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11章大会
227話 お祭りの後のあの感覚
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「はぁ~終わりましたねぇ」
研究成果の後に表彰とかは無く、今片づけをしています。
「そうですね、でも帰りがまた大変なんですよ、これが」
イビルディア先生が片づけをしている生徒を見て言っています。
「ああ、あのけだるくなる感覚ですか、生徒たちを見ても分かりますもんね」
「それもそうですが、帰りが長いのですよケティー先生」
まあここからエントロス国って2か月は掛かるもんね、その期間勉学が出来ないから3、4年生が対象なんだよね。
「でも私はちゃちゃっと帰りますよ、生徒が待ってますからね」
「そ、そんな!?」
イビルディア先生がこの世の終わりのような顔をしています、そんなにですか!?
「イビルディア先生も乗ったでしょ、あれに乗って私は帰ります」
「じゃ、じゃあ私も」
「何を言ってるのですか当然でしょ、生徒たちも希望者は乗りますし、地上移動を希望した人は私の商会がしっかり護衛を付けてあげます」
すでに生徒には話をして全員マジックシップに乗るそうですよ、そしてダミーとして馬車が出ます、村や街にお金を落としていかないとね。
幸い悪い事をしてくる人はいないみたいなの、きっと大会で襲撃者を撃退したのが原因かしら、しっかり忠告をしたのよ。
「じゃ、じゃあまだしばらくはこうやっていられるのですね」
抱き上げてくれましたけど、私は今後が心配だよ。
「帰ったらそんなに頻繁には会えないのですよ、そろそろ抱き上げるのを辞めないと、後が大変では無いですか?」
「その時はその時ですよケティー先生、んふふ~」
頬ずりしてきました、これぜったい後で後遺症が出るんじゃないかな。
「おう!いたいた、イビルディアちょっと話があるんだがいいか?」
アビルが少し困った顔をしてこちらに来ました、頬ずりを辞めてアビルをいやそうな顔をして見ています、やっぱり後遺症が心配ね。
「何ですか私は今すごく忙しいんです、アビルに構っている時間はありません」
「なに直ぐに終わる、イビルディア俺と契りを交わしてくれないか」
急な告白で周りの生徒たちが止まって聞いていますよ、そして私を放してくださいイビルディア先生。
「イヤです!」
「「な!?」」
私まで驚いてしまいましたよ、何でダメなの!?だってあんなに心配していたじゃないですか。
「どうしてだイビルディア」
「あなた本気でわからないのですか」
イビルディア先生が呆れた顔してます、何か二人にはあるのですね。
「はぁ~あなたはホントに困っている時に私が助けると、その後必ずそう言って来るでしょ、これで何度目ですか」
「う!?」
「もしそれが私ではなく他の人でもそうなんじゃないかとか、そんなくだらない事が気になる人とは契り何て交わせません、それに私はかわいい子が好きなんです、あなたのような人は対象外です」
イビルディア先生容赦ないですね、アビルが放心してますよ、最後の言葉が効いたのかな?まぁ毎回告白してるなら分かる気がしますね。
「容赦ないですねイビルディア先生」
アビルから離れたので聞いてみましたよ、毎回助けるとああじゃ私でもちょっとね。
「あれくらいしないと分からないのですよ、もう少し考えてから実行してほしいですね」
「そうですか・・・でもアビルを助けてるんですよね?あんなに真剣に、私はてっきり好きなのかと思っていました」
私の言葉を聞いて嫌そうな顔をしてきましたよ、そんなに嫌なんですか!?
「あれは出来の悪い弟を助けてあげたい的な物ですよ、前に放置したときがあったのですが、精神的に危ない所まで行ってしまったんです」
「なるほど、そっちの心配をしていたからあんなに真剣だったのですね」
イビルディア先生が頷いています、顔色を悪くして。
「もう少ししっかりしないと契りを交わす相手が見つからないのにいつまでもああなんです、心配でしょうがないですよ」
「じゃあ今の状態を誰かが救ったらもしかして?」
チラッと私とイビルディア先生が振り向くと、1人の生徒が駆け寄っていました。
「あれであの子を対象にしたら、もう絶交です!2年後の大会で会えるでしょうけど、絶対話なんてしませんよ」
すごく怒っています、でもアビルの眼を見るとありそうですね。
「成長してねアビルくん」
「それよりもあれにまた乗れるのですよね、楽しみにしていますよケティー先生」
こうして大会は終わり、私たちはマジックシップの大きい版、あの城のような乗り物に乗って帰りました。
もちろんセルフィルデイルから離れてから乗りましたよ、今ここには勇者のタマがいますからね、絶対分かっちゃうもん、それに騒ぎにもなります、何せ大きさがセルフィルデイルの街半分くらいはありますからね、早く完成させなくちゃ。
研究成果の後に表彰とかは無く、今片づけをしています。
「そうですね、でも帰りがまた大変なんですよ、これが」
イビルディア先生が片づけをしている生徒を見て言っています。
「ああ、あのけだるくなる感覚ですか、生徒たちを見ても分かりますもんね」
「それもそうですが、帰りが長いのですよケティー先生」
まあここからエントロス国って2か月は掛かるもんね、その期間勉学が出来ないから3、4年生が対象なんだよね。
「でも私はちゃちゃっと帰りますよ、生徒が待ってますからね」
「そ、そんな!?」
イビルディア先生がこの世の終わりのような顔をしています、そんなにですか!?
「イビルディア先生も乗ったでしょ、あれに乗って私は帰ります」
「じゃ、じゃあ私も」
「何を言ってるのですか当然でしょ、生徒たちも希望者は乗りますし、地上移動を希望した人は私の商会がしっかり護衛を付けてあげます」
すでに生徒には話をして全員マジックシップに乗るそうですよ、そしてダミーとして馬車が出ます、村や街にお金を落としていかないとね。
幸い悪い事をしてくる人はいないみたいなの、きっと大会で襲撃者を撃退したのが原因かしら、しっかり忠告をしたのよ。
「じゃ、じゃあまだしばらくはこうやっていられるのですね」
抱き上げてくれましたけど、私は今後が心配だよ。
「帰ったらそんなに頻繁には会えないのですよ、そろそろ抱き上げるのを辞めないと、後が大変では無いですか?」
「その時はその時ですよケティー先生、んふふ~」
頬ずりしてきました、これぜったい後で後遺症が出るんじゃないかな。
「おう!いたいた、イビルディアちょっと話があるんだがいいか?」
アビルが少し困った顔をしてこちらに来ました、頬ずりを辞めてアビルをいやそうな顔をして見ています、やっぱり後遺症が心配ね。
「何ですか私は今すごく忙しいんです、アビルに構っている時間はありません」
「なに直ぐに終わる、イビルディア俺と契りを交わしてくれないか」
急な告白で周りの生徒たちが止まって聞いていますよ、そして私を放してくださいイビルディア先生。
「イヤです!」
「「な!?」」
私まで驚いてしまいましたよ、何でダメなの!?だってあんなに心配していたじゃないですか。
「どうしてだイビルディア」
「あなた本気でわからないのですか」
イビルディア先生が呆れた顔してます、何か二人にはあるのですね。
「はぁ~あなたはホントに困っている時に私が助けると、その後必ずそう言って来るでしょ、これで何度目ですか」
「う!?」
「もしそれが私ではなく他の人でもそうなんじゃないかとか、そんなくだらない事が気になる人とは契り何て交わせません、それに私はかわいい子が好きなんです、あなたのような人は対象外です」
イビルディア先生容赦ないですね、アビルが放心してますよ、最後の言葉が効いたのかな?まぁ毎回告白してるなら分かる気がしますね。
「容赦ないですねイビルディア先生」
アビルから離れたので聞いてみましたよ、毎回助けるとああじゃ私でもちょっとね。
「あれくらいしないと分からないのですよ、もう少し考えてから実行してほしいですね」
「そうですか・・・でもアビルを助けてるんですよね?あんなに真剣に、私はてっきり好きなのかと思っていました」
私の言葉を聞いて嫌そうな顔をしてきましたよ、そんなに嫌なんですか!?
「あれは出来の悪い弟を助けてあげたい的な物ですよ、前に放置したときがあったのですが、精神的に危ない所まで行ってしまったんです」
「なるほど、そっちの心配をしていたからあんなに真剣だったのですね」
イビルディア先生が頷いています、顔色を悪くして。
「もう少ししっかりしないと契りを交わす相手が見つからないのにいつまでもああなんです、心配でしょうがないですよ」
「じゃあ今の状態を誰かが救ったらもしかして?」
チラッと私とイビルディア先生が振り向くと、1人の生徒が駆け寄っていました。
「あれであの子を対象にしたら、もう絶交です!2年後の大会で会えるでしょうけど、絶対話なんてしませんよ」
すごく怒っています、でもアビルの眼を見るとありそうですね。
「成長してねアビルくん」
「それよりもあれにまた乗れるのですよね、楽しみにしていますよケティー先生」
こうして大会は終わり、私たちはマジックシップの大きい版、あの城のような乗り物に乗って帰りました。
もちろんセルフィルデイルから離れてから乗りましたよ、今ここには勇者のタマがいますからね、絶対分かっちゃうもん、それに騒ぎにもなります、何せ大きさがセルフィルデイルの街半分くらいはありますからね、早く完成させなくちゃ。
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