若者たち

ザボン

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第十五章◆◆◆芸能界

第九十六話

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この件は通報され、俺を襲った3人は逮捕され、自衛隊が謝罪会見を開いた。
ニュースでは加害者の顔写真も公表された。
(俺はこんなやつらに犯されたんだ)と考えると、自然と涙が溢れてきた。

しかし須藤社長と一緒に行った会見では、俊一が「今は日本国の緊急事態であり、もしこの活動が自衛隊隊員の励みになり、ひとりでも多くの命が救えるのなら、俺は喜んで協力を続けます」
と発言した。
社長は「逆に今回の事があり、われわれは反省しています。被災地で命がけで救出、復興の活動をされている隊員の皆様に対して、綺麗事の慰問など、そもそも失礼な話でした。わが社が期待されている性に対して、より一層貢献してまいります」と宣言した。
記者から「より一層というのは、貢献の仕方を変えて、慰問を続けるととらえてよいのですか?」と質問された。
社長は「先程、綺麗事は言わないと、御約束しました。具体的に説明致します。今までは隊員に対して、マッサージを行ない、触られることを黙認して参りましたが、明日からは次の通りとします」と言い、以下を約束した。
慰問する3人は、隊員の要求によって、
全裸になります。
自身の手により射精を披露します。
隊員に体をお触りいただきます。
隊員の全身を直接的にマッサージします。
但し
上記の事は全てテント内での行為とします。
自身の射精は本人の体調によります。
キスやぺニスの挿入は禁止とします。
ぺニスの写真撮影は禁止とします。

それからはsuttoは一人ずつ各地を訪問し、自衛隊はもちろん、警察、消防の屈強な若者たちの慰めとなった。
俺たちは、各自の判断で黙認する範囲を決めた。
夏輝などは「お国のためだから」と冗談混じりに言って、希望する人にはしゃぶらせた。
俺はそこまではしなかった。
suttoのメンバーも、「これは俺たちの役目だ、suttoJr.にはさせられない」と言い合い、自らの正気を奮い立たせた。

地震が落ち着くと、全国の自衛隊、警察、消防、一般市民、議員などから、お礼や賞賛の手紙が届いた。一丸となって自然災害を乗り越える一助になれたことを、誇りにおもっている。

◇◇◇

「suttoのメンバーはいいな、被災地で直接貢献できて」と、suttoJr.の照間は、伸一の陰毛から睾丸を経由して肛門までの毫毛ストリートを指で辿りながら言った。
ここは、suttoと、suttoJr.のスキンシップをはかるための部屋だ。
5人で特大のベッドでガウンを羽織り、寝てテレビを見ている。
「まあ、お前ら二人は未成年だからいろいろ問題があるんだ」と、suttoの中では一番若い夏樹が言った。
「確かに、自衛隊の人のぺニスって、なんか野性的でデカそうだから俺たちもて余しそう」と、もう一人のsuttoJr.である昌樹が言った。
「それは鍛練が足りないだけだよ」
俊一は、社員として発言をした。
そう言いながら俊一は、「よし、今日はsuttoJr.の教育をしよう」とメンバーの二人に言った。
俊一は照間、伸一が昌樹を担当した。夏輝はカメラを持って記録係だ
二人はガウンを脱いだ。照間と昌樹の身体のパーツを比較し、更に(一応)大人代表としてマネージャーの東も全裸にし、比較対象とした。

東はアルバイトとして、俺たちsuttoとsuttoJr.のマネージャーをしていた。
特別に夏輝と俺で貞操帯のスペアキーを持っている。
ただ、それを外すときは、必ず社長と仙頭先生に連絡をして、許可をとっていた。
今回、俺たちの誰かが脱いで見せても良かったのだが、二人とも俺たちのは見慣れてるので、たまには東の身体を見せてやろうと思ったのと、「比較対照させるため」と理由をつけて、東の貞操帯をたまには外してやろうとも思ったからだ。
東も嬉しそうだ。たぶん(もしかしたら射精もできるかも)と期待していると思う。どうするか?
俺たちはLINEで許可がもらえたので、二人で開錠して、共有サーバーに開錠時間を入力した。このサーバで開錠していた時間と、射精の有無、回数を管理している。
当社の上位機種の貞操帯はSIMカードが入っておりwifiにも接続でき、開錠時間を自動的に管理できるタイプもある。鍵もUSBで小型パッドを繋ぎ、指紋を5人まで登録できる。登録された複数の指紋のどれかで開錠できるモードと、複数の指紋全てを一定時間内に認証しないと開錠できないモードがある。
鍵の貸し借りができないので、セキュリティ性は高い。また、振動モードがあり、スマホ操作により遠隔地から操作ができる。これをやられると勃起してしまい、ペニスが圧迫され痛む。お仕置き針をセットされていれば尚更で股間を押さえて転がり回る。
しかし、弱点は充電が必要なことと、シャワーならOKだが湯船に浸かれないという防水性だ。一緒に暮らすパートナー向けとして売り上げを伸ばしているが、射精を求めるときだけ連絡してくる東には使えない。

はずされた貞操帯を昌樹が興味深く見ている。
そして、「東キャプテンは、何でこれを着けてるの?」と聞いた。
子供にとっては珍しい物なのだろう。
伸一が説明した。「貞操帯をつけさせる場合は、二通りの理由がある。まず、自分のパートナーが、自分の知らないところで、勃起して、他の奴にしゃぶられたり、他の奴のアナルに突っ込んだりしないようにするためだ。浮気防止になるし、誰かに乱暴されたときにペニスだけは守れる。例えば、こないだの慰問で俊一が犯されたが、貞操帯をつけていれば射精は免れたはずだ」と説明した。横で照間も興味深く聞いていた。「もうひとつは、罰を与えられ、オナニーをできなくするためだ。お前らもオナニーがしたいときに出来ないとやだろ?」と聞くと笑いながらうなずいた。
「お前らのキャプテンは悪いことをして、罰としてつけられてるんだ」そこまで話すと東が「夏輝先輩、勘弁してくださいよ」と言い、具体的な内容はやめておいた。昌樹は東キャプテンの貞操帯をつけてみていた。「まず、尿道にストロー金具部を入れて、ああっ、あっ」始めて尿道に差し込んだので、その違和感で声をあげていた。何でも挑戦する姿勢は良いと思う。「それで根元にこのリングをつけて、ロックするっと」「カチッ」と音がしてロックが掛かった。しかし、スルスルと、抜けてしまった。「お前のじゃ小さすぎて東のじゃ合わないよ」と笑われていた。
じゃあ比較を始めよう。俊一が言った。「まずはペニスの大きさは」そう言いながら、定規で測定していった。
「昌樹、5センチ、照間、5.5センチ、東、10センチ」とメモリを読み上げた。
「あっ、東さんズルい、半勃起してる」と昌樹が指摘した。
東は自分のペニスは許可がないと触れないが、貞操帯を外してからずっと半勃起のままだ。「じゃあ次、勃起させるよ」そう言い、まず昌樹のペニスをシゴいて勃起させた。
「ほら、ちゃんと剥けるでしょ」と、自慢気に言ったが、鬼頭くびれ部の辺りの皮は少し痛そうだ。
「昌樹、9センチ」と読み上げられ、「東さんの半勃起に負けたー」と嘆いていた。
次に照間のペニスをシゴいた。なかなか反応しない。東が少しイライラしている。
やっと勃起した。
こちらも痛そうだ。
「照間、11センチ」ずいぶんと昌樹と差がついた。「まじかよー」昌樹はまた嘆いた。
「じゃあ次、東」と言うと嬉しそうにペニスをだした。ただ、ちょっと触るとすぐにギンギンになった。少し右に曲がっているので、定規をしならせて計った。「東、15センチ」圧勝である。
「ははは、お前ら、これが本当のドングリの背比べだ」と夏輝は二人を笑った。
次に毛の生え具合いを比べた。3人とも大きく開脚させて、ペニスからケツの穴まで一望した。
「まあ、東は別格として、こいつらはケツの穴はツルツルだろ、陰毛は、どっちもどっちだな」二人とも細い毛が薄く生えていた。
3人とも両腕で膝を支えていたので、「じゃあわき毛見せて」と言った。
3人とも頭を手の後ろに組んだ。
東は比較がペニスから移動してしまったので、ガッカリしていた。
「おっ、ワキ毛は昌樹はツルツルだか、照間は生えてきてるな。」と言うと「うっそ」と焦って昌樹が照間のわきを覗きこんだ。
夏輝が、「東はあまりにも比較にならないから、もういいんじゃないか?」と言い出し、東が焦りだした。
「いやっ、でも」と言って涙目だ。
俊一は「まぁ、そんなこと言わずに最後まで付き合わそうぜ」と、言ったので、東は「はいっ」と元気よく返事をした。
そのあと、いよいよ精液比べにした。細い試験管を各自に渡し、その中に射精させた。
量を比較すると、東が圧倒的に多かった。
「これは、大人と子供というより、どのくらい溜めてるかによるよな、、」一番少なかったのは照間だった。「お前さっきトイレ行ったときションベンのついでに精液も出したんじゃないのか?」とからかわれていた。
二人の教育というよりも、東のための会となってしまった。
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