英雄戦士のリグレットライフ

 __西暦2108年、世界は…いや、厳密に言えば人類は滅亡への一途を辿っていた。
 神様が作り直した世界には、とある1つのルールが作られていたのだ。それこそが、“人は死ぬと屍人という理性の無い化け物と化し、生きている人間を襲う”というものだった。それは最早一般常識であり、どんな人間でも知っている事だった。

 そんな物騒な世の中に生まれた青年、一宮翼は大企業の当主の息子であり、意固地の強い子供でもあった。彼は彼自身の師匠で教師代わりでもある志野瑞貴に反抗的で、しょっちゅう従兄弟の凌に怒られていた。これは、そんな少年が13歳の時に自分の無力さと罪悪感に苛まれる人生を送った日々の記録である。
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