないからね。
《反対派の陣地では》
「王女様使者が帰ってきました、やはりもう止められません」
どうも私はトリオス・トア・アーティルトと言います。
「そうですか、仕方ありませんね」
中立国トウチーノア国の1つ、ノートス国の姫でした、そうこの戦争が始まる際に王女になってしまったんです。
そして戦争反対派であるノアルラ国とノバン国3つを集めた責任者でもあります。
ほんとはノアルラとノバン国の王様どちらかが責任者をするはずだったのですが、私が選ばれてしまいました。
選ばれて直ぐエントロス国に援軍を求めに行きましたけど、まさか帰ってきたらノアルラとノバン国が向こう側に寝返っているとは思いませんでしたよ。
「出来れば話し合いで済ませたかったのですが、では皆に知らせてください、神からの使者を待ち戦闘を開始すると」
「はっ畏まりました(まったく王女はどうかしているんじゃないのか)」
兵士長がブツブツ言いながら外に出て行きました、気持ちはわかります普通に考えれば私たちは敗れるでしょう、戦力差がありますからね。
ですが私のお願いした援軍が来てくれれば逆転できるのです、そのはずです。
「無理もないわ、私だって現実なのかわからないって思っていますものね」
そう、凄く現実味のない話なのです・・・そんなことを呟いているとピエロ様が現れました。
「順調なようやな」
「ええ今の所ですけど、戦闘が開始され神の騎士が降臨しないと・・・」
私はそう言って黙りました、だってほんとに来てくれるのかわかりませんもの、もし来なければ我々は全滅です。
「それは大丈夫でっせ、マコッチ様はもうすでに準備を終わらせておまっせ、開戦したらすぐに空から参上しますさかい」
「そうですか、では作戦通り私たちは砦で待ちます」
「おう!」
そう言ってピエロ様は消えていきました、あの人はとても頼りになります、国に戻る時も襲撃があったのですが、軽く敵を倒してくれました。
「皆覚悟は良いですね」
私は開戦前の演説をしています、皆恐怖で顔が硬いです、無理もない事ね、向こうは5000でこっちは500人、とても太刀打ちできる数ではないですから。
「我々は砦で神の騎士を待ちます、皆しっかりと見るのですよ」
砦の高い場所で私は待ちました、どうか来てください。
「あれはなんだ!!」
1人の兵士が大声を出し、皆でその方向を見ると、空を飛んでいる騎士?が沢山来ました。
「すごい数です王女様」
「ええほんとね、それに先頭の者は少し形が変よ、あれは人というより鳥?」
遠いので見にくいですが、少し尖った兜を付けていて人というより鳥?って感じなんです。
今は私たちの正面に並んで浮いています、やはり鳥って感じの兜です、体は人ですね、先頭の騎士様はさっきと違った型の気もしますが、気のせいでしょう、後ろの騎士様たちの白い鎧がとても美しいですね。
「綺麗ね」
「こ、これが神の騎士様ですか」
私の知っている物語でも白い鳥が神の使いでした、これはきっとその鳥が人の形になった者たちなんだわ。
「ええきっとそうですわ、皆安心しなさい!神の騎士たちが降臨しました、わたくしたちは助かります」
私がそう宣言したら歓声が上がりました、さっきまでの空気がさっぱり消えましたね。
「王女!先頭の騎士がこちらに近づいてきます」
型の違う桃色の鎧を纏った騎士が近づいてきました、きっと隊長の方ね。
「お待たせしましたトリオス王女、女神の戦士6000機参上いたしました」
女性の声で宙に浮いたまま跪いています。
「あ、ありがとうございます、必ず来てくれると信じていましたよ」
「もちろんです王女様、約束は破りませんよ、では我々は鉄槌を下してきます」
私はそこで思いました、神の力を振るわれたら向こうの方たちは命を落とすのではないかと。
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そう言って飛んで行ってしまいました。
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