若者たち

ザボン

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第七章◆◆◆目黒台高校ラグビー部

第四十六話

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斎藤は、さっきから覗いて見ている尚樹を捕まえ、俺の前に立たせた。
そして、尚樹のシャツを手繰り上げ、ズボンとパンツを下ろした。
尚樹の体は相変わらず綺麗だ。引き締まった腹筋に、細いが筋肉質な手足。脛毛が申し訳なさげに生えている。ぺニス回りにも形よく陰毛が生えている。
尚樹のペニスは、すでに戦闘体勢をとっていて、これも中の大という、理想的な大きさだった。
「しゃぶれ」
斎藤は俺に命じてきた。
俺は目を見開いて言った。「勘弁してください」斎藤は俺の頭をガッと掴み、尚樹のぺニスに顔をくっつけた。
「おら、口を開けて、チュバチュバとなめるんだよ」俺は泣き叫んだ。
「勘弁してください、勘弁してください」

俺が頑なに拒否をしていると、斎藤は諦め、
俺を四つん這いにさせた。
そして右手で、ケツの穴にジェルのチューブを差し込みニュルニュルといれた。
その間も左手は尚樹のぺニスをシゴいて極限状態を維持させていた。
尚樹に膝をつかせ、飛び出している長い棒状肉を、俺の中に押し込ませた。
「イテーー」俺は叫んだ。
斎藤は構わず尚樹に腰を振ることを命じ、尚樹も気持ちよいから、指示に従い続けた。
尚樹は「キャ、キャプテ、ンフッ、フッ」と叫びながら腰を振った。
講習会を思い出し、そのときのキャプテンと俺を重ねてるのは明白だ。しかし現キャプテンが俺なのでややこしい。
俺も頭がボーッとした。
何かを口に押し込められた。生暖かく、太くて長い、ちょっとショッパイものだった。それが俺の口に入ったり出たりしていた。
口のなかが唾でグッチョリして、よだれが垂れた。うゎっ、布団につくじゃないか!でも気持ちいいから、やめられない。布団は洗えばいいや。
頭がボーッとしている中で、俺はいろんな事を考えながら夢中でチュバチュバとなめ続けた。
俺のぺニスをみると、透明な粘液が常に垂れていて、床に小さな水溜まりを作っていた。
口の中から鼻にかけて、急に生臭くなった。俺はしゃぶっていた太い肉を吐き出し、一緒に生臭い汁も吐き出した。
尚樹の息が荒くなり、俺の中で果てていた。
俺も射精にいたり、その後無気力となり、床に崩れ落ちた。
そしてゆっくり目を開いた。
しゃぶっていたものは、町⚪啓太似のおっさんのぺニスだった。

なかなか良いパフォーマンスを見せてくれた。撮影もバッチリだ。はやく須藤に渡して編集をしてもらおう。

「おいおい、これやばくないか?」3年の間で騒ぎになった。尚樹のSNSでコロンのスタッフ控え室が生中継されていた。
しかも、尚樹自身も出演していた。
配信されている最中はみんな夢中でみていて、ことが終わると騒ぎだした。

夏輝は唖然としていた。
後輩のSNSで、進の動画が中継されている。しかも、その場に本郷さんと、斎藤先輩がいて、指示をだしている。進は淳の居場所を探していた。その事が本郷さんにバレて、逆に弱味を握られたとしか考えられない。
鈴木先輩と斎藤先輩は仲が良いから、淳の失踪に斎藤先輩も絡んでいたのは予想はついた。まさか須藤先輩も・・・
僕はだんだん須藤先輩を疑いだした。
疑いだすと、色々不審点がある。
九十九里でバッタリ本郷さんと鈴木先輩と会ったのも偶然か?
淳の講演会の内容も知ってたのじゃないか?淳を陥れるために僕を利用した?考えれば考えるほど、須藤先輩が関わっているほうが、今までの疑問に説明がつくことに気がついた。
進は何を調べて、本郷さんに見つかったんだろう。たぶん確信をつく事にたどり着いたのだと思う。
僕は意を決めて、目黒高校ラグビー部へ急いだ。
部室には、3年の田辺がいた。田辺は黒人とのハーフだが言われなければわからない。
「おい、田辺」
俺は声をかけ、話を聞くことにした。
田辺の話を聞き、頭が真っ白になった。
淳が僕のために、僕の身代わりで恥ずかしい動画を撮られた。それで脅されていいなりになっていた。
いったいなんの事だ。
田辺もその動画をみていて、その動画は進のパソコンに入っていた。と言っているが、進はどこからその動画を手に入れたんだ。たぶんそれがバレてあんなことを、させられたのだろう。
しかも、須藤先輩と淳が九十九里に行く前に知り合っていて、二人で僕の話をしていたことが伊藤に目撃されていた。
これで須藤先輩が淳の失踪に関わっていることが、明確になった。
僕は自分がどう関わっているのかわからず、怖くなった。

僕が部屋にいると、須藤先輩が帰ってきた。
「先輩ほら、部屋綺麗になったでしょ。窓も磨いたんだよ。ご褒美ちょうだい」と甘えた。
あくまでも今まで通りに接し、須藤先輩を調べ始めた。調べるのに同室のほうが、都合が良い。
今まで須藤先輩の机回りを調べていたが、鍵が掛かっている二段目の引き出しが気になる。
そう考えていると、「仕方がねーな」と言って須藤先輩が俺の肩を抱いてキスしてきた。(え、いつもなにもしてくれないじゃん、何で今日に限って)
須藤先輩を疑っていて、信用できなくなっていても、体は須藤先輩を求めていた。
頭と体がミスマッチ状態だ。
(これも僕が須藤先輩を疑ってることを悟られないためだ)と都合の良いことを考えて、体を須藤先輩に託していく。
須藤先輩のキスは唇から首回り、めくられたシャツの中の乳首に進んできている。
左乳首から右乳首に唇を移動させている最中に、シャツは脱がされた。
腋の下の毛をやらしくなめながら、ズボンのベルトがはずされていく。そして、その唇がまた俺の唇に戻ってきて、ズボンのホックがはずされ、ファスナーが下ろされた。
床に押し倒されるときには、僕は生まれたままの姿だった。
須藤先輩は僕の体を見て「綺麗な体だ」と誉めてくれた。
いつのまにか、須藤先輩もシャツは脱いでいて上半身裸だ。
僕の勃起ぺニスを右手で掴みながら、左腕は俺の頭の後ろに回してきた。ああ、須藤先輩の匂いだ。
濃厚なキスを続ける須藤先輩の口からは、爽やかなミントの香りがした。須藤先輩の唾液が俺の口内に入り、僕の唾液と混ざりあって、それを、須藤先輩の口へ送り返す。それを何度も繰り返し、須藤先輩と僕の体の成分まで一緒になりたい。僕は須藤先輩の口から吸収されて、須藤先輩一部になりたい。
そう思えてくる。ずっとこうしていたい。
しかし、いよいよお別れの時がきた。
須藤先輩の口が僕の口から離れていく。
嫌だと思い僕は口で追いかけるが、須藤先輩はどんどん離れていく。眼前にあった須藤先輩のかっこいい顔もどんどんと小さくなっていく。いやだ、いやだ、僕から離れないで。と涙が出てきたが、ふと、ぺニスが心地よい温かさに包まれた。そして、温かいだけではなく程よい刺激が加わり、寂しくなった僕の気持ちは、やらしさに支配された。
もっと刺激を、もっと激しく。心の中で叫んだ。ああ、欲しい。僕も須藤先輩が欲しい。そう考えていると、僕の眼前に、心のそこから望んでいた、須藤先輩のぺニスが現れた。
待ち望んだ大人のぺニスだ。俺は夢中でしゃぶりまくった。激しくしゃぶれば、激しくしゃぶってもらえる。僕は激しくしゃぶり続けた。
あっ、あっ、新しい刺激が。今最高に気持ちよくなってるのに、別の刺激がもたらされた。ただ、ぺニスから感じる気持ちよさには、全くかなわない。優しい刺激だ。
ぺニスからの刺激は外部からガンガンに与えられるが、それは僕のお腹のもっと下の部分を優しく刺激した。
あっ、そんな僕の中まで、あっ、あっ。
外部から刺激より、内部からの刺激のほうが、僕のぺニスを支配していく。僕は欲しくてたまらなかったぺニスを、持っていられなくなった。それどころではなくなった。
須藤先輩は姿勢をかえて、僕の気持ちいい部分の前に行き、僕から解放されたぺニスを改めて僕の中に入れてきた。
先程には比べ物にならないほどの内部刺激に僕は悶えるしか出来なかった。その激しさは増していき、大好きな須藤先輩の事も、大好きなぺニスの事も考えることができなくなり、絶頂に達し最高の快感が僕を支配したのち、全身の力が抜けた。同時に須藤先輩も僕の上で、ハアハア言いながら疲れはてていた。
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