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第一章◆◆◆伸一
第四話
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伸一は再び黒スエットと待ち合わせていた。
あの映像は隠し通さなければならない。
「またあえてうれしいよ」
歩きながら黒スエットが言った。今回の撮影現場は、大学から2駅先の、マンションではなく倉庫のような感じの建物だった。
「君も前回の撮影では、まんざらでもなかったんじゃないのか?ちゃんと恍惚とした表情の君の動画が、証拠として残ってるぞ」
そういわれると、なにも言い返せなかった。
倉庫の中にはいると、伸一は愕然とした。
そこにはアダルトビデオでしかみたことのない、いわゆるSM系の設備が置いてあった。
「お願いだ、堪忍してください」僕は黒スエットにすがりついた。
なにも言わず僕を振り払い、前回と同じように契約書を僕の前に突きつけた。
「前回の動画と同じことをしても、登録数は変わらない。別の趣味を持つ人をターゲットにしないと」
と当たり前のように言った。
今回はドタキャンの大金請求に加え前回映像の無料公開という、僕はどうしても断ることができない状況だと黒スエットもわかっていて、満足そうにしている。
僕は泣きながら「痛くはしないで」とせめてものお願いを言いつつ、契約書にサインをしていた。
今回は前回の男優と、二人の補助役がいて、その二人はプロレスラーのようなマスクを着けていた。素顔はわからないが、若そうなやつと、中年ぽいやつだった。3人ともレザーのSM衣装を着ていた。
「今回は君がMとして痛ぶられる、そのままを撮影するから、君は言われた通りにして」と指示された。
多分男優やマスクたちには段取りが告げられており、その行程で僕が本当に嫌がる姿を世間にさらしたいのだろう。
まず、男優と マスクたちに着ていたものを脱がされ、まっ裸にさせられた。
細長い台の端の方に寝かされ両足を二人のマスクに持ち上げられ、けつの穴丸出しになった。(もちろんぺニスも)
また、頭の下には固い枕がおかれ、否応なしに下半身がこれからなされる状況を自分でもしっかり目視させられる姿勢になった。
床にはブルーシートがひかれ、ケツの下辺りにバケツがおかれた。
「おい、豚やろう、まずお前の汚ったねーケツの中を綺麗にしてやる。」
男優は前回からは想像のつかないような激しい口調で罵りながら、肛門にホースを突っ込んだ。
黒スエットが蛇口をひねると、腹の中に冷たい液体が注ぎ込まれた。
「アッ、アッ」俺は排出したいができない状況に苦痛を感じ、悶えながら耐えた。
その様子にマスクたちやスタッフたちもニヤニヤしていた。
肛門からホースが抜かれると、自分の意思とは関係なく、まず水が勢い良く噴射し、そのあと大量の便がドボドボと音をたててバケツの中に垂れ落ちた。
「はぁ、はぁ」と、呼吸をしながら苦しくなくなった腹を上下させてると、回りから「きったねー、どんだけウンコためてたんだよ、顔はかわいいのにキョーレツだよなー」とあざけ笑う声が聞こえてきた。
(俺は今、人に見られながらウンコしたんだ。)腹が落ち着き瞬間的に思考能力がもどり、この恥ずかしい状況を理解したとたん、顔が真っ赤になった。
あわてて起き上がろうとしても、マスク二人が足を羽交い締めにして動けない。
「よし、次っ」
男優が号令と同時にホースを肛門に突っ込み、二回目が施行された。
数回繰り返すと、さすがに便はでなくなり透明の水だけになった。
バケツからは、糞が溢れていた。
「よし、いーだろう」
男優がいうとマスクは別の台に僕を連れていった。
その台に仰向けに寝かされ、ちょうどばんざいした位置で手首が固定された。
黒々としたワキ毛から腹筋の上を覆う腹毛、そこから繋がるこれまた黒々とした陰毛、さらにはまだ勃ってないぺニスにも頬被りしながら、マスクの若い方が小さな声でボソッと囁いた。「ほしい、ほしいよ、君の、、が、あぁ、、、くん、、、、」小さな声だったので、全部は聞き取れないが「、、くん」と言っていたので、相手が男性なことは間違えない。(まあ、僕の体を誰かにダブらせて興奮してるんだから、女の訳ない)
きっと若いマスクの相手も、毛深い男なのだろうな。と考えていた。
男優が次の段取りにてこずっている間の出来事だった。マスクの男は本当にゲイなんだなと思った。
男優は「あったあった」と言ってローソクを持ってきた。
大きいローソクで、上にいくほど太くなっている。火をつけ、熔け出した蝋を乳首、へそまわり足、腕に垂らされ、その熱さに声を出して耐えた。
手首はとめられているが足はフリーなのでバタバタすると、マスクたちが羽交い締めにした。
男優が、「ケツを上にあげろ」と指示すると、マスク二人は羽交い締めにした足を僕の顔の方に引っ張り、けつの穴が天に向かって丸見えとなった。
そこにジェルをタップリ垂らし、荒々しく僕の肛門に両手の人差し指を突っ込み拡張した。
「痛い、痛い。優しくやって。」
僕は涙を流しながら嘆願したが、聞いてはもらえず、痛みに耐えていた。
男優と中年の方のマスク二人がかりで、人差し指と中指の計4本の指で拡張されたあと、器具を使い最大限に拡張されたまま固定されてしまった。
照明と小型カメラで僕の肛門の奥の方まで撮影された。
小型モニタに映像を映し出し、「ほら、これがお前のけつの穴だ。恥ずかしいなぁ。これが世間のみんなに見られるんだぜ」と、まるでいじめっ子のようになじってきた。
恥ずかしくても、どうしようもできないことがわかっているのに、、悔しくて涙を流すと、さらにニタニタしながらぺニスや泣いている顔なども映し出して見させられた。
当然この映像も録画されていて、数日後には、とてもやらしく編集されることはわかっていた。
「今回のレンタル機材は奮発して4k仕様だ、お前のけつの穴の皺の数まで判別できる」
カメラマンまで僕をなじってきて、悔しさで声をあげてないてしまった。
カメラマンは満足げに、その泣いてる顔を撮影した。
一部始終が別のカメラ(こちらも4k仕様)でも撮影され、黒スエットも大満足の表情だ。
あの映像は隠し通さなければならない。
「またあえてうれしいよ」
歩きながら黒スエットが言った。今回の撮影現場は、大学から2駅先の、マンションではなく倉庫のような感じの建物だった。
「君も前回の撮影では、まんざらでもなかったんじゃないのか?ちゃんと恍惚とした表情の君の動画が、証拠として残ってるぞ」
そういわれると、なにも言い返せなかった。
倉庫の中にはいると、伸一は愕然とした。
そこにはアダルトビデオでしかみたことのない、いわゆるSM系の設備が置いてあった。
「お願いだ、堪忍してください」僕は黒スエットにすがりついた。
なにも言わず僕を振り払い、前回と同じように契約書を僕の前に突きつけた。
「前回の動画と同じことをしても、登録数は変わらない。別の趣味を持つ人をターゲットにしないと」
と当たり前のように言った。
今回はドタキャンの大金請求に加え前回映像の無料公開という、僕はどうしても断ることができない状況だと黒スエットもわかっていて、満足そうにしている。
僕は泣きながら「痛くはしないで」とせめてものお願いを言いつつ、契約書にサインをしていた。
今回は前回の男優と、二人の補助役がいて、その二人はプロレスラーのようなマスクを着けていた。素顔はわからないが、若そうなやつと、中年ぽいやつだった。3人ともレザーのSM衣装を着ていた。
「今回は君がMとして痛ぶられる、そのままを撮影するから、君は言われた通りにして」と指示された。
多分男優やマスクたちには段取りが告げられており、その行程で僕が本当に嫌がる姿を世間にさらしたいのだろう。
まず、男優と マスクたちに着ていたものを脱がされ、まっ裸にさせられた。
細長い台の端の方に寝かされ両足を二人のマスクに持ち上げられ、けつの穴丸出しになった。(もちろんぺニスも)
また、頭の下には固い枕がおかれ、否応なしに下半身がこれからなされる状況を自分でもしっかり目視させられる姿勢になった。
床にはブルーシートがひかれ、ケツの下辺りにバケツがおかれた。
「おい、豚やろう、まずお前の汚ったねーケツの中を綺麗にしてやる。」
男優は前回からは想像のつかないような激しい口調で罵りながら、肛門にホースを突っ込んだ。
黒スエットが蛇口をひねると、腹の中に冷たい液体が注ぎ込まれた。
「アッ、アッ」俺は排出したいができない状況に苦痛を感じ、悶えながら耐えた。
その様子にマスクたちやスタッフたちもニヤニヤしていた。
肛門からホースが抜かれると、自分の意思とは関係なく、まず水が勢い良く噴射し、そのあと大量の便がドボドボと音をたててバケツの中に垂れ落ちた。
「はぁ、はぁ」と、呼吸をしながら苦しくなくなった腹を上下させてると、回りから「きったねー、どんだけウンコためてたんだよ、顔はかわいいのにキョーレツだよなー」とあざけ笑う声が聞こえてきた。
(俺は今、人に見られながらウンコしたんだ。)腹が落ち着き瞬間的に思考能力がもどり、この恥ずかしい状況を理解したとたん、顔が真っ赤になった。
あわてて起き上がろうとしても、マスク二人が足を羽交い締めにして動けない。
「よし、次っ」
男優が号令と同時にホースを肛門に突っ込み、二回目が施行された。
数回繰り返すと、さすがに便はでなくなり透明の水だけになった。
バケツからは、糞が溢れていた。
「よし、いーだろう」
男優がいうとマスクは別の台に僕を連れていった。
その台に仰向けに寝かされ、ちょうどばんざいした位置で手首が固定された。
黒々としたワキ毛から腹筋の上を覆う腹毛、そこから繋がるこれまた黒々とした陰毛、さらにはまだ勃ってないぺニスにも頬被りしながら、マスクの若い方が小さな声でボソッと囁いた。「ほしい、ほしいよ、君の、、が、あぁ、、、くん、、、、」小さな声だったので、全部は聞き取れないが「、、くん」と言っていたので、相手が男性なことは間違えない。(まあ、僕の体を誰かにダブらせて興奮してるんだから、女の訳ない)
きっと若いマスクの相手も、毛深い男なのだろうな。と考えていた。
男優が次の段取りにてこずっている間の出来事だった。マスクの男は本当にゲイなんだなと思った。
男優は「あったあった」と言ってローソクを持ってきた。
大きいローソクで、上にいくほど太くなっている。火をつけ、熔け出した蝋を乳首、へそまわり足、腕に垂らされ、その熱さに声を出して耐えた。
手首はとめられているが足はフリーなのでバタバタすると、マスクたちが羽交い締めにした。
男優が、「ケツを上にあげろ」と指示すると、マスク二人は羽交い締めにした足を僕の顔の方に引っ張り、けつの穴が天に向かって丸見えとなった。
そこにジェルをタップリ垂らし、荒々しく僕の肛門に両手の人差し指を突っ込み拡張した。
「痛い、痛い。優しくやって。」
僕は涙を流しながら嘆願したが、聞いてはもらえず、痛みに耐えていた。
男優と中年の方のマスク二人がかりで、人差し指と中指の計4本の指で拡張されたあと、器具を使い最大限に拡張されたまま固定されてしまった。
照明と小型カメラで僕の肛門の奥の方まで撮影された。
小型モニタに映像を映し出し、「ほら、これがお前のけつの穴だ。恥ずかしいなぁ。これが世間のみんなに見られるんだぜ」と、まるでいじめっ子のようになじってきた。
恥ずかしくても、どうしようもできないことがわかっているのに、、悔しくて涙を流すと、さらにニタニタしながらぺニスや泣いている顔なども映し出して見させられた。
当然この映像も録画されていて、数日後には、とてもやらしく編集されることはわかっていた。
「今回のレンタル機材は奮発して4k仕様だ、お前のけつの穴の皺の数まで判別できる」
カメラマンまで僕をなじってきて、悔しさで声をあげてないてしまった。
カメラマンは満足げに、その泣いてる顔を撮影した。
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