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4人でシャワーを浴びて、春田と勇治は2階へ戻って行った。
俺は倉田に「ちょっと個別ご指導に呼ばれたから、2階に行ってくるよ」と言った。
倉田は少し寂しそうだった。
2階に上がると談話室で後藤センパイと春田と勇治がいた。
俺は部屋に入り服を脱ごうとしたが、パン1になったところで「おいおい、さっきイッたばかりだろ」と俺を止めた。
そして後藤センパイは「倉田のことだ」と話を始めた。
「僕が見ていた限り、倉田は田辺の事が好きなようだ」と後藤センパイは言った。
俺は「えーっ」と言ったが、少し考えて「でも俺も後藤センパイが好きだよ?」と言い直した。
「いや、田辺は俺をオナニーの相手として好きなんだよ」と言われ、少し考えて「俺は後藤センパイの顔もぺニスも匂いも優しいところも全部好きだ!気持ちいいから」と答えた。
「でも、女の方が好きだろ」と言うと俺は無意識に勃起して慌てて股間を押さえた。
春田が「俺もそう思う。倉田はたぶんお前が好きだ。性の対象として」と言うので、「なら俺はオナニーのつもりでも倉田にとってはセックスなのか?」と聞くと「そうだ、愛する人とのセックスだ」と後藤センパイは断言した。
「それだとチームの一員になるのは無理がありますかね」と勇治は言った。
「例えば2年のチームに、もちろん田辺も含めてだが、倉田を迎え入れても、田辺以外とのオナニーは拒否するだろうし、田辺とオナニーしたとしても、周りには恥じらうだろうし、そもそも倉田にとってはできれば二人きりのセックスを望むだろうし」
俺は倉田がゲイだった事に少なからずショックだった。それじゃあたのしいオナニーがやりにくいじゃないか!
「じゃ、じゃあ、俺が試合中ウンコ漏らすとかすれば、俺のこと嫌いになって、普通にオナニーできる関係になるか?」
と言ってから「はっ」と、大事なことに気がついた。試合中にウンコなんか漏らしたくない。恥ずかしい!
「お前はアホか。対象がお前から他に代わるだけだ。ここはイケメン集団のバスケ部二軍だぞ。対象になり得る奴しかいない。倉田の性の対象が男だ、ということが問題なんだ」
と春田が言った。
なかなか頭がよいやつだ。
顔もずば抜けて良いし、性格も悪くない。やはり弱点はチンチンの赤さだけだ!
「こっ、これは本郷コーチに相談してみるよ」と後藤センパイは言って、今日のご指導は終了となった。
俺は昨日のご指導の後からの倉田のヨソヨソしさを思い出した。
好きな人の前で恥ずかしい行為をした羞じらいだったのか。今はどうだ?
俺はしたに降りていくと「どうだった、なにされたの?またやらしいことされたの?なぁ教えてくれよ」とせがまれイライラしていた。
自分の知らないところで何をしていたのか、、(嫉妬だ!)俺はさすがに後藤センパイ達が言うことを信じられた。
翌日の練習が始まる前、春田、勇治、俺は後藤センパイに部室の裏に呼ばれた。
「本郷コーチに昨日の事を報告し判断をあおいだ」
やはりその話だ。
「本郷コーチからは“面白いから様子を逐一報告するように”とのことだ」後藤センパイはかなり不満げだった。
「それはそうと、あの4人はどうしますか?」と春田は相談した。当然三銃士+青山のことだ。
「その中でリーダー格は誰だ?」と後藤センパイに聞かれた。
俺は「たぶん、赤井だと思う」と答えた。後で倉田に確認しておこう。
「なるほど」後藤センパイは考え込んでしまった。
俺は倉田に「ちょっと個別ご指導に呼ばれたから、2階に行ってくるよ」と言った。
倉田は少し寂しそうだった。
2階に上がると談話室で後藤センパイと春田と勇治がいた。
俺は部屋に入り服を脱ごうとしたが、パン1になったところで「おいおい、さっきイッたばかりだろ」と俺を止めた。
そして後藤センパイは「倉田のことだ」と話を始めた。
「僕が見ていた限り、倉田は田辺の事が好きなようだ」と後藤センパイは言った。
俺は「えーっ」と言ったが、少し考えて「でも俺も後藤センパイが好きだよ?」と言い直した。
「いや、田辺は俺をオナニーの相手として好きなんだよ」と言われ、少し考えて「俺は後藤センパイの顔もぺニスも匂いも優しいところも全部好きだ!気持ちいいから」と答えた。
「でも、女の方が好きだろ」と言うと俺は無意識に勃起して慌てて股間を押さえた。
春田が「俺もそう思う。倉田はたぶんお前が好きだ。性の対象として」と言うので、「なら俺はオナニーのつもりでも倉田にとってはセックスなのか?」と聞くと「そうだ、愛する人とのセックスだ」と後藤センパイは断言した。
「それだとチームの一員になるのは無理がありますかね」と勇治は言った。
「例えば2年のチームに、もちろん田辺も含めてだが、倉田を迎え入れても、田辺以外とのオナニーは拒否するだろうし、田辺とオナニーしたとしても、周りには恥じらうだろうし、そもそも倉田にとってはできれば二人きりのセックスを望むだろうし」
俺は倉田がゲイだった事に少なからずショックだった。それじゃあたのしいオナニーがやりにくいじゃないか!
「じゃ、じゃあ、俺が試合中ウンコ漏らすとかすれば、俺のこと嫌いになって、普通にオナニーできる関係になるか?」
と言ってから「はっ」と、大事なことに気がついた。試合中にウンコなんか漏らしたくない。恥ずかしい!
「お前はアホか。対象がお前から他に代わるだけだ。ここはイケメン集団のバスケ部二軍だぞ。対象になり得る奴しかいない。倉田の性の対象が男だ、ということが問題なんだ」
と春田が言った。
なかなか頭がよいやつだ。
顔もずば抜けて良いし、性格も悪くない。やはり弱点はチンチンの赤さだけだ!
「こっ、これは本郷コーチに相談してみるよ」と後藤センパイは言って、今日のご指導は終了となった。
俺は昨日のご指導の後からの倉田のヨソヨソしさを思い出した。
好きな人の前で恥ずかしい行為をした羞じらいだったのか。今はどうだ?
俺はしたに降りていくと「どうだった、なにされたの?またやらしいことされたの?なぁ教えてくれよ」とせがまれイライラしていた。
自分の知らないところで何をしていたのか、、(嫉妬だ!)俺はさすがに後藤センパイ達が言うことを信じられた。
翌日の練習が始まる前、春田、勇治、俺は後藤センパイに部室の裏に呼ばれた。
「本郷コーチに昨日の事を報告し判断をあおいだ」
やはりその話だ。
「本郷コーチからは“面白いから様子を逐一報告するように”とのことだ」後藤センパイはかなり不満げだった。
「それはそうと、あの4人はどうしますか?」と春田は相談した。当然三銃士+青山のことだ。
「その中でリーダー格は誰だ?」と後藤センパイに聞かれた。
俺は「たぶん、赤井だと思う」と答えた。後で倉田に確認しておこう。
「なるほど」後藤センパイは考え込んでしまった。
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