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7章学校
閑話 貴族の社交界
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「あまりおいしくないな、ここの料理」
どうもアルストス・ロロトイです。
僕は今ジェミルゴス王国の正式な領主になった者たちを集める社交界に来ています。
「よくぞ新たな領地を復興させた、其方らの様な優秀な者たちがいたことを誇りに思うぞ」
国王様ではなく第1王子である、アチノス様が演説しています。
「国王様がご病気って言うのはホントなんだね」
シルが教えてくれたけど、僕にはあまり影響がないんです、だって遠くの領地にいますからね。
アチノス様の演説が終わったので直ぐに王子様に挨拶をしに行きました、これはシルに言われた礼儀だそうです。
「おい!そこのお前」
テーブルに戻ると僕に声を掛けてくる子がいたのでそっちを向くと、領地を任された子供たちがぞろぞろ歩いてきました。
「どうしましたか皆さん」
「どうしましたかではない、まずは俺様に挨拶だろう」
一番前にいる子がそう言ってきました、そう言われても同じ爵位だし、それほど重要ではないよ。
「どうした、ほら挨拶だ」
「これは失礼しました、僕はアルストス・ロロトイ子爵です、どうぞお見知りおきを」
しょうがないので僕はシルに教わった貴族の挨拶をしました。
「お、おう分かればいいんだ」
少し引かれました、どうしてかな?ちゃんと出来たよね?
「俺様はバルマル・イグバル子爵だ」
礼もしないし、普通に胸を張ってるだけなんだけど、ちゃんと貴族の挨拶をした方が良いんじゃないかな?
そう言えば、さっき王子様に僕が挨拶をした時もアチノス様驚いていたような?もしかしてなにか違うのかな?そんな事ないよね、シルが教えてくれてるんだし。
「それで僕に何か用ですか?」
「おう!派閥の誘いさ、俺様の部下になれよ」
後ろに指を立てて言ってきました、きっと後ろの子たちはこの子に付くんだね。
でも僕はシルに言われてるんだ、自分がトップになるようにってね、まぁ僕よりも上の爵位の人がいれば情報を集めてから返事をするとかした方が良いって言われてるけど、色々教育されたんだよね。
「申し訳ないけど、僕は誰にも付く気はないよ、僕に付くんなら歓迎するけど」
「な!?」
驚いた顔の後怒り出しました、だから感情をそんなに顔に出しちゃだめだよ、分かりやすすぎだね。
「お前解ってるのか」
後ろの子が前に出てこないで少し声を大きくして言ってきたけど。
「うん、わかってるよ、だって君たちその子に挨拶をしたみたいだけどさ、ここで1番偉いアチノス様にしてないでしょ、きっと怒ってるよ」
僕がそう言ったらみんなザワザワしだしたよ、ここに集まってない残りの2人は僕の後ろに並んで挨拶したのにさ、それにさっきからアチノス様の隣にいる騎士様が殺気を出してるよ。
笑顔だけど隠しきれてないほどにね、みんなもわかるよね?あれだけ出してればさ。
「ふ、ふん!お前に言われずとも分かっている、おい!行くぞ」
すごい汗をかきながらアチノス様の所に行ったよ、アチノス様も凄く怒ってるから大変だろうなぁ。
「はぁ~早く終わらないかな、もうやることはないよ」
そう思いながら食事に手を伸ばしていると、近づいてくる気配を感じました。
「お!やっぱり君はかなり出来るね」
顔の凄く整った子が歩きながら言ってきました、男の子だよね?ちょっと女性にも見えるような。
「ん?どうしたのかな」
「いや出来るってどういう意味かなって思ったんだよ」
「そうだったか、私はファランス・アベレト子爵だ、君の領地の隣を任されている」
シルに教えて貰っています、そうかこの子が僕の領地の北にいるアベレト子爵か。
「僕はアルストス・ロロトイ子爵です、よろしく」
向こうが挨拶をしてきたから僕も教わった通りに礼をしたらやっぱり驚かれたよ。
「君はすごくきれいな挨拶をするのだな、正直すごいと思うぞ」
「え!?そ、そうなの?」
シルにまだまだって言われるんですよ、少し角度が悪いとか、もう凄く細かいんだ。
「ああ、それにさっきの気配にも気付いた、君はホントに10歳か?」
「なんでそうなるのさ、同じ10歳だよ!僕から見たら君だってすごくカッコよくて大人に見えるよ」
「そ、そうか、そう言ってもらえると嬉しいな」
少し顔を赤くして横を向いて言ってるけど、男性だよね?
「そ、それにしてもここの食事は美味いな」
話を逸らす感じで言ってきたけど、そうなの?
「そ、そうだねファランス殿」
「む、君は顔に出にくいが、ここの食事があまり気に入ってないのだな、それと私に殿は要らないぞ」
シルに教育されて顔に出ないようにしてるんだけど、僕もまだまだなんだね。
「じゃあ僕もアルストスでいいよ」
僕は手を差し出したよ、隣の領地と仲良くするのは当たり前だからね。
「そうか、これからよろしくアルストス」
「ちょっとそこのお二人!」
ファランスと握手をしてたら赤いドレスを着た女の子が歩いてきたよ、急いでこなかっただけ良かったけど、かなり興奮してるね。
「君はたしか、アルストスの領地の西を任されてる」
「そうよ、バーニリアよ、バーニリア・エリトス子爵!」
胸を張って言っています、僕たちも自己紹介をしましたけど、どうしてかまだ興奮してるね。
「所でバーニリアはどうしてそんなに興奮してるんだい?」
「それは私にとってご馳走ゲフンゲフン、いえ二人が楽しそうにしてたから、わたくしも入れてほしくて少し急ぎましたの、ほほほ」
どう見てもそうではなかった気もするけど、まぁ本人がそう言ってるしいいか。
「じゃあこれからよろしくね二人とも」
「もちろんだ」
「ええ、よろしく」
3人で食事をしばらく楽しんだよ、味はちょっと物足りないけど、誰かとこうやって話ながら食べるのは久しぶりでほんと楽しかったよ。
これで終わればよかったんだけど。
「え!?アルストス、街の集まりとかにも参加してるの」
「え!?バーニリアはしてないの?」
「だって報告書が届くでしょ、それに読むのだって執事やメイドがしてくれるわ」
初耳です、僕はシルと一緒に出掛けて参加します、そして僕はその馬車の中で資料を見て計画を立てるんですよ。
「フム、アルストスは私たちとは違う統治の仕方をしてるのだな、だからアルストスの領地から来る品は品質が良いのか?」
「それ!わたくしも聞きたかったのですわ、それにマーコト商会の商品も取り扱っていますわよね」
バーニリアは女性だからね、化粧品とかは気になるよね。
「うむ、あれはかなりいい物だ、私も取り扱いたい所なのだが、あの戦争以降マーコト商会はジェミルゴス王国から手を引いてしまった、しかも行商人も調べられ、絶対ジェミルゴス王国には来なかったんだ」
「そうなの?僕の所にそう言った品が流れてくるから、それを売ってるんだけど」
シルは何も言ってなかったけど、僕が思うにきっとマーコト商会を使って、エントロス国と仲直りをしようとしてるんじゃないかな?
だから僕たち新領主から初めたんだと思う。
「って僕は思うんだけど」
「確かにそれはありかもですわね」
「うむ、では我々も参加させてくれないだろうかアルストス」
ファランスが交渉してきたね、でもこの二人ならきっと大丈夫だ、他の領主たちはちょっと信じられないけど、この二人ならきっと友好関係を築けるよ。
「それは僕としても歓迎するよ」
「即答だな、いいのかい?」
「ファランスたちはさっき僕の意見を聞いて賛成してくれたんだろ、当然だよ」
僕が真剣にファランスを見ると何でか顔を赤くしていたよ、だからどうしてなのさ。
それにバーニリアは不穏な笑みを浮かべてるし、なんか怖いよ。
「じゃ、じゃあこれからよろしく」
色々なことが起こった社交界でした。
どうもアルストス・ロロトイです。
僕は今ジェミルゴス王国の正式な領主になった者たちを集める社交界に来ています。
「よくぞ新たな領地を復興させた、其方らの様な優秀な者たちがいたことを誇りに思うぞ」
国王様ではなく第1王子である、アチノス様が演説しています。
「国王様がご病気って言うのはホントなんだね」
シルが教えてくれたけど、僕にはあまり影響がないんです、だって遠くの領地にいますからね。
アチノス様の演説が終わったので直ぐに王子様に挨拶をしに行きました、これはシルに言われた礼儀だそうです。
「おい!そこのお前」
テーブルに戻ると僕に声を掛けてくる子がいたのでそっちを向くと、領地を任された子供たちがぞろぞろ歩いてきました。
「どうしましたか皆さん」
「どうしましたかではない、まずは俺様に挨拶だろう」
一番前にいる子がそう言ってきました、そう言われても同じ爵位だし、それほど重要ではないよ。
「どうした、ほら挨拶だ」
「これは失礼しました、僕はアルストス・ロロトイ子爵です、どうぞお見知りおきを」
しょうがないので僕はシルに教わった貴族の挨拶をしました。
「お、おう分かればいいんだ」
少し引かれました、どうしてかな?ちゃんと出来たよね?
「俺様はバルマル・イグバル子爵だ」
礼もしないし、普通に胸を張ってるだけなんだけど、ちゃんと貴族の挨拶をした方が良いんじゃないかな?
そう言えば、さっき王子様に僕が挨拶をした時もアチノス様驚いていたような?もしかしてなにか違うのかな?そんな事ないよね、シルが教えてくれてるんだし。
「それで僕に何か用ですか?」
「おう!派閥の誘いさ、俺様の部下になれよ」
後ろに指を立てて言ってきました、きっと後ろの子たちはこの子に付くんだね。
でも僕はシルに言われてるんだ、自分がトップになるようにってね、まぁ僕よりも上の爵位の人がいれば情報を集めてから返事をするとかした方が良いって言われてるけど、色々教育されたんだよね。
「申し訳ないけど、僕は誰にも付く気はないよ、僕に付くんなら歓迎するけど」
「な!?」
驚いた顔の後怒り出しました、だから感情をそんなに顔に出しちゃだめだよ、分かりやすすぎだね。
「お前解ってるのか」
後ろの子が前に出てこないで少し声を大きくして言ってきたけど。
「うん、わかってるよ、だって君たちその子に挨拶をしたみたいだけどさ、ここで1番偉いアチノス様にしてないでしょ、きっと怒ってるよ」
僕がそう言ったらみんなザワザワしだしたよ、ここに集まってない残りの2人は僕の後ろに並んで挨拶したのにさ、それにさっきからアチノス様の隣にいる騎士様が殺気を出してるよ。
笑顔だけど隠しきれてないほどにね、みんなもわかるよね?あれだけ出してればさ。
「ふ、ふん!お前に言われずとも分かっている、おい!行くぞ」
すごい汗をかきながらアチノス様の所に行ったよ、アチノス様も凄く怒ってるから大変だろうなぁ。
「はぁ~早く終わらないかな、もうやることはないよ」
そう思いながら食事に手を伸ばしていると、近づいてくる気配を感じました。
「お!やっぱり君はかなり出来るね」
顔の凄く整った子が歩きながら言ってきました、男の子だよね?ちょっと女性にも見えるような。
「ん?どうしたのかな」
「いや出来るってどういう意味かなって思ったんだよ」
「そうだったか、私はファランス・アベレト子爵だ、君の領地の隣を任されている」
シルに教えて貰っています、そうかこの子が僕の領地の北にいるアベレト子爵か。
「僕はアルストス・ロロトイ子爵です、よろしく」
向こうが挨拶をしてきたから僕も教わった通りに礼をしたらやっぱり驚かれたよ。
「君はすごくきれいな挨拶をするのだな、正直すごいと思うぞ」
「え!?そ、そうなの?」
シルにまだまだって言われるんですよ、少し角度が悪いとか、もう凄く細かいんだ。
「ああ、それにさっきの気配にも気付いた、君はホントに10歳か?」
「なんでそうなるのさ、同じ10歳だよ!僕から見たら君だってすごくカッコよくて大人に見えるよ」
「そ、そうか、そう言ってもらえると嬉しいな」
少し顔を赤くして横を向いて言ってるけど、男性だよね?
「そ、それにしてもここの食事は美味いな」
話を逸らす感じで言ってきたけど、そうなの?
「そ、そうだねファランス殿」
「む、君は顔に出にくいが、ここの食事があまり気に入ってないのだな、それと私に殿は要らないぞ」
シルに教育されて顔に出ないようにしてるんだけど、僕もまだまだなんだね。
「じゃあ僕もアルストスでいいよ」
僕は手を差し出したよ、隣の領地と仲良くするのは当たり前だからね。
「そうか、これからよろしくアルストス」
「ちょっとそこのお二人!」
ファランスと握手をしてたら赤いドレスを着た女の子が歩いてきたよ、急いでこなかっただけ良かったけど、かなり興奮してるね。
「君はたしか、アルストスの領地の西を任されてる」
「そうよ、バーニリアよ、バーニリア・エリトス子爵!」
胸を張って言っています、僕たちも自己紹介をしましたけど、どうしてかまだ興奮してるね。
「所でバーニリアはどうしてそんなに興奮してるんだい?」
「それは私にとってご馳走ゲフンゲフン、いえ二人が楽しそうにしてたから、わたくしも入れてほしくて少し急ぎましたの、ほほほ」
どう見てもそうではなかった気もするけど、まぁ本人がそう言ってるしいいか。
「じゃあこれからよろしくね二人とも」
「もちろんだ」
「ええ、よろしく」
3人で食事をしばらく楽しんだよ、味はちょっと物足りないけど、誰かとこうやって話ながら食べるのは久しぶりでほんと楽しかったよ。
これで終わればよかったんだけど。
「え!?アルストス、街の集まりとかにも参加してるの」
「え!?バーニリアはしてないの?」
「だって報告書が届くでしょ、それに読むのだって執事やメイドがしてくれるわ」
初耳です、僕はシルと一緒に出掛けて参加します、そして僕はその馬車の中で資料を見て計画を立てるんですよ。
「フム、アルストスは私たちとは違う統治の仕方をしてるのだな、だからアルストスの領地から来る品は品質が良いのか?」
「それ!わたくしも聞きたかったのですわ、それにマーコト商会の商品も取り扱っていますわよね」
バーニリアは女性だからね、化粧品とかは気になるよね。
「うむ、あれはかなりいい物だ、私も取り扱いたい所なのだが、あの戦争以降マーコト商会はジェミルゴス王国から手を引いてしまった、しかも行商人も調べられ、絶対ジェミルゴス王国には来なかったんだ」
「そうなの?僕の所にそう言った品が流れてくるから、それを売ってるんだけど」
シルは何も言ってなかったけど、僕が思うにきっとマーコト商会を使って、エントロス国と仲直りをしようとしてるんじゃないかな?
だから僕たち新領主から初めたんだと思う。
「って僕は思うんだけど」
「確かにそれはありかもですわね」
「うむ、では我々も参加させてくれないだろうかアルストス」
ファランスが交渉してきたね、でもこの二人ならきっと大丈夫だ、他の領主たちはちょっと信じられないけど、この二人ならきっと友好関係を築けるよ。
「それは僕としても歓迎するよ」
「即答だな、いいのかい?」
「ファランスたちはさっき僕の意見を聞いて賛成してくれたんだろ、当然だよ」
僕が真剣にファランスを見ると何でか顔を赤くしていたよ、だからどうしてなのさ。
それにバーニリアは不穏な笑みを浮かべてるし、なんか怖いよ。
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