男恥話(短編集)

ザボン

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第20話★楽しい子育て

楽しい子育て

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「ティーチャー、おはようございます」
眠そうに目を擦りながら二郎が起きてきた。
「あぁ、おはよう。よく眠れたか?」私は二郎のむき出しの尻をポンポンと叩いた。
すると一郎も三郎も続いて「おはようございます」と言いながら起きてきた。
「三人ともトイレしてグチュグチュしちゃえ、飯にするぞ」
と私が言うと「はーい」と口を揃えてトイレに向かった。
ここではまず起きるとおしっことうんちをして、口をすすぐことになっている。
トイレには壁がなく、和式の便器が剥き出した。
そこで順番にしていく。
履いているパンツは股間とお尻のところが穴になっているのでそのままでもできるが汚したくないので三人とも膝までパンツを下ろしてする。
朝食はトーストとサラダと牛乳。今日はフルーツもつけた。
3人で無邪気に食べている。
今日であの未曾有の災害から15年が経つ。
この子達も15才だ。
(そろそろ体も成熟してるので、本格的な指導を始めるとするか)

20××年3月×日
グラグラっと大きな揺れが起きたとき、私は大学の実習で産婦人科で働いていた。
「なんで男子学生が来るのよ」看護師長さんはブツブツ文句を言っていたが、私は学校から言われた病院にきたまでだ。
気にせず生まれたての赤ちゃんのお世話をしていた。
(さすがにお母さんの方はお世話できない!)
そのときだ、立っていられないほどの揺れが起こり、病院の半分が崩れ落ちた。
たまたま新生児室にいた私と新生児達は
奇跡的に無事だった。
私は状況を理解するとその中から新生児を三人抱いて、当面のミルクとオムツを持って避難をした。

山の高台まで来ると、大津波が私たちの町を飲み込んでいた。

多分この子達の両親も地震による崩壊か津波に巻き込まれただろう。
自分が助かったことの方が奇跡だ!
震災のゴタゴタで新生児達の捜索もされずに私はこの無人島で3人の子供を密かに育て始めたのだ。

名前は適当につけた。
一郎、二郎、三郎だ。
この三人を選んで連れてきたのは、男の子で両親が美男美女だからだ。
大きくなるのが楽しみだ。
この計画を知っていて協力してくれるのは同じ大学の仲間で、私のパートナー的存在である春田だけだ。
私の実家は放射能に汚染され帰れないため、電力会社からタップリと補償がもらえる。なので働く必要もないので大学もやめてこの島で生活も出来ているのだ。
春田はボートで毎日島にきて、食料や生活用品を届けてくれる。
こうして15年もの間、私たち4人+春田で生活を続けている。
勉強は学校の教科書を使い、私が教えている。
国語、算数、それと保健体育だ。
この子達3人には地球には二種類の人間がいることは教えていない。
この島の外にも人間はいるが、全員が股間にペニスをぶら下げ、自分と同じ作りであると、疑っていない。
使う教科書にも気を付けている。
そして、股間とケツに穴が開いた私お手製のパンツを履き毎日3人でじゃれあい遊んでいる。
保健の授業で、「おちんちんからは小便がでるが、白い濁った水が出たら大変なことになるから、ティーチャーに言いなさい」
と話してある。
そして、「おしっこをするとき以外はおちんちんは触らないように」とも厳命している。
世間をシャットアウトして成長してきた3人にとって、私の言うことが全てだ。
「わー、怖い」「わかりました」と口々に言っていた。
しかしそんな中、事故が起きた。
朝起きると二郎が泣き出した。
一郎が私を起こしにきた。
泣きじゃくる二郎に話を聞くと、ペニスのところに白いザーメンがこびりついている。
「二郎、この白い濁ったザーメンは大人と一緒じゃないと出してはいけないんだ」
そういい聞かせ、寝ているときに自然とペニスに手が行かないように、二郎は手首を拘束して寝るようになった。
春田にその事を話すと
「そろそろいいんじゃないか?」
となり、15才になった今日、次の段階に進むことにした。

朝食が終ると、いつものように3人で歯を磨き、口をすすぐと次にアナルに水をいれてすすぐ。
小さいときは私がやっていたが、今では3人でお互いやったり、自分でやったりする。
「ちゃんと水が透明になるまでやるんだぞ」
と俺が声をかけると、三人とも外でしゃがみながら「はーい」と答える。
この島は暖かいので一年を通して外で水を使ってシャワ浣ができる。なので三人同時にできるように蛇口を三股にして3本のホースを準備してある。「あれ、また二郎はチンチンが膨れてるな」と一郎が少し二郎をバカにしたように言った。

この三人は同じ日に生まれた同じ歳だ。
そして、タイプは違うが三人とも私の見込み通り、かなりのイケメンに育った!

二郎が一番早熟で、太いぺニスは勃起しなくても自然と剥けている。
毛が生えたのも一番早かった(確か10才の時だ)
今では陰毛も脇毛もケツ毛までビッシリだ。
陰毛はへそのしたまで繋がっていて、うっすらと胸毛も生えてきた。
太いペニスの後ろにはダランと毛の生えた睾丸がぶら下がっている。
顔も髭が濃くシェーバーを買い与えている。一番男くさいイケメンだ。

一番幼いのは三郎だ。
まだ陰毛も生え揃っていない。
脇毛はチョロチョロと2、3本ほど伸びただけだ。
昨年、痛がる三郎の小振りペニスを無理矢理剥いた。
割礼も考えたが、なんとか皮が伸びて勃起しても耐えられるようになっていた。

そして、一郎は陰毛、脇毛は生え揃ったようだが、それほど濃くもなく、ケツ毛も一部分にチョコっと生えて平均的若者の体だった。ぺニスも普段は皮が被っているが、いつの間にか勃起すると剥けるようになった。

なので三人とも勃起すれば大人と同様の剥けチンだ。
(機能的にもクリアだな)
そして早熟だった二郎も、大変だった三郎も、一郎もこれまでの発育は映像として記録に残っている。
大変だった子育ての大切な思いでだ。

三人ともシャワ浣が済むと、指でアナルをほぐし始める。
「一郎だってケツの穴に指いれるといつもチンコ膨らますじゃないか」
と二郎が一郎に言い返していた。
毎朝、どのくらいまで拡張できたか、私が計測をしている。
「痛っ、痛っ、でもまだいける」
計測のときは全員が我慢して拡張器をもっと開いてくれとせがむ。
「今日は一郎が一番広がったな」
測定結果を発表して私は一郎のお尻を撫でた。
「くそっ、明日は負けないからな」
二郎が悔しがっていた。
いつも一郎と二郎が競り合って、三郎はビリだ。
この計測のときは少し寂しそうだ。
なので一郎と二郎がどこかに行くと、私は「広がれ、広がれ」と言いながら優しく三郎のアナルに指をいれて解してやる。
三郎はそのときは小さな子供のように私に抱きつきながら「ハァハァ」と大きく息をして甘えてくる。
(この位で十分だ)
私は指で広がりを感じながらそう確信した。

ヘアカットは春田が器用に整えてくれる。
今時の若者の髪形に仕上げ、三人グループのアイドルと言っても通用するくらいのビジュアルだ(ただ衣装は股間とケツに穴が開いてるが)。
男性アイドル雑誌はよく3人には見せている。
最近はお洒落も気になりだし「こんな髪型にして」と春田にせがんだり、「こんな服着たい」と私にねだる。

今日は春田が島に到着するのを待って保健の授業を始めた。
「このあいだ、二郎がぺニスからザーメンを出した」
二郎は少し悲しそうだ。一郎と三郎は目を輝かせて新たな大人の知識を吸収しようと意気込んでいる。
「二郎、そのときは寝ていたと思うがどんな気持ちだったか?」
と私は質問をした。
「なんか、我慢していたオシッコがやっと出せて気持ちよくってフワァッとして・・・」
と、そのときの気持ちを思い出しながら言った。
「このザーメンと言うのは人間の種だ」と私は説明をした。横では春田が頷いている。
「花の種も、そこら辺に捨ててしまったら無くなるだろ?」
と私が言うと、三人とも目を丸くしながら頷いている。
「だからだ。昨日の二郎のようにザーメンを捨ててしまうと、最後は無くなっちゃうんだ」と言うと、
「だから俺たちが勝手にザーメンを出して捨ててしまってはいけないんですね」
と三郎が納得したように答えた。
「そーだ。でも、二郎が言ったようにザーメンを出すと気持ちがいいんだ」
一郎と三郎は二郎を見た。
二郎はその時の感覚を思いだし、少し顔を高揚させていた。
「だからこうやるのだ」
私は春田のパンツを下ろして勃起したペニスをシゴイた。
突然のことで3人は唖然としている。
「二郎、そこに立て」と言いうと、春田は唾液で自分のアナルをベドベドにして後ろからアナルに突っ込んだ。
毎朝ほぐされている二郎のアナルは春田の勃起ペニスを難なくニュルニュルとくわえ込んだ。
「大人の種を二郎に補給する。ン、ンフッ」
「一郎、お前の種を春田に補給するのだ」
そう言って勃起しながら様子を見ていた一郎を腰を振っている春田の後ろに立たせて私の唾液でペニスをベドベドにしてアナルに突っ込まさせた。
「あっ、き、気持ちいいで、す」
と、真っ赤な顔をして一郎が言った。
三郎もギンギンに勃起しながら様子を見ている。
「三郎も私のケツに挿せ」と許可すると、“待ってました”と言うように慌てて見よう見真似で唾液でペニスをドロドロにして俺のアナルに挿した。
私はゆっくりと掘られながら一郎の背後に周り、自分のペニスを一郎のアナルに挿し込んだ。
「んっんんー、こ、これが5連だ」
と私は喘ぎながら説明をした。
「あーっ、でる、でる」
先ずは一郎が春田の中に種を補給した。続いて三郎も私の中に果てた。
春田と私はほぼ同時に二郎と一郎の体内深くへ補給を完了した。
5連での雄同士の交尾が終わり4人が射精した。
少し休んで落ち着いた。
私は授業を続けた。
「今のようにおしりの穴から相手の体内にザーメンを補給する。これは種付けと呼ばれる」
と説明した。射精した4人のぺニスは萎えているが、まだしてない二郎だけがペニスを勃たせていた。
私は皿を準備し、「二郎、お前は今、大人である春田に種付けされ、お前の体内にはタップリとザーメンの成分がある。これからこの皿にザーメンを出す」
そう言って私は二郎の太く立派な勃起ペニスをシゴイた。
一郎と三郎は始めてみる射精(ケツの中での射精は見えなかった!)に釘付けだ。
「あ、あ、で、でる」“ドピュ”
大量の精液が皿に注がれた。
私はその皿の中のザーメンを指につけペロッと舐めて「量も臭いも粘度も味も合格だ」と言った。そして三郎に「お前は私に種付けして体内ザーメン濃度が足りてない状態だ。この二郎のザーメンを口から補給しなさい」と命じた。
「二郎のザーメンを飲むのですか?」と確認されたので、「はしたないが、きれいに皿を舐めなさい」と改めて命じた。
三郎は少し躊躇したが、皿の中のザーメンをペロッと舐めた。
「うわっ、生臭い!」と顔をしかめたので私と春田は「ハハハ、それが大人の味だ」と笑いながら教えた。
三郎がきれいに舐め終わると授業のまとめに入った。
「今日のように種付けしあって、種の全体量を全員でキープしていくのが大切だ。基本的に大人が子供に種付けすれば、その子供は多く成分が補給できる」
三郎が「種付けと口から補給するのはどちらが効率が良いのですか?」
と質問した。なかなか鋭い。
「種付けの方が効率が良いが、君たちのザーメンの確認ができないだろ?だから順番に一人は皿に射精して私の確認が必要だ」
と回答すると「なるほど」と納得していた。

翌日からは組合わせを考えて順番表を作り、毎朝アナルを広げ終わるタイミングで春田を島に来させて、種付け補給サイクルを始めた。
タイプの違う若いイケメンと毎日プレイができるという私の目的が達成できたのだ。
この人間の種を切らさず保持して、そこからどうやって人間を作るのか、それはもう少し大人になったら教えることにしているが、どう教えるか・・・・それはその時考える事にして、今は「やっと掴んだこの楽しい生活を誰にも邪魔されないようにしよう」と春田と話しながら3人の若者と挿し挿されながら毎日を楽しく過ごしていった。

END
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