188 / 372
8章聖戦?
143話 圧倒的
しおりを挟む
「はっ!たぁ!とぉ!!」
どうもマコッチです、私は今中立国の人形を動かしています。
つい声に出てしまっているのですけど、まだ慣れてないのよ、ゲームと感覚が違うんです。
そして魔族との試験運用の時は射撃だけだったので、接近戦の実戦はこれが初めてなのよ。
でも、初めてだから機体を多めに動員したけど。
「もう少し数を減らせばよかったなぁ~」
相手が弱いのかマジックバトラーが強いのか、あまり手ごたえのない戦いをしています。
『マコッチそれはそうだよ、見なよ!武器の射程が違い過ぎるんだよ』
そうなんです、接近戦をしてるのは私の機体だけで、他の機体が射撃をすると相手の矢が届かない位置からになって、ほとんどの兵士が転送されます。
転送される場所は新しく作った説教部屋で、クリスに出張してもらっているの。
ダンジョンには新しく天使族の子を行かせています、その子たちもクリスの教育で既にスキルを習得済みなんですよ。
「もうここは終わりだねスイちゃん、相手の兵士が逃げ始めちゃったよ」
『そうだねぇ空から撃たれて一方的だもんね、あれは逃げるよ』
空を制してるから一方的なんですよ、そして逃げている方には私の機体がいて最後の仕上げです、これはテンサルでも対応できないだろうね。
「まあここだけじゃないし、とりあえずは順調ね、後はスキルの試験だけど」
マジックバトラーは意思を持っていないので私のスキルで動かしています、なのでそれほど精密な行動は出来ないの、もう少ししたら私のモンスターでダークフェアリーってのがいるから、その子たちで動かそうかな、それかあの国の子達を雇ってもいいかもね。
『試験って前も魔族を助けた時やってたじゃん、他にも何かあるの?』
「運動性能とか指示を何処まで重複出来るのかとか、色々よ」
今の所、指示的には3行動が限界って感じね。
敵に攻撃しろとか、防御しろね、そこに飛びながらが着くのよ。
私が知りたいのは、その指示中に相手から攻撃をされた場合回避するかとか、私の指示をどれだけ実行するかとかだね。
指示を実行するためにかなり動いてくれます、おかげで高性能なんですよ。
まぁそれでも誰かに乗って貰った方が良いのは確かなんだけどね。
『ふぅ~ん、それで結果はどうなの?』
「まぁ成功かな、今後は私の召喚してるダークフェアリーたちを乗せて、各隊を指揮してもらう事になると思うわ」
ガチャで前から出てたのよ、今は地下の村にいるわ、もちろんマジックバトラーでモンスターの狩りをさせてるのよ、だから実戦は十分してるの。
模擬戦は刃があまり鋭利でないもの、エルフの街で仕入れた武器を使ってるわ、ファーレルたちにも使ってもらってるのよ。
私の生産施設で作ってもいいんだけど、出来るだけ外の人たちを使いたいのよ、私が作ると外にお金が出ないから回らなくなっちゃうわ。
『何でさ!?あんなに圧倒的なのに指揮なんかしたら、それこそもう太刀打ちできないよ!』
「それが目的だもの、上で指示を出してる奴らは陣にすらいないわ、相手に恐怖を与えて後は姫様に統治してもらうのよ」
貴族は数を減らすと統治ができなくて大変なことになるのよ、教育した後監視して使うわ、もうジェミルゴス国のような失敗はしたくないの。
貴族を粛正したから統治が難しくなった街が増えちゃったのよあそこ、あれは失敗だったわ、直ぐ対処したから良かったけど大変だったのよ。
まぁあれも、それを狙った次期国王候補がいたからだけど、数が多すぎたわほんと。
おかげであそこはまだまだ大変なのよ、国王は私をどう利用しようか考えているようだけどね、甘いわよね。
情報は入ってくるのよ国王さん、ふっふっふ。
『じゃあ後は進軍してどんどん攻めるんだね』
「そうね、なるべく話し合いでって事になってるけど、目標は相手の中心首都よ」
そこに多くの貴族がいます、それまでに降伏してくるとは思うんだけど、なんせ数がいるわ、中立国のほとんどだもの。
情報が流れればこっち側に付く者が出始めるでしょうけど、全部じゃないわ。
『向こうの人早く降伏してね、マコッチが相手なんだから無理しちゃだめだよ』
「何よスイちゃん!相手は私の使者も突き返したのよ、そんな相手は降伏したってほんとは許さないわ」
DPは十分あるからあの姫様が頑張ってくれる事を願うわ、まああまりそこら辺を考えない子みたいだけどね。
暴走だけはしないようにピエロに言っておかないとね。
そして戦いは終了し姫様たちは進軍していきました、余談ですがクリスの説教は2日間延々と続いたそうですよ。
兵士たちが正気に戻るのに1週間かかったと笑顔で報告してきました。
【所持DP】
6兆5800億3520万315P
【D P収入】
冒険者
800万P
吸収率7倍効果
800万P⇒5600万P
8日分
4億4800万P
ベルズの村
4500万P
吸収率7倍効果
4500万P⇒3億1500万P
8日
25億2000万P
兵士
10億P
村
3億P
街
7億P
仮街1
8億P
仮街2
2億P
吸収率7倍効果
30億P⇒210億P
8日分
1680億P
【DP使用】
レアガチャ
5億P
その他
5億P
【残りDP】
6兆7500億320万315P
どうもマコッチです、私は今中立国の人形を動かしています。
つい声に出てしまっているのですけど、まだ慣れてないのよ、ゲームと感覚が違うんです。
そして魔族との試験運用の時は射撃だけだったので、接近戦の実戦はこれが初めてなのよ。
でも、初めてだから機体を多めに動員したけど。
「もう少し数を減らせばよかったなぁ~」
相手が弱いのかマジックバトラーが強いのか、あまり手ごたえのない戦いをしています。
『マコッチそれはそうだよ、見なよ!武器の射程が違い過ぎるんだよ』
そうなんです、接近戦をしてるのは私の機体だけで、他の機体が射撃をすると相手の矢が届かない位置からになって、ほとんどの兵士が転送されます。
転送される場所は新しく作った説教部屋で、クリスに出張してもらっているの。
ダンジョンには新しく天使族の子を行かせています、その子たちもクリスの教育で既にスキルを習得済みなんですよ。
「もうここは終わりだねスイちゃん、相手の兵士が逃げ始めちゃったよ」
『そうだねぇ空から撃たれて一方的だもんね、あれは逃げるよ』
空を制してるから一方的なんですよ、そして逃げている方には私の機体がいて最後の仕上げです、これはテンサルでも対応できないだろうね。
「まあここだけじゃないし、とりあえずは順調ね、後はスキルの試験だけど」
マジックバトラーは意思を持っていないので私のスキルで動かしています、なのでそれほど精密な行動は出来ないの、もう少ししたら私のモンスターでダークフェアリーってのがいるから、その子たちで動かそうかな、それかあの国の子達を雇ってもいいかもね。
『試験って前も魔族を助けた時やってたじゃん、他にも何かあるの?』
「運動性能とか指示を何処まで重複出来るのかとか、色々よ」
今の所、指示的には3行動が限界って感じね。
敵に攻撃しろとか、防御しろね、そこに飛びながらが着くのよ。
私が知りたいのは、その指示中に相手から攻撃をされた場合回避するかとか、私の指示をどれだけ実行するかとかだね。
指示を実行するためにかなり動いてくれます、おかげで高性能なんですよ。
まぁそれでも誰かに乗って貰った方が良いのは確かなんだけどね。
『ふぅ~ん、それで結果はどうなの?』
「まぁ成功かな、今後は私の召喚してるダークフェアリーたちを乗せて、各隊を指揮してもらう事になると思うわ」
ガチャで前から出てたのよ、今は地下の村にいるわ、もちろんマジックバトラーでモンスターの狩りをさせてるのよ、だから実戦は十分してるの。
模擬戦は刃があまり鋭利でないもの、エルフの街で仕入れた武器を使ってるわ、ファーレルたちにも使ってもらってるのよ。
私の生産施設で作ってもいいんだけど、出来るだけ外の人たちを使いたいのよ、私が作ると外にお金が出ないから回らなくなっちゃうわ。
『何でさ!?あんなに圧倒的なのに指揮なんかしたら、それこそもう太刀打ちできないよ!』
「それが目的だもの、上で指示を出してる奴らは陣にすらいないわ、相手に恐怖を与えて後は姫様に統治してもらうのよ」
貴族は数を減らすと統治ができなくて大変なことになるのよ、教育した後監視して使うわ、もうジェミルゴス国のような失敗はしたくないの。
貴族を粛正したから統治が難しくなった街が増えちゃったのよあそこ、あれは失敗だったわ、直ぐ対処したから良かったけど大変だったのよ。
まぁあれも、それを狙った次期国王候補がいたからだけど、数が多すぎたわほんと。
おかげであそこはまだまだ大変なのよ、国王は私をどう利用しようか考えているようだけどね、甘いわよね。
情報は入ってくるのよ国王さん、ふっふっふ。
『じゃあ後は進軍してどんどん攻めるんだね』
「そうね、なるべく話し合いでって事になってるけど、目標は相手の中心首都よ」
そこに多くの貴族がいます、それまでに降伏してくるとは思うんだけど、なんせ数がいるわ、中立国のほとんどだもの。
情報が流れればこっち側に付く者が出始めるでしょうけど、全部じゃないわ。
『向こうの人早く降伏してね、マコッチが相手なんだから無理しちゃだめだよ』
「何よスイちゃん!相手は私の使者も突き返したのよ、そんな相手は降伏したってほんとは許さないわ」
DPは十分あるからあの姫様が頑張ってくれる事を願うわ、まああまりそこら辺を考えない子みたいだけどね。
暴走だけはしないようにピエロに言っておかないとね。
そして戦いは終了し姫様たちは進軍していきました、余談ですがクリスの説教は2日間延々と続いたそうですよ。
兵士たちが正気に戻るのに1週間かかったと笑顔で報告してきました。
【所持DP】
6兆5800億3520万315P
【D P収入】
冒険者
800万P
吸収率7倍効果
800万P⇒5600万P
8日分
4億4800万P
ベルズの村
4500万P
吸収率7倍効果
4500万P⇒3億1500万P
8日
25億2000万P
兵士
10億P
村
3億P
街
7億P
仮街1
8億P
仮街2
2億P
吸収率7倍効果
30億P⇒210億P
8日分
1680億P
【DP使用】
レアガチャ
5億P
その他
5億P
【残りDP】
6兆7500億320万315P
22
あなたにおすすめの小説
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
異世界翻訳者の想定外な日々 ~静かに読書生活を送る筈が何故か家がハーレム化し金持ちになったあげく黒覆面の最強怪傑となってしまった~
於田縫紀
ファンタジー
図書館の奥である本に出合った時、俺は思い出す。『そうだ、俺はかつて日本人だった』と。
その本をつい翻訳してしまった事がきっかけで俺の人生設計は狂い始める。気がつけば美少女3人に囲まれつつ仕事に追われる毎日。そして時々俺は悩む。本当に俺はこんな暮らしをしてていいのだろうかと。ハーレム状態なのだろうか。単に便利に使われているだけなのだろうかと。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
最強の異世界やりすぎ旅行記
萩場ぬし
ファンタジー
主人公こと小鳥遊 綾人(たかなし あやと)はある理由から毎日のように体を鍛えていた。
そんなある日、突然知らない真っ白な場所で目を覚ます。そこで綾人が目撃したものは幼い少年の容姿をした何か。そこで彼は告げられる。
「なんと! 君に異世界へ行く権利を与えようと思います!」
バトルあり!笑いあり!ハーレムもあり!?
最強が無双する異世界ファンタジー開幕!
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?
木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。
追放される理由はよく分からなかった。
彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。
結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。
しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。
たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。
ケイトは彼らを失いたくなかった。
勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。
しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。
「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」
これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる