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第31話★スキャンダル
スキャンダル~上
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取り返しがつかない。
やってしまった・・・
売り出し中のアイドルグループの一人で未成年、しかも男の子に、性的乱暴を働いたなどと言う格好のネタは大スクープだ。
家に呼んで酒を飲ませたことだけでも問題なのに。
その子は俺の目を盗んで逃げ出した。
翌月の週刊文秋で「俳優の川崎龍聖(28)がアイドルグループのGAKU(17)に酒を飲ませて性的暴行か!?」
というセンセーショナルな見出しで業界を騒がせた。
その記事にはパンツを下ろして股間をGAKUの顔の前に突き出して立っている俺の写真が掲載された。(当然股間は黒塗りされているがケツは丸見えだ)
GAKUはアイドルグループの中では一番のイケメンだと思うがトークが苦手で人気は今一つだ。
なので話題作りのため週刊誌にネタを送ったのだろう。
そして「GAKUは告発する準備を進めている」と書かれていた。
俺の家に来たがったのはGAKUだ。
酒もその時の流れで出したものだ。
(それまで、他のメンバーも含めて店で飲んでいた)
そして、エロいことをしようとしたのは合意のうえだ。
しかし、撮影されていたのなら、まんまとはめられたということだ。
俺は頭を抱えた。
マネージャーの三島も対応に走り回っている。
普通、スキャンダルの記事が載るときは事前に連絡が来るはずだが、それもなく発売されてしまったのだ。
俺は事務所から謹慎を告げられた。
自宅に事務所の社長がきた。
「龍聖、とんでもないことしてくれたな。違約金で事務所は大打撃だ」
と社長は睨み付けながら俺に言った。
「俺もGAKUにハメられたんです。くっそー」なんとか怒りの矛先をGAKUに向けさせたい。
しかし、「あんな子供を相手にしたお前の責任だ。事務所の損害はお前に賠償してもらうからな」
と言い残して帰っていった。
僕は龍聖のマンションに来た。
突然の告発記事には驚いた。龍聖のマネージャーとして、何も気がつかなかったのかと社長からは怒鳴られた。
さっき社長がここ、龍聖のマンションに来たことも知っている。
社長が帰ったので龍聖は僕を呼びつけたのだ。
社長からは「龍聖にはお前から通告しろ」と言われている。
部屋に合鍵で入ると開口一番、龍聖に「もお、週刊誌が発売されてから寝る暇なく電話がなってます」と愚痴を言った。
「事務所は俺の復帰プランも検討してくれてるのだろ?」
と軽く聞かれたので「その事です」と言って、鞄から書類を出した。
龍聖が事務所と交わした契約書のコピーだ。
「ここの条項、見てください。俳優として、少しだけ路線変更となります」
龍聖は青くなった。
「まさか?」
と聞くと、「そうです。若いうちに男娼となって事務所への賠償で足りないぶんを補ってもらいます」
そして、「社長は龍聖さんがもう28歳なので焦ってます、一日でも早く客をとれ、と」
「そ、そんな。今まで俺がどれだけ事務所に金を稼がせてやったんだよ」
と僕に食ってかかったが「僕に言われても、、でも契約書もあるし」
と返事をするしかなできなかった。
男娼とは、芸能界の重鎮に時間単位で買われるのだ。
あの川崎龍聖なら、是非お相手願いたいという人が多くいるはずだ。
その客を探すのがマネージャーである僕の仕事となる。
「三島、お前俺のマネージャーなら芸能界復帰を考えろよ」
龍聖が僕に噛みついてきたが「何であんなことをしたんですか!何で僕で我慢できなかったのですか?」といって龍聖のペニスを揉みながらベルトを外していった。
「おい、こんなときに」と龍聖は少しだけ抵抗したが、なにか失敗して落ち込んでいる時ほどなにも考えずに快楽に逃げる性格だ。すぐに僕の手をガードしていた龍聖の手からは、力が抜けていった。
◇◇◇◇
僕はこの事務所に入って、川崎龍聖のマネージャーになれて嬉しかった。
高校生の頃から芸能界に憧れてオーデションを受けまくったが「外見はなかなかイケメンでいいんだけど」と落とされ続けた。
アイドルとしてはダンスができず、俳優としては演技ができない。
モデルというタイプでもない。
それでも芸能界の仕事には憧れていた。
川崎龍聖が所属しているからこの事務所に入社したのだ。
20歳で入社してから3年間、一度事務所で見掛けたことがあるだけで、話しが出来たこともなかった。
しかし、龍聖付きのマネージャーが辞めて僕に担当がまわってきた。
初めてちゃんと会って話したときは(なんてカッコいーんだ)と、興奮した。
そして、担当になれることにワクワクした。
しかし、龍聖はワガママだった。
社長はハッキリとは言わないが、前任者もそれでやめたのだろう。
「三島君、鰻が食べたいんだけど」とLINEが入り、龍聖さんの部屋に届けるところだ。すでに自宅(龍聖さんのマンションからほど近いアパートだ)で風呂に入ってくつろいでいたところの呼び出しだ。
マネージャーになった初日からだ。先が思いやられる。
(着替えるべきか?)
少し迷ったが、ジャージ姿のまま部屋を出た。
すでに夜の11時を過ぎていて、何軒も店に電話してやっと鰻弁当が売れ残っていたスーパーを見つけて、買ってきたのだ。
こんなスーパーの安物(それでも2500円もした)で、満足してくれるか?
玄関で鰻弁当を渡すと「ちょっと入っていけ」と言われた。
人気俳優の部屋に入れるのはマネージャーの特権だ。
龍聖はシャワー後のようで濡れた頭を乾かしながら部屋着姿だ。
鰻弁当は「明日の朝に食べる」と冷蔵庫に入れられた。
「明日は何時だ」と聞かれたので「はい、10時にお迎えに来ます、テレ西系の番宣収録です」と答えた。マネージャーとして龍聖のスケジュールは頭に入っている。
「なんかモヤモヤして眠れないんだ。明日は起きられないかもしれない。一時間遅らせてくれ」
無理な話だ。
スタジオの予約もあるしスタッフが全員その予定で準備をしている。
龍聖自身もそのあとの予定が詰まっている。
「龍聖さん、それはちょっと、、」とモゴモゴ言うと「なんだ、このまま寝不足で行かせる気か。それじゃあ、よい番宣が撮れないじゃないか」
僕が困っていると、深くため息をついて「わかったわかった、なんとか早く眠るから、お前も強力しろ」
そう言って寝室に僕をつれていき、部屋着を脱いでパン一になりベッドにうつ伏せになった。
「少し揉んでくれ」
僕はマッサージなどしたことないが、ドキドキしながら広くスベスベした川崎龍聖の背中を素手でさすり出した。
龍聖さんも気持ち良さそうに目をつぶっている。
(このまま寝てしまったら布団をかけて帰ろう)
そう思い、少しだけ照明を落とした。
背中から両腕、太ももから袋はぎと続けて、足の裏は少しちからを入れて揉みほぐした。
そして、ボクサーの上から龍聖の臀部を鷲掴みにして揉みほぐした。
さすがに芸能人だけの事はある。
引き締まった体で、ケツも小さめでキュッとしている。
「ふーっ」
僕は少し興奮してため息をついた。
「じゃあ今度は仰向けで頼む」
龍聖がベッドの上で向き直った。
両手を頭の後ろに組んで目を閉じている。腕のつけ根には黒々としたワキ毛が繁っている。
川崎龍聖はイケメン芸能人の中ではわりかし毛深いようだ。髭も朝剃ったままらしく、うっすら黒み掛かってきている。
しかし胸毛はない。
ボクサーからへそ方向に少し陰毛が腹毛としてはみ出している。
脚はももから脛にかけて全体的にうっすらと細めの毛が生えている。
俺は胸の周りから腹にかけて背中と同じように擦っていった。少しくすぐったかったのか、「うっ」と腹に力が入ると腹筋が綺麗に割れた。
丁寧に、しかも少し力を入れて擦りあげていると、乳首が段々と固くプクッと立ってきた。
(あっヤバイ)と思って揉み解す部位を変えようと下半身に目を移すと、明らかにボクサーの股間部分が膨らんでいる。
川崎龍聖が勃起してるのだ。
僕は太ももを揉み解しながら、そのふくれた股間に目を近づけ、(くそっ、なんとか見透かす事ができないだろうか?)と無意味な事を思いながらガン見した。
(この薄い布の下にはあの川崎龍聖の勃起ペニスがあるんだ)
見透かす事ができないその布の下を、諦めて今度は想像をして自分の股間を膨らましていった。
太ももでも少し際どいところまで指を伸ばしたり、「おっと、すみません」と言って手を滑らせたふりをして腕で股間を刺激してみた。
僕のペニスはジャージのしたでヒンビンに勃起している。
するといきなり龍聖の目が「カッ」と見開き僕の方に視線を向けると、右手で僕の股間を鷲掴みにした。
「あっ」僕は声を出しながらビクッとした。「三島君、なに興奮してるんだよ」
と言いながら、ジャージの上から僕の竿を握ってガシガシと動かした。
「や、やめ、やめてっ、下さい。恥ずかしい」
僕は少し喘ぎながら言葉を絞り出した。
すると、なんとジャージのゴムの間から龍聖さんの右手が滑り込んできて、直接僕のペニスをガシッと握られ、ジャージの中で竿の部分を上下に激しく刺激された。
「あぁん、んふっ、や、やめて」
と言いながら、俺の右手はボクサーの上から龍聖の股間を触りまくっていた。
「三島君、俺のも直接頼むよ」と龍聖さんが言うので「は、はい」と返事をして、龍聖さんのボクサーを両手で下ろしていった。龍聖さんも少し腰を浮かせて、僕が脱がしやすいようにしてくれた。
さっきまで想像していたボクサーの中身、川崎龍聖の勃起ペニスがとうとう僕の眼前に、本当に曝された。
「でか」
その現れた少し黒みがかった大きめ勃起ペニスと龍聖の顔を交互に眺めた。
(このカッコいい顔の川崎龍聖のペニスだ。真っ黒く針金のような固い陰毛が、へそ方向以外にはみ出さないように処理されているが、かなり濃い。そしてそこからそびえている太竿の根元には、ふてぶてしい玉部分が、毛に覆われて縮こまっている)
俺は目に焼き付けようと必死だ。
龍聖は俺のジャージも下ろしながら、「そんな見てばっかりいないで、気持ちよくしてくれよ」と文句を言った。
僕のペニスは、龍聖が握ったままシコシコと動かされている。
僕は「ハッ」として、「はい」と答えてから、龍聖さんの竿を握った。
やはり握った感触でも、僕のより太い。そしてゆっくりと動かすと、先っぽから垂れる透明なネバネバした液体で、竿全体がネチョネチョになった。
それが気持ちいいのか、龍聖は少し鼻息を荒くして、「み、三島君。口、口で、しゃ、しゃぶってくれ」
俺はもう一度龍聖さんの顔を見て、ペニスに視線を戻して、意を決してしゃぶりついた。「ん、んんっ、んーっ、み、三島君のも、こちらへ」
俺は龍聖さんに言われて、ベッドに横たわり、自分の勃起を龍聖さんの顔の前に突きだした。
俺の陰部は龍聖さんのものと違いなにも整えられていない。
四方八方に生え広がる陰毛は徐々に薄くはなるが広範囲に繋がって広がっている。
龍聖さんは、しばらく僕の玉を左手で大事そうに包み込み、右手でペニスを動かし、いろいろな角度から観察して、何の躊躇もなく鬼頭部分を口に含んだ。
ペチャペチャと音をたてながらしゃぶり進めて、俺の鬼頭は龍聖さんの喉まで到達した。
お互い相手のペニスを力強くしゃぶりあげれば、自分もそうしてもらえることが本能的にわかってきて、力強く、しかし、丁寧にしゃぶり続けた。先に龍聖が「うっ、イク」と俺の口のなかに射精した。
口中に生臭さが充満した。
しかし(これは川崎龍聖のザーメンだ)と思いながら飲み干した。
果てた龍聖は俺のペニスから手と口を外して大の字で寝たまま肩で揺らし呼吸を整えていた。
そして、「三島君、自分でイクところ、見せてよ」と言われた。
俺もギンギンに勃起したペニスのやり場に困っていたので「はい」と返事をして自分で竿をシゴきだした。龍聖は口元を緩めながら、萎えた自分のペニスを再度刺激しながら「なかなかエロいね、気持ちいいかい?」と聞かれ、やはり「はい」と返事をした。俺が「イ、イキます」と小声で言うと「顔にかけてくれ」
とリクエストされ、川崎龍聖へ顔射した。
俺のザーメンがベットリとかかった川崎龍聖の顔は卑猥だった。
龍聖は「これでぐっすりと眠れて、明日は起きられると思う。また頼むな。じゃあ明日10時に」と言いながら全裸のままバスルームに向かって行った。
やってしまった・・・
売り出し中のアイドルグループの一人で未成年、しかも男の子に、性的乱暴を働いたなどと言う格好のネタは大スクープだ。
家に呼んで酒を飲ませたことだけでも問題なのに。
その子は俺の目を盗んで逃げ出した。
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というセンセーショナルな見出しで業界を騒がせた。
その記事にはパンツを下ろして股間をGAKUの顔の前に突き出して立っている俺の写真が掲載された。(当然股間は黒塗りされているがケツは丸見えだ)
GAKUはアイドルグループの中では一番のイケメンだと思うがトークが苦手で人気は今一つだ。
なので話題作りのため週刊誌にネタを送ったのだろう。
そして「GAKUは告発する準備を進めている」と書かれていた。
俺の家に来たがったのはGAKUだ。
酒もその時の流れで出したものだ。
(それまで、他のメンバーも含めて店で飲んでいた)
そして、エロいことをしようとしたのは合意のうえだ。
しかし、撮影されていたのなら、まんまとはめられたということだ。
俺は頭を抱えた。
マネージャーの三島も対応に走り回っている。
普通、スキャンダルの記事が載るときは事前に連絡が来るはずだが、それもなく発売されてしまったのだ。
俺は事務所から謹慎を告げられた。
自宅に事務所の社長がきた。
「龍聖、とんでもないことしてくれたな。違約金で事務所は大打撃だ」
と社長は睨み付けながら俺に言った。
「俺もGAKUにハメられたんです。くっそー」なんとか怒りの矛先をGAKUに向けさせたい。
しかし、「あんな子供を相手にしたお前の責任だ。事務所の損害はお前に賠償してもらうからな」
と言い残して帰っていった。
僕は龍聖のマンションに来た。
突然の告発記事には驚いた。龍聖のマネージャーとして、何も気がつかなかったのかと社長からは怒鳴られた。
さっき社長がここ、龍聖のマンションに来たことも知っている。
社長が帰ったので龍聖は僕を呼びつけたのだ。
社長からは「龍聖にはお前から通告しろ」と言われている。
部屋に合鍵で入ると開口一番、龍聖に「もお、週刊誌が発売されてから寝る暇なく電話がなってます」と愚痴を言った。
「事務所は俺の復帰プランも検討してくれてるのだろ?」
と軽く聞かれたので「その事です」と言って、鞄から書類を出した。
龍聖が事務所と交わした契約書のコピーだ。
「ここの条項、見てください。俳優として、少しだけ路線変更となります」
龍聖は青くなった。
「まさか?」
と聞くと、「そうです。若いうちに男娼となって事務所への賠償で足りないぶんを補ってもらいます」
そして、「社長は龍聖さんがもう28歳なので焦ってます、一日でも早く客をとれ、と」
「そ、そんな。今まで俺がどれだけ事務所に金を稼がせてやったんだよ」
と僕に食ってかかったが「僕に言われても、、でも契約書もあるし」
と返事をするしかなできなかった。
男娼とは、芸能界の重鎮に時間単位で買われるのだ。
あの川崎龍聖なら、是非お相手願いたいという人が多くいるはずだ。
その客を探すのがマネージャーである僕の仕事となる。
「三島、お前俺のマネージャーなら芸能界復帰を考えろよ」
龍聖が僕に噛みついてきたが「何であんなことをしたんですか!何で僕で我慢できなかったのですか?」といって龍聖のペニスを揉みながらベルトを外していった。
「おい、こんなときに」と龍聖は少しだけ抵抗したが、なにか失敗して落ち込んでいる時ほどなにも考えずに快楽に逃げる性格だ。すぐに僕の手をガードしていた龍聖の手からは、力が抜けていった。
◇◇◇◇
僕はこの事務所に入って、川崎龍聖のマネージャーになれて嬉しかった。
高校生の頃から芸能界に憧れてオーデションを受けまくったが「外見はなかなかイケメンでいいんだけど」と落とされ続けた。
アイドルとしてはダンスができず、俳優としては演技ができない。
モデルというタイプでもない。
それでも芸能界の仕事には憧れていた。
川崎龍聖が所属しているからこの事務所に入社したのだ。
20歳で入社してから3年間、一度事務所で見掛けたことがあるだけで、話しが出来たこともなかった。
しかし、龍聖付きのマネージャーが辞めて僕に担当がまわってきた。
初めてちゃんと会って話したときは(なんてカッコいーんだ)と、興奮した。
そして、担当になれることにワクワクした。
しかし、龍聖はワガママだった。
社長はハッキリとは言わないが、前任者もそれでやめたのだろう。
「三島君、鰻が食べたいんだけど」とLINEが入り、龍聖さんの部屋に届けるところだ。すでに自宅(龍聖さんのマンションからほど近いアパートだ)で風呂に入ってくつろいでいたところの呼び出しだ。
マネージャーになった初日からだ。先が思いやられる。
(着替えるべきか?)
少し迷ったが、ジャージ姿のまま部屋を出た。
すでに夜の11時を過ぎていて、何軒も店に電話してやっと鰻弁当が売れ残っていたスーパーを見つけて、買ってきたのだ。
こんなスーパーの安物(それでも2500円もした)で、満足してくれるか?
玄関で鰻弁当を渡すと「ちょっと入っていけ」と言われた。
人気俳優の部屋に入れるのはマネージャーの特権だ。
龍聖はシャワー後のようで濡れた頭を乾かしながら部屋着姿だ。
鰻弁当は「明日の朝に食べる」と冷蔵庫に入れられた。
「明日は何時だ」と聞かれたので「はい、10時にお迎えに来ます、テレ西系の番宣収録です」と答えた。マネージャーとして龍聖のスケジュールは頭に入っている。
「なんかモヤモヤして眠れないんだ。明日は起きられないかもしれない。一時間遅らせてくれ」
無理な話だ。
スタジオの予約もあるしスタッフが全員その予定で準備をしている。
龍聖自身もそのあとの予定が詰まっている。
「龍聖さん、それはちょっと、、」とモゴモゴ言うと「なんだ、このまま寝不足で行かせる気か。それじゃあ、よい番宣が撮れないじゃないか」
僕が困っていると、深くため息をついて「わかったわかった、なんとか早く眠るから、お前も強力しろ」
そう言って寝室に僕をつれていき、部屋着を脱いでパン一になりベッドにうつ伏せになった。
「少し揉んでくれ」
僕はマッサージなどしたことないが、ドキドキしながら広くスベスベした川崎龍聖の背中を素手でさすり出した。
龍聖さんも気持ち良さそうに目をつぶっている。
(このまま寝てしまったら布団をかけて帰ろう)
そう思い、少しだけ照明を落とした。
背中から両腕、太ももから袋はぎと続けて、足の裏は少しちからを入れて揉みほぐした。
そして、ボクサーの上から龍聖の臀部を鷲掴みにして揉みほぐした。
さすがに芸能人だけの事はある。
引き締まった体で、ケツも小さめでキュッとしている。
「ふーっ」
僕は少し興奮してため息をついた。
「じゃあ今度は仰向けで頼む」
龍聖がベッドの上で向き直った。
両手を頭の後ろに組んで目を閉じている。腕のつけ根には黒々としたワキ毛が繁っている。
川崎龍聖はイケメン芸能人の中ではわりかし毛深いようだ。髭も朝剃ったままらしく、うっすら黒み掛かってきている。
しかし胸毛はない。
ボクサーからへそ方向に少し陰毛が腹毛としてはみ出している。
脚はももから脛にかけて全体的にうっすらと細めの毛が生えている。
俺は胸の周りから腹にかけて背中と同じように擦っていった。少しくすぐったかったのか、「うっ」と腹に力が入ると腹筋が綺麗に割れた。
丁寧に、しかも少し力を入れて擦りあげていると、乳首が段々と固くプクッと立ってきた。
(あっヤバイ)と思って揉み解す部位を変えようと下半身に目を移すと、明らかにボクサーの股間部分が膨らんでいる。
川崎龍聖が勃起してるのだ。
僕は太ももを揉み解しながら、そのふくれた股間に目を近づけ、(くそっ、なんとか見透かす事ができないだろうか?)と無意味な事を思いながらガン見した。
(この薄い布の下にはあの川崎龍聖の勃起ペニスがあるんだ)
見透かす事ができないその布の下を、諦めて今度は想像をして自分の股間を膨らましていった。
太ももでも少し際どいところまで指を伸ばしたり、「おっと、すみません」と言って手を滑らせたふりをして腕で股間を刺激してみた。
僕のペニスはジャージのしたでヒンビンに勃起している。
するといきなり龍聖の目が「カッ」と見開き僕の方に視線を向けると、右手で僕の股間を鷲掴みにした。
「あっ」僕は声を出しながらビクッとした。「三島君、なに興奮してるんだよ」
と言いながら、ジャージの上から僕の竿を握ってガシガシと動かした。
「や、やめ、やめてっ、下さい。恥ずかしい」
僕は少し喘ぎながら言葉を絞り出した。
すると、なんとジャージのゴムの間から龍聖さんの右手が滑り込んできて、直接僕のペニスをガシッと握られ、ジャージの中で竿の部分を上下に激しく刺激された。
「あぁん、んふっ、や、やめて」
と言いながら、俺の右手はボクサーの上から龍聖の股間を触りまくっていた。
「三島君、俺のも直接頼むよ」と龍聖さんが言うので「は、はい」と返事をして、龍聖さんのボクサーを両手で下ろしていった。龍聖さんも少し腰を浮かせて、僕が脱がしやすいようにしてくれた。
さっきまで想像していたボクサーの中身、川崎龍聖の勃起ペニスがとうとう僕の眼前に、本当に曝された。
「でか」
その現れた少し黒みがかった大きめ勃起ペニスと龍聖の顔を交互に眺めた。
(このカッコいい顔の川崎龍聖のペニスだ。真っ黒く針金のような固い陰毛が、へそ方向以外にはみ出さないように処理されているが、かなり濃い。そしてそこからそびえている太竿の根元には、ふてぶてしい玉部分が、毛に覆われて縮こまっている)
俺は目に焼き付けようと必死だ。
龍聖は俺のジャージも下ろしながら、「そんな見てばっかりいないで、気持ちよくしてくれよ」と文句を言った。
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僕は「ハッ」として、「はい」と答えてから、龍聖さんの竿を握った。
やはり握った感触でも、僕のより太い。そしてゆっくりと動かすと、先っぽから垂れる透明なネバネバした液体で、竿全体がネチョネチョになった。
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俺はもう一度龍聖さんの顔を見て、ペニスに視線を戻して、意を決してしゃぶりついた。「ん、んんっ、んーっ、み、三島君のも、こちらへ」
俺は龍聖さんに言われて、ベッドに横たわり、自分の勃起を龍聖さんの顔の前に突きだした。
俺の陰部は龍聖さんのものと違いなにも整えられていない。
四方八方に生え広がる陰毛は徐々に薄くはなるが広範囲に繋がって広がっている。
龍聖さんは、しばらく僕の玉を左手で大事そうに包み込み、右手でペニスを動かし、いろいろな角度から観察して、何の躊躇もなく鬼頭部分を口に含んだ。
ペチャペチャと音をたてながらしゃぶり進めて、俺の鬼頭は龍聖さんの喉まで到達した。
お互い相手のペニスを力強くしゃぶりあげれば、自分もそうしてもらえることが本能的にわかってきて、力強く、しかし、丁寧にしゃぶり続けた。先に龍聖が「うっ、イク」と俺の口のなかに射精した。
口中に生臭さが充満した。
しかし(これは川崎龍聖のザーメンだ)と思いながら飲み干した。
果てた龍聖は俺のペニスから手と口を外して大の字で寝たまま肩で揺らし呼吸を整えていた。
そして、「三島君、自分でイクところ、見せてよ」と言われた。
俺もギンギンに勃起したペニスのやり場に困っていたので「はい」と返事をして自分で竿をシゴきだした。龍聖は口元を緩めながら、萎えた自分のペニスを再度刺激しながら「なかなかエロいね、気持ちいいかい?」と聞かれ、やはり「はい」と返事をした。俺が「イ、イキます」と小声で言うと「顔にかけてくれ」
とリクエストされ、川崎龍聖へ顔射した。
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