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ドラゴン・レース
オアシス
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「やるってお前。この距離からその剣で突っ込む気か!?」
アスランの叫びを無視し、イドリスは自らに飛んでくる矢を素早く刀身で弾き落としつつ、サキルの腹を蹴った。
そのまま五人いる相手の中央の竜に向かい、一直線に紅のドラゴンを駆る。
「ひっ! なんでこっちに向かってくる!?」
他勢に無勢でイドリス達が逃げ惑うだろうと思いこんでいた敵の大将が、慌ててドラゴンを上空に逃がそうとした。
衝突スレスレで空いた空間にサキルが飛び込み、捻り込むように相手のドラゴンの斜め下に並び飛ぶ。
限界まで接近した所で、あぶみにかかった敵のブーツの脚をイドリスの剣が深々と切り裂いた。
「ギャーッ!」
腱を切られて身体を支えられなくなり、男は自らのドラゴンに振り落とされて落竜した。
サキルは螺旋状に旋回し、陣形を撹乱しながら次の敵に近づく。
斜め上を飛ぶ若い竜騎兵が、長い鎖の付いた鎌をジャラリと構えた。
「これでもくらえ!!」
錘《おもり》付きの鎖が投げつけられ、瞬く間にイドリスの剣に絡みついた。
敵はそのまま鎖を引っ張り、武器を奪い取ろうとする。
だが、幾ら引いても鎖はガチガチと音を立てるばかりで、全く動かない。
「な、何で!?」
兵士が情けない声を上げた。
一方でイドリスは両脚でしっかりとドラゴンの身体を挟み込んで体幹を安定させると、もう片方の手で逆にその鎖を辿るように引っ張りながら、ドラゴンを急旋回させた。
「えっ? わっ、嘘っ、ひーッ!」
自分の武器に引きずられた敵が、同じく棗椰子の林の中に落ちてゆく。
その間に剣に絡まった鎖を手早く解き、イドリスは危険な鎌の方を頭の上で勢い良く振り回した。
十分に遠心力がついたところで、びゅうんと錘ごとそれを三人目の敵に投げつける。
「ひい!」
逃げる暇もなく、瞬時に相手の胴と両腕がもろとも鎖に拘束された。
最後に鎌の先がガチッとドラゴンの鱗の隙間にひっかかり、もはや手も足も出ない。
そのままヒョロヒョロと降下する敵を見送ってから残り二頭のドラゴンの方を振り向く。
しかし、既にアスランが放った矢により双方ともに乗り手を失った後だった。
後続の敵が来ないかを一応警戒しつつ、ボロになった方の服を荷物から出し、剣に付着した血を拭って鞘に戻す。
「いやはや……敵にするのが恐ろしい男だなお前は」
弓を下ろし、もう片手の甲で汗を拭きながら、アスランがそばまで飛んできた。
イドリスにしてみれば、炎を吐かぬドラゴンなどは序の口だ。
本当の戦争で、ドラゴンの大群の炎に巻かれた経験は今思い出しても鳥肌が立つ。
だが、そんなことは勿論話せない。
「降りるのでいいのだな、アスラン」
「あ、ああ……」
二人でオアシスの上空に入ると、眼下に大きな湖が現れた。
水面に二頭の影を走らせながら降下し続ける。
湖は数百頭のドラゴンの飲み水を余裕で賄える広さで、周囲に棗椰子の木々が密生していた。
竜舎ほどの広さは無いものの、湖の周囲には色とりどりのドラゴン達が伸び伸びと休み、眠ったり水を飲んだりして思い思いに過ごしている。
野営用と思われる天幕も、棗椰子の葉の陰にちらほらと見えた。
ラファトはここに着いているのだろうか――。
イドリスは無意識に林の間を探りながら、サキルと共に地上に着地した。
ノグレーもその隣に優雅に降りてくる。
鞍を降りるや否や、アスランはドラゴンの背に詰んだたっぷりの荷物から、布と組み立て式の骨組みのようなものを出し、天幕の準備を始めた。
「日が落ちる前に寝床を準備せねば。こりゃ忙しいぞ」
しかし、自分には毛布と最低限の食料しかない。
今更ながら心許なさを感じたが、もしこれ以上の荷物を積んでいたら、あの試合開始早々の危機の時、素早い動きが出来ず死んでいたかもしれなかった。
――少し空気は肌寒いが、外でサキルによりかかって寝よう。
毛布を出していると、アスランが声をかけて来た。
「何だお前、天幕の用意は無しか。この辺は夜が冷えるから、俺の天幕に来るがいい。快適だぞ」
「それは……」
イドリスは戸惑った。
竜の器を埋め込まれたことを知られている状態で、敵国兵とそこまで懇意になっていいものだろうか。
今のところ、ラファト以外に対して頭や身体がおかしくなる気配はないが……。
アスランは根っからの女好きに見えるし、恐らく一晩同じ屋根の下で過ごした所で、彼は大丈夫だろう――。
明日のためにも体力の温存は必要だ。
結局腹を括って、頷いた。
「ありがとう、世話になる」
※ ※ ※
イドリスはせめて働いて恩を返そうと思い、糧食の配給を管理している帝国役人の元へゆき、ドラゴン二匹分の餌をとって来た。
恐らく屠殺されたばかりの牛の後ろ脚と思われる大きな塊肉を、2頭は一瞬でペロリと食べてしまう。
ラファトもいつか言っていたが、一匹のドラゴンを育てるために莫大な金がかかるというのは確かなようだ。
日が沈みかけ、湖が眩しいばかりの夕日に染まる。
イドリスは火を焚き、サキルの餌から一部を切り取ったおこぼれの肉を焼いた。
片膝を立てて座り、味も付けず焼いただけの肉とすこぶる硬い保存用のパンをちびちびと千切り齧る。
アスランも隣で同じようにしていたが、食事の終わりごろになると、突然彼は立ち上り軍服を脱ぎ出した。
袖を抜くたびに、その服の隙間からザーっと砂が地面に溢れる。
イドリスも自分の身体を見下ろすと、恐ろしいくらいに砂埃まみれになっていることに気づいた。
「……飛んでいるうちに砂をかなり浴びていたのだな」
「風の中に入るのは、自分から砂嵐に突っ込んでいるようなものだからな」
話しながらアスランはすっかり全裸になってしまった。
見るつもりもないが目に入るその身体は、鍛え抜かれた鋼のような筋肉を備え、所々古傷もあり、正に戦士の体だ。
「お前も一度脱いで湖に入り、しっかり砂を落とした方がいい。耳や鼻に詰まると厄介だぞ」
勧められたが、とてもではないが人前で脱ぐ気にはなれない。
「俺はいい」
短く断ると、アスランは全裸のままイドリスの肘を掴んだ。
「大丈夫だ。この辺りは配給所からも遠い穴場だから、近くに来る奴はおらん。腹についているものを気にしているなら、俺が盾になって隠してやる」
「ええ……」
気乗りしないというのに、アスランのこの強引さは一体何なのだろう。
まるで誰かのことを思い出すようだ。
そういえば餌を運ぶときにこのオアシスをぐるりと回ったが、まだラファトを見かけていなかった。
別の場所で休んでいるのかもしれないが、もう先に行ってしまったのだろうか――。
「ほら、脱げ」
「分かったから、ちょっと待ってくれ」
渋々と誘いに従い、軍服のホックを外し始める。
アスランは髪を結っていたリボンも解き、波打つ栗色の髪を靡かせながらどこも隠すことなく堂々と湖の方に入っていく。
水際はごく浅いように見えたが、岸から遠くなるほど深くなっているらしく、彼は途中からスイスイと泳ぎ始めた。
「気持ちがいいぞ! お前も早く来い!」
濡れた髪を身体に纏いつかせながら、少し目尻の下がった魅惑的な笑顔が振り返る。
イドリスも脱いだ借り物の軍服を叩いて砂を落とし、今朝もラファトに支給された紐のような下着を脱いだ。
……その下着と、アスランの放置していった下着を横目でチラリと見て見比べる。
毎日穿かされている、この尻が丸出しの下着。
単に帝国風なのかと最初思ったが、どうやらそうではないらしい――。
ラファトに対し改めて腹立ちが再燃しながら、イドリスは湖の中にザブザブと足を踏み入れた。
アスランの叫びを無視し、イドリスは自らに飛んでくる矢を素早く刀身で弾き落としつつ、サキルの腹を蹴った。
そのまま五人いる相手の中央の竜に向かい、一直線に紅のドラゴンを駆る。
「ひっ! なんでこっちに向かってくる!?」
他勢に無勢でイドリス達が逃げ惑うだろうと思いこんでいた敵の大将が、慌ててドラゴンを上空に逃がそうとした。
衝突スレスレで空いた空間にサキルが飛び込み、捻り込むように相手のドラゴンの斜め下に並び飛ぶ。
限界まで接近した所で、あぶみにかかった敵のブーツの脚をイドリスの剣が深々と切り裂いた。
「ギャーッ!」
腱を切られて身体を支えられなくなり、男は自らのドラゴンに振り落とされて落竜した。
サキルは螺旋状に旋回し、陣形を撹乱しながら次の敵に近づく。
斜め上を飛ぶ若い竜騎兵が、長い鎖の付いた鎌をジャラリと構えた。
「これでもくらえ!!」
錘《おもり》付きの鎖が投げつけられ、瞬く間にイドリスの剣に絡みついた。
敵はそのまま鎖を引っ張り、武器を奪い取ろうとする。
だが、幾ら引いても鎖はガチガチと音を立てるばかりで、全く動かない。
「な、何で!?」
兵士が情けない声を上げた。
一方でイドリスは両脚でしっかりとドラゴンの身体を挟み込んで体幹を安定させると、もう片方の手で逆にその鎖を辿るように引っ張りながら、ドラゴンを急旋回させた。
「えっ? わっ、嘘っ、ひーッ!」
自分の武器に引きずられた敵が、同じく棗椰子の林の中に落ちてゆく。
その間に剣に絡まった鎖を手早く解き、イドリスは危険な鎌の方を頭の上で勢い良く振り回した。
十分に遠心力がついたところで、びゅうんと錘ごとそれを三人目の敵に投げつける。
「ひい!」
逃げる暇もなく、瞬時に相手の胴と両腕がもろとも鎖に拘束された。
最後に鎌の先がガチッとドラゴンの鱗の隙間にひっかかり、もはや手も足も出ない。
そのままヒョロヒョロと降下する敵を見送ってから残り二頭のドラゴンの方を振り向く。
しかし、既にアスランが放った矢により双方ともに乗り手を失った後だった。
後続の敵が来ないかを一応警戒しつつ、ボロになった方の服を荷物から出し、剣に付着した血を拭って鞘に戻す。
「いやはや……敵にするのが恐ろしい男だなお前は」
弓を下ろし、もう片手の甲で汗を拭きながら、アスランがそばまで飛んできた。
イドリスにしてみれば、炎を吐かぬドラゴンなどは序の口だ。
本当の戦争で、ドラゴンの大群の炎に巻かれた経験は今思い出しても鳥肌が立つ。
だが、そんなことは勿論話せない。
「降りるのでいいのだな、アスラン」
「あ、ああ……」
二人でオアシスの上空に入ると、眼下に大きな湖が現れた。
水面に二頭の影を走らせながら降下し続ける。
湖は数百頭のドラゴンの飲み水を余裕で賄える広さで、周囲に棗椰子の木々が密生していた。
竜舎ほどの広さは無いものの、湖の周囲には色とりどりのドラゴン達が伸び伸びと休み、眠ったり水を飲んだりして思い思いに過ごしている。
野営用と思われる天幕も、棗椰子の葉の陰にちらほらと見えた。
ラファトはここに着いているのだろうか――。
イドリスは無意識に林の間を探りながら、サキルと共に地上に着地した。
ノグレーもその隣に優雅に降りてくる。
鞍を降りるや否や、アスランはドラゴンの背に詰んだたっぷりの荷物から、布と組み立て式の骨組みのようなものを出し、天幕の準備を始めた。
「日が落ちる前に寝床を準備せねば。こりゃ忙しいぞ」
しかし、自分には毛布と最低限の食料しかない。
今更ながら心許なさを感じたが、もしこれ以上の荷物を積んでいたら、あの試合開始早々の危機の時、素早い動きが出来ず死んでいたかもしれなかった。
――少し空気は肌寒いが、外でサキルによりかかって寝よう。
毛布を出していると、アスランが声をかけて来た。
「何だお前、天幕の用意は無しか。この辺は夜が冷えるから、俺の天幕に来るがいい。快適だぞ」
「それは……」
イドリスは戸惑った。
竜の器を埋め込まれたことを知られている状態で、敵国兵とそこまで懇意になっていいものだろうか。
今のところ、ラファト以外に対して頭や身体がおかしくなる気配はないが……。
アスランは根っからの女好きに見えるし、恐らく一晩同じ屋根の下で過ごした所で、彼は大丈夫だろう――。
明日のためにも体力の温存は必要だ。
結局腹を括って、頷いた。
「ありがとう、世話になる」
※ ※ ※
イドリスはせめて働いて恩を返そうと思い、糧食の配給を管理している帝国役人の元へゆき、ドラゴン二匹分の餌をとって来た。
恐らく屠殺されたばかりの牛の後ろ脚と思われる大きな塊肉を、2頭は一瞬でペロリと食べてしまう。
ラファトもいつか言っていたが、一匹のドラゴンを育てるために莫大な金がかかるというのは確かなようだ。
日が沈みかけ、湖が眩しいばかりの夕日に染まる。
イドリスは火を焚き、サキルの餌から一部を切り取ったおこぼれの肉を焼いた。
片膝を立てて座り、味も付けず焼いただけの肉とすこぶる硬い保存用のパンをちびちびと千切り齧る。
アスランも隣で同じようにしていたが、食事の終わりごろになると、突然彼は立ち上り軍服を脱ぎ出した。
袖を抜くたびに、その服の隙間からザーっと砂が地面に溢れる。
イドリスも自分の身体を見下ろすと、恐ろしいくらいに砂埃まみれになっていることに気づいた。
「……飛んでいるうちに砂をかなり浴びていたのだな」
「風の中に入るのは、自分から砂嵐に突っ込んでいるようなものだからな」
話しながらアスランはすっかり全裸になってしまった。
見るつもりもないが目に入るその身体は、鍛え抜かれた鋼のような筋肉を備え、所々古傷もあり、正に戦士の体だ。
「お前も一度脱いで湖に入り、しっかり砂を落とした方がいい。耳や鼻に詰まると厄介だぞ」
勧められたが、とてもではないが人前で脱ぐ気にはなれない。
「俺はいい」
短く断ると、アスランは全裸のままイドリスの肘を掴んだ。
「大丈夫だ。この辺りは配給所からも遠い穴場だから、近くに来る奴はおらん。腹についているものを気にしているなら、俺が盾になって隠してやる」
「ええ……」
気乗りしないというのに、アスランのこの強引さは一体何なのだろう。
まるで誰かのことを思い出すようだ。
そういえば餌を運ぶときにこのオアシスをぐるりと回ったが、まだラファトを見かけていなかった。
別の場所で休んでいるのかもしれないが、もう先に行ってしまったのだろうか――。
「ほら、脱げ」
「分かったから、ちょっと待ってくれ」
渋々と誘いに従い、軍服のホックを外し始める。
アスランは髪を結っていたリボンも解き、波打つ栗色の髪を靡かせながらどこも隠すことなく堂々と湖の方に入っていく。
水際はごく浅いように見えたが、岸から遠くなるほど深くなっているらしく、彼は途中からスイスイと泳ぎ始めた。
「気持ちがいいぞ! お前も早く来い!」
濡れた髪を身体に纏いつかせながら、少し目尻の下がった魅惑的な笑顔が振り返る。
イドリスも脱いだ借り物の軍服を叩いて砂を落とし、今朝もラファトに支給された紐のような下着を脱いだ。
……その下着と、アスランの放置していった下着を横目でチラリと見て見比べる。
毎日穿かされている、この尻が丸出しの下着。
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