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ドラゴン・レース
竜騎兵アスラン
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イドリスが囚われてから四日目、祝祭日の帝国は快晴となった。
夜明け前から竜舎の天井が開かれ、竜騎兵の騎乗した数百頭ものドラゴンが一斉に広い草地を飛び立ってゆく。
向かう場所は、帝都の南側の中心部にある石と混凝土《コンクリート》造りの巨大な円形闘技場である。
ほかの竜騎兵達に周囲を囲まれて護送される形で、イドリスもまた、サキルと共に空からすり鉢状の闘技場に入った。
闘技場の美しいアーチ状の入り口には、詰めかけた帝国民の見物客が長蛇の列を作っている。
そして中央の広場《アリーナ》は、出発前の色とりどりのドラゴンと竜騎兵達で窮屈に混み合っていた。
あまりに距離が近過ぎるせいかドラゴン同士で喧嘩が始まっている場所もあり、周囲は鳴き声と怒声で蜂の巣をつついたような騒ぎだ。
イドリスはサキルと観客席に近い円の端に寄りつつ、冷や冷やとした気分を味わっていた。
この場所に着いた時、サキルにはいつもとは異なる装飾付きの美しい鞍と頭絡、手綱が付けられた。
金の装飾と派手な房飾りの付いたそれらは、初心者のイドリスには不釣り合いに思えて、いたたまれない気持ちにしかならない。
サキルも同じなのか、今日は特に酷く不機嫌だった。
恐らくラファトの姿が見えないことも気に食わないのだろう。
「サキル。お前の主人は、この競技には出ないのだ。我慢してくれ」
イドリスは懸命にサキルを宥めたが、ぷいとそっぽを向かれてしまった。
このままでは、まともに飛んでくれるかも危うい。
半ば途方に暮れていると、不意に背後から、明るく爽やかな男の声が話しかけてきた。
「おや、昨年優勝したサキルラートじゃないか。貴殿が乗るのか?」
声の主は、イドリスと同じ竜騎兵の黒い制服を見事に着こなした男だった。
歳は二十代後半ほど、腰まである栗色の長髪を紺色のリボンで縛り、長身の上に華のある美しい顔立ちをしている。
眉は凛々しく整い鼻筋も高く通っていて、頬と顎骨の作りがしっかりとした、どちらかといえば男性としての野生味に溢れた美貌だ。
競争の前だと言うのにその態度には余裕があり、体格の良さも合わせて、いかにも女性が放っておかなさそうな魅力があった。
それにしてもこの男、どこかで見たことのあるような顔をしている――とイドリスは心中で首を傾げた。
――もしかすると、戦場で会ったことがあるのか……?
戸惑っていると、男は破顔して自己紹介を始めた。
「これは急に失礼。見かけない顔だが、その制服は第一竜騎兵団だよな? 俺は第三竜騎兵団に所属するアスランだ。毎年この試合で優勝を狙っているのだが、このサキルラートに勝てた試しがなくてな。宜しく」
男は友好的に右手を差し出してきた。
彼の操る帝国語はざっくばらんだが、その響きだけで身分の高い男だということが分かる。
出された手を握り返し、イドリスは少し迷ったが、自分の名を偽らずに名乗った。
「俺はイドリスだ。宜しく、アスラン」
「イドリス……最近我が国に捕まった敵国の王子と同じ名だな?」
内心ギクリとしながら手を離す。
「……よく言われる」
イドリスは笑って誤魔化した。
「そうだよな。まさか捕まったばかりの王子が、ラファト皇子のドラゴンを借りて竜騎兵試合になど出場する訳はないか。はっはっは」
「はっはっはっ」
一緒になって笑い飛ばしながら、内心うんざりした。
自分とて、そんなことあるはずが無いとつくづく思うが、ラファト皇子の頭がおかし過ぎてこの事態なのだ。
しかしせっかくの機会である。
おもむろに、イドリスはアスランに話題を持ちかけた。
「ところで、アスラン。貴殿はこの試合について造詣が深いと見たのだが、流れや規則などを少々俺に教えてくれないか。俺はこのような試合に出るのは初めてなのだ」
「ほう、イドリスは竜競争は初めてか。……俺でよければ説明してやろう」
アスランは快く頷き、制服のポケットから小さく折り畳んだ地図を取り出した。
広げられた地図には、紅い印がついている。
「竜騎兵試合は、この闘技場で数多に行われる帝国の春の祝祭行事でも一番の目玉だ。――出発地点はもちろん、この闘技場。帝都を出た後は、基本的に東へと進む。そして奇岩の多い岩砂漠の乾燥地帯を抜け、オアシスを経由して、死の山と呼ばれる活火山の上にある、危険なマグマの湖へと向かうのだ。その中央にある小さな島に、帝国の竜の紋章を記した紅い旗が差してある。一つしかないそれを手に入れ、道中ずっと守り切って再びこの闘技場に戻り、広場の中央の台に旗を立てたものが優勝者だ」
思っていたよりも単純な工程に、イドリスは少しホッとした。
「なるほど……。往復三千レグアという所だな。途中でドラゴンを休ませる必要があるとしても……最短二日間といった所か?」
「そんな所だが、復路では旗の奪い合いの戦闘が多発して、大抵もっと時間がかかる。去年匿名で参加して優勝したラファト皇子も帰途に待ち伏せにあい、集団で襲撃されていたな」
イドリスは息を呑んだ。
「皇子なのに襲われるのか!?」
「……その為の匿名参加だ。そもそも試合でむざむざ殺されるような皇子には、最初から皇子の資格はないというのがこの国の考え方だからな。無論、ラファト皇子は襲ってきた者たちを全員返り討ちにして優勝した」
「……恐ろしい話だな……」
「試合ではドラゴンに炎を吐かせることは禁じられているが、他は何でもありだ」
何故ラファト皇子があのような性格に育ったのか、その理由が分かったような気がした。
この国はありとあらゆる意味で弱者に容赦がないのだ。
イドリスが絶句していると、サキルの身体の陰から賑やかな子供の喋り声が近付いてきた。
「申し訳ありません、申し訳ありません! 本当にうっかりなんです、寝坊しちゃったのは。僕はちゃんと朝から、イドリス様についていくつもりだったんですってば!」
「お前は失敗するたびにいつもそう言って誤魔化してばかりではないか。今回こそはお前を竜舎の餌場に縛り付けて、ドラゴンの餌にするからな」
「殿下がそんなこと言うと冗談に聞こえません!」
「冗談ではない。私は本気だ」
サキルの首の下から向こう側を覗き見ると、ドラゴンと人の合間を縫うように、マヤルと、見たこともないほどに派手な姿の男が一緒に歩いていた。
ベルトで腰を締めた丈長のローブのような真っ赤な異国風の服。
それを黒い軍服の上から片肌ぬぎに着て、手には竜革とおぼしき黒い手袋を嵌めているだけでも異様なのに、更に炎のように真っ赤な髪を腰まで垂らしている。
変わった風体だが、その背が高く恵まれた体躯にはなぜか見覚えのようなものがあった。
「……マヤル?」
声を掛けるとマヤルがこちらに気付き、ぱっと顔を上げる。
「イドリス様ぁ!」
彼は一声叫ぶと、まるで助けを求めるようにこちらに向かって駆けてきた。
ところが目的地にいたアスランの姿を見るなり、青ざめてイドリスの背中の後ろに隠れようとしてくる。
「? マヤル、どうしたのだ」
「だ、だって。そのお方は」
アスランが人差し指を口にあて、シーっと息を吹く仕草をした。
「……? 知り合いか?」
首を傾げていると、先ほどマヤルと話していた赤髪の男が突然近づいて来て、馴れ馴れしくイドリスの肩に腕を回してきた。
「お早う。お前は今日も美しいな」
「なっ、何をする。貴様は誰だ」
イドリスは動揺しながら飛び離れ、相手の顔をよくよく見た。
透き通るほどに肌の色が白く、その瞳は氷のように透明な藍緑色を湛えている。
髪も眉もまつ毛すら異常に赤いが、その繊細で完璧な配置の目鼻立ちは、神代の絵画に出てくる絶世の美女にも負けない程に美しい。
「――っ、ラファト皇子かっ」
夜明け前から竜舎の天井が開かれ、竜騎兵の騎乗した数百頭ものドラゴンが一斉に広い草地を飛び立ってゆく。
向かう場所は、帝都の南側の中心部にある石と混凝土《コンクリート》造りの巨大な円形闘技場である。
ほかの竜騎兵達に周囲を囲まれて護送される形で、イドリスもまた、サキルと共に空からすり鉢状の闘技場に入った。
闘技場の美しいアーチ状の入り口には、詰めかけた帝国民の見物客が長蛇の列を作っている。
そして中央の広場《アリーナ》は、出発前の色とりどりのドラゴンと竜騎兵達で窮屈に混み合っていた。
あまりに距離が近過ぎるせいかドラゴン同士で喧嘩が始まっている場所もあり、周囲は鳴き声と怒声で蜂の巣をつついたような騒ぎだ。
イドリスはサキルと観客席に近い円の端に寄りつつ、冷や冷やとした気分を味わっていた。
この場所に着いた時、サキルにはいつもとは異なる装飾付きの美しい鞍と頭絡、手綱が付けられた。
金の装飾と派手な房飾りの付いたそれらは、初心者のイドリスには不釣り合いに思えて、いたたまれない気持ちにしかならない。
サキルも同じなのか、今日は特に酷く不機嫌だった。
恐らくラファトの姿が見えないことも気に食わないのだろう。
「サキル。お前の主人は、この競技には出ないのだ。我慢してくれ」
イドリスは懸命にサキルを宥めたが、ぷいとそっぽを向かれてしまった。
このままでは、まともに飛んでくれるかも危うい。
半ば途方に暮れていると、不意に背後から、明るく爽やかな男の声が話しかけてきた。
「おや、昨年優勝したサキルラートじゃないか。貴殿が乗るのか?」
声の主は、イドリスと同じ竜騎兵の黒い制服を見事に着こなした男だった。
歳は二十代後半ほど、腰まである栗色の長髪を紺色のリボンで縛り、長身の上に華のある美しい顔立ちをしている。
眉は凛々しく整い鼻筋も高く通っていて、頬と顎骨の作りがしっかりとした、どちらかといえば男性としての野生味に溢れた美貌だ。
競争の前だと言うのにその態度には余裕があり、体格の良さも合わせて、いかにも女性が放っておかなさそうな魅力があった。
それにしてもこの男、どこかで見たことのあるような顔をしている――とイドリスは心中で首を傾げた。
――もしかすると、戦場で会ったことがあるのか……?
戸惑っていると、男は破顔して自己紹介を始めた。
「これは急に失礼。見かけない顔だが、その制服は第一竜騎兵団だよな? 俺は第三竜騎兵団に所属するアスランだ。毎年この試合で優勝を狙っているのだが、このサキルラートに勝てた試しがなくてな。宜しく」
男は友好的に右手を差し出してきた。
彼の操る帝国語はざっくばらんだが、その響きだけで身分の高い男だということが分かる。
出された手を握り返し、イドリスは少し迷ったが、自分の名を偽らずに名乗った。
「俺はイドリスだ。宜しく、アスラン」
「イドリス……最近我が国に捕まった敵国の王子と同じ名だな?」
内心ギクリとしながら手を離す。
「……よく言われる」
イドリスは笑って誤魔化した。
「そうだよな。まさか捕まったばかりの王子が、ラファト皇子のドラゴンを借りて竜騎兵試合になど出場する訳はないか。はっはっは」
「はっはっはっ」
一緒になって笑い飛ばしながら、内心うんざりした。
自分とて、そんなことあるはずが無いとつくづく思うが、ラファト皇子の頭がおかし過ぎてこの事態なのだ。
しかしせっかくの機会である。
おもむろに、イドリスはアスランに話題を持ちかけた。
「ところで、アスラン。貴殿はこの試合について造詣が深いと見たのだが、流れや規則などを少々俺に教えてくれないか。俺はこのような試合に出るのは初めてなのだ」
「ほう、イドリスは竜競争は初めてか。……俺でよければ説明してやろう」
アスランは快く頷き、制服のポケットから小さく折り畳んだ地図を取り出した。
広げられた地図には、紅い印がついている。
「竜騎兵試合は、この闘技場で数多に行われる帝国の春の祝祭行事でも一番の目玉だ。――出発地点はもちろん、この闘技場。帝都を出た後は、基本的に東へと進む。そして奇岩の多い岩砂漠の乾燥地帯を抜け、オアシスを経由して、死の山と呼ばれる活火山の上にある、危険なマグマの湖へと向かうのだ。その中央にある小さな島に、帝国の竜の紋章を記した紅い旗が差してある。一つしかないそれを手に入れ、道中ずっと守り切って再びこの闘技場に戻り、広場の中央の台に旗を立てたものが優勝者だ」
思っていたよりも単純な工程に、イドリスは少しホッとした。
「なるほど……。往復三千レグアという所だな。途中でドラゴンを休ませる必要があるとしても……最短二日間といった所か?」
「そんな所だが、復路では旗の奪い合いの戦闘が多発して、大抵もっと時間がかかる。去年匿名で参加して優勝したラファト皇子も帰途に待ち伏せにあい、集団で襲撃されていたな」
イドリスは息を呑んだ。
「皇子なのに襲われるのか!?」
「……その為の匿名参加だ。そもそも試合でむざむざ殺されるような皇子には、最初から皇子の資格はないというのがこの国の考え方だからな。無論、ラファト皇子は襲ってきた者たちを全員返り討ちにして優勝した」
「……恐ろしい話だな……」
「試合ではドラゴンに炎を吐かせることは禁じられているが、他は何でもありだ」
何故ラファト皇子があのような性格に育ったのか、その理由が分かったような気がした。
この国はありとあらゆる意味で弱者に容赦がないのだ。
イドリスが絶句していると、サキルの身体の陰から賑やかな子供の喋り声が近付いてきた。
「申し訳ありません、申し訳ありません! 本当にうっかりなんです、寝坊しちゃったのは。僕はちゃんと朝から、イドリス様についていくつもりだったんですってば!」
「お前は失敗するたびにいつもそう言って誤魔化してばかりではないか。今回こそはお前を竜舎の餌場に縛り付けて、ドラゴンの餌にするからな」
「殿下がそんなこと言うと冗談に聞こえません!」
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変わった風体だが、その背が高く恵まれた体躯にはなぜか見覚えのようなものがあった。
「……マヤル?」
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彼は一声叫ぶと、まるで助けを求めるようにこちらに向かって駆けてきた。
ところが目的地にいたアスランの姿を見るなり、青ざめてイドリスの背中の後ろに隠れようとしてくる。
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「だ、だって。そのお方は」
アスランが人差し指を口にあて、シーっと息を吹く仕草をした。
「……? 知り合いか?」
首を傾げていると、先ほどマヤルと話していた赤髪の男が突然近づいて来て、馴れ馴れしくイドリスの肩に腕を回してきた。
「お早う。お前は今日も美しいな」
「なっ、何をする。貴様は誰だ」
イドリスは動揺しながら飛び離れ、相手の顔をよくよく見た。
透き通るほどに肌の色が白く、その瞳は氷のように透明な藍緑色を湛えている。
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