俺達 美術部！

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注)ここから光彦目線

部長は伸一から脱がせたガウンをもって俺の横に立った。
そこにいる全員の視線が伸一のの裸体に浴びせられた。
俺は
(あ、やっぱり毛深いな。もう少し整えればよかったのに)
と他人事ながら思っていた。
小学生達も
「父ちゃんよりスゲー」
「でもチンチンは父ちゃんの方がでかい」
などとヒソヒソキャッキャッ話していて
「静かにしなさい」
と母親から小声で叱られていた。
女子高生や女子中学生のグループが何組も見学に来ている。
「イヤー」
「ちょっと目のやり場に困るー」
「これは芸術なのよね」
と色々と囁かれているが、全員、視線は伸一の下半身から動かない。
伸一の身体自体は細身ながら筋肉があり、腹筋も力を入れれば綺麗に割れそうだ。曲げた上腕筋に力こぶも確認できる。しかし、力こぶよりも脇の下からはみ出すワキ毛が目立つ。伸一はいい身体なのだが体毛がまず目に飛び込んでくる。
股間は黒々とした陰毛が広がっていて、へその下まで繋がっている。
そこで一度薄くなるがそのまま上方向にうっすらと胸毛として広がっている。
陰毛の漆黒絨毯の真ん中に皮が剥かれたぺニスがぶら下がっていた。
部長にガウンを取られるときにあわてて、ぺニスを触っていたのを俺は見ていた。
見学者の一人は
「顔はかわいいのにワイルドだな」
と呟いていた。
「なかなかよいモデル準備しましたね、特徴的だから初心者でも描きやすい」
と、参加者の中の知り合いらしいオジさんが言うと、顧問はニコッと笑顔で答えてから
「皆さん、筋肉のつき方や毛の生え方など細部をよく観察して忠実に再現してください。あ、男性性器は昨日のモデルは途中で形状が変わってしまったので、今日はもう少し待ってから描きはじめてください」
そう注意すると、参加者も見学者もヒソヒソと話し出した。
俺は昨日の事を言われ恥ずかしかったが、すこし目を離していた伸一のぺニスに目を戻すと、すでに膨張して元気になっている男根に驚愕した。
顧問は部長に
「あのクリームがすぐに効いてきたようだ。よかった」
といい、部長も
「これで最後まで形状が同一のままだと思います。少し多目に塗っといたんで」
と小声で話していた。
俺はそっと部長に聞くと
「ああ、昨日は我慢させて悪かったね。今日は途中で形状が変わることがないように、さっき肛門の内部に勃起させる成分が入ったクリームを塗っといたんだよ、はじめから勃起してれば途中で勃っちゃう心配ないだろ」
と事も無げに言った。
そして、「これで参加者も描きやすくなるし、伸一も昨日の光彦みたいに我慢しなくていいから辛くないだろ」と満足げに微笑んだ。
部長の立場としてはデッサン教室なのだから参加者の描きやすさが一番だ。しかし、モデルのことを考えてくれてないわけではない。
昨日の俺の辛そうな様子を見て改善してくれたんだ、今日のモデルの伸一のために。
だけど、なにかが違ってる気がする・・・