若者たち

ザボン

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第八章◆◆◆須藤

第五十六話

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須藤先輩を手に入れてから、3日が経った。
田辺のペニスも半勃起にまで落ち着いていた。
パンも食べ、牛乳も飲んでいた。
世話は須藤先輩がしている。
須藤先輩は、今のところルールを守っていて、コンビニに行くにも連絡をよこした。
田辺は俺たちが須藤の部屋に行くと、「注射打ってくれよ、マシン使わせてくれよ」と、ねだった。
伸一が「マシンは使わせたくない」と言うのだ。
俺は須藤先輩に「そろそろ田辺は家に帰せませんか?」と言ったが、「まだ母親に会わせられないので、もう少し置かせてください」と言われている。
自宅の電話を聞いたらしく、連絡を取っているので須藤先輩に任せることにした。

1週間が経った。
田辺のペニスは、半勃起のままだった。
常にペニスを触ってる。
相変わらず会うたびに「注射かマシンを頼みます」と言われる。頭のなかは、その事しかないようだ。飲み食いもせずぺニスを触ってるので、須藤が促してやっと口にする感じだ。
しかし、そろそろ帰すしかない。と須藤も判断したようだ。
「田辺を送り届けに行くので外出許可をお願いします」と、ラインが来た。
俺は許可した。そして、経過は報告するよう指示をした。
しばらくすると「母親に引き渡し完了。涙流しながら、田辺を部屋に引き入れてました。俺はこれから戻ります」と連絡が入った。
この生活は、俺たちも須藤もだんだん慣れてきた。伸一が居ないとき、オナニーしたくなり、須藤を呼んで穴を使った事が、3回あった。伸一も4回したといっていた。呼べば来るオナホールとして、大変重宝した。

夏樹は、騙されてたけど、また好きになっても良いかと考えていた矢先に、須藤先輩に出ていかれてしまった。(ふられたんだな)と諦めるしかない。後輩だけど進にあいたいな、なぐさめて欲しいな。と思った。
目黒台高校ラグビー部では、盗撮を誰がしたのか、と言うことと、動画本人の田辺に連絡しても繋がらない。ということが話題の筆頭だった。
進はキャプテンとして、調査をしている。田辺のことは、あれ以来立ち直れていないようだ。と顧問の先生は言っている。信じるしかない。須藤コーチについて調べるために、キャプテンとして夏樹先輩に会うしかないか、と思った。本当は夏樹先輩に会いたいけど、須藤コーチと寄りを戻したのなら、俺が出る幕がないと思っていた。
しかし、夏樹先輩が振られた。と、ラグビー部では持ち切りだった。
いろいろ推測はあるが、俺は夏樹先輩の様子を見にアパートまで来た
「夏樹先輩いますか?」と訪ねたら、ガチャっと開けてくれた。
お邪魔します。と部屋に入った。
進は「えーっと、その、、大丈夫ですか?」
と聞いた。夏樹は「プッ」と吹いて、「大丈夫だよ」と先輩としての意地をみせた。
俺は強引に夏樹先輩にキスをした。
夏樹先輩は、ビックリし、俺を引きはなそうとしてるが、俺はし続けた。
フッと、力が軽くなり、そのあとは俺のやりたい放題だった。「夏樹先輩、もう2度と俺から離れないでください。俺が守ります」と耳元で囁きながら、服を脱がしていった。

僕は進に抱かれる時が一番安心する。絶対に僕を裏切らないと知ってるからだ。だからありのままの僕を見せられる。
「進をちょうだい」僕は言うと激しいキスをした。僕の口から出てくる唾液を、すべて進の口に流し込んだ。目を白黒させながら、「ゴクン」と飲み込んだ。
「今度は進がちょうだい」と言って進の口にたまった唾液をなめ始めた。進も口のなかに唾液を溜めだした。
しばらくなめていると、進の右指が僕のパンツの中に入ってきて肛門をまさぐり出した。(え、こっちの方から)と驚いていると、僕のパンツが進の口でゆっくり下げられた。
超元気な僕のペニスが現れた。
肛門を触っている進の指が余計力をました。
と同時に僕の生殖器は、暖かい感覚に落ち入れられた。
「ハゥ」僕は変なタメ息がでた。しばらく温かいペニスと肛門の刺激で満足し、いい気持ちになっていった。
すると、暖かさの中に刺激が加わっていった。
「あーん、あーん」と僕は悶えだした。
その姿を進は嬉しそうに眺めていた。
夏樹先輩はやさしい。そして可愛い。俺が夏樹先輩を、包み込んで守ってあげる。
と、思っていた、が急に気になってきた。
こんな夏樹先輩は須藤にどんな風にしてあげたんだ。こんな顔を須藤にも見せてたのか。須藤の野郎に抱かれながら悶えたのかっ。
俺は嫉妬し、(俺しか見たことがない夏樹先輩の姿を見てやる)と、興奮してきた。
しゃぶってるペニスに歯をたて、右指は激しく夏樹先輩の内部をまさぐった。
「えっ、ちょっと待って進」夏樹先輩の冷めたその言葉で、俺の中の雄が本能的に目覚めた。
俺を押し戻す夏樹先輩を力づくで股を広げ、勃起したぺニスを押し込んだ。
「痛い、やめて、すすむ」悲鳴をあげたが「須藤の野郎にもそんなやらしい顔見せたのかっ、あいつの唾液も吸ったのかっ、あいつのぺニスをしゃぶったのかっ、ケツにぶちこまれてどんな声をあげたんだっ」と夏樹先輩の体を揺さぶりながら叫び、顔を思いっきりひっぱたいた。
「お前は俺のものだ。誰にも渡さねー、俺のものだ、渡さねー」
と繰り返し言いながら腰を激しく振り続けた。そして夏樹のぺニスを激しく刺激した。
「おら、夏樹、気持ちいいだろ。気持ちいいって言えっ」俺は凄い形相で夏樹に迫った。
夏樹は「気持ちいいです」と、怯えながら言った。「声が小せー、もう一回でかい声で気持ちいいですって言え」夏樹は震えるの声で「気持ちいいです、気持ちいいです」と何度も繰り返した。
「うっ、ううっ、はぁー」精液をケツの穴の中にブチまいた。
俺のペニスは血だらけだった。夏樹先輩のケツの穴の血だ。夏樹先輩の顔を見ると、唇から血を長し、右ほほは真っ赤になっていて、涙がとりとめもなく流れている。

やってしまった。
俺はモーレツに後悔した。
「ゴメン」と言ったが、夏樹先輩は泣いている目を隠して、首を振るだけだった。

夏樹先輩は、まっ裸で部屋の隅の床に座り込み、膝を抱えじっとしている。
俺は、(めんどくせー)と思い、無理矢理キスをした。夏樹先輩は、激しく抵抗したが、そのうちおとなしくなり、俺の舌を受入れ、そして自分の舌を俺の口に入れてきた。
ひとしきり舌を絡めあい、お互い満足し、俺の胸に顔を埋めて目をつぶっている夏樹先輩のケツを撫でながら、「痛かったか?」と聞いた。俺の腕枕で横になった夏樹先輩は、キスを求めてきた。俺は唇にキスをして、乳首、ペニスと進ませ、夏樹先輩のおしりを確認し、穴の回りで既に固まった血をやさしくなめあげていった。

あさ、目が覚めると横に進が寝ていた。
昨日は驚いた。進が雄だと認識した。俺の中の雄では、到底敵わない。だから雄は譲るしかない。こんなに可愛い寝顔なのに。
そう思い、唇にチュッとした。

この日から夏樹先輩の俺に対する愛がつきまとってきた。
朝起きて、「やべぇ、部活に遅れる」と飛び起きたら、朝食が用意されていた。フレンチトーストとベーコン、サラダ、ヨーグルトとカフェオレだ。
それをたいらげ、じゃあ俺部活行きます。
と出ようとすると、「まって、弁当もってって」と渡された。
「ありがとうございます」と言ってそれをもって出ると、「あとで僕も練習行くから、待っててね」と声をかけられた。
学校に着いて、練習を始めると夏樹先輩が来た。折り畳みテーブルと椅子を並べ、「進、がんばれー」と応援した。
「何で夏樹先輩はお前ばかり応援するんだ?
」部員からは不思議がられた。
「5分休憩」とコーチに言われると、夏樹先輩は進を引っ張っていき、椅子に座らせ、スポーツドリンクとフルーツをテーブルに並べ、肩や腕をマッサージし出した。
尚樹が「夏樹先輩、僕もフルーツ食べたいです」と、手を伸ばすと、ピシャと叩かれ、「これは進のだ」と、言われていた。
練習が再開すると、「進、夏樹先輩は、どうなってんだよ」と聞いてきた。

僕は必死に進に尽くした。
須藤先輩が去っていったのは、僕の愛が足りなかったからだ。進は絶対に失いたくない。
そうだ、今日は、一緒にスーパー寄って、材料買って夕御飯を作ろう。進は何が好きなんだろう。昨日は泊まったけど、今日も泊まれるかな。でもまだ高校生だから、無理か。
10時までに進が家につくには、9時半には出ないとだから、7時までにご飯食べ終えて、2時間あれば進を満足させてあげられる。
僕は昨日の夜のことを思いだし、一人で顔を赤らめ興奮していた。早く進に身を任せたい。夏樹は今夜の進の妄想を膨らましていた。

練習が終わり、みんながコートから引き上げてきた。夏樹先輩はタオルをもって俺のもとに駆けつけてきた。「お疲れ様、今日は暑かったからキツかったでしょ。早くシャワーしてきて。そして帰りに一緒にスーパー行こう」と言ってきた。俺は「ゴメン、今日は田辺の家に行ってみようと、練習中に約束したんだ、最近ずっと練習休んでて、なんか家で塞ぎこんでいるらしいんだ」
そういうと夏樹先輩の顔色がみるみる変わり、「そう、わかった。なるべく早く帰ってきてね。時間があまりないから。。2日連続で外泊なんて、無理だよね。」と俺の胸元に手を添え、甘えるような目で言った。
尚樹以外は、何となく状況を理解した。

俺たちは、4人で田辺の家に向かおうとすると、「待って、やっぱり僕も行く」と夏樹先輩が走って追いかけて来た。
そして進が田辺の家のインターホンを鳴らした。
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