若者たち

ザボン

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第十三章 ◆◆◆株式会社スト

第八十四話

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強制合宿はあえてしなかった。学生ではないのだから自分の力で乗り越えさせる。
訓練方法は教え、報告はさせた。
当社製の貞操帯もつけさせた。着けると尿道の拡張もできる優れものだ。
まずは目標を25kgに設定し、バーチャルの中で3強と組ませて鍛練させた。

アイドル活動をしながらケツ圧の鍛練はキツい環境だ。朝昼夜の浣腸タイム以外は24時間365日ケツ圧測定訓練マシンを装着し、その数値はリアルタイムに配信され、各社員がもつ腕時計型端末に表示された。会社のサーバには履歴も蓄積され、いつでも確認ができた。

寝るとき以外は常に15kg以上を保つように指示されており、毎晩社長が履歴を確認するので、気が抜けなかった。
昨日は「浣腸のため外している時間が長すぎる」としかられた。
3強からはひっきりなしにゲームのお誘いもある。アイドル活動中以外は、受けるようにと言われている。ゲームをすると20kg以上締めないと3人の足を引っ張ることになるので、大変だ。
アイドルとして歌って躍りながら15Kgをキープするのが難しいく、はじめはたまに15Kgを切ってしまい、夜社長に叱られていた。
しかし、最近はコツをつかみ、15Kgをキープしながら歌って踊れるようになった。

毎日、夜の8時から8時10分は休憩時間となっていた。その時間を利用して、貞操帯解錠手続きを申請し、オナニーをした。
10分しかないので、解錠された瞬間に勃起し、その場でシゴきださないと間に合わなかった。射精して、ペニスを萎えさせる必要があるからだ。8時10分までに施錠されないと、アラームが配信され、腕時計型端末に配信される。

そこまで徹底的に管理されて、努力したが、目標の25kgにはなかなか届かなかった。
3強で一番ケツ圧が強いのはhiroだった。常に28Kgを越えていた。
俺は社長として焦っていて、本郷先輩に相談した。「hiroのケツ圧と俊一のケツ圧を、並べて比べてみたい」と言った。
しかし、hiroは屋敷から外に連れ出すことが禁止されており、俊一をつれて屋敷に出向くことになった。

俺も俊一も、3強の一人に会えることに興奮していた。
2階に案内され、hiroを紹介された。
本郷先輩はhiroと親しげに話していた。
「あっ」俺は思い出した。たしかこいつは伸一を陥れようとして捕まった奴だ。あのあとどういう経緯でここに来たのかは知らないが、やはり覆面と本郷さんは恐ろしい存在だ。と改めて実感した。

hiroは社長である俺に「ケツ圧測定訓練マシンを開発してぐれてありがとうございます。それまではヤクルトの空き容器を穴に突っ込んで訓練していたんです」と聞かされ、驚いた。「そんなひどい環境で訓練をして、ケツ圧をあげていたのですか?」と聞くと、「28Kgまで上げました。その後ケツ圧測定訓練マシンを常時装着しだし、33Kgまで到達しました」と言った。

俺は俊一に「お前は訓練環境が整っているのに、目標の 25Kgも越えられてない。情けないやつだ」と厳しく叱った。
hiroは自分のケツ圧測定訓練マシンを外して見せてくれた。それは、変形していた。
二人に四つん這いで並ばせた。
俺は両手の指を二本づつそれぞれの穴に突っ込んだ。
同時に締めつけさせると明らかに違いがあった。俊一の穴は全体的に絞まるのだが、hiroの穴は、部分的に力こぶができるように盛り上がって締めつけるのである。

覆面が俺に言った。
「社長さん、あなたは大事なことを忘れている。なぜ穴を鍛えケツ圧をあげるのか。それは、ゲームで勝つためではない。ましてや、アイドルの売名のためでもない。」
そして、覆面はゆっくりと俺のベルトを外しズボンとパンツを下げ、半勃起の俺のペニスをシゴきだした。完全勃起になると、俊一の穴に入れ、俊一に締めさせた。

「はい、社長さん、腰を動かして」といわれ、だんだんと気持ちよくなってきた。
「では、今度はhiroの方に入れて」と言われ、挿し変え、腰を2回ほど動かすと、穴の奥でぺニスの先がガチッと捕まれた。
それを振りほどいて外し、またグッと奥まで指すと、今度は完全に鬼頭部分が穴の奥にロックされてしまった。それを力強く外し、また奥まで入れたとき、俺は射精した。

衝撃だった。
何も言えずに呆然としていた。
俊一は社長に何が起こったのかがわからずにいた。
それにしてもやけに早く射精したもんだ。と思っていた。
覆面は社長に言った「穴を鍛えるのはぺニスに最高の刺激を与えるためです。ケツ圧はそのための目安になる数値です。その数値にすることが目的ではない」と優しく話し出しました。3強の中ではhiroが一番ケツ圧が高い。しかし、あとの二人にもそれぞれ特徴があり、技をもち、ペニスに絡み付き射精させる。ケツ圧が高いだけではダメなんですよ。

俺は涙が出てきた。
ポカンとしている俊一を抱き寄せ、肛門を指で撫でながら「一緒に頑張ろう」と言った。
そして、俺は新商品のアイデアを思い付いていた。
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