若者たち

ザボン

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第七章◆◆◆目黒台高校ラグビー部

第四十話

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俺は淳を呼び出した。
淳は「体調が優れないから」と断ってきた。
俺は夏輝から聞き出していた淳の会社の借り上げ社宅を尋ねた。
「三浦さん、宅急便です」そう言うと淳はドアをあけた。
俺と本郷さんがドアの前に立っていると慌てて閉めようとした。
がっ、と足を入れ「淳、元気だったか?前会ったとき落ち込んでたから心配してたんだよ。」と、わざとらしく言った。
淳は無言だった。
「ほら、ビールを買ってきたから飲もう。」そういって500ml缶を2本だした。
2本とも開けて、「コップ、ないか?」と、聞いた。台所にコップを取りに行ったすきに、片方の缶に薬を入れた。
俺はそちらの缶を淳のコップに注ぎ、本郷さんがもう1つの缶から俺たちのコップに注いだ。「まぁ何はともあれ飲もう」そう言い、本郷さんと俺はグビグビ飲んだ。
淳もビールに口をつけた。
その後、他愛のない話を俺と本郷さんでしていると、淳がうとうとしてきた。
そして、完全に眠った。
俺たちは、伸一、暖人、斎藤、淳、孝一といやらしく卑猥な動画を撮ってきたが、淳の身体が1番そそる。と二人の間で結論が出て、じゃあその体を拝もう、となった。
いま、俺たちの前には記憶がない淳の肉体がある。
何をしても、本人はわからない。やりたい放題である。
取り敢えずまっ裸にして、横に転がし、ビールを飲みながら本郷さんと相談した。
「全身剃りあげますか?」
「それはもったいない」
「取り敢えず、ケツにぺニスをぶちこみますか」
「それも芸がないな」
この肉の塊をどう料理するかを二人で考えあぐねている。
そして、肛門拡張記録の更新に挑戦することにした。
カメラは三脚で固定して、浣腸をしてから、人指し指から始め、徐々に入れる指を増やして行った。気の長い作業であるが、あまり焦ると肛門が裂けるため、洗面器一杯のジェルを使い一晩かけ、交代しながらゆっくりと拡張していき、最終的には手首までスッポリと入れることに成功した。
1度入れると、その後はスポスポ出し入れできるようになった。
明け方、「そろそろ目覚める時間だ。」と時計を見ながら本郷さんが言った。
意識を戻した淳に、「拡張最高記録だ」と告げ、突っ込んだ右手を淳の体内で開いたり閉じたりした。

今日も淳を「仕事だ」と新宿2丁目の発展公園に呼び出した。まずは公衆便所でまっ裸にして、ぶっとい注射器で浣腸した。その後肛門全開になるよう縛り上げ、「ご自由にお入れ下さい」とぶら下げ放置し観察してみた。
淳は最初の数人に対しては少し強気で「やめろ」っとか言っていたが、そのうち涙を流して「頼むからやめてくれ」と懇願するようになった。しかし、2丁目のやつらは、こんなイケメンを前にやめるものはいなかった。
この話は瞬く間に広がり、続々と集まってきて、長蛇の列は25メートルに達し、最大20分待ちとなった。
途中から淳はなにも言わず、目をつぶっていた。
朝までに、累計58人の雄がぺニスを突っこみ、淳の体の奥深くで射精した。精液が肛門から溢れだし、終了とした。
その時淳の肛門は、器具を使かわなくてもパックリと開いたままの状態だった。
この58人以外にも、順番が待ちきれず、淳の口を使い、顔面や口内に精液を飛ばして行った奴もいたが、1度に何人も群がるので、集計不能となり、数えるのは肛門内挿入射精者限定とした。
この結果は満足できるものとなったが、朝方並んでいたが時間切れで帰る人もいたので、次回は夕方早い時間から開始しようと、話し合った。また、正確な射精数(口など含む)も、後日高感度カメラでの撮影動画を解析し記録しておくことにした。
今回のイベントは課題が少し残る結果となった。

僕はあれ以来、淳を結果的に裏切ってしまい、醜態をさらさせた事に悩み、落ち込んでいた。そんな僕を心配して、須藤先輩は「夏輝に辛い思いをさせてしまった。ご褒美と言うよりお詫びとして、1泊で旅行に行くか」と誘ってくれて、「うん」と答えた。
僕は須藤先輩とのやらしい一夜を妄想し、興奮した。
須藤先輩が予約してくれた旅館は、バスケ部で行った人がイチオシで、皆に勧めていたらしい。海鮮が自慢の宿とのことで、淳には申し訳ないが今からわくわくした。

旅館につくとバッタリ鈴木先輩と会った。須藤先輩も驚いていた。
鈴木先輩は男の人と二人で来ていた。
その男の人と須藤先輩も知り合いで、話し方から須藤先輩の先輩らしかった。
本郷さんと紹介され、僕も自己紹介をした。
それで、夕飯は一緒に、となった。
夕飯の個室に入ると、僕は驚愕した。
まっ裸の男がテーブルに寝そべり、その上に色とりどりに刺身が盛り付けられている。
その男体になっている男は僕と目が合い、激しく動揺していた。
僕も刺身を盛られている男体が淳だなんて、信じたくなかった。

僕はあれ以来淳に連絡を出来ておらず、久々の対面だった。
僕以外の3人はやらしく笑いながら、刺身を食べている。
須藤先輩から、「こういうの、無理だったか?」と聞かれ、「食べます」と言って、淳のぺニス近くのエンガワを食べた。
淳は僕を見ずに涙を流して、硬く口を閉ざしていた。本郷さんが、自分の口に水と粉状の何かを含み、クチュクチュとしている。
そして、淳の鼻をつまんだ。
息が苦しくなった淳は「プハッ」と口を開けた瞬間に、口移しでその水を飲ませた。
淳は目を白黒させていたが、しばらくするとぺニスがムクムクと大きくなってきた。
僕以外の3人は、その大きくなったぺニスを笑いながら色とりどりの海草やイクラ、いかそうめんなどを使い飾りつけ、大爆笑してから一緒に記念撮影をしていた。僕も一緒に写った。下からのアングルで、きらびやかな勃起ぺニスの横に僕たちが写り、奥に淳の顔が写るアングルだ。
淳は「笑え」と命じられ、口元を少し緩ませていた。
本郷さんが箸で淳のぺニスをシゴキ出すと、透明な粘液がぺニスの先っぽから染み出してきた。それを箸の先につけ、どこまで伸ばせるか、競い出した。その後もワサビをぺニスの先っぽにつけたり、ツマのキュウリを尿道に差し込んだりして、大笑いをしていた。
その後まもなく天に向けて精液が飛び出した。
その瞬間、3人は拍手をした。
淳は目を閉じて、顔を僕の方からそむけ、泣いていた。
本郷さんは、マグロに精液をタップリつけて、淳に食べさせてた。
きっとこの男体が三浦淳だと知ったら、須藤先輩は驚くだろうな、と思った。

俺は今流行りの退職代行サービスに連絡した。
「三浦淳と言います、退職のサポートお願いします」
俺が淳になりすまし、淳の勤め先である海洋運航サービス(株)との退職を(淳には無断で)進めた。
淳がサインした年間契約には、副職を禁ずる項目があったからだ。
淳の身柄は俺たちで押さえていたので、退職を申し出てから、1度も会社に行くことなく辞めることが出来た。

「これで、24時間 365日俺たちの監視下における」
そう言うと、バーみみずくにつれていき、足を柱に繋ぎ、三浦淳の生活を完全に支配した。
社宅に置かれていた私物は、金目のもの以外処分し、少しでも売れそうなものは中古屋に売りさばき、この年間契約が終わるまでの、淳の生活費にあてた。
柱に足を繋ぐことで行動範囲を制限し、複数台のカメラで、24時間365日生活の様子が配信された。当然、まっ裸だ。
三浦淳という個性は、ここで終わりを告げた。
俺たちは、代わる代わる バーみみずくを訪ね
、淳の顔に精子をかけたり、モジャモジャのケツに顔を埋めたり、ケツの穴拡張を更に更新したりと、エロの限りを尽くした。
淳はすでに人生をすてていた。
このころから、本郷さんと連絡がとれなくなった。

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